No.468716

ジェラールに憑依したので一生懸命フラグを折ろうという話 第九話

FAIRY TAILのジェラール・フェルナンデスに憑依してしまった主人公。ついに投獄フラグをへし折り、自由気ままに暮らそうとしましたが・・・作者のネタがそれを阻む。今度の困難は・・・女体化!?

2012-08-11 17:55:12 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:9952   閲覧ユーザー数:9788

 

 

 

 

 

 残り人数三人+一匹(ハッピー)になりました!展開早くね?と思った方はコメント欄の書き込むを今すぐ連打だ!

 

 

 

 「バトル・オブ・フェアリーテイル残り三人と一匹か・・・」

 

 「残り三人だけじゃと!?」

 

 「何でお前まで出れねーんだよ!真似すんじゃねー!」

 

 「知るか」

 

 「腹減ってきたじゃねーかコノヤロウ!!」

 

 「それは本当に知らんわ!」

 

 「三人!?」

 

 「!?」

 

 「こいつらと・・・あと誰じゃ?」

 

 「オイラは頭数に入ってなかったのかーーーー!」

 

 

 

 ・・・どんまいハッピー。

 

 

 

 「ギルド内を探すんじゃ!もう一人の魔導士を!」

 

 「ここにいたよー!」

 

 「すぐそこにいるやないかーい!」

 

 

 

 うわっ、凄く懐かしい髭○爵。最近見てないなー・・・ここじゃもう見れないけど。

 

 

 

 「(・・・ズズズ)」

 

 「何のんきに紅茶飲んでんだオメーは!(ビシッ)」

 

 「というか誰なの?」

 

 「・・・ジークレインだ」

 

 「ジークレインだぁ?(くんくん)」

 

 「何匂い嗅いでんだお前は?」

 

 「うーん・・・女の匂いがするぞ」

 

 「「「!!?」」」

 

 

 

 ナツの一言で皆の表情が強ばった。え?何々?俺何かした?

 

 

 

 「まさかとは思うがお主が今まで姿を見せなかったのは・・・」

 

 「・・・女とよろしくやってたのかーーーー!!」

 

 「できてた」

 

 「・・・(プルプルプル)」

 

 

 

 こいつら・・・俺がめっちゃ悩んでるのを知らずに言いたい放題しやがって・・・。

 

 

 

 「なんとか言ったらどうなんじゃ?」

 

 「・・・全然」

 

 「ん?」

 

 「全然違うわド阿呆共がーーーーー!!!」

 

 「「「「うわっ!」」」」

 

 「俺、いや私は女になっちゃったんですよ!!!」

 

 「・・・」

 

 「「「「な、何だってーーーーー!!?」」」」

 

 

 

 ああ、何故こうなったし。ルーシィと仕事に行ったのがいけないのか?

 

 

 

 

 

 ――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 「・・・本当にお主はジークレインなのだな?」

 

 「だからさっきから言ってるじゃないですか・・・昨日のギルドの仕事でこうなったって!」

 

 「いや、しかしな・・・」

 

 「昨日までは男だったもんな、ギヒッ」

 

 「うむ」

 

 「じっちゃん!そんな事はどうでもいいから早くこいつを外に出して雷神衆倒さすぞ!」

 

 

 

 ナツ・・・こういう単純な所が良いよな。

 

 

 

 「ハッピー」

 

 「何かな?」

 

 「今すぐ女物の下着持ってきてくれ。カウントされてないお前なら術式にかかる事もあるまい」

 

 「あいさー!」

 

 「あ、おい・・・!」

 

 

 

 金渡しそびれた・・・どうやって買ってくる気だ?

 

 

 

 「持ってきたよー!」

 

 「ち ょ っ と 待 て」

 

 「ん?」

 

 「どこから持ってきたんだその黒い下着は・・・?」

 

 「ルーシィの家だよ」

 

 「「「うおいっ!?(ビシッ)」」」

 

 「まあいいか」

 

 「「「いいのかよ!?(ビシッ)」」」

 

 

 

 さっきから息ぴったりだなマスターとナツとガジル。

 

 

 

 「泥棒じゃねえかそれ?」

 

 「とある魔導士は言っていた・・・『盗みじゃねぇ、死ぬまで借りるだけだ』と」

 

 「いやそれ泥棒じゃからね!?」

 

 「ルーシィだからね」

 

 「まあルーシィだからな」

 

 「バニーガールだしな・・・」

 

 「何で皆納得しとるのかな!?」

 

 

 

 だってルーシィだし?

 

 

 

 「という訳で着替えました(今の服装は英雄伝説のキャラクター・レンのドレスっぽい服+黒い下着達)」

 

 「早っ!?サービスシーンも恥じらいもないのか!?」

 

 

 

 小説にサービスシーン求めるとか・・・ねえ?(※ドレスは衣裳室から掻払いました)

 

 

 

 「読者の皆さんが早く話進めろって言ってくるんで・・・」

 

 「メタじゃな!?」

 

 「それに元男の脱いだ所なんて見てもしょうがないでしょう?」

 

 「確かにのう・・・」

 

 「それよりも外にはもう味方はいないようだし、仲間割れする事もなくなった。俺は今から打って出る!」

 

 

 

 エバーグリーンを倒してもゲームは続くだろうが、エルザとルーシィが復帰出来る。レヴィでナツとガジルが出れるから良い事尽くめだ。

 

 

 

 『残り人数4人』

 

 

 

 「!!」

 

 「増えた」

 

 「誰だ!?」

 

 「皆・・・石のままじゃ。一体・・・」

 

 「どうやらミストガンが参加したようだな」

 

 「ミストガンが?一体何故・・・ええい!考えとっても始まらん!ジークレイン!反撃開始じゃ!!」

 

 「行けー!」

 

 「「・・・・・・・・・で・・・出れねえ・・・」」

 

 

 

 最後締まらねー・・・。 

 

 

 

 

 

 ――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 街に出てスイスイと走っていく。術式に気を配りながら原作知識にある風景の場所を探っていく。

 

 

 

 

 「!!」

 

 

 

 カッ!カカカッ!

 剣が次々と地面に刺さる。当たりのようだな。

 

 

 

 「まだ生き残りがいたのね?まあいいんだけど。いたぶる楽しみが増えるから」

 

 「エバーグリーン」

 

 「あんたがエルザじゃないのは残念だけど相手してあげる。私が一番妖精だって事を見せてあげるわ!」

 

 

 

 エバーグリーンがふわりと宙を舞うと粉が撒き散らされる。

 

 

 

 「流星(ミーティア)!」

 

 「妖精爆弾グレムリン!!」

 

 

 

 ドドドドドドドド!!

 爆発音が鳴り響くを背に、流星(ミーティア)でエバーグリーンに近づく!

 

 

 

 「はあっ!」

 

 「・・・やるじゃないあんた」

 

 「お前を倒せば皆が石化から戻る。倒させてもらうぞ」

 

 「出来るかしら?」

 

 「その魔法の対抗策はもう済んでいる!」

 

 「!!」

 

 

 

 ジークレイン(女)にメガネinしたお!エバーグリーンが驚いてる隙に拳を放つ!

 

 

 

 「メガネね・・・まさかあんたみたいな奴に気づかれるなんてね。ならこんな魔法はどうかしら?妖精機銃レブラホーン!」

 

 「!!」

 

 

 

 180度前方に現れた無数の針が俺に向かってくる。

 

 

 

 「ちっ!」

 

 「この無数の針・・・躱しきれるかしら?」

 

 

 

 ドドドドドドドドドド!

 避けども避けども針は消える事なく突っ込んでくる。

 

 

 

 「そぉれっ」

 

 「待て!」

 

 

 

 くっ・・・なかなかに素早いなエバーグリーン。

 

 

 

 「この数の針を防ぎきってるとはね・・・やるじゃない。でも、“倍”ならどうかしら?」

 

 「くっ!」

 

 

 

 倍の増えた針を躱しきれる筈もなく、次々と体中を掠っていく。その時俺はある魔法をかけた。

 

 

 

 「―――!」 

 

 「あはははっ!このゲームが終わればエルザは砂!今日から妖精女王(ティターニア)は私のもの!私こそが妖せ・・・い!!?」

 

 「はあああああっ!!!」

 

 「ば、馬鹿な!?」 

 

 「うおおおおおおっ!!!」

 

 「ひっ・・・いやあああ!!」

 

 

 

 目にも止まらぬ速さでエバーグリーンに肉薄する俺。さっきかけた魔法は流星(ミーティア)・・・重ね掛けする事によって体の負担が倍増するが今までの倍で動けるようになったんだよ!

 

 

 

 「今すぐ皆を戻せ。そうすれば傷つけたりはしない」

 

 「うふふ・・・ちょっと甘いんじゃないよ?私の石化眼(ストーンアイズ)は遠隔操作が出来るのよ?私に今すぐ跪きな!さもないと今すぐ石化してる女共を粉々に砕いてやるよ!!」

 

 「・・・」

 

 

 

 俺はエバーグリーンの前で英雄達の船(アルゴ・ナウティカ)を唱え、臨戦態勢を(ネギを手に)取る。

 

 

 

 「上を見てみろ」

 

 「上?上がなんだってんだ・・・い!?」

 

 「命より勝ち負けが大事なら今すぐ・・・みっくみくにしてやんよー!」

 

 「え?きゃああああああ!!」

 

 

 

 ボコッ!

 少し弱め、瘤が出来る程度にネギで頭を殴った。これでエバーグリーンの戦意も落ちるだろう

 

 

 

 「ハッタリとは圧倒的な存在(ネギ)を相手に見せておかねば意味がない。分かったか?」

 

 「ま・・・参りました」

 

 

 

 ふう・・・これで皆元に戻れる筈だ。後は任せたぞナツ・・・!

 


 
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