No.467901

魔法少女リリカルなのはStrikers ~蒼き剣聖~

白の牙さん

第02話

2012-08-09 23:48:53 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:11162   閲覧ユーザー数:10670

 

 

 

 

 刹那がリリカルなのはの世界に転生してから4年。空港火災事件の後、刹那はエクシアとKEDで様々な次元世界に行っていた。勿論遊んでいただけではなく魔法の訓練も行い、偶に違法研究所を破壊していた。そして、蒼い鎧、圧倒的な剣技を使うことから『蒼天の剣聖』と呼ばれるようになっていた

 

 「また、俺のことが記事に出てやがる」

 

 とある次元世界の喫茶店で刹那は次元新聞の記事を読みながらお茶を飲んでいた

 

 「つーかいつから俺はこんな通り名を付けられたんだ?」

 

 『いつからでしょうね?』

 

 「まぁいい。そろそろミッドに戻るか・・・・祭りが始まりそうだしな」

 

 『では、いよいよ?』

 

 「ああ。この4年で力も付けたしな、話に加えさせてもらうさ」

 

 刹那は立ち上がり、料金を払うと止めてあったKEDに跨り転移ゲートを開いてミッドに向かった

 

 

 

 

 「・・・・四年ぶり・・・になるのか?」

 

 ミッドについた刹那はヘルメットを外しあたりを見回すとそこは森の中だった

 

 「カブト、なんで森の中なんだ?」

 

 刹那がKEDに尋ねると

 

 『いや、行き成り町の中に現れたら問題になるだろうマスター?だから森の中にしたんだぜ』

 

 「言われてみればそうだな」

 

 KEDに言われ納得した刹那は不意にあるものを見つけた

 

 「こいつは?」

 

 それは大きな紅い宝石だった

 

 『マスター、この宝石からロストロギアの反応が感知されました』

 

 それと同時に、茂みの向こうから複数の機械が現れた

 

 「ガジェット・ドローン・・・狙いはこの宝石って訳か」

 

 刹那は立ち上がり、ガジェットを見据えた

 

 「エクシア」

 

 『了解、start up』

 

 刹那は剣になったエクシアを構えると

 

 「如月刹那・・・・目標を・・・駆逐する!!」

 

 ガジェットの軍団に突っ込んだ

 

 

 「レリックの反応はこのあたりからだよねフェイトちゃん」

 

 「うん、ロングアーチによるとこのあたりにあるらしいよ」

 

 刹那が戦いを始める数分前、2人の少女が空を飛んでいた。彼女たちの名前は高町なのは、フェイト・T・ハラオウン。新設された部隊『起動六課』のメンバーで前線部隊の隊長だ

 

 「じゃあ、ガジェットが来る前に回収しないと」

 

 「そうだね。それにもう一つのロストロギアの反応も気になるし手早く済ませよう」

 

 すると、遠くから爆発音が聞こえた

 

 「フェイトちゃん!」

 

 「うん、急ごう」

 

 なのはとフェイトはスピードを上げて、爆発音の聞こえた場所に向かった

 

 

 

 

 「おぉおおおお!!」

 

 刹那は剣を横に振り3体のガジェットをまとめて斬り払った

 

 『マスター後ろからも来ます!』

 

 「甘い!!」

 

 さらに後ろから襲いかかってきたガジェットには後ろ腰に装備しているサーベルの柄を逆手で抜き取り、その場で横回転し斬り裂いた。そして、籠手に装備している小型のアンカーを射出し遠くにいたガジェットを貫いた

 

 「まだいるのか。もう20機は破壊したのに、一体どれだけいるんだよ」

 

 刹那は次々と現れるガジェットにいら立っていた

 

「・・・・めんどくさい一気に終わらせるか。クロックアップ!」

 

 『clock up』

 

 翼から緑色の粒子が放出され、周りの景色、ガジェットの動きが止まった。刹那はその空間をあり得ないスピードで動き、ガジェットすべてを斬り裂いた

 

 『clock over』

 

 クロックアップに使用時間が終了すると、残っていたガジェットすべてが爆散した

 

 「これにて終了。しかし、これはどうしたもんかな?」

 

 刹那はKEDに乗せていたロストロギアを手に取り、どうしようか悩んでいた

 

 「俺がロストロギアを持っていることが見られたら絶対に連行されるな」

 

 刹那がそういうと

 

 『マスター、私に搭載されているGNドライブもロストロギア級の物なのを忘れたんですか?』

 

 「そういや~そうだったな」

 

 刹那は忘れていたのか頭をかいた

 

 「取りあえず、封印処理はしておくか」

 

 そして、処理をしようとしたとき

 

 「動かないでください」

 

 刹那の周りに複数の魔力弾が展開されていた

 

 「時空管理局です。武装を解除してください」

 

 上から声が聞こえたので振り向くと。二人の少女がいた

 

 「・・・・・」

 

 刹那はエクシアを待機状態に戻し、手を上にあげた

 

 武装解除したことから二人は地面に降りてきて刹那に話しかけた

 

 「ここで何をしていたんですか」

 

 金髪の女性が刹那に質問してきた

 

 「特に何も。たまたまここに転移したらあの機械が襲ってきたから、迎撃したまでだ」

 

 刹那は正直に答えた

 

 「じゃあ、ガジェットを破壊したのはあなたで間違いないんですね?」

 

 栗髪の少女が確認を取るように聞いてきたので

 

 「ああ」

 

 これにも正直に答えた

 

 「詳しいことが聞きたいのでついてきてもらってもいいですか?」

 

 「構わないぜ」

 

 こうして刹那は物語に介入することになった。本人は気づいていないかもしれないが

 


 
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