No.423233

~少年が望んだ世界と力~

第七話 介入開始

2012-05-15 13:08:40 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:5793   閲覧ユーザー数:5246

お待たせしました!

今回は、文がかーなーり長いです!

 

すずかにお茶会に招待され、現在お茶を飲んでいるんだが。

 

「ニャー」

 

「ニャー、ニャー」

 

「・・・・・」

 

本当にいっぱい猫がいるな。

どんだけ好きなんだ?

 

「ん?どうかした健悟君?」

 

「いや、凄い猫が好きなんだなって思って」

 

「うん!大好きだよ!」

 

「まぁ、初めてみたら誰でもそう思うわよね」

 

確かにそうだな。

 

「そういえば、あんた今日は関西弁じゃないのね」

 

「・・・・気にするな」

 

そういえば、確かなのはとフェイトが戦う日って今日じゃないのか?

っとどうやら当たりらしいな。

なのはがユーノを追いかけて行ったし、俺も行くとしよう。

 

「どうしたの?」

 

「悪い、俺も高町とユーノを追いかけてくる」

 

「なんでよ?」

 

流石に戦うからとは言えないな。

俺だけならともかくなのはの正体はまだ知らされていないし。

 

「・・・あいつ運動音痴だろ?」

 

「確かに。行ってよし!」

 

「了解!」

 

友人にすら運動神経を信頼されてないのか。

ドンマイなのは。

 

健悟Side

結界が張られたか。

さて、原作通りに進んでいるが・・・

 

「・・・・・本当にデカイな」

 

「そうですね」

 

現在、巨大化した猫を木の上から見ている。

確かジュエルシードが「あの猫の大きくなりたいって願いを叶えた」だっけ?

意味が違うだろ。

お!黄色の魔力弾が、と言うことは

 

「マスター」

 

「わかってる。フェイトが来たな」

 

「イエス。それともう一つご報告があります」

 

「どうした?」

 

「フェイト・テスタロッサの後方五百五十メートルに反応あり、恐らく使い魔のアルフと思われます」

 

「アルフが?」

 

あれ?

原作でアルフが接触するのって確か温泉の時だったはず。

 

「恐らく後方支援のために待機していると思われます」

 

「成る程な。さて始めるか」

 

「早速介入するのですかマスター?」

 

「いや、今回は見学だ。俺はな」

 

「と言うことはライダー達は介入させる訳ですね」

 

「いや、ライダーじゃなくこいつらだ。ぴったりだろ?」

 

カードケースから四枚のカードを取り出した。

 

「成る程。確かにピッタリですが、何故アルフとユーノはこいつらなのですか?」

 

「ん?なんとなくだ」

 

そういいながらフェニックスのカードを取り出し、ドライバーにカードを挿入した。

 

『KAMEN RIDE!』

 

「変身!」

 

『PHOENIX!』

 

「アポロン、非殺傷設定で頼むぞ!」

 

「イエス、マスター」

 

フェニックスに変身した俺はアポロンに非殺傷設定で召喚するように指示を出して一枚目のカードを挿入した。

 

『MOBILE RIDE! WING GUNDAM!』

 

続けて二枚目のカードを挿入した。

 

『MOBILE RIDE! GUNDAM DEATHSCYTH!』

 

更に三枚目のカードを挿入。

 

『MOBILE RIDE! LAGOWE!』

 

ラストの四枚目のカードを挿入した。

 

『AS RIDE! FALKE!』

 

「ハッ!」

 

全てのカードを入れ、トリガーを引くと俺の前に召喚されたのはライダーでなく、人の形をロボットが三体と獣の形をしたロボットだ。

最初に現れたのはMS、白と青色のボディに右腕に大型のライフル、左腕に赤いシールドを持ったガンダム「XXXG-01W ウィングガンダム」。

二番目に現れたのもMSで黒いボディに右腕に棒を持ったガンダム「XXXG-01D ガンダムデスサイズ」。

三番目に現れたのもMSだが人型ではなく獣型の機体、オレンジ色のボディ、背中に二門の砲が装備されている「TMF/A-803 ラゴゥ」。

そして最後は召喚された中で唯一MSではなくASで、形状はM9と似ているが頭部、細部が違い、ASには珍しい複眼式センサー、黒色のボディに右手にアサルトライフルを持ち、左腰には短剣を装備したAS「ファルケ」が現れた。

 

「よし、ウィングはあの白い子を、デスサイズは金髪の子、ファルケはここから五百五十メートル先に潜んでいる奴、ラゴゥは白い子の近くにフェレットをそれぞれ担当してくれ。」

 

ウィング、デスサイズ、ファルケ、ラゴゥに担当相手を説明をした。

 

「任務了解」

 

「OKだぜ!」

 

「ウルズ1、了解」

 

「了解だ。任せておきたまえ」

 

「よし!・・・・・うん?」

 

予想外のことが起きている。

頷くだけかと思っていたMSとASが返事をしたからだ。

 

「アポロン?」

 

「申し訳ありません。伝え忘れてたことがありました。MSやAS、バルキリー等の機体にはその機体に搭乗したパイロットの人格が擬似人格として使われます」

 

「つまりあいつらは」

 

「ウィングガンダムはヒイロ・ユイ、ガンダムデスサイズはデュオ・マックスウェル、ラゴゥはアンドリュー・バルトフェルト、ファルケはクルーゾー中尉の人格があります」

 

「でも、この前M9達は何も話さなかったぞ?」

 

「それは単に話す機会がなかっただけです」

 

確かにあの時はすぐに帰ったから話す機会がなかったな。

 

「ちなみにストライクダガーとかの一般パイロットの場合は?」

 

「基本的にはAIです。しかしバリー・ホー等の特定のパイロットが乗ったことある機体はそのパイロットの擬似人格を持ったカードがあるのでそちらを使いたい場合はそのカードを選んでください」

 

「へぇー、色々便利だな」

 

改めて色々な説明を聞いて俺はこのフェニックスドライバーとカードの性能の高さに感心した。

っとそろそろ時間だな。

 

「ウィング、そろそろしたら金髪の子が白い子にアークセイバーって言うブーメランのような攻撃をするはずだ。それをライフルで撃ち落とせ。ファルケ、お前はECSで後方の敵に接近しろ!ウィングの攻撃が戦闘開始の合図だ!行動開始!」

 

「「「「了解!」」」」

 

ウィングとデスサイズがスラスターを使い空に飛び、ラゴゥはキャタピラで移動し、ファルケはECS不可視モードを使用し移動を開始した。

 

「御手並み拝見といきますか」

 

『こちらウィング、金髪の少女の攻撃を確認、撃ち落とす』

 

各機を散開させてすぐにウィングから通信が入った。

タイミングはバッチリだったようだ。

 

「よーし、撃て!」

 

『任務・・了解!!』

 

俺がウィングに攻撃命令を出すと空にウィングのバスターライフルが放たれた。

 

なのはSide

私以外にジュエルシードを集めてる子と出会っていきなり戦うことになって攻撃された時、突然別の方向から魔力砲が飛んできた。

私は魔力砲が飛んできた方を見たら、そこには見たこともないロボットさんがいた。

 

「あ、あの。助けてくれたんですか?」

 

私は助けてくれたロボットさんに声をかけた。

 

「・・・お前、名前は?」

 

「ふぇ?あ!な、なのはです。高町なのは」

 

「そうか」

 

「貴方の名前は?」

 

「俺は、ウィングガンダム」

 

「ウィング・・・ガンダム?」

 

私を助けてくれたロボットさんに名前を訊いて私は「ガンダム」って言葉が凄く不思議に思った。

ガンダムって一体なんだろう?

 

「高町なのは、お前を・・・殺す!」

 

「え?」

 

ズヴァァァ

 

その言葉の後ウィングさんは右手に持ってた銃を私に向けて魔力砲を撃ってきた。

 

「きゃっ!」

 

〈Master!〉

 

私は咄嗟によけて、レイジングハートの声で前を見るとウィングさんが今度は緑色に光る剣を私に振り下ろしてきて、それをレイジングハートで受け止めた。

 

「な、なんで!?どうして?!」

 

「任務を遂行する!」

 

フェイトSide

私は突然現れたロボットのようなバリアジャケットを着た人に目を向けていた。

アークセイバーを白い魔導師の子から守ったと思ったら、今度は攻撃をし始めた。

でも、このチャンスを逃す訳にはいかない。

 

〈Sir〉

 

「わかってよ。バルディッシュ」

 

母さんのためにも、ジュエルシードを手に入れないと。

 

「今のうちに封印を!」

 

〈!Sir!!〉

 

「どうしたの?バルディッ?!!」

 

ダダダダダ

 

「くっ!」

 

突然草むらから魔力弾を撃たれ、私は咄嗟にシールドを張った。

 

「へぇー、よく防いだな。やるじゃねぇか、お嬢ちゃん。」

 

草むらから魔力弾を撃った奴が現れた。

その姿は今、白い魔導師の子が戦っている人とよく似ていて、バルディッシュのような武器を持っている。

 

「・・・貴方は何者ですか?時空管理局の人ですか?それに向こうにいる人は貴方の仲間なんですか?」

 

「俺か?俺はデスサイズ、ガンダムデスサイズ。ちなみに時空管理局って言う組織とはなんも関わりねぇから安心しな」

 

「ガン・・・ダム?」

 

「それと向こうで白い子と戦っているのはお嬢ちゃんの言うとうり俺の仲間のウィングガンダムだ」

 

「ウィング・・・ガンダム?」

 

とりあえずこの人が管理局でないことは分かった。

けど、だとしたら一体何者なの?

見たこともないバリアジャケット、それに攻撃されるまでバルディッシュに反応しなかった。

ガンダムってなに?

 

「何故いきなり攻撃したんですか?」

 

「うん?そんなの決まってるだろ?相手を攻撃するとしたら、相手を倒すか邪魔をするかのどちらかだろ?」

 

この人の本当の目的が何なのかは解らないけど

 

「邪魔をしないで!」

 

〈Scythe Form〉

 

「はぁぁぁ!!!」

 

バルデッシュの魔力刃を展開してデスサイズに向っていった。

 

「おっと!」

 

私が向って行くとデスサイズも魔力刃を展開してデスサイズの大鎌とバルディッシュがぶつかり合う。

 

「へぇー、中々やるな。でもなぁ!」

 

「くっ!」

 

デスサイズの力に負け、体制を崩した。

 

「くらえ!」

 

ダダダダダダ

 

「!っち!!」

 

私が体制を崩すとデスサイズはすかさず魔力弾を撃ってきたがなんとか回避し距離をとった。

 

「オマケだ!」

 

デスサイズから距離をとると今度は左腕に装備されていたシールドを飛ばしてきた。

 

「はぁ!」

 

〈Sir!〉

 

シールドをバルディッシュで弾き返し、バルディッシュの声で前を見ると既にデスサイズが接近していた。

 

「!速い!!」

 

「おらおら、いくぜ~!」

 

デスサイズが大きく振りかぶり、私はバルディッシュで大鎌を受け止めるが、勢いがありすぎ耐えることが出来ず後ろに飛ばされた。

 

「くっ!強い!」

 

「さぁて、お互い似た者同士、一緒に地獄に行こうぜ!」

 

そういってデスサイズは連続で切り掛かってくる。

この人は凄く強い。

互いに同じような武器を使っているけどデスサイズの方が振るスピードが速く、攻撃にも重みがある。

それにしてもこの人は何者なんだろう。

最初は魔導師かと思ったけどさっきの射撃を見たかぎりあれは魔力弾じゃない。

デバイスから魔力弾を放つならまだしも頭部にあった小さい二つの穴からデバイスの補助やトリガーボイスも無しで放っていた。

本当に一体何者なの?

 

「ぜりゃあああ!」

 

「くっ!!」

 

私が考え込んでいるとデスサイズは鎌を振り下ろしてきた。

振り下ろされた鎌を私はバルディッシュを受け流し、再びデスサイズと距離を取る。

このままじゃキリがない。

こうなったらアルフと二人で。

 

(アルフ、聞こえる?)

 

(どうしたんだい、フェイト?)

 

(悪いけど、今すぐこっちに来られる?ちょっとてこずってて)

 

(まさか管理局が!)

 

(ううん。管理局じゃないけど、なんかロボットみたいなバリアジャケットを着た人と戦っているの。それも強い)

 

(ロボットみたいなバリアジャケット?わかったすぐに行くから・・・っく!)

 

(アルフ?どうしたの!?)

 

(わからない。いきなり何処から攻撃されたんだ!)

 

(大丈夫なの!?怪我は?!)

 

(避けたから大丈夫だけど、すぐにはそっちに行けそうにないね。ごめんよフェイト。私も敵を片付けたらすぐに行くから)

 

(わかった。気をつけてね、アルフ)

 

念話でアルフに応援を頼んだけどアルフのところにも敵が現れたみたい。

どうしてアルフがいることがわかったの?

とにかく今はこの人を倒さないと。

 

「行くよ、バルディッシュ?」

 

〈YES’Sir!〉

 

「さぁて、それじゃあ。斬って、斬って、斬りまくるぜー!!」

 

互いにサイドスイングでおもいっきり振り、バルディッシュとデスサイズの鎌が激しくぶつかった。

 

 

アルフSide

一体何処から撃ってきたんだ?索敵をしても何処にも反応がないし。まさか遠距離から攻撃・・

 

ダダダダダダ

 

「うわっ!」

 

なんとか避けれたけど、遠距離攻撃じゃない!

もっと近くにいる。

でも一体何処に!?

 

「ほぉー、今のを避けたか。中々やるな」

 

「!誰だ!!」

 

辺りを見渡すが誰もいない。

 

「貴様の反射神経はたいしたものだ。普通だったら二、三発ぐらいは当たっただろうに」

 

「隠れてないで出てきたらどうだい!」

 

「・・・・いいだろ。これではフェアではないからな。ウルズ1よりHQへ、これより戦闘を開始する。ECSの解除を申請する」

 

なんだ?

通信?

じゃあこいつらの指揮官が何処にいるのか?

それにしても一体何処に隠れてるんだ!?

 

「ウルズ1、了解。モード4に調整、バイラテラル角を3.7に再調整、ECS不可視モード解除」

 

「なっ!」

 

森の中に潜んでいると思っていた敵が目の前に現れた。

それにさっきフェイトが言っていたロボットようなバリアジャケットを着ている。

 

「一体何者なんだいあんた。まさか管理局の人間か!?」

 

「そう言えば自己紹介がまだだったな。俺の名はファルケ。君と同じ使い魔に近い存在だ。正式な所属は言えないが、管理局と言う組織とは関わりはない」

 

「使い魔!?」

 

こいつが使い魔だって?あの姿で?

 

「さて、お喋りはここまでだ。俺も自分の任務をしなくてはならないからな・・・・・いくぞ!」

 

「ぐっ!」

 

その言葉と同時に相手は急接近し、短刀を持った右腕を振り下ろし、それを私は左手で相手の右腕を掴み、相手は私の右腕を掴んだ。

 

「こいつ!」

 

「パワーは互角、そして・・・」

 

「ぐっっ!」

 

私の右腕を掴んだまま相手は右腕を振り払い、腹に膝蹴りをくらい、更にすかさず右足と左足を交互に蹴りをだしてきたが両腕で防ぎ、右腕で殴り掛かったが避けられ、すかさず左腕で殴り掛かったがそれも避けられた。

相手は避けた反動を利用した裏拳を左腕で防いだが、更に反動を利用し右足を軸にし左足で私の足を狙って回し蹴りをしてきたが回避し一旦距離をとった。

 

「テクニックも悪くない、だが!」

 

再び接近し、こちらにしかけると思い構えたが、

 

「なに!?」

 

相手は手前で高く跳び上がり、落下の勢いを利用した踵落としを私は両腕でガードし振り払ったが相手は着地する前に空中で右足と左足で交互に蹴りをだしてきたのを腕で防いだが膝蹴りを右頬に喰らった。

 

「ぐっ!強い!」

 

「思った通り二流の使い魔だ。君の戦い方は(スキル)ではあっても(アート)ではない。この違いが解るか?」

 

「何を訳の解らないことを!」

 

「・・・こんなじゃれあいでは見えもしないか、この際だ本気で相手をしてやろうじゃないか」

 

今まで本気じゃなかった!?

あの動きで?

こりゃマジでやらないといかないとヤバイ。

 

「面白い、やってやろうじゃないか」

 

「いくぞ」

 

ユーノSide

僕は今、なのはとまるでロボットのようなバリアジャケットを着た魔導師の人の戦いを見ていた。

 

「一体なんなんだ、あんなの見たこともない」

 

僕と同じ世界の出身の魔導師の子の攻撃をなのはから守ってくれたと思ったら、いきなりなのはを攻撃し始めた。

 

「とにかくなのはをサポートしないと。・・・ん?」

 

なのはを守るために僕も近くに行こうとした。

すると後ろから何かがこっちに近づいてくる音が聞こえてきた。

 

「うわっ!」

 

後ろを振り返ると草むらの中から何かが飛び出し僕の上を通り過ぎた。

 

「な、なんだ?」

 

後ろを振り返るとそこにはオレンジ色で目が一つしかないロボットような獣がいた。

 

「君の相手は私だよ。奇妙なフェレット君!」

 

僕は目の前のロボットのような獣が喋れることに驚いた。

 

「貴方は何者ですか?管理局の方ですか?」

 

「僕はラゴゥ。残念ながら管理局とは無関係さ」

 

「では貴方は一体?」

 

「うーん。申し訳ないけど詳しい所属は言えないんだよねぇ。さてそろそろ僕も仕事をしないとねぇ。さぁ、戦闘を始めるぞ!」

 

「え?」

 

その言葉のあとに背中に背負っていた二門の砲から魔力砲を放ってきた。

僕はすぐにシールドを展開した。

 

「くっ!」

 

「ほぉ、防いだか。ならばこれならどうかね?」

 

そういいながらラゴゥという名のロボットは口?からピンク色の魔力刃を左右に展開し、高速で僕に向って来た。

 

「うわっ!」

 

僕はすぐに避けた。

しかし、ラゴゥは僕を通り過ぎた後反転し、再び魔力砲を撃ってきた。

 

「くっ!!」

 

僕は再びシールドで防ぎ、ひとまず草むらに入り、身を隠そうとした。

 

「逃がさんよ!!」

 

しかし、ラゴゥは僕を見逃さないように高速で追いかけてくる。

更には追いかけながら魔力砲も撃ってきた。

 

「うわっ、わわわわ!」

 

魔力砲が飛んでくるのを除けば、その光景はさっきなのはの友達のすずかが飼っている猫に追いかけられているのと同じ感じだった。

 

「なんで僕は今日は追いかけられてばかりなんだーーーーーー!!」

 

「待ちたまえーーーー!!」

 

しばらくの間、僕とラゴゥの追いかけっこは続いた。

 

健悟Side

現在の状況はなのはとフェイトはウィングとデスサイズが交戦、アルフとユーノのサポート組みの方もファルケとラゴゥの両方から交戦開始の通信もあったし問題ないな。

 

「これで邪魔者はいないな」

 

「そうですね、マスター」

 

さて、さっさと片付けるか。まだ慣れてないせいでまた体がだるくなってきたし。

 

「アポロン、封印とかできるか?」

 

「申し訳ありませんが、いくら私でも封印までする機能はもっていません」

 

「は?マジか?」

 

「イエス、マスター。申し訳ありません」

 

まぁ、確かに封印するなんてそうそう無いからな。

 

「じゃあ、どうしよう」

 

「では、あれで封印しましょう」

 

「あれって?」

 

「ライダーの中で唯一の封印手段。ラウズカードです」

 

「あぁ、なるほど。ってラウズカードはあるのか?」

 

「もちろんです」

 

「えーっと。お、本当にあった」

 

アポロンに言われカードケースを探ると本当にラウズカードが入ってた。

俺はまだ封印される前の状態、コモンブランク状態のラウズカードを取り出す。

 

「・・・・で?どうやってジュエルシードを取り出すんだ?」

 

「考えてなかったのですか?」

 

「うん」

 

正直何も考えてなかった。

 

「ライダーでなんとかならないか?」

 

「ラウズカードは、あくまで封印するカードなのでジュエルシードを取り出すことは不可能、更にライダーの力でジュエルシードを取り出すことは不可能です」

 

「じゃあ、どうすればいいんだ?」

 

ジュエルシードを封印する手段はある。

でも、取り出す手段がない。

ライダーでは、不可能。

MSやASなんてもっと無理だ。

 

「どうすれば」

 

「マスター」

 

「何だ?」

 

「こちらの世界に来る時にマスターは扉をくぐりましたね?」

 

「え?あ、あぁ」

 

「そして、扉をくぐる前に言われたことを覚えていますか?」

 

「あぁ、覚えてる」

 

「では、それを声に出して言ってみて下さい。それがマスターを導くはずです」

 

「俺を・・・・導く?」

 

「イエス、マスター」

 

「・・・・・分かった」

 

俺はあの時、この世界に来る前に言われたことをアポロンに言われたとうり声に出して言った。

 

「『その扉の向こうは、お前が望む世界に繋がり、お前が望む力を与えよう。しかし、その代償として大いなる試練、災いも待ち構えている。もしお前が己の望んだ世界で大いなる試練や災いに立ち向かう覚悟、勇気があるならその扉をくぐるがよい』・・・・・」

 

言い終えた俺は何か引っかかるような感覚がし、手がかりなりそうな言葉を探る。

 

「俺が望む世界と力、その代償、大いなる試練と災い、それに立ち向かう覚悟と勇気・・・・・勇気!!」

 

俺はカードケースからあるカードを探した。

 

「解ったようですね、マスター」

 

「あぁ、お前のおかげでな!」

 

思い出した!

ライダーやMS、ASには出来ない、取り出す手段を持つ奴を。

勇気・・・・その言葉(キーワード)が合うのは、あれしかない!

 

「あった!!いくぞ、アポロン!!」

 

「イエス、マスター」

 

俺は二枚のカードを取り出し、ドライバーに挿入した。

 

『BRAVE RIDE! FURYU! RAIRYU!』

 

「・・・・・・あれ?」

 

しかしいつになっても俺の前に人型サイズの風龍と雷龍は姿を現さない。

 

「・・・・・失敗?」

 

「大丈夫です、マスター。恐らく今ので目覚めたと思います」

 

目覚める?

何が?

 

「来ました」

 

アポロンがそういうと後ろから何かが近づいてくる音がし振り返ると。

 

「なっ!!」

 

緑色のミキサー車と黄色のダンプカーがこちらに向ってきた。

しかしその二台の車には見覚えがあった。

 

「まさか」

 

「イエス、マスター。そのまさかです」

 

「「ズジィージャオファン!!」」

 

二台の車体が浮き、車両から人型へと姿を変えていく。

 

「風龍!」

 

「雷龍!」

 

そして二台の車両が二体の巨大人型ロボット、緑色のボディに背中にドラムを背負った勇者ロボット「風龍」と黄色のボディに背中にバケットを背負った勇者ロボット「雷龍」に姿を変えた。

ちなみに風龍と雷龍は兄弟であり、風龍が兄、雷龍が弟である。

 

「おお!」

 

「初めまして、野田健悟隊長。僕は風龍、よろしくお願いします」

 

「俺は雷龍。よろしくな健悟隊長!」

 

風龍と雷龍はキチンと俺に挨拶をしてくれた。

 

「アポロン」

 

「言いたいことは理解しています。しかし、今はジュエルシードを先に封印することが先決かと思います」

 

「・・・・あとで説明しろよ」

 

「イエス、マスター」

 

「風龍、雷龍。会ってそうそう悪いが頼みがある」

 

「問題ありません」

 

「それで頼みってなんだ?」

 

「シンメトリカルドッキングで撃龍神になってくれ。そして、シャントゥロンであの猫からジュエルシードと呼ばれる物を取り出してくれ。出来るな?」

 

「分かりました」

 

「任せてくれ!」

 

「頼むぞ」

 

「「了解!シンメトリカルドッキング!!」」

 

風龍と雷龍が互いの意思を一つにした時に初めて合体できるシステム「シンメトリカルドッキング」。

それによって二体が合体した時、一体の勇者が誕生する。

 

「撃龍ぅ神!」

 

風龍と雷龍が合体し、右の上腕部に風龍が背負っていたドラムが接続され、左の上腕部に雷龍の武器「エレキガン」が接続され、更に雷龍が背負っていたバケットが左腕に接続された。

右半分が風龍、左半分が雷龍、二体の勇者が一つになった姿、その名は撃龍神!!!

 

「よし、これでいけるな」

 

「マスター」

 

「ん?」

 

「今この状況でシャントゥロンを撃てば、あの猫がかなり悲惨なことになります」

 

「あ」

 

アポロンが言ってくれなければ危うくシャントゥロンを放たせるところだった。

 

「それじゃあ、どうすればいいんだよ!」

 

「落ち着け撃龍神。それに、策はあるんだろアポロン?」

 

「もちろんです」

 

ブオン!

 

「おっと!」

 

いきなりカードケースから一枚のカードが飛び出し、俺の手に納まった。

 

「それを使って撃龍神に撃って下さい」

 

「は?」

 

「何!?」

 

コイツ、凄いことをサラっと言うよな。

 

「それで撃龍神は非殺傷能力を身につけることが出来ます」

 

「本当か?」

 

「イエス、マスター」

 

非殺傷設定にするカードがなんて一瞬信じられなかったがよくよく考えれば容姿を変えるオールドライドのカードがあるぐらいだからあってもおかしくないか。

 

「・・・・・・わかった。撃龍神」

 

「わかったよ。いつでも来い!」

 

アポロンを信じ、撃龍神も覚悟を決めたのでカードをドライバーに挿入した。

 

『ATTACK RIDE! NON-BLOODSHED!』

 

「痛みは一瞬だ」

 

ドライバーを撃龍神に向けてディエンドの台詞を言ってから、トリガーが引いた。

 

「うおっ!」

 

撃龍神が劇中でキバやブレイドがディエンドにファイナルフォームライドと撃たれた時と同じような声を出した。

 

「よし、これでいけるな。少しだけ我慢してくれよ。撃龍神!」

 

「了解!!」

 

撃龍神の右腕のドラムに風か巻き起こり、左腕から雷がバチバチと音をだしている。

 

「唸れ疾風、轟け雷光!」

 

そして、両腕を一つに合わせた。

 

「シャントゥロォォォン!!!」

 

撃龍神から緑と黄色の龍、風と雷のエネルギー状の龍が放たれ

 

「にゃーーーーー!!」

 

猫にシャントゥロンが当たった。

 

「うおおおおおおおお!!!」

 

撃龍神の雄叫びと共にシャントゥロンが戻ってきた。

 

「ジュエルシード、回収完了しました」

 

撃龍神にしてみればとても小さいジュエルシードが左手の掌に載っていた。

 

「よし」

 

俺はラウドカードを取り出し、ジュエルシードに投げた。

ジュエルシードはラウズカードに吸い込まれ、カードは俺の手元に帰ってきた。

絵柄を見るとカードにはジュエルシードが描かれ、№ⅩⅠⅤと書かれていた。

 

「封印完了だな。それにあっちも」

 

猫の方を見ると元の大きさに戻り、気を失っていた。

見たところ外傷はない。

 

「非殺傷設定ではありましたが、やはり少々刺激が強かったようですね。しかし生命に支障はありませんのでご安心を」

 

「そうか。よかった」

 

「シンメトリカルアウト!」

 

猫の生命に支障がないことを聞いて安心していると撃龍神がシントメリカルアウトをして風龍と雷龍に戻った。

 

「それでは、隊長殿、我々は先に撤退します」

 

「また後でな」

 

そういって風龍と雷龍はビークル形体になり、走り去っていった。

 

「・・・・また後で?」

 

「マスター、そろそろウィング達も撤退させたほうがよろしいと思います」

 

さっきの雷龍の台詞に疑問はあるが確かに目的も達成したし、もういいだろ。

 

「わかった。HQより各機に通達。目的は達成した速やかに戦闘を停止し撤退せよ」

 

 

なのはSide

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

<Are you all rigut? My master?>

 

「う、うん。大丈夫だよ。レイジングハート」

 

「・・・・・・・」

 

ウィングさんは黙ったまま私を見ている。

 

(こんなところで戦ってる場合じゃない。早く、ジュエルシードを封印しなくちゃ)

 

私はレイジングハートをウィングさんに向けた。

 

「やめておけ。何度やっても同じだ。今のお前では俺には勝てない」

 

「私だって本当は戦いたくありません!私はただジュエルシードを封印したいだけなんです!!だからどいて下さい」

 

「・・・・断る」

 

ウィングさんは再び銃を私に向けてきた。

 

「・・・・・・任務了解。戦闘を停止し、撤退を開始する」

 

でも、撃たずに銃を下ろした。

 

「俺の仲間がジュエルシードを回収した。もうお前と戦う理由はない」

 

「えっ!」

 

ジュエルシードが回収された?

 

「さらばだ」

 

「あっ、待って!」

 

でも、ウィングさん待ってくれず、そのまま飛んで行ってしまった。

 

フェイトSide

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

<Sir>

 

「大丈夫だよ、バルディッシュ。」

 

「どうした、もうバテたのか?俺はまだまだいけるぜ」

 

私の前に強敵、デスサイズが全く疲れた様子もなく私を見ている。

 

(やっぱりこの人、強い!)

 

「そろそろ、諦めて帰ったらどうだ?多分今のお嬢ちゃんじゃ、俺には勝てねぇだろぅからな」

 

「・・・申し訳ないですけど、諦める訳にはいきません」

 

「そうかい。それじゃあ――」

 

ドゴオオオオオオン

 

「!!」

 

「おいおい、なんだなんだ?」

 

突然何かが地面に強くぶつかり、そのせいで砂埃が舞っている。

 

「う・・・・くっ!」

 

「アルフ!!」

 

そこにいたのは私の使い魔のアルフだった。

しかも、凄い傷だらけだった。

私は急いでアルフに駆け寄った。

 

「アルフ、大丈夫?」

 

「フェ・・・フェイ・・・ト」

 

ガシャンッ

 

「!!!」

 

私の後ろに何かが着地した音がした。

振り返るとデスサイズとは違う姿のロボットのようなバリアジャケットを着た人がいた。

 

「随分派手にやってるようだな、ファルケ」

 

「ここは戦場だ。敵が例え女でも全力で相手をする」

 

「少しは加減してやれよ」

 

「お前はもう少し緊張感をもったらどうだ?デスサイズ。それにしても、そこの使い魔」

 

ファルケと呼ばれる人がアルフを見ている。

 

「醜いな、全く醜い。不器用で強引で柔軟差の欠片も無い。それに・・・」

 

今度は私を見た。

 

「君がその使い魔の主人か?」

 

「・・・そうです」

 

「成程。どうりで弱いわけだ」

 

「どういう意味ですか?」

 

「分からんか?ならば簡単に言ってやろう。あくまで推測だが、君自身の能力は高いんだろうが実戦での経験は少ないはずだ。だからその使い魔は君のことが気がかりで、すぐにでも援護に向かおうと思うあまり身体に無駄な力が入り、焦りって無駄動きをして隙だらけだ。戦いに集中できていない。君が弱い内はその使い魔も弱いままだ」

 

「くっ!」

 

私は返す言葉がない。

 

「こう言っては申し訳ないが言わせてもらう。君は自分が強いと思っているんだろうが君は弱い。君では、嫌、君達では我々には勝てない。所詮君は子供だ、大人しく帰りたまえ」

 

「・・・・フェイトを・・」

 

「ん?」

 

「アルフ?」

 

「フェイトを・・・・馬鹿にするなぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

アルフはいきなり立ち上がり、ファルケに襲いかかった。

 

「おい、ファルケ!!」

 

「問題ない、デスサイズ。手を出すな」

 

「うおおおおお!!!」

 

「ふん」

 

ファルケがアルフの攻撃を避け、右手でアルフのアゴを突き、左腕でアルフのお腹の部分を突き、アルフは飛ばされ木にぶつかった。

 

「アルフ!」

 

「攻撃が単純だな。かなり避けやすかったぞ」

 

「まだまだぁ!」

 

アルフが再び立ち向かおうとする。

 

「あれ?」

 

でも、立ち上がろうとしてまた倒れた。

 

「アルフ、どうしたの?」

 

「わ、わからない」

 

「放っておけ、軽い脳震盪だ。あの一撃を喰らって立ち上がろうとしたのは驚きだがな」

 

「く、くそー・・・」

 

「・・・・・所詮は飼い犬ということか」

 

「ん?・・・・あぁ、了解。おい、ファルケ」

 

「分かっている。ウルズ1、了解。直ちに撤退を開始する」

 

デスサイズとファルケが撤退しようとしている。

 

「もはや、君達と戦う理由は無くなった」

 

「どうしてですか?」

 

「俺達のリーダーが目的のジュエルシードを回収したからだよ、お嬢ちゃん」

 

「!そんな!!」

 

ジュエルシードが回収された?

それじゃあ、この人達は囮だったの?

 

「デスサイズ、撤退してHQと合流する。行くぞ」

 

「へいへい」

 

そう言って、ファルケは姿を消し、デスサイズは空高く飛び上がった。

 

「・・・・・」

 

「ご、ごめん・・・よ・・・フェイト。あたしが・・・・頼り・・・ないから」

 

「ううん、そんなことないよ。それより早く帰ろう。手当てをしないと」

 

私はデスサイズとファルケが立っていた場所を見た。

 

(デスサイズにファルケ・・・・・次は負けない)

 

ユーノSide

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

「なかなか頑張るねぇ!だが、そろそろ体力が心持たないのではないかな?」

 

一体僕はどれぐらい走ってるんだろ?

流石にそろそろ体力が持たない。

 

「うあっ!」

 

後ろから魔力砲を放たれ、逃げることに集中しすぎてシールドを張れず、爆風で飛ばされた。

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

「やっぱりどちらかが滅びなければならないのかねぇ?」

 

そういってラゴゥが再び口からピンク色の魔力刃を出し僕に近づいてくる。

走りすぎて動けない。

もう駄目だと思った。

 

「!・・・了解した。ただちに後退する」

 

誰かから連絡を受けたのかラゴゥは魔力刃を収めた。

 

「君と戦う理由がなくなってしまったよ。今日は楽しかったよ。よかったかどうかは分からんがね。また戦場でな」

 

そういってラゴゥは僕にとどめを刺さずにそのままどこに走り去っていった。

 

「どうして・・・あ!なのは!!」

 

僕はなのはが心配になり力を振り絞りなのはの元に急いだ。

 

 

 

 

「ふぅ、疲れた~」

 

「お疲れ様です。マスター」

 

「お前もな」

 

あの後ウィング、デスサイズ、ファルケ、ラゴゥに礼を言ってカードに戻した。

ちなみに原作ではなのはがダメージを受けて運ばれるはずだったがウィングがある程度の加減をしたため運ばれなかったが変わりにユーノがグッタリしていた。

皆に理由を聞かれると「また猫に追いかけられていた」っとあながち嘘ではないが嘘を言っていた。

そして、空が茜色に染まってきたので俺は帰ろうとした。

 

「あ、健悟君」

 

しかし、すずかに呼び止められた。

 

「どうした?」

 

「あの、来週って何か予定とか入ってる?」

 

来週?なんかあったか?・・・・無いな。

 

「いや、特にはないけど。」

 

「本当?それなら、来週みんなで温泉に行くんだけど健悟君もどうかな?」

 

あぁ、温泉のイベントか。

あそこにもジュエルシードがあるしな。

 

「そうだな。でも、いいのか?」

 

「大丈夫!ちゃんと皆も連れて行ってもいいって言ってくれてるから」

 

「そうか。それじゃあ、ご一緒させてもらおうかな?」

 

「うん!もちろんだよ!」

 

なんか凄く嬉しそうだなすずか。

 

「それじゃあ、またな」

 

「うん。またね」

 

(さて、いよいよ温泉イベントか。また色々と忙しくなるな。・・・・・・にしても体がダルイ)

 

そんなことを考えながら俺は家に帰った。

 

 

 

ARXー7アーバレスト「更新完了」

 

健悟「遅い」

 

ARXー7アーバレスト「すいません」

 

健悟「今まで何してた?」

 

ARXー7アーバレスト「まぁ、その色々と・・・」

 

健悟「・・・次は頑張れよ?」

 

ARXー7アーバレスト「はい」

 

健悟「しかし、相変わらず本編凄く長いな。修正出来なかったのか?」

 

ARXー7アーバレスト「そりゃ、バトルシーンだからな。確かに修正を試みたけど修正するとしたらバトルシーンだからそれだと折角のバトルシーンが台なしになるから止めた」

 

健悟「そうか。しかしにじファンの時よりも対戦相手が少し変わったな」

 

アポロン「にじファンではユーノ様の相手はバクゥであったのにラゴゥ、しかもAIはバルトフェルトですね」

 

ARXー7アーバレスト「それはPIXIVでリクエストがあったので変更しました。本当はユーノの相手をラゴゥにしてほしいの他にもアルフの相手をグリーンフレームにしてほしいってリクエストがあったんだけど個人的にファルケが気に入ってたからファルケのままにしといた」

 

アポロン「そしてアルフSideが一番手が込んでいますね」

 

ARXー7アーバレスト「にじファンの時にも言ったけど敢えて言わせてもらう!だってファルケだよ!クルーゾー中尉だよ!気合い入れないでどうする!?」

 

健悟「クルーゾー中尉好きなのか?」

 

ARXー7アーバレスト「一番好きなのは、宗助とアーバレストだよ?」

 

健悟「じゃあなんで?」

 

ARXー7アーバレスト「だって「フルメタル・パニック!TSR(The Second Ride)」の第八話のアーバレストとファルケの模擬戦シーンカッコいいじゃん!」

 

健悟「・・・否定はしない」

 

アポロン「ファルケとアルフに戦闘はその八話のシーンをアーバレストの位置をアルフに置き換えたそうですよ?」

 

ARXー7アーバレスト「ちなみにアルフを倒す時は脳震盪にするか模擬戦でアーバレストを倒した技にするか迷ったけど脳震盪にしました」

 

健悟「しかも最後はきっちり『所詮は飼い犬ということか』って言ってるな。この台詞好きだけど」

 

アポロン「それではそろそろ次回予告をしましょう」

 

ARXー7アーバレスト「その前に1つお知らせ!今まで登場したMSやライダー、AS等を本文で紹介してましたがこれだとそれを知っている読者の方が読むのがめんどうだと思ったので今回からこの後書きの後にその話に登場したMSやライダー、ASの紹介コーナーにします。それじゃあ、健悟君よろしく!」

 

健悟「次回『第八話 温泉行ってもゆっくりできない』です」

 

ARXー7アーバレスト「俺も温泉行きたいなー。次回もお楽しみに!」

 

 

 

今回登場したMS、AS、勇者ロボット、その他

 

ウィングガンダム

「新機動戦記ガンダムW」に登場したMS。

五機のガンダムの内の一機で、機動性と汎用性が高く、可変変形が可能な機体。

ウィングガンダムはある機体の外見、高速飛行形態「バード形態」への可変機構、武器と設計思想を最も強く受け継いだ機体だが、その機体に搭載されたある特殊なシステムの撤去と武器の弾数制限がされている。

L1コロニーでビーム兵器研究の権威「ドクターJ」が開発し、「新機動戦記ガンダムW」の主人公「ヒイロ・ユイ」が搭乗した。

 

ガンダムデスサイズ

ウィングガンダムと同じ「ガンダムW」に登場したMS。

五機の内の一機で、その中で唯一の機動性と運動性を持っている。

この機体の開発者でステルス技術の権威、L2コロニー出身の「プロフェッサーG」は専門分野であるステルス技術を応用した電波妨害装置を搭載し、機体の塗装にも電波、赤外線を吸収する特性を持つ特殊な塗料を使用しているためステルス性が高い。

この塗料によって機体色が漆黒になり、他のガンダム以上に強い威圧、恐怖感を敵兵士達に植え付け、姿無く敵に急速接近してメイン武器であるビームサイズで敵MSを刈り取る姿は死神のように見える。

そんな死神のような機体とは正反対の陽気で社交的な性格であるが自ら「死神」を名乗り、セキュリティ破りのプロフェッショナルである「デュオ・マックスウェル」が搭乗した。

 

ファルケ

「フルメタルパニックTSR(The Second Ride)」に登場した第三世代型アームスレイブ。

「M9 ガーンズバック」のD系列の試作機だがスペックはE系列の機体(メリッサ・マオ曹長やクルツ・ウェーバー軍曹が使っているM9)と大差はない。

元々はある特殊システムを搭載する予定であったがその特殊システムを開発者が死亡してしまったため搭載されていない。

傭兵部隊「ミスリル」のSRTのチームリーダーの「ベルファンガン・クルーゾー中尉」の搭乗アーム・スレイブ。

 

ラゴゥ

「機動戦士ガンダムSEED」に登場したザフト軍の四足歩行型陸戦用MS。

同じザフト軍の四足歩行型陸戦MS「TMF/A-802 バクゥ」よりも一回り大型の上位機種。

指揮官用として少数が先行配備され、開発当初からビーム兵器を搭載することが前提となっていたためコクピットがガンナーとメインパイロットが乗り込む複座式となっており、これによりバクゥよりも機動性を活かした砲撃戦術が可能となった。

このラゴゥにはザフト北アフリカ駐留軍司令官であり「砂漠の虎」の異名を持つエースパイロットであり、後に三隻同盟の内の一隻「エターナル」の艦長を勤めた人物「アンドリュー・バルトフェルト」とその恋人である「アイシャ」が搭乗したが砂漠での「キラ・ヤマト」が乗った「GAT-X105 ストライクガンダム」との戦闘で敗れ、この戦闘でアイシャは戦死、バルトフェルトも左目、左腕、左足を失った。

 

風龍

「勇者王ガオガイガー」に登場する勇者ロボット。

兄弟機である日本の勇者ロボ「氷竜」と「炎竜」のデータとGSライドに中国の独自の改良が加えられてゾンダーに対する国家防衛を主眼に作られ誕生した防衛戦闘型。

氷竜をモデルにした超AIを搭載し、ミキサー車に変形する中国製ビークルロボ。

背中のドラム「攪転槽(ジャオ・ダン・ジィ)」から発射される超圧縮空気弾「風導弾(フォン・ダオ・ダン)」を使う等、その名の通り、風を使った攻撃で戦う。

当初からウルテクエンジンを搭載しているので飛行が可能。

また氷竜と炎竜の弟でもあり雷龍の兄でもあるため性格がマイペース。

 

雷龍

風龍と同じ「勇者王ガオガイガー」に登場する勇者ロボット。

炎竜をモデルにした超AIを搭載し、ダンプカーに変形する中国製ビークルロボ。

バケット部が超電磁作用によりイオンクラフトとしても使用出来るのでバケットに乗って移動している。

攻撃はその名の通り、電撃や特技である太極拳等を使う。

なお炎竜の超AIをモデルにしているため雷龍も着地に失敗してしまう。

また炎竜の超AIをモデルにしているので気性が激しくのに加え氷竜、炎竜、風龍と4兄弟の末っ子であるためか性格がワガママでひねくれた口調をしている。

 

撃龍神

風龍と雷龍がシンメトリカルドッキングをして誕生する勇者ロボ。

右半身が風龍、左半身が雷龍となっており右腕に風龍のジャオ・ダン・ジィが装備され左腕は雷龍の武器である「エレキガン」が装備され、そこに雷龍のバケットが装備されている。

撃龍神は風龍と雷龍の性格をミックスした思考をするため風龍のように冷静ではあるが雷龍並に口調が荒い。

 

ラウズカード

仮面ライダー(ブレイド)の世界のライダーが不死の生命体「アンデット」を封印するために使うカード。

このラウズカードがアンデットを倒す唯一の方法。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
5
5

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択