No.396236

ただ、それだけだったのに…

某所に投下した作品です

日記風に書いてみようと思い立ってやってはみましたが…やっぱり難しいです
この作品もヤンデレ要素があるので苦手な方は戻られた方がよいかと思います

2012-03-22 15:28:35 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2670   閲覧ユーザー数:2662

○月×日

さやかちゃんが魔法少女になってから色々とあった、今日は特に私達の関係が変わった日。

さやかちゃんが「こんな身体じゃ抱きしめてなんて言えない」って言うから私はもっと強く抱いてあげた。

それからさやかちゃんに大好きだって言った、どんな姿でも、ゾンビになってもさやかちゃんはさやかちゃんだから。

その後、さやかちゃんの部屋で抱き合って話して…それからキスをしたり……とても恥ずかしいけど…幸せだった事もした。

寝る前にさやかちゃんは「あたしを離さないで…ずっと見てて」と私の胸の中で囁く、だから私はさやかちゃんの頭をぎゅっと抱いて「大丈夫…ずっといるよ」

と返してあげる、そうするとさやかちゃんは安心したのか甘えるように頭を揺らして、眠り始めた。

こんな時にさやかちゃんにつけ込むなんて卑怯だってわかってる、でもこうしないと取り返しのつかないことになりそうで…

私はただ……大好きさやかちゃんとずっと一緒に居たいだけ…

○月△日

あの夜から何日か経った、私とさやかちゃんの関係は一変してしまったと言っても良いかも知れない。

手を繋いでいたのが腕を組むか指を絡めた手の繋ぎ方で学校に行くようになった、いつも一緒に行ってた見回りをしたがらなくなった

あれからもたまに私の部屋とかさやかちゃんの部屋でしたりする時や二人きりの時のさやかちゃんはとても甘えん坊になった

魔法少女としてはどうなのかなと思う事はあるけどさやかちゃんが傷ついたりするのを見るのは嫌だ、だからこれでいいのかも知れない…

 

○月□日

さやかちゃんが私達を見る好奇の視線や、上条君や仁美ちゃんから隠れるように私の後ろに居る様になってきた

たまには行こうと見回りに行った時に杏子ちゃんとほむらちゃんに会った時もそうだった、色々と言われたけどその時のさやかちゃんが怯える様な目をしていたから手を握ってあげた

あと一日に一度は「あたしを見ていて、捨てないで」って言ってしがみついて来るようになった、その時は抱きしめて頭を撫でてあげると安心するのか心地良さそうにする、それがとても可愛くてたまらない。

でもさすがにずっと二人ともいかないからちゃんと家に帰る、その代わりだけどご飯とかお風呂以外の時は途切れることなくメールが送られてくる、返事を書くのも大変なのはちょっと困るかな…。

○月×○日

さやかちゃんが学校に行くのを嫌がりだした、なだめたりして行ってくれる事にはなったけどその代わり授業の時以外は二人になれる所に居た。

代わりに昼休みや学校が終わってから色々してあげたから大丈夫だと思うけど…

○月×□日

それはとても嬉しかった、さやかちゃんなら良かったから、本当の意味で一つになれたと思った

一日中、ずっと二人でしていて、何度も…いや、私が気を失ってもし続けてくれてたみたい

こんなにも求めて、愛してくれるなら…ずっと二人もいいかもしれないなって…

×月△×日

わたしのへやが さやかちゃんとふたりだけのせかいになって たくさんのじかんがすぎました

さやかちゃんのソウルジェムがすごくくろくなってたので わたしはいそいでまほうしょうじょになるってけいやくをして

グリーフシードをたくさんもらったり とってきたりしてあんしんしてくらしてます

さやかちゃんは いぜんよりもっとあまえんぼうになっていて ねるときいがいはわたしからはなれなくなりました

いっぱいあいしあったり えっちなことをしたからわたしのなかには さやかちゃんのこどもたちがもいます ふたごです

さやかちゃんは わたしがこどもにとられないかしんぱいそうにしてるけど きっとだいじょうぶ

そとのせかいはすごいめちゃくちゃになったけど だれかがいきてるからみつけてもらえるはず

にっきをかくのはこれでさいごにしようとおもいます かくじかんもさやかちゃんといっしょにいたいから

そとのみんなひどいひとたちばっかりでした もうあうな とか くるってる とか わたしたちをむりやりひきはなそうともされました

わたしも さやかちゃんも だいすきだったからふたりでずっといっしょにいたかった ただそれだけだったのに…


 
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