No.306345

桔梗√ 全てを射抜く者達 第20射

黒山羊さん

相変わらず咳が続いているため酒が飲めない黒山羊です。
………酒が飲みたい。

P.S.
かなりの誤字脱字が発覚しましたので、修正しました。

続きを表示

2011-09-23 23:45:30 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:5987   閲覧ユーザー数:3587

 

桔梗√ 全てを射抜く者達   第20射

 

 

 

 

視点:一刀

 

俺達は汜水関を捨てて、虎牢関に退却した。

理由はもちろん汜水関に工作員が侵入し、汜水関の門の鍵が破壊された為、汜水関での籠城が困難となったうえに、袁術の軍が攻めてきたからだ。見張りが殺されていたので、突然の夜襲に驚き、董卓軍が混乱したが、袁術の軍の錬度がそれほど高くないおかげで、俺達はなんとか虎牢関に逃げることが出来た。

そして、俺達は現在虎牢関で今後の方針について軍議を行っている。

当初の予定より、早く汜水関を放棄したのだ。さらに悪い事に急襲を受けた為、汜水関の備蓄を持ってくる事も処理する事も出来なかった。つまり食料と武器の一切が反董卓連合の手に渡ってしまったのだ。

相手の補給線を監視し、輜重隊が来たら、攻撃出来るようにして入るが、籠城戦による相手の兵糧攻めが困難となった。作戦の再検討が必要となってくる。

当然の事だが、この軍議は虎牢関で行っているため、月殿、呂布殿、陳宮殿も参加なさっておられる。

時間は寅の刻「午前4時」だ。

 

「何か方法はない?」

 

眉間にしわを寄せながら、賈駆殿は他の者に意見を求めるが、誰もが無言。

洛陽を捨てて、長安に退却という案はあることはあるが、それは誰も言わない。なぜなら、この戦いは洛陽の人と月殿を護るための戦い。月殿は逃げないと言った。だから、その将達は逃げようとは言わない。

張遼殿が何かひらめいたのか、進言する。

 

「なあ、賈駆っち。両側の崖から突撃掛けるのはどないや?」

 

「それも考えたわ。確かにあの大軍に横やりを入れる形で突撃出来たら、反董卓連合の損害は大きいわ。

でも、あの崖は霞や恋、馬騰の軍なら降りる事は出来るだろうけど、登る事は出来ない。

要するに、あの崖を降りて反董卓連合に突撃すると言う事は相打ち覚悟よ。

月はそんな方法は嫌だって言っている。だから、その方法は一か八かの最後の手段よ。

ボク達が考えているのは、それ以外の方法。つまり、月が望んでいる全員で生還する方法。何か無い?」

 

「弓と弩を両方の崖に持って行って、虎牢関に来た敵を挟み撃ちには出来ないのですか?」

 

「それも無理よ。ねね。知っての通り、虎牢関からあの崖の上に続く道は結構細いわ。

馬は通れても、あの大きな弩をあの崖の上に持って行こうとするなら、分解しないと駄目よ。

時間がかかりすぎてしまう。その間に虎牢関を攻められたら、落ちてしまうわ。

敵を倒しやすくはなるだろうけど、負けやすくもなるわ。」

 

なるほど。なるほど。要するに超ピンチという訳ですね。これは、これは大変面白そうだ。

賈駆殿がこちらを睨みながら、問いかけて来る。

 

「何、笑ってんのよ。天の御遣い?」

 

「いやいや、失敬失敬。

今の自分の立場が窮地過ぎて笑えてきただけですよ。気になさらないで頂きたい。フッフッフッフッフ。」

 

「……はぁー。何か良い案が有るのかと思ったわ。」

 

「策なら有りますぞ。」

 

「さっさと言いなさいよ!このキザハチマキち○こ!」

 

「大変申し訳ない。

怒る貴方の姿を見るのが、大変面白かったので、つい。」

 

 

 

 

俺はそう言って、机の上にBarrettM82A1を置く。

呂布殿、陳宮殿、月殿がマジマジと見て来る。華雄殿が3人にこれが天の弓だと説明している。

 

「これで、虎牢関の横の崖に登って反董卓連合の将を狙撃すればよい。

将を射んとせば先ず馬を射よ。という言葉が有るように、軍を止めるならば、これで将を射殺せばよい。」

 

「それで何とかなるなら、汜水関の時にしなさいよ!」

 

「いやいや、汜水関では出来なかったが、この虎牢関では出来る。」

 

「どういう事?」

 

「では、賈駆殿。そのままの状態で、私の右手の指は何本立っているか当てて頂きたい。」

 

俺はそう言って、座っている賈駆殿の目の前に左手を出し、右手を見られない様にする。

賈駆殿は首を動かして、俺の右手を見ようとしてくるが、俺は左手を左右に動かして、賈駆殿の邪魔をする。そして、とうとう賈駆殿は立ち上がり、俺の右手を見て来る。俺はそれを左手では邪魔しない。

 

「2本よ!」

 

「御名答。」

 

「で、どういう事?」

 

「私の左手を兵、右手を将と考えて頂きたい。

平坦な地理で敵の将を射ようとしても、将を護衛する兵が邪魔だ。では、弓兵が高い位置に移動できれば、敵兵が空を飛ばない限り、容易に将を射る事が出来る。

虎牢関と汜水関へ続く道の両端の崖は汜水関から少し行ったところで途切れている。そのため、私達が汜水関を護っていた頃は反董卓連合の陣が平野にあった為、反董卓連合の将を狙撃する事が困難だった。

しかし、私達が虎牢関を護るようになれば、当然反董卓連合は陣を移動させる。

陣の移動した先が崖の近くなら?敵を射抜くのは容易だ。」

 

「要するに、戦場が虎牢関だと高い場所が多いから、眺めが良くて、敵兵が低い位置に集まっている。

将を射抜くには最適だという訳ね。」

 

「理解が早い。さすがは月様の筆頭軍師様というだけの事は御座いますな。」

 

「でも、それにはいくつか問題が有る。

観測者というアンタを護衛しながら、狙撃とやらを手伝うことのできる者が居ない。

アンタ言ったわよね?敵を探さないと行けなかったり、遠かったりしたら、観測者は不可欠だって。

それに、反董卓連合が汜水関の方から崖の上に登って、攻めてきたらアンタの狙撃とやらは失敗になる。

違う?」

 

「えぇ。さすがは、賈駆殿。着眼点が良いですね。

ですが、1つ目の問題はなんとかなる方法があります。

2つ目は自分ではどうにもできないので、他力本願です。私の護衛を用意して頂けると助かります。」

 

「わかったわ。馬騰。今すぐ、馬超と馬岱の軍に行って、戻ってくるように言って。

それで、馬騰、馬超、馬岱、魏延で御遣いの護衛を頼むわ。恋、ねね、霞、華雄で虎牢関を護るわよ。」

 

「おう。じゃぁ、行ってくるからよ。

一刀と焔耶はもう寝ててくれ。敵は何時攻めてくるか分からないんだ。休める時に休んどかないとな。

そんなところかな?賈駆?」

 

「えぇ、そうね。じゃあ、軍議は終わりよ。」

 

そう賈駆殿が言うと、軍議は終了した。

蒼様は愛馬韓遂に乗って、馬超様と馬岱様を迎えに行った。

 

 

 

 

視点:蒼

 

「おーい、翠、蒲公英。ごくろーさん。」

 

「あ!母様。どうしたんだ?もしかして、反董卓連合はもう、退却したのか?」

 

「逆だ。汜水関に間諜に侵入され汜水関の門を壊されたため、虎牢関に退却したんだ。」

 

「マジ!!」

 

「あぁ、大マジだ。

でだ、次虎牢関に攻めてきた時に一刀が反董卓連合の将を崖の上から狙撃する。

俺と翠、蒲公英、そして、焔耶で一刀の護衛だ。だから、補給線の襲撃はもう終わりだ。」

 

「えぇー。また北郷の狙撃のお守かよ。

あれ五月蠅いし、詰まんないし、面白くないし、あたしは戦いたいんだよな。

……ま、べ、別に嫌じゃないけど(ボソッ」

 

「へへ――。翠、お前も乙女だな。」

 

俺はニヤニヤしながら、翠の肩に腕を回す。

翠は必死にとぼけようとしているが、俺の耳には北郷の護衛は嫌いじゃないと確かに聞こえた。

蒲公英にも聞こえたのか、蒲公英もニヤニヤしながら、翠を遠くから見ている。

こっちに来ないのは、激情した翠に殴られたくないからだろう。なんとも蒲公英らしい。

 

「母様も蒲公英も何笑ってるんだよ!」

 

「とりあえず、虎牢関に行くぞ。」

 

「だね。おば様。」

 

「おい、無視すんな!!」

 

そして、俺達は軍を引き連れて虎牢関へと向かうことになった。道中、汜水関の戦いの話になった。

一刀の国の知識のフンジンバクハツで反董卓連合の軍を蹴散らした事、華雄が孫策の挑発に乗って汜水関を飛び出しそうになった事、それを一刀が止めた事、一刀が汜水関の上から孫策軍を挑発した事、夜襲を受けて虎牢関に退却した事が主な内容だ。

蒲公英は俺の話をよく聞き、相づちを打ってくる。一方、翠だが、興味なさそうに振舞っているが、こちらをチラチラと見て来るし、『一刀』という単語が出るたびに耳が動いている。更に、一刀が恰好良かった話になると笑顔になるし、一刀の危機の話になると泣きそうになる。少しの変化だが、俺は長年翠の母親をやっていたのだ。それぐらいすぐに分かる。なんとも面白い限りだ。

そして、話題が一刀と言う事もあって、ある事を俺は思い出した。

 

「なあ、一刀はどうやって観測者無しで3里以上先の将を狙撃するのか、知っているか?」

 

そう、先ほどの軍議で一刀は観測者無しでも狙撃は出来ると賈駆に言った。

俺の記憶が正しい限り、観測者は狙撃手の手伝いや護衛する役割を持った兵だったはずだ。

そして、1里以内、もしくは闇雲に敵を撃つだけなら観測者無しでも狙撃は出来ると一刀は言っていた。

だが、3里を越えるような狙撃や、群集の中の敵の狙撃では観測者が居ないと困難だとも言っていた。一刀が初めてこの世界で狙撃した時、距離は3里だったが、敵が密集していて無差別狙撃だったため、観測者なしでも、狙撃自体は出来たと言う。

だが、今回は30万近くいる敵兵の中から将を的確に狙撃する。観測者が居ないと無理なはずだ。

 

翠と蒲公英も一刀がどうするのかは全く知らないらしい。

一刀、どうするつもりだ?

 

 

 

 

「よっしゃー、久しぶりに寝台で寝れるぞ!」

 

翠は虎牢関に戻るとそう言った。無理も無い。此処の所、反董卓連合の補給線を叩く役割をしていたので、敵に見つからない様に、天幕を張らずに、森の中で、野宿していたという。

寝台で寝るのは久しぶりだろう。翠は走って、自分の天幕へと言ってしまった。

蒲公英は虎牢関に着くなり、疲れが表面化したのか、へばっている。のそのそと自分の天幕へと行った。

 

「よし。今なら、一刀に襲撃掛けても邪魔する者は完全に居ない。」

 

そう、翠は寝に行ったし、焔耶はとっくに寝ているはず。今度こそ、既成事実を作ってやる!

夜這いだ!いや、時間的には卯の刻(午前6時)だから、朝駆けだな。俺は一刀の天幕へと向かった。

 

「あれ?一刀が起きている?」

 

「これは蒼様。御機嫌よう。」

 

「ご…御機嫌よう。一刀、何をしているんだ?」

 

「見ての通り、裁縫ですが?」

 

「裁縫?どう見てもグチャグチャの茶色の布の塊にしか見えないぞ?」

 

「えぇ、そうでしょうね。

これを蒼様が使ってもまるで意味のない代物でしょうね。ですが、これは私にとってとても重要な物。」

 

「へぇー。どう使うんだ?」

 

「今しがた完成しましたので、お見せしましょう。」

 

そう言うと一刀は布の塊を天の弓に被せ、布を弄りだした。

すると、先ほどまでグチャグチャの布の塊にしか見えなかったそれは、天の弓を包む袋となった。

だが、袋としては奇妙だ。所々に穴があいている。

 

「これは私のBarrettM82A1を目立たなくさせる為の布。天の国の言葉で言うなら迷彩カバー」

 

「なるほど。それを付ければ、天の弓は目立ちにくくなるわけだ。

そして、敵に見つかりにくければ見つかりにくいほど、相手の隙を突くのが格段に容易になる。そうなれば、狙撃の成功率が上がると言う訳だな。」

 

「御名答。他にも狙撃の成功率を上げる物はあるのですが、それを今使う訳にはいきませんので、見たいのでしたら、もうしばらくお待ちを」

 

「わかった。でも1つ待てない要件があるのだが、良いか?」

 

「何でしょう?」

 

 

 

 

「蒼様。何を!」

 

俺は一刀に迫り、両腕を掴むと大の字になる様に一刀を押し倒し、太ももの上に跨る。

大の字にしたのは理由がある。大の字になると、転がりにくくなり、仰向けからうつ伏せになるのが困難になる。うつ伏せになると、逃げられやすくなるので、それを阻止するためだ。

太ももの上に跨ったのは、一刀が暴れて背中に膝蹴りを喰らわない様にするためだ。

一刀は必死に俺の下でもがいているが、俺の方が力は強い為、全くの無抵抗と変わらない。

 

「何をするおつもりですか?と聞くのも愚問というものですね。

以前と同様、既成事実を作って、私を強引に娶るつもりということで宜しいですか?」

 

「正解だ」

 

「しかし、ですね、蒼様。

このやり方は間違っているという結果に私の熟考は辿り着いたのですが、如何か?」

 

「たしかに、間違っている。好きあった人間同士がこういう事をするもんな。順序が逆だ。

最初は天の御遣いという名を利用してやろうと思ったが、お前は桔梗に優しいが、俺にも優しく接してくれる。一緒居て苦じゃなかった。だから、俺は一刀のことが本気で好きだという結論にすぐに辿りつけた。だが、一刀は桔梗しか見ていないだろう。

だから、こうやって、強引に迫らないと、一刀は真剣に俺と向き合ってくれないだろう?

やり方が間違っていても良い。好きな男とは繋がっていたいんだよ。

既成事実さえ作ってしまえば、一刀は俺を見てくれるかもしれないって。

もしかしたら、俺に構ってくれるようになるかもしれないって思ったから。

……………俺に任してくれ。一刀を気持ちよくしてやるから、安心しろ。」

 

俺は右手で服の(ぼたん)を外していこうとする。だが、上手く釦が外れない。

俺が釦を手間取っていると、いきなり一刀に手首を掴まれた。一刀は真剣な顔で俺を見て来る。

 

「蒼様は勘違いして居られる。

恋愛は戦、どんな方法を使ってでも相手を振り向かせた者の勝ちだというのが私の持論だ。

だから、貴方がこうやって私に迫る事は間違いではない。」

 

「………じゃあ、何が間違っているんだよ?」

 

「私が蒼様に『間違っている』と言ったのは。」

 

 

 

 

「蒼様が震えて、泣いているからだ。」

 

 

 

 

え?今一刀は何を言ったんだ?

震えている?泣いている?俺が?

 

「蒼様、震えているのに、泣いているのに気付いておられなかったのですか?」

 

「いつから?」

 

「蒼様が私に馬乗りになってから、震えておられましたよ。

涙が見えたのは、蒼様が釦に手をかけたときからです。」

 

一刀は心配そうな目で俺を見て来る。ははは、だからか、視界がぼやけているのは。

そりゃー手が震えて、視界がぼやけていたら、釦も外せない訳だ。

 

「ちくしょー。何で泣いてんダよ。俺はよ。」

 

「当ててみせましょうか?」

 

「………。」

 

「蒼様の脳裏に旦那様のお顔が浮かび上がったのではないですか?

私の知らない真名を蒼様は泣きながら釦を外そうとしている時に、小声で仰っておられましたよ。」

 

「………『(こう)』と言っていたか?」

 

「はい。」

 

「………そうか。」

 

俺は紅という言葉で、俺が何故泣いていたのか完全に分かった。

俺は一刀を紅の代わりだと思って抱こうとしていたんだ。紅を失って、心の穴を一刀で埋めようとしたんだ。一刀に好きと言ったのも、俺が一刀の事が好きだと思いこむため。一刀の事が好きだから抱こうと思ったのではなく、紅の代わりになりそうな一刀を好きになろうとするために、俺は一刀を抱こうとしたんだ。そして、一刀を翠や蒲公英の夫にしようとしたのは、無意識に俺が一刀は紅の代わりじゃないと否定しようとしたからだ。だからだろう。紅の死に際の声が俺の頭の中で響いていた。

 

『俺以外の男の事好きになってくれ。でも、俺の延長で男を好きになるのだけは止めてくれよ。

こうでも言っとかねぇーと、蒼は不器用だからな。』

 

何とも酷い女だな。俺は。

一刀は一刀だ。紅は紅だ。一刀は紅の代わりでは無いというのに、俺は何をしようとしていたんだ?

 

「一刀?」

 

「泣いている友人を慰める事ぐらいなら、私でもできますので。」

 

一刀は起き上がり、俺の背中に左手を、後頭部に右手を回して、抱きしめて来た。

強く抱きしめて来るもんだから、俺の頭は一刀の右肩の上に来ている。そのため、一刀から俺の表情は見えない。だから、幾ら泣いても顔を見られない訳だ。

それから、俺は散々吐いた。夫を無くして寂しかったと泣きながら謝った。だが、一刀はそんな俺を笑って許してくれた。笑って許してくれたのは、一刀の貞操が奪われていないことと、一刀が家族を無くして狂ってしまった過去を持っているから同じ家族を失った苦しみを理解してくれたからだという。

挙句の果てには、寂しくなりすぎて無気力になって、戦場と言う名の殺し合いの場でしか、生きている実感がしないよりマシだと言って笑われた。おかげで、俺は落ち着いた。

 

「なあ、一刀?一刀はどうして優しいんだ?」

 

「愚問。その答えなら、先ほど答えましたよ。蒼様は私の戦友…要するに友人だからです。

同じ戦場で、味方同士で、生死や苦楽を共にしたのなら、それは須らく私の戦友だ。」

 

「だとしたら、一刀の友人は6万人以上居るぞ。」

 

「そうですな。」

 

俺と一刀はそう言って笑った。あぁ、落ち着いた。ありがとう、一刀。

でも、お前は本当に酷い奴だ。今日の出来事で、俺の中で少し一刀に対して恋愛感情が湧いてしまったのに、一刀は俺の事を戦友だの、友人だのと笑いながら、連呼するのだからな。

俺の心まで無意識に射抜くのだから、本当に酷い奴だ。

 

 

 

 

どうも、黒山羊です。

 

どうだったでしょうか?相変わらず、話が進まないですみません。

いや、本当に申し訳なく思っているんですよ。

言い訳さして下さい。この小説の原作って『真・恋姫†無双』じゃないですか?

だからですね。恋愛の描写を書かないとという強迫観念にとらわれてですね。書こうと努力した訳ですよ。

でもね、焔耶の話は考えてあってですね。今ここで扱えないと。

董卓陣営は華雄を出しても良いかなと思ったのですが、ちょっと早すぎるような気がしたので却下。

ちなみに月ちゃんはちゃんと考えてあります。

となると、馬一家となりますよね?翠は恋愛に対して受け身なので、今ここで何かさせるのは違う。蒲公英は翠を冷やかしながら何かしらのアクションを起こすタイプなので、却下。

となると、蒼様になった訳ですよ。

で、蒼となると、未亡人でエロキャラという地位を確立してしまっています。

ですが、これって、紫苑と丸被りじゃねぇ?と思ったわけですよ。

蒼が妖怪キャラ被りにならない様に、エロくないイベントを考えたら、こういう結果になりました。

 

で、書いていて思ったのが、一刀が原作より500%割り増しで恰好良いような気がしてきました。

なんじゃこりゃ?と、やり直しをしたのですが、10回ほど書き直しして、この一刀は原作とは全く違う人物像で書いたのを思い出しまして、自分なりに納得いくものが出来たので、桃香(投下)しました。

 

そして、唐突に飯ネタを披露。

ちびまる子ちゃんのイラストの載った『マルちゃん鍋用ラーメン』のクウォリティが異常なぐらい高いと言う事に最近気が付きました。細麺でゆで時間を上手い事調整すれば、粉落としでもチョイ堅でも自由自在です。皆さん、これから寒くなって来て、鍋の季節となります。

鍋をする時はお近くのお店で『マルちゃん鍋用ラーメン』をぜひ買ってみてください。

 

では、最後になりますが、いつもので閉めましょう。

それでは御唱和下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へぅ( ゚∀゚)o彡°

 

 


 
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