No.204644

病姫無双 十字旗と共に 28

護衛さん

いつかグレィトウさんとコラボしたいですね

2011-03-03 06:24:28 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:5541   閲覧ユーザー数:4504

一刀「はぁ~明日はやっと休みだ~」

『コンコン』

一刀「はい?開いてるよ」

思春「いいか?」

一刀「ん?思春か、めずらしいね・・・どうしたの?」

思春「明日暇か?」

一刀「特に用事はないけど?」

思春「そうか・・・よかった」

一刀「ん?」

思春「明日、訓練に付き合ってもらう、朝に迎えに来る・・・準備しておけよ」

一刀「わかった・・・あ、思春」

思春「何だ?」

一刀「誕生日おめでとう」

思春「なっ・・・ふっふん!」

『バタン』

一刀「訓練か・・・呉を平定したとしても油断は禁物って事なのかな」

翌日

『ゴンゴン』

思春「一刀、はいるぞ」

一刀「おはよう、思春」

思春「準備はできているな・・・よし、いくぞ」

一刀「ところで昨日訓練って聞いたけど・・・具体的には何するんだ?」

思春「行けばわかる」

一刀「っそ・・・」

 

一刀「あ、祭に穏・・・それにソノコは?」

祭「一刀にはあわせてなかったか・・・純夏挨拶せい」

??「始めまして、私は姓は太史、字は慈、真名は純夏です。どうかお見知りおきを」

一刀「始めまして、北郷一刀です、一応暗部の長をやってます」

純夏「で・・・では、あなたがあの一刀様なのですね?」

一刀「あのってのはよくわかりませんが・・・」

純夏「い・・・いえ、兵たちがよく話てましたから・・・」

一刀「どんなのだろう・・・?」

祭「二人ともそこまでじゃ・・・コレより訓練を開始する!各員皆奮起せよ」

『おおおおお』

一刀「祭?俺どんな訓練なのか聞いてないのだけれど?」

祭「見てればわかる・・・気を抜くなよ」

一刀「はぁ・・・」

思春「一刀」

一刀「思春・・・どうし、うわ」

思春「だまれ・・・いいかよく聞け」

一刀「う・・・うん」

思春「ここの森には明命が居る、訓練とは明命を捕まえることだが、あやつも間謀の一人だ、簡単には捕まらないだろう・・・」

一刀「なるほどね・・・明命を捕まえるか・・・こっちが全滅するか・・・ということか」

思春「ああ・・・だが気をつけろよ・・・捕まったりしたら恥ずかしいことになるぞ」

一刀「え?あ・・・いっちゃったよ・・・」

一刀「それにしても・・・・なんで集められた人って皆胸が大きいんだ?」

『うわぁぁぁぁ』

一刀「悲鳴!?」

祭「やられたか・・・」

一刀「墨で何か書いてあるね・・・えっと・・・『一番最初にやられました、えへ』字だけみるとかわいいよな」

祭「油断するでないぞ!この近くにいるやもしれん」

一刀(近くにねぇ~・・・あーうまく気配隠してるわ・・・・こりゃ見つかりにくいわな)

祭「一刀!聞いておるのか!?」

一刀「聞いてるよ『助けてくれ~』あっちもか」

『後ろにも注意しましょう』

一刀「・・・これって訓練だよな?」

穏「もちろんですよ~・・・ただ~実戦と同じ状況ですので~難しいかと~」

一刀「なるほどね・・・・(明命だけと聞いたが・・・桜、雪、希・・・もう一人気配のわからない子がいるな)」

祭「固まっていても埒があかぬ・・・・各自探すぞ」

穏「は~い」

一刀「わかった」

純夏「はい」

こうしてバラバラになったのだが・・・・

一刀「う~ん・・・」

兵「北郷様、我々はいかがいたしましょう?」

一刀「そうだなぁ~」

一刀「散策でもしようか」

兵『はぁ!?』

一刀「そんなに驚かなくても」

兵「い・・いえ、北郷様、我らがなぜ此処にいるのをお忘れでしょうか?」

一刀「訓練だろ?覚えてるよ」

兵「でっではなぜ?」

一刀「なぜって言われてもなぁ・・・お、あったあった」

兵「北郷様!?」

一刀「はぁ~・・・いい匂いだなぁ・・・嗅んでみるか?」

兵「はぁ・・・・これは」

一刀「俺が居た・・・天では松茸って言われる高級食材だ・・・薄く切ってあぶって食えばうまいぞ~」

兵『ごくり』

一刀「先日商人から聞いたんだけどな・・・ここらへん一体の森によくあるそうなんだ・・・探さないか?もちろん、許可なんてとらなくていいし、自分で取った分は自分のものになるけど・・・」

兵『どのような形をしているのでしょうか!?』

一刀「これがそのキノコだよ・・・一人ずつに持たせるから同じものを探そう」

兵『はっ!』

一刀「こんなものかな・・・・ひーふーみーよーとう・・・・結構取れたなぁ・・・試食するときが楽しみだ」

兵「ほ・・・北郷様!」

一刀「どうした?」

兵「た・・・たすけてください」

一刀「え?・・・・ほぉこりゃまたでかい」

兵「ひっ・・・ひぃ!」

獣「ガルルルル」

一刀「・・・お前たちは逃げろ」

兵「で・・・ですが・・・「行け!」はっはい!」

一刀「さてと・・・このあたりに虎は居ないと聞いていたのだがなぁ」

虎「グルルル」

一刀「さぁ・・・どうする?」

虎「がぁあああ!」

・・・・・

祭「なんじゃと!?一刀が虎に・・・!?」

兵「はっはい・・・北郷様は我々を逃がすためにお一人で・・・」

祭「まっておれ・・・一刀」

一刀「その心配はないよ」

祭「一刀!・・・おぬしその虎は・・・」

一刀「人の話す言葉がすこしわかるみたいなんだ・・・・な?」

虎「グルゥ」

祭「じゃ・・・じゃが、いつ襲ってくるかわからぬのだぞ」

一刀「大丈夫だよ・・・それより祭?」

祭「なんじゃ?」

一刀「穏の姿が見えないけど・・・・」

祭「しまった・・・・遅かったか・・・」

ソコには気絶した穏の姿が・・・

そして墨で書かれていた言葉は・・・・

『存在価値は乳のみ』

一刀「・・・・ゴシュウショウサマ」

祭「結局これだけしかのこらなかったな」

一刀「そうだね・・・・純夏のほうは・・・」

純夏「申し訳ありません・・・・私以外皆・・・・」

祭「そうか・・・」

一刀「ねぇ、祭。これじゃぁ勝つのは無理なんじゃ?」

祭「いいや、全員が捕まるまで訓練は続くのじゃ・・・用心せいよ」

一刀「わかった」

純夏「はい」

一刀「あ・・・ごめん」

祭「なんじゃ?」

一刀「萱」

祭「はよ、いってこいぬか!」

一刀「あははは・・・ごめんってば」

謝りながら萱に行く途中に祭の悲鳴らしき声を聞いた

一刀「あら、やられたか」

などとのほほんと言いながら用をたす

戻ってみると案の定、そこには気絶して胸に『乳に栄養行き過ぎ』の文字が

一刀「まぁ・・・明命もそこまで胸にこだわらなくても・・・・いいのに」

虎「ガォウ」

残りは俺と俺が預かった兵たちと純夏だけになった

純夏「ここにおりましたか・・・呉無事で?」

一刀「今のところはね・・・そっちは?」

純夏「はい、大丈夫です」

一刀「そうかそうか・・・・それは残念だったね」

純夏「え?『ゴスッ』なに・・・を・・・」

一刀「俺はさ・・・思春につれてこられたけど・・・何も明命と敵対してるってわけじゃないんだよね」

一刀「それに・・・敵をだますにはまず味方からっていうし・・・さて」

一刀「そろそろ出てきたらどうだ?・・・桜、雪、希」

桜「ばれていたのですか?「最初からね」」

雪「結構旨くできたと思うんだけどな~「上々だ」」

希「また見つかってしまいました「日々精進だ」」

一刀「それで・・・明命、いつまで見てるつもりだ?」

明命「一刀様には勝てないのです」

一刀「今なら本気だしてないぞ?」

明命「はぅ・・・・残念です」

一刀「さて、一人不明な子がいるが・・・とりあえず皆を集めようか」

『はい』

『ピィー』っと口笛を吹くと、森のあちらこちらから明命のような格好をした子たちがゾロゾロとでてくる

一刀「皆、今日はお疲れ様」

『北郷様もお疲れ様です!』

一刀「これから城に戻って反省会を行う、興味のあるものは来てくれ」

『はい!』

一刀「以上・・・・解散」

解散のひと言で目の前にいた数十名の子たちは消える

一刀「それじゃぁ・・・俺たちもいこうか」

『はい』

一刀(あと一人・・・俺が知らない呉の人間がいるってことか・・・・)

明命「一刀様?」

一刀「なんでもないよ・・・さぁ帰ったら旨い飯を作ってやるぞ」

明命「楽しみです」

おまけ

一刀「蓮華・・・」

蓮華「一刀・・・」

徐々に近づく唇

あと少しで触れるって時に・・・

凌統「まったぁぁぁっぁぁあ!」

一刀「またか」

凌統「マタかじゃない!お前なんかに蓮華様を渡してなるものか!私が成敗してくれる!」

蓮華「一刀」

一刀「大丈夫だよ・・・なら、かかってこいよ・・・猪凌統」

 

って日常ありそうですよね

おまけ2

雪蓮「一刀!」

一刀「こら!雪蓮」

純夏「雪蓮・・・ナニをしている」

雪蓮「なにって・・・一刀に抱きついているのだけれど?」

純夏「ほぉ・・・お前は王としての自覚が足りないのではないのか?」

雪蓮「へぇ・・・純夏、妬いてるの?かっわいい」

純夏「なっ・・・雪蓮!」

雪蓮「あはは、ほんとのこと言われて赤くなってる~」

純夏「赤くなってなどいない!」

雪蓮「そう?真っ赤よ~」

純夏「しぇ~れ~ん!」

一刀「いい加減にしろ!」『ゴン!ゴン!』

雪蓮「いったぁ~い」

純夏「酷いぞ!一刀、雪蓮ならまだしも私まで」

一刀「・・・この惨状をみて、まだいえるか?」

一面に広がる景色は・・・崩れた書簡と散乱した筆

雪蓮「あ、私用事思い出したわ「雪蓮」か・・・かずと・・・」

純夏「えっと・・・」

一刀「・・・どこいくの?」

純夏「あ・・・あは・・・あはははははは」

一刀「(笑顔で)二人で全部片付けてね♪」

雪純「「・・・はい」」

一刀「あ・・・もし逃げたら・・・どうなるかわかってるよね?」

「はい」

 

みたいなことはこの外史では普通にありえますので・・・・だって一刀が頂点ですもの

反論は朝廷の帝ですら・・・無理です

 


 
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