No.202400

真・恋姫†無双 ー紅白の天ー 第7話

黒山羊さん

「前回のあらすじ」
一刀達5人は公孫攅の客将になるが、直後、黄巾党が町を攻めてきた。籠城戦をするがジェネシスは黄巾党の中に突っ込んでいく。そして、1人で2万近くの黄巾党を倒す。その後、本拠地を叩き、町を襲った黄巾党は壊滅した。愛紗はジェネシスのように強くなりたいとジェネシスに言うが、ジェネシスに「俺になろうとするな」と言われ、愛紗はジェネシスに不満を感じる。

第1話
http://www.tinami.com/view/201495

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2011-02-19 03:21:09 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3604   閲覧ユーザー数:3202

この物語は真・恋姫†無双という外史に、

CRISIS CORE FINAL FANTASYⅦのジェネシス・ラプソードスが来たいう設定です。

作者である私、黒山羊が原作を何度もやりなおし、

登場人物を原作通りにしたつもりです。

ですが、解釈が幾らでも可能であるように、登場人物が皆様のご期待にそえるかどうかはわかりません。

また、作者は関西人なので、気をつけているつもりですが、

セリフが関西弁臭くなってしまうかもしれません。

あらかじめご了承ください。

読者の皆様が楽しめたら幸いです

 

 

 

 

視点:鈴々

 

東屋でお兄ちゃんとお姉ちゃんは公孫攅としゃべっている。

鈴々は先まで星と試合してたけど、星の勝ちで終わっちゃったから星と愛紗が試合していて、鈴々は皆の邪魔しちゃいけないから暇なのだ。

仕方がないから、試合相手として、おじちゃんを探したけど見つからないから、星と愛紗が終わるまで待ってることにしたのだ。

それまではお姉ちゃんたちの話をここで、聞くことにしたのだ。

 

桃香「わかったよ。白蓮ちゃん。私独立して、黄巾党をやっつける!」

 

一刀「確かに、客将なのに領主様より人気があったら太守として国を治められるものも治められないし、黄巾党を倒して恩賞をもらえれば、どこかの太守になれる可能性が高い。

遅すぎず早すぎず、今がちょうどいい時期だな。」

 

公孫攅「あぁ、すまない。

唯でさえ影が薄いのに、さらに影が薄くなってきたのか、警羅中、私に話しかける人の数が以前に比べて減ってきて、桃香達に話しかける人が多いような気がしてな。

さらに、関羽と張飛が強いせいか、関羽や張飛の下で働きたいって武官が増えてしまってな。

太守としての立場がないよ。」

 

桃香「こっちこそ、ごめんね。白蓮ちゃん。

私は町の人のために頑張ってたのに結果、白蓮ちゃんに迷惑をかけちゃった。」

 

公遜攅「気にするな。桃香や北郷、関羽に張飛、ジェネシスが居なかったら、あの黄巾党の攻撃の時に、この町は滅んでいたさ。感謝はしても、憎むことなんてできないさ。」

 

桃香「白蓮ちゃん……。」

 

公孫攅「北郷、桃香、頑張れよ。応援してるから。

でも、どうしようか?

この町で桃香達が義勇軍の募集をしたら、人が居なくなる。私だって兵の募集したいし…。」

 

一刀「公孫攅さん、じゃ、先に公孫攅さんが兵の募集をして、その後に俺達が義勇軍の募集をするってどう?

これなら、公孫攅さんも兵を集められるし、俺達も集められる。

ただし、公孫攅さんが兵を募集するときに、俺達の義勇軍の募集しようとしているって情報が漏れないようにしないと公孫攅さんの兵になりたいって人が減ってしまうから気をつけないと」

 

公孫攅「そうだな。そうするか。 

じゃぁ、明日には私の兵の募集準備をして、明後日から1週間募集。

その後に桃香達が同じ期間募集する感じでどうだろう?」

 

一刀「了解。じゃぁ、公孫攅さんの兵の募集準備手伝うよ。

そこで、義勇軍募集に何が必要なのか学ばさせてもらうよ。

桃香は義勇軍募集の時に皆に何を言うか考えておいて、俺も俺で考えておくけど。」

 

桃香「わかったよ。ご主人様♪」

 

公孫攅「ちゃっかりしてるな。北郷は。

それから、北郷。今まで、色々助かった、感謝の気持として、私の真名を受け取ってくれ。

私の真名は白蓮だ。」

 

一刀「わかった。白蓮だね。

俺には真名がないから、今まで通り「北郷」か、「一刀」と呼んでくれ。」

 

公孫攅「わかった。しかし、北郷に真名がないって、本当にお前はこの大陸の人間じゃないんだな。」

 

ってことは、鈴々達はもうすぐここから出て行くことになっちゃうのか…。

! 大変なのだ!!まだ、この町で食べていない屋台があるのだ。

急いで行かないと食べる機会を逃しちゃうのだ。

でも、鈴々のお金は少ないのだ。

そうだ。星も3日後にはまた旅に出るって言ってたし、お別れ会という口実でお兄ちゃんにおごってもらうのだ。

それなら、お金が掛からないのだ。

鈴々は天才なのだ。

さっそく、お兄ちゃんを追いかけるのだ。

 

 

 

 

視点:?1

 

?2「はわわわ――。この町が公孫攅が太守の町ですか。」

 

?1「そうだね。朱里ちゃん。噂の天の御使い様もここに居るみたいだよ。」

 

私は水郷先生が営んでいる私塾の同級生だった朱里ちゃんとこの町に来ている。

さかのぼること1カ月前のある日、水郷先生は仲の良い行商人の方と天の御使い様の話をしていました。

行商人さんは天の御使い様が提案した政策は変わった政策でほとんどが成功して町は他の町に比べて治安も良く、賑わっていると嬉しそうに言っていました。

それを立ち聞きした私は朱里ちゃんと一緒に水郷先生の横に座って、その話を聞いていました。

すると、朱里ちゃんが「私その御使い様に会ってみたい」と言ったので、私はとっさに「私も行ってみたいでしゅ」と舌を噛んでしまいました。

あの時は痛かったでしゅ(グスッ)口の中で血が出てました。

すると、行商人さんは今回は反対方向に行くから無理だけど、今度来た時は送ってあげてもいいよと言ってくれました。

そして、水郷先生も良いよと言ってくれました。

10日前に水郷塾にきた行商人の荷馬車に乗せてもらってこの町に来ました。

人が多くてどこに行けばいいのかわからない私と朱里ちゃんは近くにあった茶房に入り、お茶を飲みながら、他のお客さんや店の人から話を聞くことにしたのですが、

 

男1「ヒャハ―。酒と金を出しやがれ!」

 

男2「早くしねぇと、てめえか客のお首が飛んじゃうよ、お首が。」

 

と3人の男の人たちが茶房に入ってきました。

3人とも背が高く、筋肉質で髪は真ん中だけ残して左右を剃っていて髭を生やし黄色い布をつけて、それぞれ、斧と剣と槍を持ち、右額に「1」「2」「3」と書かれていました。

なんと読むのでしょう?

今どこからか「セイレキ千九百エックス年、地球はカクの炎に包まれた。」という言葉が聞こえましたが、セイレキって何ですか?エックスって何ですか?カクって何ですか?私の頭の中の怪物が教えろって言ってます。気になります。

 

 

 

「3」の人「お譲ちゃん達、一緒に良いトコ行こうか。嫌って言っても無理だけどな。」

 

 

 

え…私?

 

額に「3」って書かれた人が言ってきました。

隣の朱里ちゃんも固まってました。

私は抵抗しましたが、「3」の人は私に剣を突き付け「おとなしくしろ」と言うと、私は抱えられ、朱里ちゃんは「1」の人に抱えられ、ここから一番近い西門の方へと連れて行かれました。

しかし、北門に連れて行かれる途中で兵隊さんが現れました。

でも、私たちのせいでこの人達を捕まえられずに、降着状態になりました。

しかし、私の後ろにいた「2」の人が「ヒデヴ」と言い、前へと飛んでいきました。

「3」の人は振り返ると、そこには…

 

 

 

 

??「天知る 、神知る、我知る、子知る! 悪の蓮花の咲くところ、正義の華蝶の姿あり!

                   華蝶仮面!推参!」

 

 

 

あわわ……!また、変な人でしゅ!

ここは変な町でしゅ。

行商人しゃん、うしょちゅき――!

変な人が強盗して、変な人が強盗の一人をやっつける変な人達だらけの町でしゅ!

何が治安が良いでしゅか?

もう、泣きたいでしゅ……。

この変な人も槍を構えるけど、動かないでしゅ……。

 

 

 

 

ざわざわ。 ボキッ! ギャ――――! ドサッ

 

 

 

また、後ろが騒がしいでしゅ。

「3」の人は振り返ります。

私は次はどんな変な人が来るのかと覚悟を決め、目を開けました。

すると、目の前を覆うほど居た兵隊さんが道の両脇に避けていて、代わりに見慣れない赤い服のおじさんが1人立ってて、さっきの「1」の人はうつ伏せに倒れてました。

朱里ちゃんは道の両脇に避けてた兵隊さんに保護されたようです。

「1」の人の右腕があり得ない形になってました。

肘が2つある状態というのが説明しやすいと思います。

私は私を抱えている「3」の人が震えていることに気付きます。

 

「3」の人「てめぇ、なんでここに居るんだ?東門から森に行ったんじゃなかったのかよ。」

 

「3」の人は叫びますが、声が震えてました。

明らかに動揺の色が見受けられます。

赤い服のおじさんはこちらに向かって歩いてきます。

 

「3」の人「来るな!来るんじゃねぇ!!このガキがどうなってもいいのか?へへへ…。」

 

それでも、おじさんは近づいてきます。

それに合わせて、「3」の人は後退して行きますが、突然止まり、事切れたかのように崩れました。

 

後ろを見ると「3」の人の代わりに、さっきの変な仮面の人が居ました。

どうやら、変な仮面の人が「3」の人の意識を刈り取ったようです。

その後、私は兵隊さんに保護されました。さっきの赤い服のおじさんは私の左を通り過ぎてどこかに行きました。

「1」「2」「3」の人は兵隊さんに捕まり連れて行かれました。

変な仮面の人もどこかに走って行きました。

 

警羅兵「おじょーちゃん達、悪いけど事情聴取を受けてくれないかな?」

 

私 「ジジョウチョウシュって何ですか?」

 

警邏兵「この町では上に報告するときに、事件の概要を関係者から聞いて、何でこの事件が起こったのか、警邏の主観ではなく客観的に分析しなければならないんだ。

そうすることで、似たような事件の防止や対策が取れる。

で、事件の関係者から事件の話を聞くことが事情聴取だって白の御使い様が言ってた。」

 

朱里「白の御使い様ですか?」

 

私も驚いたが、朱里ちゃんは驚いたようだ。

 

警邏兵「そうだよ。悪いけど、これ強制なんだ。そこでお茶一杯出すから。」

 

私 「そのかわり、天の御使い様について教えてもらえませんか?

私達、天の御使い様の下で働きたいんです。」

 

警邏兵「わかったよ。僕の知っている限りで話せる内容に限るけどね。」

 

私&朱里「「ありがとうございます。」」

 

私隊はさっきの茶房で店長さんと兵隊さん2人の5人で事情聴取を受けた。

その後、店長さんは店を片付け、私達は兵隊さんに天の御使い様について話した。

 

 白の御使い様は別名「知の御使い様」とも呼ばれ、知識の量が多く、誰にも思いつかないような政策を提案しほとんどを成功させてきたという。

先ほどの事情聴取も知の御使い様の発案だというのは先程聞いた。

他にも割れ窓理論、交番等色々あるらしい。

また人柄も良く、町の人たちから親しまれており、誰にでも声をかけ、誰にでも声をかけられているという。

 

 紅の御使い様は別名「武の御使い様」とも呼ばれ、さっきの赤い服のおじさんだそうだ。

少し前この町に黄巾党が攻めてきたときに公孫攅の軍は籠城戦をしていたが、1人城壁から飛び降り、1刻もかけずに18000人の黄巾党相手に無傷で壊滅させたという。

武の御使い様の人柄はよく分からないらしく、気が付いたら何時も同じ知らない文字の本を読んでいるらしい。

 

朱里「どうしたら、会えますか?」

 

警邏兵「今、天の御使い様が義勇兵を募集しているから、行ってみたら?

確かここから東に行って3つ目の角を右に曲がって、まっすぐ行ったら、そこの広場でやっているはずだよ。」

 

私達は席を立つと会計を素早く行い、広場へと急いだ。

 

 

 

 

視点:桃香

 

私は櫓の上に立って、今の大陸の情勢、漢王朝に不満を持っている人や税に苦しむ人が賊になり、弱い人を攻撃し、弱い人がもっと弱い人を攻撃していることを伝えた。私達は旅をし、この連鎖を肌で感じていたと。

そして、この場に集まってくれた人に私の想いを伝える。

 

桃香「私達には力が必要なんです。

私と北郷一刀さんの理想に共感し、私達を慕ってついてきてくれる人は今は3人だけです。

私達5人がいくら強くても、5人だけではこの願いを実現することなんてできないんです。

想いだけでは、皆を幸せにすることができないんです。

この世の混沌を終わらせて、安寧へと導きたいと志の同じ人が私達には必要なんです。

ですから、私達に力を貸してください。」

 

そして自分の理想と心からの思いをすべて吐いた。拍手の嵐が聞こえる。

私は櫓から降りた。ご主人様と愛紗ちゃんは義勇軍の入団希望者の対応をしている。ジェネシスさんに私は声をかける。

 

桃香「どうだった?ジェネシスさん。

ご主人様と私で考えたあの言葉で私の想い皆に届いたかな?」

 

ジェ「お前はお前なりに言葉を選び、想いの全てを吐いた。

お前が不安になってどうする。」

 

桃香「そうだね。ごめんなさい。

でも、よかった。

ジェネシスさんにそう言ってもらえると嬉しいよ♪」

 

すると、愛紗ちゃんが2人の女の子を連れて私に声をかけてきた。

 

愛紗「桃香様。お疲れ様です。

ちょっとお時間を頂いてもかまいませんか?桃香様に会いたいとおっしゃる者がいまして…。」

 

桃香「大丈夫だよ。愛紗ちゃん。もしかしてそこの2人の子かな?」

 

?1「ひゃい。私は諸葛亮れしゅ!

 

?2「あわわわ!私はほ‥ほ・ほほ…ほーとーれしゅ。」

 

桃香「えーっと。諸葛亮ちゃんと、ほ…何ちゃんだっけ?」

 

鳳統「鳳統れしゅ!」

 

緊張して、自己紹介で舌噛んでる!可愛い!ギュッって抱きしめたい!

 

桃香「で、私となんのお話がしたいのかな?」

 

諸葛亮「実は私達は水郷塾という処で勉強していたのですが、行商人から聞くこの大陸の話を聞いて、何かできないかなと思っていたのですが、1か月前に2人の天の御使い様が劉備様の下に降りたという話を聞いて、興味を持ったんです。」

 

鳳統「行商人の荷馬車に乗ってこの町に来て、さっきの劉備様のお話を聞いて、私達は劉備様の考える理想のために頑張ろうって2人で決めたんです。どうか、私達2人を軍師として義勇軍に加えてください。お願いします。」

 

二人は頭を下げて私にお願いしてきた。

 

桃香「わかったよ。皆で力を合わせて平和な世の中にしようよ。ね♪」

 

諸葛亮&鳳統「「ひゃい!よろしくおにぇぎゃいしましゅ!」」

 

二人は噛み噛みでそう答える。

可愛いな♪すると、2人はジェネシスさんの方を向くがジェネシスさんに声が掛けられないでいた。

2人はジェネシスさんのこと知っているのかな?

ジェネシスさんはまた「らぶれす」を読んでいる。

 

桃香「諸葛亮ちゃんと鳳統ちゃんは武の御使い様を知っているの?」

 

諸葛亮「ひゃい!実はさっきたまたま入った茶房に強盗が入り人質にされたところを助けて頂きました。

武の御使い様ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」

 

鳳統「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 

桃香「そうなの?ジェネシスさん。」

 

ジェ「黄巾党だったので、倒しただけだ。」

 

右手で本を閉じて、私と2人を見て、いつもの透き通った声で答えるジェネシスさん。

歩いてどこかに行こうとする。

 

 

ジェ「深淵のなぞ  それは女神の贈り物

 

   われらは求め  飛びたった

 

 

 

   彷徨いつづける心の水面に

 

   かすかなさざなみを立てて」

 

 

桃香「『らぶれす』第1章。良かった。

ジェネシスさんも2人を歓迎してくれているもみたいだよ。」

 

諸葛亮&鳳統「「??」」

 

あれは世界を救う『女神の贈り物』を求める3人の親友が誓いを立てて、旅立つところ。

あれはジェネシスさんなりの大陸の平和という志を持つ2人への歓迎なのだろう。

そもそも、歓迎してないのなら、返事もしないと思う。

 

こうして、私達に2人の軍師様が仲間になった。

 

 

 

 

どうも、関西弁の黒山羊ですわ。

最近、パソコンの打ち過ぎか、肘が腱鞘炎になってまいましたわ。痛くてかなわんわ。

さて、星が旅に行ってまいましたが、

代わりに、はわわ軍師にあわわ軍師が登場。

 

現在、CRISIS CORE FINAL FANTASYⅦをまたやり直していますが、

PSPのスティック壊れた!(号泣!)上にスティック押しているのに、下に向かって走るな!ザックス!落ち着け!言うこと聞かずに走り回る子犬かお前は!あぁ、モデオヘイムでの潜入ミスった。あぁ、宝箱が…。

現在、モデオヘイムでジェネシス戦終了直後といった感じです。

ジェネシスの技の種類、動きや効果の確認をやっています。後はジェネシスとLOVELESSの情報収集。ソルジャーやファンクラブからのメールを読み返しています。

その上、真・恋姫の再プレイや、wikiで三国志の情報収集等をしています。

 


 
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