No.175401

恋姫ブレイク プロローグ

タナトスさん

錆落とし小説、第2段……

俺の頭もBORDER BREAK……

2010-09-29 16:15:04 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:3584   閲覧ユーザー数:3198

 

 

 

愛紗がこの俺の世界に来てから1年の月日が経過した。

 

それなりの楽しい生活を送っていたが突如、学校帰りに強い光に包まれた。

 

俺達が納まった眩しさから目を開けると……

 

あのオカマ……貂蝉が湧いて出た……

 

しかも、俺と愛紗がハマッているBORDER BREAKのオペレーターの格好をして……

 

 

ぎやああああああああああああああああああ!!

 

止めろ!!

 

俺の中のオペ娘がボーダーブレイクする~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!

 

俺の心のコアの耐久値がああああああああああああああああ!!

 

「何気に酷いわね~~~ご主人様~~~」

 

酷いのはお前の格好だあああああああああああああああ!!

 

後、俺の心に偵察機を送り込むのは止めれ!!

 

俺の心のコアの耐久値が見る見る減少!!

 

此の侭では危険だ!!

 

 

俺は貂蝉が何で現れたのか問いただした。精神衛生上のために。

 

「何で急に現れた? 何か理由があるのか?」

 

貂蝉は体をくねらせながら言う。

 

ゴメン……、マジゴメン……、HEAVY GUARD社の装甲でも一撃撃破だから……

 

俺の心もボーダーブレイクだから……

 

 

「それは、彼方達が次元の狭間に落っこちたからよ……左慈達の上司がやらかしたのね……」

 

愛紗は事の事態を何とか理解し、

 

「何故、こんな事に!?」

 

貂蝉も珍しく真面目に答える。

 

「其れが解らないの……あの老人達が何の目的で彼方達を追い落としたのか……ただ、何処の世界に落ちるかは予測はつくわ」

 

俺と愛紗は目を丸くしながら驚く。

 

いや……何となく貂蝉の格好を見れば理解できるが……

 

愛紗も同じ考えだったらしくゲンナリとする。

 

「そうよ~ん。察しの通り、BORDER BREAKの世界に行く事になったわん~」

 

何故に!?

 

「それはね~えん。ご主人様と愛紗ちゃんの思考がそちらに傾いていたからよん」

 

……もういい、生き残る事を考えよう。

 

「ちなみに……ご主人様と愛紗ちゃんの兵装は初期の強襲兵装よん~」

 

ハア~~~~~~~~~~~~~~~!?

 

つまり、一番最初からの兵装のままか!?

あり得ない!!

 

「後、何処の組織に加勢するの?」

 

俺は顎に手をやりながら考える……

 

「愛紗……何処の組織に属すべきだ?」

 

愛紗も難しそうに考える。

 

「今の所、組織の把握が出来ていませんから……取り合えず行き当たりバッタリになりますね……GPも貯めなければなりませんし……武装や機体も強化しなければ……」

 

俺は愛紗の言葉に考えを纏めた。

 

「暫くは、傭兵家業か……」

 

「はい……それがベターかと……」

 

話が纏まった所を見計らい貂蝉が進言してきた。

 

「お話は纏まった? 戦闘の手配や報酬、倉庫の管理や整備士の手配は私が担当するわ。その代わり、戦闘と仕事の依頼は自分たちで手配して~」

 

「解った」

 

そう言うと世界はまた白く染め上げられた。

 

 

 

 

 


 
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