No.140617

『偽・悲恋姫†異聞録』20

絶影さん

GW企画!

やはり一騎打ちになると一寸短くなってしまいますね

そこはご容赦ください><

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2010-05-03 19:41:45 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:9156   閲覧ユーザー数:7527

くっ、相手が誰であろうと構わん昭の舞台は守りぬく、舞王は舞ってこそ舞王!

誰にも邪魔はさせん、それが何者であろうともだ

 

一瞬止まってしまった秋蘭に向かってくる敵将に力の限り矢を放ち続けた

しかし秋蘭の放つ矢は袁紹?の体に被弾するがその歩みを止められず次々と矢を叩き落され

距離を詰められてしまう

 

ちぃっ!あの服が邪魔だ、それどころか身体に被弾しても止められないだと!?

 

「これでっ」

 

無数の矢を飛ばし、その間に心臓を狙い済ました矢が袁紹の胸に突き刺さる・・・

が、それでもその脚は止まることなく秋蘭に真直ぐ襲い掛かってくる

 

何だと!?私の矢が胸に当たったのだぞ!!ならば貴様の脚を貫き、地に縫い付けるまでだ

 

秋蘭は驚くがすぐさま次の矢を番え、冷静に冷たい殺気を放ち袁紹?を見据える

 

「貴様も死兵か、死兵は大人しく地の底で眠れっ!」

 

胸に矢を受けなお襲い掛かる袁紹?の鋭い突きが眼前に迫るが

秋蘭は一瞬の判断で敵将の足の甲を狙い矢を放ちその反動で弓を回し

弦が美しい音を奏でると弭槍が飛び出す。

 

空から降る矢と私の弭槍、二つ同時には受けられまい、奴の突きを受け流し、近距離で矢を放つ

 

先に空に放った矢が二本、袁紹?目掛けて降り注ぐ、秋蘭は横に軽くステップして身体を浮かせ弭槍を襲い掛かる黄金の方天画戟に合わせた

 


 
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