No.140505

恋姫無双 未来から来た子達 12

戦国さん

どうも戦国です

未来から来た子達シリーズそろそろ中盤に入りました

皆さん暖かい目で見てください

続きを表示

2010-05-03 05:22:51 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:1451   閲覧ユーザー数:1333

この作品は、オリジナル要素を大量に含みます。

原作重視の方は、注意して下さい

キャラクター崩壊の可能性もあります

オリキャラありです

それでも良い方は、どうぞ

 

五胡戦

 

五胡の兵五十万       三国軍四十万

 

現在王蓮が率いる蜀呉の兵(呉はたったの六人)計三万は先陣で交戦状態に入っている

 

五胡兵「北郷一刀は悪なり! 悪は滅すべし」

五胡兵「北郷一刀はこの世界を滅ぼす者なり」

五胡兵「我等に逆らう者、敵なり」

 

王蓮「がーー!!!うるさい!うるさい!消し飛べ!『猛虎牙王斬』!!!!!!!」

 

ドッカーン

 

光「すごいな、さすが雪蓮さんの母親だ」

雪蓮「何言っているのよ?貴方の母親でもあるのよ」

 

五胡兵「北郷一刀につく者、敵なり」

五胡兵「敵は万死に値する」

 

戦国「光!雪蓮!ぼさっとするな!」

光「わかってる!食らえ」

雪蓮「甘いわ!」

 

光達に襲ってくる兵は光の氣弾によって吹き飛ばされ、雪蓮も残りの兵を切り裂いていった

 

戦国「っち、しかしこの兵たちおかしいぞ」

祭「ああ、まるで心が無いみたいだ。死を全く恐れていないようだ」

王蓮「こいつ等は『太平要術の書』で作り上げられた傀儡だ、全く面倒な奴等を呼び寄せたな五胡の連中は。この戦場で戦っている敵兵の殆どがこの傀儡だ」

 

光「そう、なら遠慮なくいかせてもらいます」

戦国「ああ、いくぞ!」

 

愛紗「我々も負けていられんぞ!」

星「ああ」

恋「…恋も頑張る」

 

それから数刻後

 

王蓮「ふははは、弱い!弱いぞ!もっと強い敵はいないのか!!!!!!!!」

 

光「完璧に魔王化しているね」

雪蓮「今の母さんとは戦いたくないね」

戦国「つーか、あの人もはや人間と呼んでいいのか?」

 

五胡の兵の数をたった数刻で五分の一減らしたのは王蓮が率いる呉と蜀の武将達だ。といってもその七割以上が王蓮一人で倒したのだが

 

 

王蓮「魔王炎激刃!」

 

ドッカーン

 

光「これで、また五百ぐらい減ったね」

蓮華「もし、母様が十人もいたらこの世界終わりね」

雪蓮「やめて!想像したくないから!」

 

 

王蓮「おい!城の門をぶっ壊したぞ」

呉軍「「「早!」」」

光「この人に勝てる人いるのかな?」

 

 

その頃、魏軍は

 

真桜「なあ凪、今ものすごい音が聞こえたんやけど」

紗和「沙和も聞こえたの」

凪「どうやら、光達が門を開けたようだな」

二人「「えええ!」」

 

季衣「秋蘭様!呉と蜀の兵が城に潜入できたそうです」

秋蘭「何だと!」

優矢「なあ、秋蘭さん、戦っていつもこんなに簡単に終わるものなんですか?」

秋蘭「何を言う!こんな戦私も初めてだ」

 

 

 

城の中

 

場内に攻め込んだ、光達は王座まで走り出した、しかし光達は全く知らない

ただ王蓮の直感を頼りに走っている、全くな避けない

 

ちなみに、愛紗達は敵兵が来ないよう門の所で待機させている

 

王蓮「グルルルル、テキハドコダ」

光「王蓮さん、落ち着いて!」

雪蓮「完璧に獣だね」

 

しかし、ある事に気付いた

 

戦国「なあ、おかしくないか?」

祭「お主も気付いているようだな」

戦国「ああ、敵の気配が全くない」

 

そう城内を探しても敵は一人もいなかった

 

光「罠かな」

祭「その可能性は高い」

 

けっきょく王座までたどり着いたが、誰もいなかった

 

王蓮「ちっ、仕方ない。光、戦国、お前達は北郷の所に行ってこの事を報告しに行け、私はもう少し調べる」

光「分かりました」

王蓮「雪蓮達も行け」

雪蓮「え?どうして」

王蓮「ここに敵がいないという事は、全員外にいる事になる。だがこの城の大きさを計算しても外にいた兵だけじゃ足りない、おそらくこちらが攻めてくる事を予想してどこかに兵を隠しているはずだ」

光「それじゃ」

雪蓮「蓮華!今すぐ一刀のところに行くわよ」

蓮華「はい!」

王蓮「それじゃ、いまから飛ばすぞ」

 

王蓮はポケットに入れていたコンパクト型の鏡を雪蓮たちにむけた。全員が光に包まれてそのまま魏軍の方へ向かった

 

王蓮「さて、あの子達がいなくなったから出てきたらどうだ于吉?」

 

王蓮は確信したかのように誰もいない王座に話しかけた。その瞬間王座から黒い影が現れ、そこから黒い装束を纏った男が現れた

 

于吉「ふふふ、さすが孫堅文台、相変わらずの勘ですね」

王蓮「そういうお前は変わったな。なんだその格好?何かのゲームに出てくる黒魔術師気取りか?」

于吉「この世界を統べるのに相応しい格好にしただけですよ。それよりその体、もう馴染みましたか?私からのプレゼントです」

王蓮「やはり、黄祖はただの届け屋だったか」

于吉「ええ、貴女がちゃんと来るようにわざと黄祖に力を与えたのですから、まあそれでも貴女には及ばなかったようですが」

 

于吉はまるで人を道具としか見ていないかのように話した

 

王連「それでこの世界を統べるのか?外史の管理人がそんな事して良いと思っているのか?」

于吉「ふははは、おかしいこと言いますね」

王連「なんだと?」

于吉「この世界を統べるのは私ではなく左慈ですよ、私はただ彼の野望を支えるだけ」

王連「左慈、あいつか。貴様達はこの世界をどうする気だ」

于吉「さあ?それは彼次第ですね。私はただ彼が望むままに行動しているだけです。この『太平要術の書』でね」

 

于吉は袖から黒く禍々しいオーラを放つ本を取り出した

 

于吉「素晴らしいでしょ、様々な外史から吸い取った『負』で魔力を高めたこの書なら何でも出来る。この世界だって簡単に滅ぼす事が出来ますよ」

王連「そんなことはさせん!猛虎炎撃斬!」

 

王連は全身の氣を南海覇王に注ぎ込みそのまま于吉にむけて斬撃を放った。凄まじい炎が于吉を包み込み、炎が包み込んだ場所は炭と化していた。

 

王蓮「やったのか?」

于吉「それはどうでしょう?」

王蓮「な!」

 

振り向くと、于吉は平然とした顔で立っていた

 

王蓮「いつの間に!」

于吉「さて、面倒なので貴女は消えてもらいましょう『縛』!」

 

于吉は呪文を唱えると王蓮の周りに黒い結界みたいなのが張り巡らされた

 

王蓮「ちっ、こんなもの!」

王蓮は再び氣を溜め込むが

于吉「おっと、壊そうとしない方が良いですよ。この結界は壊されると爆発する仕掛けになっていますから」

王蓮「くっ」

于吉「そうです、貴女はおとなしくしていれば良いのですよ。さて許貢たちはどうしているのでしょう?」

 

 

 

その頃一刀たちは、張闓という人物と激突していた

 

霞と才は張闓との戦いで深手を負い、華琳と春蘭が入れ替わりで戦っている

 

華琳は我を忘れたかのように大鎌を張闓に振り放っていた。しかし、すべてが防がれ、さらに春蘭も加勢に入ったがそれでも相手のほうが一枚以上、上手だった。

 

城の方で戦っている凪たちはまだ五胡の兵と戦っていた。今すぐにでも駆けつけたいようだが、何故か敵の数が増え身動きが取れない状態に陥っている。

 

華琳「張闓、貴様!」

張闓「嵩の娘、お前の覇気はその程度か?なら落ちたな以前会った時はこの程度ではなかっただろ」

華琳「だまれ!母の仇、ここで討つ!」

張闓「ふん、やれるものならなってみな」

春蘭「この!」

張闓「あまい!」

 

張闓は切りかかろうとしていた春蘭を蹴り飛ばし、二人から距離を取った

 

張闓「夏候惇、魏の大剣とも呼ばれるお前がこのざまか、やはり鈍っているな」

春蘭「だまれ!なぜ生きている!お前は確か死んだはずだ」

張闓「ああ死んださ、だがこうして生きている、于吉とか言う男によってな」

華琳「な!」

 

張闓「俺は正直あの男が企んでいる事に興味はない。俺はただこの世界でやり残したことをしたいだけだ」

華琳「やり残した事」

張闓「まあ、お前達が知る必要はない」

 

張闓は再び大剣を構え黒い氣を流し込んだ

 

才「まずい!あれが来る!」

霞「皆避けるんや!」

 

才と霞は張闓が何かすることに気付き全員に叫んだ、しかしそれはもう遅かった

 

張闓「龍骨破!」

 

張闓が放った黒い斬撃は大地を削り、次々と敵味方関係なく兵を切り裂いていった。斬撃が治まったとき、地面は真っ二つに裂かれ、辺りには血と肉片の塊が散らばっていた

 

一刀「何だよこれ」

霞「あいつ一人でウチらの兵が全滅やった。正直こんな奴勝てるわけないやろ」

才「バケモノだな」

 

その時、一本の矢が華琳に向かって来た

 

一刀「華琳!」

 

ガキン

華琳「え?」

 

しかし矢は華琳に当たる事無く張闓の剣ではじきかえされた

 

???「カカカカ、さすが張闓」

 

張闓の後ろには弓矢をもっていた男がいた

 

張闓「許貢邪魔をするな!城はどうした」

許貢「あぁ、城?あんな物、捨てて来たさ」

張闓「貴様」

許貢「そんな事よりさ、俺にも曹操を殺させてくれよ?」

 

許貢と名乗る男が現れ、更に華琳の様子が変わった

 

華琳「許貢、貴様よくも私を裏切ったわね」

 

許貢は華琳を見ると子供のように目を輝かせた

 

許貢「曹操、会いたかったぜ。お前に殺されて俺はお前を殺す事を首を長くして待っていたんだからな」

春蘭「貴様何を言っている!」

 

二人は許貢が言っている事が理解できなかった、しかし一刀は感づいたようだ

 

一刀「二人共!こいつもしかしたら別の世界からきた人間かもしれない」

許貢「ほお、よく気付いたな天の御使い。あっちの世界では呉に居たがこの世界では蜀に居るそうだな」

一刀「俺を知っているのか」

許貢「ああ、あの時孫策が死んで一番悲しそうな顔していたな。あれは最高の顔だったぜ」

張闓「やはり、お前の趣味は気味が悪い」

春蘭「なら、この世界の許貢はどうした」

 

たしかにおかしい、もしこの許貢が別の外史から来たならこの外史の許貢はどうなったのか

 

許貢「ああ、あいつか殺したさ」

春蘭「何!」

許貢「さすがに自分を殺すのは少し戸惑ったが、同じ人間が二人いたらおかしいからな。カカカカ」

華琳「本当、イカレタ男ね」

許貢「さて、俺も戦闘体勢に入るか」

 

許貢は地面を蹴り、一瞬で華琳の間合いに入った

 

華琳「な、いつの間に」

許貢「カカカ、あばよ曹操」

 

???「させない!」

許貢「ん?」

 

許貢の剣は雪蓮の剣によって受け止められていた

 

一刀「雪蓮?」

光「北郷!無事か?」

一刀「光!それに皆!城はどうなったの?」

 

その後、光達も無事に一刀の元へ到着した

 

戦国「説明は後だ、今はここを片付けるぞ」

一刀「ああ」

 

許貢「孫策か、懐かしいな。また殺してやるよ」

雪蓮「こいつが許貢?てっ言うか、何言っているのこいつ?」

 

一刀「雪蓮気をつけろ!そいつ別の世界で君を殺した人物だよ」

雪蓮「へぇ~、私を殺した人?それじゃ外史のあたしの仇という事で貴方の頸貰うわね♪」

 

許貢「ほざけ!!」

 

雪蓮と許貢の剣が交わった時、突然剣が光りだした

 

雪蓮「何これ?」

許貢「チッ、どうなっていやがる!」

 

お互いに状況が掴めていないようだ、そして光はそのまま雪蓮を包みこんだ

 

雪蓮「え?あたしどうなるの?」

一刀「雪蓮!!!!」

 

 

「うう、気持ち悪。老酒を十杯以上飲んだ次の日以上に気持ち悪」

 

雪蓮は真っ白の空間にいた

 

「全く、ここはどこなのよ」

 

体が慣れたのか、雪蓮はすぐにいつもの調子に戻った。その時雪蓮の目の前にありえない光景が見えた。それは矢が刺さって倒れている孫策の姿だった。そして一人の男性が悲しそうに抱いていた。周りには呉の要人達が同じく今にも泣きそうな顔をしていた

 

「何よこれ。何であたしの体に矢が刺さっているの。それに…」

 

一刀「雪蓮!!!!!」

 

「え?一刀?」

よく見るとそれは自分でもよく知っている北郷一刀だった

 

孫権「姉様!」

孫策「か…ずと」

周瑜「雪蓮!しっかりしろ!思春、急いで医者を!」

甘寧「は!」

 

 

孫策「もう遅…いよ。一刀…おね…がい。れん…華達と一…緒に呉をさ…さえ…て」

一刀「雪蓮!!!」

孫権「姉様」

 

そして孫策はそのまま永遠の眠りに入った

 

「待って、一刀あたしはここにいるよ!」

 

雪錬は思いっきり叫び手を伸ばそうとしたが体がその場から引きずられるように離れていった

 

 

雪錬は気付くと涙を流したまま戦場に立っていた

 

許貢「チッ、何だったんだ今のは?」

一刀「雪蓮、大丈夫か?」

 

どうやら、雪蓮が見ていた光景は彼女しか見えていなかったのだろう、しかしその場にいた一人は何かに気付いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

張闓「馬鹿な…外史が繋がった……だと?」

 

 

 

あとがき

 

どうも、戦国です

 

ぶっちゃけ、王蓮様メッチャ暴れすぎ!でもこれで良いのです。これが自分が想像する孫堅文台(恋姫VER)ですから。常に自由とカオスをまぜたような人(笑)

ちなみに彼女が叫んでいる技の名前、あれは適当です。本人曰く「名前があったほうがカッコいい」です

 

それじゃ、次回をお楽しみに

 

オリキャラインタビュー

 

及川「皆の者待たせたな!ワイは帰ってきた!アイムバッーーーーーーーク」

制作者「ええ、どちら様?」

光「さあ、おそらく北郷の友人Oさんでしょう」

一刀「おーい、友人O。誰もお前の事待っていないぞ」

及川「なー!!!、カズピー酷い!それにピカニャーも!」

光「誰がピカニャーだ!『魔人拳』!!!」

 

ドーン

及川「ウポーー」

 

光は『魔人拳』を覚えた

友人Oは重症を負った

友人Oは参加できなくなった

 

 

制作者「はーいオリキャラインタビューが来ました」

一刀「今回のゲストはこの二人」

 

鉄「にゃははドーモ!縄文鉄だ!皆よろしくな」

狼牙「大正狼牙だ」

 

一刀「鈴々と美以の遺伝子を受け継いだこの二人か。確かに二人に似て小さいな」

 

二人「チビって言うな!!!」

 

制作者「はいはい、落ち着いて。鉄は思いっきり天真爛漫な性格で狼牙はかなり野生っぽい性格なのであの二人の性格がぴったりだと思いました」

一刀「なるほど、でも狼牙は翠の遺伝子も持ているよな」

狼牙「そうみたいだな、あんまり似ていないが」

制作者「一様、大正の武器が槍なのでそれも考えて入れました」

一刀「なるほど」

制作者「それから、鉄と仲が良い為それもぴったりだと思いまして」

 

光「それじゃ、裏話はこの辺にして質問コーナーに入ります」

 

自分の先祖に会ってどう思いました?

 

二人「「………」」

制作者「あの…何か言ってくれないと困るのですが」

 

二人「「納得できるか!!!!!!!!!!!!」」

 

制作者「うお!」

 

鉄「俺達は鈴々たちを見てメッチャショックを受けたぞ!うううう」

狼牙「ああ、猛獲はもっとワイルドな奴だろ!何であんな子供なんだ!ううう」

 

制作者「ええ、子孫組みの中で一番先祖と対面してショックを受けたお二人でした」

 

一刀「次は先祖側だ」

 

鈴々「にゃはは、鈴々登場なのだ!」

美以「美以もいるぞ!」

 

制作者「それではお二人に質問です」

 

自分の子孫に会ってどう思いましたか?

 

鈴々「にゃー、鈴々は嬉しいのだ!だってお兄ちゃんの子供が生まれる事が分かったからなのだ!」

美以「美以もうれしいじょ。」

制作者「他には?」

美以「無い!だって狼牙は食べられないじょ」

 

 

制作者「あ、そう」

 

光「北郷どうした?」

一刀「いや何でもない(光たちには言えるわけ無いよなこんな子供までやっちゃったなんて)」

 

 

制作者「それじゃ、今回も手短めで終わりにしたいと思います」

 

全員「ありがとうございました(なのだ)!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人O「あれ?ワイ忘れられてる?」

 

おまけ

 

張闓のイメージです。おそらく皆さんが想像していたのと違うでしょうが。

 

 

未来才のイメージです。髪型は華雄を想像して書きました。

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
7
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択