「”無限光”と言う”ユダヤ人の”神が現れたそうです」

「ユダヤ人で神々を名乗るって（頭）大丈夫か？（ユダヤ教の神ヤハウェ以外は神々であり、存在しない事になっている）」

「私たち、※神の神々（Go-G（ゴー・グ））に対抗してよね？」

　夕闇・灰闇・暗闇（の順番で）、三柱の神である三人は話を続ける

「私たち、日本人の神であります三柱の闇シスターは、アイイル様の主（しゅ）であられますクリスティー・スカーレットと言う方に、存在を許されています」

「それ（その知識）は私も知ってる、第三世界の主（あるじ）だろ？」

「そうよね？　夕闇」

「そうですよ、ゴー・グは主クリスティーお嬢様に許されています

…あちらからしてみたら、アンチ・クリスト教団は邪教団、ユダヤ教の「唯一神」以外の、神々を立てていますから」

「しかし、確か、『聖書』の神は、「神の神」じゃなかったか？」

「「神々の神」とか、かしら？？」

「いえ、そうでもありますが、『聖書』の神は、”主の主”です

…ですから、『聖書』の中でも、「クリスティーお嬢様は主」である事は認められているはずです

（ユダヤ人は）「馬鹿」なのでしょうか？？」

　灰闇は言う、

「つまり、ゴー・グを認めないユダヤ人は、『聖書』の神の大権すらも認めていない事になるのか、自己矛盾だな

…確かに「馬鹿」だ…」と

白シスターは人より早く思考を進めて、先回りした言動をする事がある…「馬鹿」発言がそうだ

「神なきユダヤ人の神に正当性はない、と言うわけね？」

「そう言う事です、所詮、”無信仰の存在”の神は滅ぼしてしまうとよろしい…（少なくとも、ゴー・グはそうではない）」

　白シスターは””内を強調して言った

…まるで神のように…

　いや、まるっきり神なのである、こう言う白シスターは…

「人間にして神、神々にして人類”ゴー・グ”」と誰かが言った