日本には「美人証明」などという＂怪しいもの＂が、栃木県足利市にある厳島神社（いつくしまじんじゃ）で発行されているようだ。これは「美人」を証明するお守りだという。巌島神社には美人弁天があり「美人」とは、「外見的な美しさではなく全ての女性が持つ＂女性の心のやさしさ＂を守り 証明するもの」だという。なんだか うまく言いくるめられ、誤魔化されているような気がするが、ここの神社自体は歴史があり由緒も正しい。寛政５年（１７９３年）の建立で、明治維新前は、通称「明石弁天祀」（あかしべんてんし）といわれていたそうだ。昔はこの里に清泉が湧く池があり、水にゆかりの深い神として奉祀したという。ただ「美人弁天」というのは、2006年（平成18年）12月2日に、御祭神の市杵島姫命（いちきしまひめのみこと）の分身として新しく建立している。これを契機に参拝者に心柔らかな品性ある詐欺めいた「美人」であることを証明する日本で唯一の「美人証明書」を発行しているそうだが、良く考えると「美人弁天」は建立されてからまだ20年くらいしか経っていないし、美人証明書も社務所外でも売っているのだから怪しい。まぁ、信じているなら詐欺にはならないのだから、これでも良いのだろうか？　宗教とは大なり小なり 皆同じようなものだろう。日本仏教13宗派も創価学会も世界平和統一家庭連合もオーム真理教も、同じ穴のムジナに思える。残酷なキリスト教なんかは世界に4万5,000以上もの教派があり、それぞれ聖書を勝手に解釈して、信者を騙し奪い合いをしており、信者にならなければ殺しもした歴史がある。　すべてがあやかしの類いで、信じてしまうと それがもののけに変わり呪われてしまうのだ。　美人弁天の開扉日は毎月第１・３日曜日となっているが、他の日でも＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊にて「美人証明書」を買えるそうだから、自分に自信がない人は買えば良い。きっと美人証明の御守りを持つ人は、自分に自信がないブスなのだろうと僕は思う。御守りとは、神とはまったく関係の無い 単なる気休めの筈だ。詐欺にあいたいお人好しの方はどんどん神社へ行くと良いのだ。商売の邪魔をするつもりはない。僕も何か新しい宗教を始めて 金儲けをしたいものだ。どうせこの世には神も仏もいないし、あの世もないと確信している。宗教も盛大に稼いだりしないで、庭内神し（ていないしんし）にレゴで作ったご神体を祀り、つましく手作りのおみくじ等で詐欺を働けば 逮捕されることはないだろう。逮捕された宗教団体は 派手にやり過ぎて「神の怒りに触れ ＂ばち＂が当たった」のだ。･･･ ん？　やはり神はいるねぇ。