メールアドレス
パスワード
?パスワードを忘れた方
新規登録 | SSLでログイン
/ / 楽天会員IDでログイン
プロフィール
作品投稿・管理
お気に入り
交流・上達支援
メッセージ
設定・その他
No.1162281
新人さん
今日2月16日から11月15日までの期間は北海道以外の全国で狩猟禁止となり(北海道は2月1日~9月30日が禁止)、その初日を「全国狩猟禁止の日」と呼ぶそうだ。 日本で狩猟を行うためには、法令で定められた制限を遵守する必要がある。日本には野生鳥獣約700種が生息しており、そのうち狩猟の対象となるのは、マガモ、キジ、スズメ、ミヤマガラス、タヌキ、キツネ、ノイヌ、ノネコ、ヒグマ、イノシシ、シマリス、ノウサギなど48種類らしい。生態系のバランスを崩さないように気を使っているうちに、増えすぎて一部の動物が大変なことになっている。それで近年は、イノシシとニホンシカに限り狩猟期間を延長している。他にも20年ぶりに生態調査をしてみると、タヌキとアナグマが増えていて、キツネは減っているらしい。人が自然をコントロールするなんておこがましいのだ。2025年2月5日に更新された情報では、指定区域に限り、2025年3月15日(土曜日)まで狩猟を実施することを可能としている。鳥獣保護法の刑罰規定によると、狩猟可能期間外に狩猟鳥獣を捕獲した者は、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金となっている。 1970年前後は、狩猟事故が相次いだそうで1970年11月の1日から8日の間だけでも死者3人、負傷者75人を出して社会問題となり、警察庁は従来の講習を受ければ銃砲所持許可をする制度を見直して規制強化に踏み切っている。だが現状としては日本の狩猟人口は高齢化もあり、減少傾向にあるそうだ。1979年に45万人だった狩猟人口は1995年には25万人、2007年時点で16万人程度といわれるが、資格登録の重複所有があった可能性があり、現在の実数は約15万人といわれている。日本には鳥獣保護法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)があるから、野生のスズメ1羽といえども法に保護されている。しかしスズメは人間の勝手な都合で害鳥に指定されている。そのせいか、環境省と日本自然保護協会は昨年の10月1日、スズメが環境省の絶滅危惧種の基準となる年間減少率3.5%を超える3.6%だと発表した。スズメはとても警戒心が強くて人間の見えない所に巣を作り、人間が見ていると巣の中には入らないそうだ。それで雀のお宿はどこにあるのか分からないそうだ。それに、スズメは鳥インフルエンザの感染リスクが低いとされているから、スズメはもう狩猟対象から除外したほうが良いのにと思う。スズメは、農家にとって春先に苗の天敵である害虫を食べてくれる益鳥だが、秋には熟した米ばかりでなく、籾の中のミルク状の米も吸ってしまう害鳥になるという。スズメのような愛くるしい小動物でさえ、人間の都合で害鳥にされてしまい、絶滅の危機に瀕するのだから人間とは恐ろしい生物だ。 異世界の魔物と戦うつもりで鳥獣に接すると、警察に捕まるから気を付けよう。
2025-02-16 16:02:22 投稿 / 1024×768ピクセル
コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。
この作品について報告する
追加するフォルダを選択
ユーザー登録してTINAMIをもっと楽しもう! ユーザー登録すると投稿された作品に支援やコメントをしたり、 クリエイターとして作品を投稿することができます!
今日2月16日から11月15日までの期間は北海道以外の全国で狩猟禁止となり(北海道は2月1日~9月30日が禁止)、その初日を「全国狩猟禁止の日」と呼ぶそうだ。 日本で狩猟を行うためには、法令で定められた制限を遵守する必要がある。日本には野生鳥獣約700種が生息しており、そのうち狩猟の対象となるのは、マガモ、キジ、スズメ、ミヤマガラス、タヌキ、キツネ、ノイヌ、ノネコ、ヒグマ、イノシシ、シマリス、ノウサギなど48種類らしい。生態系のバランスを崩さないように気を使っているうちに、増えすぎて一部の動物が大変なことになっている。それで近年は、イノシシとニホンシカに限り狩猟期間を延長している。他にも20年ぶりに生態調査をしてみると、タヌキとアナグマが増えていて、キツネは減っているらしい。人が自然をコントロールするなんておこがましいのだ。2025年2月5日に更新された情報では、指定区域に限り、2025年3月15日(土曜日)まで狩猟を実施することを可能としている。鳥獣保護法の刑罰規定によると、狩猟可能期間外に狩猟鳥獣を捕獲した者は、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金となっている。 1970年前後は、狩猟事故が相次いだそうで1970年11月の1日から8日の間だけでも死者3人、負傷者75人を出して社会問題となり、警察庁は従来の講習を受ければ銃砲所持許可をする制度を見直して規制強化に踏み切っている。だが現状としては日本の狩猟人口は高齢化もあり、減少傾向にあるそうだ。1979年に45万人だった狩猟人口は1995年には25万人、2007年時点で16万人程度といわれるが、資格登録の重複所有があった可能性があり、現在の実数は約15万人といわれている。日本には鳥獣保護法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)があるから、野生のスズメ1羽といえども法に保護されている。しかしスズメは人間の勝手な都合で害鳥に指定されている。そのせいか、環境省と日本自然保護協会は昨年の10月1日、スズメが環境省の絶滅危惧種の基準となる年間減少率3.5%を超える3.6%だと発表した。スズメはとても警戒心が強くて人間の見えない所に巣を作り、人間が見ていると巣の中には入らないそうだ。それで雀のお宿はどこにあるのか分からないそうだ。それに、スズメは鳥インフルエンザの感染リスクが低いとされているから、スズメはもう狩猟対象から除外したほうが良いのにと思う。スズメは、農家にとって春先に苗の天敵である害虫を食べてくれる益鳥だが、秋には熟した米ばかりでなく、籾の中のミルク状の米も吸ってしまう害鳥になるという。スズメのような愛くるしい小動物でさえ、人間の都合で害鳥にされてしまい、絶滅の危機に瀕するのだから人間とは恐ろしい生物だ。 異世界の魔物と戦うつもりで鳥獣に接すると、警察に捕まるから気を付けよう。