Purify Reached Axiom
浄化により、根源に至る

―生きられるか。
「生きられない。」

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―幸福でありたかったか。
「幼い頃はそう願っていた。」
―人の為になりたかったか。
「無能であり、無力だった。」
―どうするつもりか。
「徐々に現行タスクのクロージングを行う。」
―最期は。
「どこか遠くで、静かに消えることができれば。」　2019.5.30

自分自身が幸せを希求できないのだから、であれば誰も幸せにすることはできない
ひとを不幸に連れてゆくことしか出来ない人間だけれども
自分自身はひとの幸せを心から望んでいるつもりで
であればこの世界に留まっていることは、もはやできなかった　2019.6.5

皆のことは大好きだったし、世界の全ては本当に美しく尊かった。
出会った誰もを心から尊敬していたし、愛してもいたけれど、ただわたしだけがこの世界の異物だった。
でもそんなわたしへ、かつて『観測者』という綽名を付けてくれた古い友人達がいて、
本当に心から、とても救われた記憶があります。　2019.6.6

---------------------------　R.I.P. 2019.6.7

懐かしい匂いとともに、何かが再び始まる予感がする。遠のいていた意識が戻った時にこの手に握られていたもの。
悪夢はけして終わらず、絶望は永久に甦る。そして、この心地よさはいったい……。

ヲヤスミ、ケダモノ。Bye,Bye....

きっと、無限の暗黒にしか呼応のできなかった魂の形をしていたわたしが、
またあの沈んでゆく夕陽に巡り逢うことができるなんて。

『人間の魂を持たないものが、人間であろうとするなよ。』