No.988934

真・恋姫†無双 時空を超えた刺客 破滅の未来と絡繰人間

hoi2さん

激しさを極めつつある宝鈴との戦闘……
そんな最中、未来の一刀は『斬魔』という男の正体に触れ始めた……
だが、現した姿は驚愕の姿であった………!!!

2019-04-01 12:39:50 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:474   閲覧ユーザー数:426

 

 

 

 

 

 

 

 

斬魔と未来の一刀との戦闘は一進一退の攻防戦が続いていた

互いの攻撃が放たれ、対応されていくなか、

未来の一刀が斬魔の正体に触れたが、その正体は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと、否定過激派の宝鈴だった!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三節 ~再臨!!!『幻術の宝鈴』~

 

 

 

春蘭「き、貴様は…『幻術の宝鈴』っ!!?」

 

 

春蘭は斬魔兼宝鈴を指差し、大声を上げる

 

 

左慈「何で………何で、てめぇが此処にいるんだっ!!?宝鈴っ!!!」

 

 

左慈も同様に大声を上げ、怒りにも似た表情となる

 

 

皆の目の前に立つのは『斬魔』と名乗り、元・管理者で『否定過激派』に所属していた情け無用の幻術師・宝鈴だった

 

 

戦闘兵器である魔人を造り出した張本人の1人で、その魔人に対しても異常な程の虐待を繰り返していた

 

 

一刀に倒され、死んだ響窃を復活させる為、大陸の者達の記憶を強奪し響窃以上の魔人を造り出そうとしたが、于吉と一刀に阻まれ、倒された筈だったのだ

 

 

斬魔(宝鈴)「フフフ…………お久しぶりですね……皆さん

晩禍様とこの大陸に訪問した時からですね…………

まぁ、結局は12年前ですがね」

 

 

絡繰人間1号・斬魔、及び宝鈴はニヤリと嗤う

 

 

于吉「宝鈴………貴方はその12年前に死んだ筈………」

 

 

于吉は怒りと驚きで感情がぐちゃぐちゃになっていた

 

 

宝鈴「おやおや?『妖術の于吉』ともあろう御方が情けない………

私の死を確認しないで、思い込んでいただけでしょう?」

 

 

宝鈴は自慢気に、皮肉さたっぷりで答える

 

 

一刀「いや、間違いなくお前は死んだ……

俺の『闇龍破』と、于吉の『怒涙潜砲(どるいせんほう)』を掛け合わせた『怒りの闇龍破』で死んだんだっ!!!」

 

 

一刀の問いに宝鈴は聞き返す

 

 

宝鈴「では………何故、私が此処にいるのでしょうかね?」

 

 

宝鈴は全うな質問を返す

 

 

雛里「…………まさか、倒しきれていなかった?」

 

 

雛里は恐る恐る仮説を立てる

 

 

雛里「あの時、于吉さんは『気が消滅した』ではなく、『外史から消えた』と仰いました…………」

 

 

于吉「まさか…………そうなのですか?宝鈴………」

 

 

于吉は宝鈴に聞くと、宝鈴はニヤリと嗤う

 

 

宝鈴「ご名答♪流石は鳳統ですね」

 

 

左慈「マジかよ………くたばっていなかったのか……!!?」

 

 

宝鈴「ならば、ここで少しばかり昔話でもしましょうかね……

何故、私が此処に存在感するのか………

少々、長くなりますがね……フフフ」

 

 

 

 

宝鈴「確かにあの時、私は貴方方2人の攻撃を諸に喰らいました

流石に私も死んだと思いました………」

 

 

宝鈴はそこで、目を閉じる

 

 

宝鈴「ですが、天は私に味方した……

死ぬ一歩手前で外史の外に放り出され、『怒りの闇龍破』の勢いもなくなり、何とか死ぬことはなかった…………」

 

 

蓮華「………………………」

 

 

宝鈴「だが、瀕死の重症であることは変わりなかった……

何故なら、『怒りの闇龍破』で私の右半身は消失してしまったのですから………」

 

 

宝鈴のカミングアウトに、貂蝉は思わず声を荒げる

 

 

貂蝉「っ!!!まさかぁ、その右半身は幻術なのかしらんっ!!?」

 

 

宝鈴「えぇ、そうです…………

なんとか幻術で右半身を造り、九死に一生を得ましたよ……」

 

 

冥琳「…………………」

 

 

宝鈴「私はそこで、確信しました

必ず、北郷一刀に今までにない残酷な復讐を成し遂げると……

この恨みの全てを晴らす為に生き残るとね」

 

 

宝鈴は少し、残念そうな表情となる

 

 

宝鈴「ですが、傷が完全に癒えた訳でもなく、ましてや私は右半身を失った………

しかも、北郷一刀以外の者達も気の扱いに長けているうえ、貴様等管理者が協力している以上、私に勝ち目はありません」

 

 

雪蓮「……………」

 

 

宝鈴「なので、一先ず外史に戻り、大陸の倭国に一番近い海岸の村で息を潜めていました」

 

 

焔耶「………国に居たというのか……!!?貴様が……!!!」

 

 

宝鈴「えぇ…………そこで暫く回復と作戦を練っていた時でしたよ

異国の者が漂流してきたと、ちょっとした騒ぎになったのは……」

 

 

華佗「…………そうか、それが龍天かっ!!!」

 

 

華佗の発言に宝鈴は頷く

 

 

宝鈴「えぇ、その通りです

異国の者は医療場所に運ばれ、懇切丁寧な治療を受けたと聞きました」

 

 

猪々子「……………………」

 

 

宝鈴「まぁ………私は当初、全く感心はありませんでしたが、偶々立ち寄った時に龍天様の瞳を見て確信しました

この異常なまでの憎悪……ただ者ではないとね」

 

 

龍天「そこで、斬魔は……宝鈴は私に接触してきた…………」

 

 

 

 

当時の場面を再現する為、過去に遡る

 

 

宝鈴『貴方…………とてつもない憎しみや恨みを抱えていませんか?』

 

 

少し体を引き摺りながら宝鈴は、横になる龍天(当時は龍乱天迅の為、記載を変更)に声を掛ける

 

 

龍乱天迅『なに……………?

何者だ……?貴方は……………?

何故、そんな……事を…聞く?』

 

 

まだ、傷が完治していない龍天は顔を顰めながら宝鈴を見る

 

 

この時が初対面であった

 

 

宝鈴『私は………この村の人ですよ

占いを生業にしてるのです』

 

 

宝鈴は嘘半分、本当半分で答える

 

 

龍乱天迅『……流石は占い師だな…

貴方の仰る通り………私は君主に裏切られ、国を追放された

全てを失った…………私はあの方の為にやってきただけなのに……それなのにっ!!!

何故……私が………こんな目に遭わなければならぬのだ…………!!?』

 

 

龍天の静かな怒りに、宝鈴は興味を示す

 

 

宝鈴『……………裏切りですか……

失礼ですが、どちらの国の方です?』

 

 

龍乱天迅『……倭国という島国だ

この国の遥か東にある国で、そこの統一者……卑弥呼………に追放された………』

 

 

龍天は卑弥呼『様』と呼ぶのを止め、呼び捨てで話す

 

 

宝鈴『っ!!?(卑弥呼っ!!?倭国っ!!?)

………一体、何をさなれたのです?

失礼ですが、お話出来ませんか?』

 

 

宝鈴は内心驚きながら、龍天に聞く

 

 

龍乱天迅『……………私は…』

 

 

龍天は宝鈴に自分のやった事を話し出した

 

 

『‘神人’』というフレーズを一切伝えずに

 

 

…………………

 

 

…………………………

 

 

龍乱天迅『そして、現在に至る………という訳だ……』

 

 

宝鈴『……………………』

 

 

宝鈴は龍天の話の後に、こう切り出した

 

 

宝鈴『傷が癒えた後でいいので、私の家に来て頂けませんか?

少しばかり、お話をしたいので……』

 

 

龍乱天迅『??』

 

 

 

 

数日後、傷が完治した龍天は宝鈴の家を訪れた

 

 

宝鈴『ようこそ、龍乱天迅さん

歓迎しますよ♪』

 

 

宝鈴はお茶を出し、龍乱天迅を招き入れる

 

 

龍乱天迅『…………して、私に話というのは?』

 

 

龍天は椅子に座り、本題が気になる為、直ぐに問いかけた

 

 

宝鈴『…よく聞いて下さい………

卑弥呼はこの大陸の王、北郷一刀に忠誠を誓い、しかもこの国にいます』

 

 

龍乱天迅『なっ!!?』

 

 

龍天はまさかの事実に目を見開いて驚く

 

 

宝鈴『私はとある事が切欠で、北郷一刀に恨みを持っています

そこで、なんとか北郷一刀に復讐をしたい

そして、龍乱天迅さんは側近である卑弥呼に復讐をしたい

我々の目的は一緒でありませんか?

共に復讐を成し遂げませんか?』

 

 

龍乱天迅『…………………だが、そうなると国を相手にすることになる…

幾らなんでも、無茶だろう?』

 

 

宝鈴の提案に、龍天は渋い表情となる

 

 

宝鈴『えぇ、今のまま……ではね

ですが……貴方には、この国の者が持っていない知識を持っています

そして、私も別の知識を持っています

それらを駆使すれば、奴らに復讐することなど容易いことでしょう?』

 

 

龍乱天迅『……………しかし、今現在なにも作戦はないのでは……?』

 

 

中々、頷かない龍天だが、宝鈴は言葉巧みに話す

 

 

宝鈴『フフフ、計画はもう出来ています

ですが、それは私一人では手が足りません……

しかし、貴方が居れば復讐は必ず成し遂げられます』

 

 

龍乱天迅『………………』

 

 

龍天は腕を組み、目を閉じて考える

 

 

宝鈴『どうですか?私と……手を組み、この国を………滅ぼしませんか?』

 

 

宝鈴のテロリストたる発言に、龍天は口元を歪ませる

 

 

龍乱天迅『………いいだろう、その話……のったっ!!!』

 

 

宝鈴『そうこなくてはね♪

これからお願いしますよ、龍乱天迅さん』

 

 

宝鈴は右手を差し出す

 

 

龍乱天迅『あぁ……これから頼むぞ、宝鈴っ!!!』

 

 

龍天も同様に右手を突き出し、ガッチリと握手をした

 

 

この時、大陸に刃向かう巨大な組織『血光軍』が誕生した瞬間だった……………

 

 

 

 

現在に戻る

 

 

宝鈴「それから、我々は偽名を名乗り村から姿を消した」

 

 

龍天「私は龍乱天迅から龍天へ、宝鈴は斬魔に名を変えてな…………

特に斬魔は顔が知られている為、顔を隠す仮面……

そして、幻術による声帯変化を施し、別の人物へと変貌した」

 

 

于吉「姿を消した………?一体何処へ?何が目的で?」

 

 

于吉の質問に宝鈴が返答する

 

 

宝鈴「全くの無関係の外史ですよ

我々を知る外史に留まっていては、計画に移せないでしょう?」

 

 

龍天「管理者というのは、斬魔から説明があったからな

そこまで、驚きはしなかった」

 

 

華琳「移動の目的は………絡繰人間ね?」

 

 

華琳の問いに宝鈴は頷く

 

 

宝鈴「その通り………

絡繰人間を製造する為、私と龍天様はあらゆる実験を行った………

かなりの時間を有しましたが、数年の歳月をかけ、そして完成したのが、今でいう『初期初型』です」

 

 

龍天「強さを確める為に、試運転も兼ねてその外史の国を滅ぼしてきた」

 

 

龍天の衝撃的な言葉に、管理者が次々と非難の声を上げる

 

 

貂蝉「ぬあぁぁんですってぅえぇぇっ!!?」

 

 

于吉「貴方方………正気ですか………!!?

たかが試運転の為に、別の世界の国を滅ぼしたのですか……………!!?」

 

 

宝鈴「私は『否定過激派』です

それくらい、何とも思っていません

寧ろ、計画の一つですからね」

 

 

宝鈴は何処吹く風で答える

 

 

左慈「お前らの個人的でちっぽけな理由で否定していい外史なんざ、存在しねぇっ!!!

いや、否定どころじゃない………ただの破壊だっ!!!」

 

 

卑弥呼「左慈の言った通りじゃっ!!!

お主が犯した罪は死罪だけでは免れぬ大罪じゃぞっ!!!」

 

 

宝鈴「知ったことではありませんね♪

私はもう『元・管理者』ですので」

 

 

宝鈴は不貞腐れた子供の言い訳なような事をいい、惚ける

 

 

龍天「国を滅ぼす前に大量生産をし、この外史に戻り襲撃をかけた」

 

 

宝鈴「勿論、ただの襲撃ではありません

『初期初型』では何れ、戦力をひっくり返されてしまいますからね

なので、表向きは大陸への急襲……裏の目的は李典さんの拉致です

まぁ、それに加えて管理者達の追放ですね」

 

 

宝鈴の言葉に未来の凪達が驚く

 

 

凪(未来)「っ!!?絡繰人間は真桜が作っていたのかっ!!?」

 

 

沙和「未来の真桜ちゃんは無事なのっ!!?」

 

 

一刀「…………そうか、未来の管理者達が音信不通になり、帰還できなくなったのも……!!!」

 

 

于吉「管理者の力を持つ宝鈴が犯した罪という事でしたか………」

 

 

宝鈴はニヤリとほくそ笑む

 

 

宝鈴「李典さん拉致し、絡繰人間の能力向上を促し、『龍天五獄隊』が誕生………

我々の能力も向上し、貴方方の武将や軍師も拉致して絡繰人間に改造………

そして、いよいよ北郷一刀の抹殺に着手しました」

 

 

ここで、宝鈴は少しずつ怒りの表情となる

 

 

宝鈴「ですが、貴様はどこまでも私の計画通りにならず、抵抗し続けた

ありとあらゆる手段で抹殺させようとしても、抗い続けた…………!!!」

 

 

龍天「やむ無く、過去の北郷一刀を抹殺する計画に変更した

なるべく力を持たない年代の者を抹殺しようとした………

その限界が12年前だったのだがな………」

 

 

宝鈴「だが、それでも駄目だった

送り込んだ刺客達を次々と破壊し、挙句の果てには、貴様はこの未来に来ている……………!!!

あり得ない………私の全ての計画を踏み躙ったっ!!!」

 

 

宝鈴は右手に力を入れると

 

 

一刀(未来)「………………………」

 

 

未来の一刀を捕縛した黒い縄が強く締まる

 

 

未来の一刀は俯いている為、表情は確認出来ない

 

 

 

 

宝鈴「私は計画通りに事が進まないと気が済まない性格でしてね、外部的要因な邪魔が一番嫌いなんですよ………北郷っ!!!」

 

 

宝鈴の怒りは収まることはない

 

 

于吉「…………貴方は管理者として……元・管理者と謂えど多くの罪を犯した………

『数多の禁止術の使用』・『時空を意図的に歪ませる』・『外史の鍵とも云える【天の御遣い】の殺害計画』・『非人道的な人体実験による生物兵器の製造』

そして、何よりも『個人的な理由で、あるべき歴史を無意味且つ大きく変え、歪めた』………

最早、貴方はただの残酷極まりないテロリストです………!!!」

 

 

于吉の凜とした静かな怒りは宝鈴へ向けられる

 

 

宝鈴「黙れ于吉っ!!!貴様は裁判官でもなければ、罪を裁く程の権力も持ち合わせていないっ!!!

貴様が私に同等の立場で物を言えると思うなっ!!!」

 

 

宝鈴は于吉を指を指して怒る

 

 

于吉「貴方こそ……何様ですかっ!!?

管理者は、外史の存続が必要か否かを選択する者達の集まり………

否定をする権利こそはありますが、何の根拠もなく、自らが手を下していい訳ではないのですっ!!!

それを決める……決定権を持つのは我ら管理者を統一する『あの御方』のみっ!!!」

 

 

于吉は臆することなく、反論する

 

 

一刀「于吉……………」

 

 

于吉の凄みに一刀も圧倒される

 

 

于吉「ましてや、貴方はただの復讐に外史を巻き込んでいるっ!!!

事の発端は貴方でしょうっ!!?

その全てを棚に上げて…………何が復讐ですかっ!!?何が計画ですかっ!!?」

 

 

于吉は珍しく声を荒げて宝鈴を真っ向から否定する

 

 

于吉「管理者の否定穏便派として………1人の人間として…………

私は貴方を心から………その全てを否定しますっ!!!」

 

 

宝鈴「貴様に何と言われようと知った事かっ!!!」

 

 

宝鈴は于吉の言葉を一切、聞く耳を持たず、一蹴する

 

 

宝鈴「黙って殺されていれば、このような年月が掛かることはなかったっ!!!

私の時間を無駄にしやがってっ!!!

屑共は大人しく地獄に堕ちていればいいんだよっ!!!」

 

 

 

 

宝鈴は于吉から未来の一刀へ視線を変える

 

 

宝鈴「だが、そこまでだっ!!!

これで……………全てが終わる………!!!

北郷一刀っ!!!貴様は今、死ぬんだっ!!!

この偉大なる管理者・『幻術の宝鈴』様になぁっ!!!」

 

 

華琳「……卑怯、下衆って言葉だけじゃ言い表せない奴ね………」

 

 

愛紗(未来)「貴様あぁぁっ!!!その首をはねるだけでは済まぬぞっ!!!」

 

 

未来の愛紗は『青龍偃月刀』を握り締め、宝鈴に怒号を放つ

 

 

骸漸「宝鈴…………君って本っ当に救いようのない屑だねっ!!!」

 

 

今まで怒った表情を出したことのない骸漸さえも、怒りの表情となる

 

 

宝鈴「何とでも言うがいいっ!!!

貴様等こそそれ以上、近づけば粉々に吹っ飛ぶぞっ!!?」

 

 

宝鈴が全員に視線を戻した時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀(未来)「………………お前が……宝鈴……てめぇが……

この国を………皆を……………平和を…………全てを………!!!」

 

 

未来の一刀は俯きながら、ぼそぼそと呟いた

 

 

一刀(未来)「く、く、ぐ、ぬぅぅ………!!!!!!」

 

 

未来の一刀は強く歯軋りをし、身体に力を込める

 

 

 

 

ギュオォォォォッ!!!

 

 

 

 

途端に未来の一刀から気が放出される

 

 

だが、その気は寒気がする程に悍ましい赤黒に色ついていた

 

 

その気を見た左慈は、ふと我に返る

 

 

左慈「っ!!?まさかっ!!?まずいっ!!!

北郷っ!!!それ以上、怒りに呑まれるなぁっ!!!落ち着けっ!!!」

 

 

左慈が目を見開き、叫んだその時

 

 

一刀(未来)「ぐ、く、くぅう………

ああぁぁぁぁああぁあぁああっ!!!!!!

宝ーーーーーーー鈴ーーーーーーー!!!!!!!!!」

 

 

未来の一刀はかつてない怒りにより、宝鈴により拘束していたロープを引き千切り、赤黒い気を更に放出させた

 

 

左慈「北郷っ!!?駄目だーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

 

左慈は反射的に右手を伸ばし、絶望の表情となる

 

 

未来の一刀がロープを引き千切った瞬間、未来の一刀を中心に巨大な爆発が起こる

 

 

小蓮「うわあぁぁぁっ!!?」

 

 

翠「な、なんだぁっ!!?」

 

 

稟「くっ!!!これは……一体っ!!?」

 

 

左慈「馬鹿野郎………………!!!」

 

 

宝鈴「な、なにぃっ!!?くっ!!!」

 

 

龍天「な、にが起こったのだ………!!?」

 

 

………………

 

 

…………………………………

 

 

爆発が収まり、土煙が晴れていく中

 

 

月「ひっ!!?」ゾクッ

 

 

雪蓮「な、に………?この……震えが止まらない程の……殺気は?」ゾクッ

 

 

武将の面々は、纏わりつく異常な殺気に鳥肌を立たせ、冷や汗を滝のように流し、震えながら何とか立っていた

 

 

軍師の面々に至っては、あまりの恐怖にその場に座り込み、立つことが出来ない

 

 

宝鈴「な、なにが起こった…………

っ!!?こ、これは……!!!」

 

 

宝鈴はこの殺気の中心に目を向けると、目を見開いて絶句する

 

 

そこには

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀(未来)「ふ~!!!ふ~!!!ふ~!!!」

 

 

息を荒くして、立っている未来の一刀がいた

 

 

だが、その表情は忿怒・激怒・憤り……正に怒り一色だった

 

 

そして、未来の一刀は宝鈴に向かって言い放った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀(未来)「宝鈴……………!!!!!!

てめぇを、殺すっ!!!!!!!!!」

 

 

 

 

           ……終……

 

 


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