メールアドレス
パスワード
?パスワードを忘れた方
新規登録 | SSLでログイン
/ / 楽天会員IDでログイン
プロフィール
作品投稿・管理
お気に入り
交流・上達支援
メッセージ
設定・その他
No.981978
OZAさん
「C.T.R(Colour-Trash Railway)の 本社とターミナルが存在する 時代遅れの街の中央市場には 食料品に民芸品、 衣料品に嗜好品、
続きを表示
電化製品に骨董品に舶来品... 果ては何に使われるのか判らない 精密機械のパーツ類- ありとあらゆるものが 揃っていてしかも 中心街の百貨店よりも 安く手に入ると言う事もあって 日が昇る前から 大勢の買物客や 仕入れ客でごった返す。 この時間帯になってからでは 寧ろ遅い位だ。 その一方で、 市場前の路上やテントの波間を 野菜や果物、香辛料などを載せた舟が 慌しく行き交っている。 中央市場のシンボルになっている 時計塔に繋がる桟橋には 海の向こうの大陸や 空の向こうの区域から 有翼船に運ばれてきた積荷が 桟橋の上で今も続々と下ろされてくる。 止まり木で羽を休める有翼船は 片側に翼を3つ配した立派なもの。 船体に入った印は C.T.W.(Colour-Trash World)有数の 貿易会社の所有である事を 示している。 有翼船が発達した事で、 この街のような内陸の街でも 海や空を隔てた諸外国との交易が 可能になり、 それがもたらす 恩恵を受ける事が 出来るようになった。 尚、近頃この近辺では 巡航中に ペガサスの背中に 要塞を構える 一人ぼっちの領主様と 空中衝突した挙句、 "弁償代"と称した積荷の剥奪も 度々発生したりしているようだが、 無事に仕入れた積荷の数々と 店頭から溢れんばかりの 品物の数々、 それらしき傷は 一つも付いていない 船体から察する限りは 今日は特に何も 起こらなかったようだ。」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 完成後にA4(210×297)サイズ程に切り取った水彩紙に 水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの。 当初は「1月の市場」と言う仮タイトルで、 以前掲載した 「産業列車が運ぶ色彩の欠片(Piece Of CTW's Industry)」よりも 先に完成・掲載する予定でしたが、 「産業列車が~」の方を優先させたが為に結局、 このタイミングでの掲載となりました。 キャプション中の「一人ぼっちの領主~」の項に関しては 蛇足かとは思いましたが、 右上に描いている以上は このまま文中にて言及する事にしました。
2019-01-28 20:23:26 投稿 / 1327×956ピクセル
コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。
この作品について報告する
追加するフォルダを選択
ユーザー登録してTINAMIをもっと楽しもう! ユーザー登録すると投稿された作品に支援やコメントをしたり、 クリエイターとして作品を投稿することができます!
「C.T.R(Colour-Trash Railway)の
本社とターミナルが存在する
時代遅れの街の中央市場には
食料品に民芸品、
衣料品に嗜好品、
続きを表示