No.966467

真・恋姫ガールズ&パンツァー 第七話

アサシンさん

ロシアンティーはジャムを舐めながら飲む物らしい

2018-09-08 07:15:53 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:609   閲覧ユーザー数:563

 

 

 

 

 

 

プラウダ学園艦、某所にて

 

 

ボコゥ「なぜ自分は此処に居るんだ?ペコ」

オレンジペコ「すいません、ダージリン様の気まぐれに付き合わせてしまって」

ダージリン「あら、御茶会に誘っただけよ?」

ボコゥ「その会場がウチの次の相手、準決勝で戦うプラウダとは聞いてなかったんだが?」

ダージリン「そうだったかしら?」

 

バンッ!

 

??「ダージリン!黒森峰に負けたって本当!?」

 

 

ノンナと言う長身の女生徒に案内された部屋で二人と話していると、何処かの見た目は子供頭脳は大人?な少女が扉を勢いよく開けて部屋に突撃して来た、確か彼女は

 

 

ボコゥ「プラウダ高の隊長。地吹雪のカチューシャか」

オレンジペコ「はい、去年黒森峰の十連覇を阻止して優勝した方です」

 

 

後ろからノンナさんが茶器等を持って来た所で御茶会が始まるが、基本的にダージリンさんとカチューシャさんとの会話で自分なんかは特に空気だ・・・・・何故自分を此処に連れて来た?

 

 

カチューシャ「まったくもぅ、カチューシャが去年倒した相手に負けるなんて」

ダージリン「残念ではあるけど悔いは無かったわ・・・いえ、一つだけあるわね」

カチューシャ「ふふんっ、私達と戦えなかった事かしら?」

ダージリン「それも魅力的だけれど、大会前に楽しい練習試合をした方達と決勝戦で戦えなかった事ね」

カチューシャ「へぇ~、何所のチームなの?」

ダージリン「今日連れて来た彼が居る学園、アナタの準決勝の相手よ。カチューシャ」

カチューシャ「それって無名校の?それより彼って、ボコとか言うボロボロなクマ仮面の?」

 

 

はい、巻き込まれたと言うか。この人の娯楽の為に呼び出された様だ

 

 

ボコゥ「初めましてカチューシャ先輩、自分は大洗女学園共学化試験生兼副隊長を務めます、ボコゥです」

カチューシャ「先輩・・・!ふふんっ♪よろしくねボコーシャ」

ボコゥ「はい、先輩」

 

 

どうやら先輩呼びが心地よかったらしく愛称をいただいた

ついでに御茶会の時、紅茶と一緒に出されたジャムを舐めながら飲むのが作法だと見本を見せてくれたので、口周りに着いたジャムを拭った所。ノンナさんから二つ名が如くブリザードが自分にのみ吹き荒れた

トドメに何が気に入られたのか膝上を占領され、ノンナさんの冷たい殺気ががががががが!!!

なのに自分の身体は染みついた動作でカチューシャ先輩の御世話と頭ナデナデ等を行い更にノンナさんがと言う循環がががががががが!!?

ダージリンさん?スッゴイいい笑顔で自分達を茶菓子代わりに紅茶を飲んでおられました・・・ああ。一人オロオロしてたペコだけが心の清涼だった

御茶会が終わり、ダージリンさんとペコに連れられ御暇する所で同士なんだからウチに来なさいと誘われ断るのに苦労した、ノンナさんの文字通り吹雪が如き殺気と睨みにカチューシャ先輩の涙目上目使いのコンボは強力だった

その光景についに笑い出したダーさんはペコさんの肘鉄で沈んだ、ナイスですペコさん。後でケーキを奢らせてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

準決勝前日、練習後ボコゥ宅にて

 

明日以降に備えて綿密な作戦会議をしたいと話し。こちらの意図を察してくれた西住隊長を家へと招いた

 

 

ボコゥ「粗茶だが」

西住「ありがとう」

 

 

次の試合会場は普通に雪が降る場所故、其処に向かっているこの学園艦も軽く雪化粧出来る程度には寒くなっているので。この前ペコに師事して紅茶の淹れ方を教わったので自家製ショートブレットを出して一息ついた後に互いが懸念している事に付いて離し始める

 

 

ボコゥ「案の定と言うべきか冷泉と優花里殿、そして今回から参戦する風紀委員チーム以外は完全に浮かれていたな」

西住「うん、華さんと沙織さんもちょっと浮かれてた」

ボコゥ「本当なら猫田達ネトゲトリオと三式も入れたかったが・・・・・まさかレバーが動かせないわ圧し折れるわ砲弾を二人掛りでやっと装填出来るレベル・・・トドメに筋力体力が圧倒的に足りない。今回に間に合わせたかったが無い袖は振れない」

西住「確かに三式中戦車は惜しかったよ。それよりも試合当日の事だよ」

ボコゥ「・・・はぁ、だな。明日は雪原、完全にプラウダの庭だ。短期決戦に持ち込みたかったが現状チームの状態ではまず不可能、相手の特異な先方にまんまと引っ掛けられる」

西住「と成ると長期戦だけどコッチは雪中訓練も経験も皆無。皆の意識を切り替えないとどっち道私達が負けちゃう。そしたらこの学園艦は・・・・・!」

ボコゥ「・・・・・そうか、会長達は話したか」

西住「うん、例え相手油断していてもこちらが負ける可能性の方が遥に高いって。お鍋突いて生徒会のアルバムを見せてもらった後に聞いたよ、ボコゥ君は最初から知っていたんだね」

ボコゥ「肯定だ、それほどの事情が無ければ自分が此処に居る理由が無いからな、まぁ今の実家と就職先から後押しがあったのも理由の一つだ」

西住「それだけじゃ無いよね?コウちゃん」

ボコゥ「・・・・・・・いつから気が付いていた?」

西住「生徒会室で会った時に、確信したのはお話した時かな?」

ボコゥ「最初からじゃねぇかっ?!」

西住「あはははっ♪私は解かるよ、だってコウちゃんの事だもん、お姉ちゃんにだって負けないよ」

ボコゥ「・・・・・はぁ、負けたよみーちゃん」

みほ「えへへ♪やっと名前で呼んでくれたね///」

ボコゥ「他の連中がいない状況だからな、バレてるのに知らない振りは滑稽過ぎる」

みほ「ふふ、そっか」

ボコゥ「だが、この大会。先んずは次の試合に勝てなきゃ此処は無くなる」

みほ「うん、負けられない。でも皆は」

ボコゥ「そこでだ、賭けに成るがプラウダにウチを追いこんでもらう。地図を見てくれ、彼女の性格と戦術、そしてこの地形情報を照らし合わせれば」

みほ「・・・・・・うん、カチューシャさんなら私達をそこまで誘い込んで袋小路に追い詰められるね」

ボコゥ「運を味方につけただけで黒森峰を倒した訳じゃないからな」

みほ「うん、でもそうなると皆のテンション・モチベーションが危ういかな、どっち道長期戦に成る状況下で悪天候が重なったりしたら」

ボコゥ「それについては、みほが来る前に優花里殿に頼んで知り合い伝手を駆使して必要な物を用意して貰っている、みほには皆を奮起させる役割と再起した後の事を頼みたい」

みほ「・・・・・・その為にアヒルさんにする予定だった役割をコウちゃんが」

ボコゥ「ああ、相手は雪国の覇者だ。バレー部の根性を疑う訳じゃないが、一%以下でも勝率を上げたい」

みほ「負けないよね?」

ボコゥ「そこはみーちゃんの戦術と腕次第だな」

みほ「また気絶しない?」

ボコゥ「あぁ~相手のフラッグ車が撃破されるまで気絶するつもりは無いが」

みほ「その後なら気絶しちゃうんだね?」

ボコゥ「・・・・・ごめんなさい」

みほ「あらら、うふふ♪」

 

 

みーちゃんに迷惑料の先払いとして昔の様に一緒に御風呂に入って一緒の布団で寝る事となった。ボコな抱き枕に成って寝る前に優花里殿から連絡が来た。どうやら彼女達との交渉が上手く行った様だ

試合中に起こるある意味で一番の問題が解決された事に安堵した所で布団に引き倒されみーちゃんの抱き枕と成り冬の夜を暖かく過ごし朝を迎えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

準決勝試合開催地にて

 

 

ボコゥ「みんな浮かれていますね」

杏「まぁ無名校の寄せ集めチームが此処まで来れたんだからね、それにテレビ中継もあるようだよ?」

ボコゥ「風紀委員が真面目なのがある意味で幸いですね・・・杏会長」

杏「ん?なんだい?」

ボコゥ「此処が自分達の転換期みたいなものです、昨日みほと話し合いましたが時が来た所で皆に話します。その後は会長も働いてもらいますからね?」

杏「おっけいおっけい、西住ちゃんとボコゥの判断を信じるよ。でも38tじゃ装甲は抜けないよね」

ボコゥ「ガッチガチですね、なので履帯狙いで、転輪を二・三個破壊した所でお互い走行可能ですから」

杏「おっけ~、河島の悔しがる顔がやっと見れるよ♪」

ボコゥ「鬼だなアンタ」

杏「処で何時から西住ちゃんの事名前で呼んでるの?」

 

 

ビクンッっと緩かった空気が震え、静かに成った面々は良い笑顔を浮かべてらっしゃる会長が見る自分と、にへら♪っと懐かしい笑顔を見せてくれたみほを皆が・・・特に武部が交互に見て

 

 

武部「みぽりんに先を越されたぁぁああああああああああ!!?」

 

 

やっぱりソッチに勘違いしてらっしゃる、みーちゃんはみーちゃんで誤解を解こうとして天然を炸裂させるであろうからちょっとボコのヌイグルミを押し付けてそっちに気を取られている内に誤解を解いた、なんて言ったって?名前で呼んでと頼まれて了承したと

結果、先輩同級生問わずあだ名。ソウルネーム・名前で呼ぶ事と成った

別の意味で賑やかに成った所であの子達がやって来た

 

 

カチューシャ「よっと、ん~ボコーシャったらノンナより低いわね」

ボコゥ「自分は男子ですが小柄ですからね。肩車ならノンナさんがよろしいかと」

ノンナ「『カチューシャ様を肩車する名誉を賜って置いてそれを拒否するのですか?ボコーシャ』」

ボコゥ「言っている事なんとなく解かりますが日本語でお願いしますっ!」

 

 

ウチのチームに息を吸う様に挑発した後、自分を見つけたカチューシャ先輩に肩車されて、カチューシャ先輩大好き(崇拝?)なノンナさんにロシア語で殺気を浴びせられておりますハイ・・・どうしてこうなった

しばらくして満足したのかノンナさんにお返しした後、自分達の陣営へ戻って行った。代わりに自分はダー様に誘われて行った御茶会の事を簡単に説明する破目に・・・・・あのみーちゃん?ふくれっ面で後ろから抱き着かないで、沙織先輩がハンカチ噛んでるから。それと優花里殿が捨てられた子犬みたいな目で自分達を見ているよ

 

 

試合前の浮かれた空気は消えたが、代わりに賑やかな空気に成っていた。そして試合が始まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

案の定と言うべきか、今回フラッグ車と成った自分を除いた面々が、みほの慎重に行動するべきと言う行動方針に否と答えた、私達なら出来る・大丈夫っと。予定通り会長もそれに便乗し、自分を除く大洗チームは速攻で攻める作戦を取る事と成った

早速斥候(釣り餌)を一両撃破した後、フラッグ車を見つけた事に浮かれた面々は見事に誘い出され包囲され教会と思われる建物へと誘い込まれた、この時の被害は幸いな事に三突の地帯と転輪の一部が壊された程度で済んだのは。十中八九カチューシャの指示であろう

其処へプラウダの使者がやって来た、みほから通信で聞いた所『降伏なさい、今なら全員土下座すれば許してやる。あとボコーシャはウチが貰う』との事らしい・・・ああ、ノンアさんの敵意と殺意が悪寒と共に背中を駆け抜けるよ

地図を取り出し誘い誘導された場所に敵味方の現状の布陣をみほと自分が確認出来た範囲で書き込んで行く

 

 

ボコゥ「此処に街道上の怪物、コッチにカチューシャ先輩にノンナさん達の包囲網、フラッグ車は・・・いたな」

 

 

掠るだけでも撃破判定を受ける伯爵を雪と建物を使って徹底的に見つからない様に隠した自分は、近場の塔に登って双眼鏡等大会規定内で許される装備を駆使して索敵を行い敵陣の九割程を捕捉出来た、問題は

 

 

ボコゥ「みーちゃん達の意志次第だな」

 

 

雪原迷彩を頭から被り見つからない様に伯爵の給湯器で淹れた聖グロ製の茶を同じく頂き物の茶器で頂きつつ優花里殿に用意して貰ったアンツォ・サンダース合同製作されたレーションを頂く、うん。美味いな、流石食事のレベルが高いアンツォだ、サンダースと共同で量産したとは言え普通の料理も御店で出されるレベルだコレはっと

 

 

ボコゥ「『こちらボコゥ、どうした?』」

みほ「『えっとコウちゃんは一人だけど大丈夫?見つかって無い?』」

ボコゥ「『問題無い、丁度美味い茶とレーションを頂いている所だ、そちらはどうだ?』」

みほ「『うん、学園艦の事を皆に話したよ。最初は皆落ち込んで大変だったけど優花里さんが出してくれたレーションにとりあえず元気は出たかな』」

ボコゥ「『腹が減っては戦は出来ないし寒い所で空腹は良くない考えにしか頭が働かないからな、流石に紅茶じゃないよな?』」

みほ「『うん、優花里さんがレーションがあるなら飲み物はボンカレーとマテ茶です!って暖かいの用意してくれてネガティブな空気は払拭されたよ』」

ボコゥ「『歩く平和ネタを入れて来たなオイ。カレーを飲み者扱いする人が直ぐ近く居たとは・・・とりあえず最初の山場は越えたな』」

みほ「『そうだね、ウサギさんチームは兎さん達の為にって凄いやる気。風紀委員さん達もこのままじゃ風紀委員じゃ無くなるって気合入れてたよ』」

ボコゥ「『生徒会は言うまでも無いな、あんこう・カバ・アヒルは?』」

みほ「『そっちも大丈夫、カバさんチームは歴史に在った状況と照らし合わせて反省と反撃の準備だ~って偵察に出て。バレー部の皆さんも根性を燃やしているよ、もちろん私達も、特に麻子さんが単位が~!おばあが~!?って頭抱えてて、あんこうの皆でフォローするの大変だったよ』」

ボコゥ「『なら後は此処から逆転すればいい。こちらで手に入れた情報を伝える。まずは・・・・』」

 

 

みほ隊長と戻って来た歴女偵察班の情報を照らし合わせて互いに地図に位置情報を書き記し、勝利への道筋を模索する

悪天候による一時的な試合中止と降伏勧告に否と伝え、続行された試合は盛大に荒れた

 

 

 

 

プラウダ側

 

 

カチューシャ「はぁっ?!なんでわざわざ包囲網の厚い所に行くの!」

ノンア「恐らく薄い所を突破した先は罠だと感づいたのでしょうか?」

カチューシャ「まぁいいわ、カーベェタンの前に出してやりなさい!全車追撃!」

女生徒「『こちらフラッグ車、フラッグ車も追い駆けますか~?』」

カチューシャ「はぁぁぁ!?バッカじゃないの!!アンタは冬眠中のクマ並に大人しくしてなさい!ノンナ!」

ノンナ「はい」

 

 

プラウダが敷いた包囲網を抜けた大洗は生徒会チームのカメさんが足止めを慣行、三両の履帯を吹き飛ばすもノンナが乗り移った車両、IS-2の狙撃によって撃破され、罠を見破り分厚い場所から出るもKV2ギガント重戦車に接敵するも冷静に対処し撃破、その後一度榴弾で吹き飛ばした雪の壁を通り広い雪原へと抜け。あんこうとカバがボコられクマが見つけた旗の元へ向かい、アヒル・ウサギ、そして新入りのカモは雪原でボコゥから伝えられた場所へ向かって爆走した、その先には

 

 

カチューシャ「ちょぉっ・・・何なのよコレェえええええええええ!?」

ノンナ「ふむ、良い出来です」

 

 

大洗フラッグ車は見つけ次第撃破出来攻撃されてもこちらは痛くも痒くも無いと言う理由で今なお大洗チームの車両を先に殲滅せんとするカチューシャたちがいつの間にか三両に減った車両を追い駆けて来てみれば

三十両を越える戦車の雪像(アンツォ直伝)が辺り一面一定の距離を開けて鎮座していた、それも大洗の全車種分が雪が積もっていてもどれが本物か解からないレベルでだ、勿論その中にはボコゥの雪原仕様の伯爵が半数近く作られている

 

何時作ったんだ?by駄神

試合開始直後byボコゥ

 

 

カチューシャ「あ~もうっ、どれが本物なのか解からないじゃない!ノンナ!」

ノンナ「はい、全車機銃斉射。手ごたえがあり次第各車の判断で砲撃開始」

隊員達「「「「「ウラーーーー!」」」」」

フラッグ車「『あ~こちらフラッグ車、敵に見つかり追い駆けられています!合流させてくださいお願いします!?』」

カチューシャ「ダメよっ!そこから出たらいい的よ!私達がフラッグ車を討ち取るまでグルグル逃げ続けなさい!同士を二人ソッチに送るわ!」

 

 

この時既に八割の雪像が砕かれていた、其処へ雪像に隠れていた三両が左右後方から強襲、プラウダチームの中へ吶喊し同士討ちを警戒させ動きを制限した

大洗の三両が時間が経つに連れてダメージが蓄積され最初にカモチームのルノーB1bis重戦車が相討ち、ウサギがノンナが駆けるIS-2に狙う撃たれ。残ったアヒルも最後までサンダース戦並に暴れるも雪に足回りを取られプラウダの一斉射を受け撃破された・・・と同時に

 

 

審判『プラウダ高校フラッグ車走行不能!大洗女子学園の勝利!』

 

 

最後まで徹底して情報収集に努めていたボコゥが高台から観察し続け、同じ場所をグルグルと回っている事にみほと二人気が付いた時、カバをこの日の為に取り付けた火炎放射機で溶かした雪原に潜ませ。軽く雪を被せ後は降ってくる雪で隠れ其処に居るのが解からない様に成った頃、プラウダフラッグ車を追い駆けまわっていたあんこうに準備が整った事を伝えすぐさま先ほどまで居た塔の中へL3 Lf(L3 火炎放射戦車)へと改造した伯爵を入れ入り口をアンツォ作の板で塞ぎエンジンも切り息を潜めて待つ事数十秒後、プラウダ本隊を相手に奮闘してくれた三両が撃破されたとアナウンスが鳴った直後、三号突撃砲の砲声が雪原に響いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観客席では大洗学園艦に住む床屋の夫婦や華道の家元等々の方々が写真を撮ったりお嬢ぉおおおおお!と叫んだりと言った喜びの反応が起きる中、とある一角、寒空の下でもティータイムをする聖グロコンビとは別のとある学園の隊長とその母親兼師範が只々静かに試合を中継している液晶画面を視ていた

 

 

長髪スーツの女性「あんなものは邪道、特にあの豆戦車の仮面男の行いはみほ以上に目に余ります。決勝戦では王者の、西住流として戦いであの二人を撃滅なさい」

隊長「はい」

長髪スーツの女性「それにしても男が戦車に乗るなどと島田流も何故あんな者にライセンスを発行するとは理解出来ない、一体何を考えている」

隊長「・・・・・」

 

 

とある学園の隊長である少女は画面に映る今しがた母親兼師範が目の仇にした妹と、その妹が嬉しそうに抱き着いた仮面の少年に妹が好意を寄せている事に対する嫉妬とは別の何かを感じ、同時に懐かしいモノを視る感覚を覚え自分の中に有るその先を探り、その正体に気が付き驚くも今一度心に仕舞った

母親に少年の事を伝えるのは容易いだろう・・・が。今はその時では無い、あの少年が幼い頃より変わって居ないのであれば、今あそこにいる理由が、その答えは決勝戦で解かるからだ

故に今はただ母に付いて行き会場を後にする

 

 

隊長「・・・・・・こう」

 

 

 

 

 

 

 

いざ、パンツァー・フォー!

 


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