No.965701

【サイバ】或る日のフローエツァイト(その1)【交流】

古淵工機さん

またまたやってきました「天空市内のお店定点観察シリーズ」!

■出演
カール:http://www.tinami.com/view/903635
ルイーゼ:http://www.tinami.com/view/739998

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2018-09-01 20:37:48 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:895   閲覧ユーザー数:876

ある日の朝、ドイツ料理の店「フローエ・ツァイト」。

その店の名はドイツ語で「幸せなひととき」を意味する。

今日も幸せなひとときを求めて多くの客がこの店に足を運ぶ…。

「ヴルスト詰め合わせ入りましたー!」

店の看板娘、アンネ・フライベルクの声が響く。

今日は学校も休日なのでアルバイト店員も総動員だ。

 

「うーん、ここのヴルストっていつ食べてもおいしい!」

「だねー」

そのヴルスト詰め合わせを頬張りながら話しているのはスーパーヒロイン・マシーナリーの宮城野一颯と青葉逢羅だ。

 

「それにしてもこのおみせのアルバイトの子たちってみんなかわいいよねw」

「イブキー、お店の中なんだからあまり変なことは考えないでよね」

「わかってますってばw」

と、談笑している間にアルバイト店員の奥沢由香利が料理を運んできた。

「イェーガー・シュニッツェルお待たせしましたー」

「ねぇ、由香利センパイってさ」

「なぁにイブキちゃん」

 

「…お胸結構ありますよ のべ!!」

イブキが台詞を全て言い切らないうちにアイラの手刀が炸裂!

衝撃でイブキの首のジョイントが外れて頭が床に落ちたのだった。

「あ、あははは…すみませんセンパイ、忘れてくださいw」

「う、うん…」

 

「…あ、アイラ…痛い…」

「言ってるそばから変態発言するからよ」

さてさて、時間が経過していくごとに店内は忙しさを増していく。

 

「ほい、アウフラウフあがり!」

出来立てのアウフラウフをオーブンから取り出し、鮮やかな手つきでトレーに乗せていくカール・フライベルク。

アンネの父親にしてこの店のオーナーシェフ。今日も店内では彼の趣味であるテクノミュージックのBGMが心地よいテンポを刻む。

 

「真緒ちゃん、お願いね!」

「はーい!」

カールの妻・ルイーゼの指示でアウフラウフを客席へ運んでいくのはアルバイト店員の六浦真緒だ。

天空市きってのドイツ料理店、フローエツァイト。

さてさて、次の来客は…?


 
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