No.960174

真・恋姫†無双 時空を超えた刺客 破滅の未来と絡繰人間

hoi2さん

『龍天五獄隊』との対決 第4戦目は
霞と風刻による高速武将対決
常人には捉えきれない攻撃速度で戦闘が激化していく
戦況が変わったのは、風刻が『制限解除』をしたからである……

2018-07-16 09:31:34 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:1066   閲覧ユーザー数:982

 

 

 

 

 

 

 

異常な程の速度を備える絡繰人間・風刻………

それに立ち向かうは『神速の張遼』こと霞………

最速の絡繰人間VS最速の武将の対決は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風刻の『制限解除』で急変する!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     九節 ~無風~

 

 

 

機器音声「『制限解除』完了。

戦闘を再開して下さい。」

 

 

風刻「さて、続きを始めようか」

 

 

風刻は周囲に風を解き放ちながら霞を見る

 

 

霞「やったるわ、返り討ちにしたるわ」

 

 

霞は『飛竜偃月刀』を構え直す

 

 

風刻「さて………久々の『制限解除』だ

まずは、肩慣らしといくか」

 

 

風刻がそう言い終わった瞬間だった

 

 

 

 

ザシュッ!!!

 

ザシュッ!!!

 

ザシュッ!!!

 

 

 

 

霞「っ!!?ぐっ!!!」

 

 

霞の身体から血飛沫が吹き出る

 

 

凪「っ!!?霞様っ!!?」

 

 

真桜「嘘やろ?全く見えへんかったで……!!?」

 

 

一瞬の風刻の攻撃に絶句する武将達

 

 

当の本人は

 

 

風刻「おっと………勢い余って通りすぎてしまったな……」

 

 

霞の真後ろに立っていた

 

 

霞「ぐ…………」

 

 

霞は膝を震わせながら、何とかその場に構え直す

 

 

風刻「今の私の動きを捉えぬのであれば、私を倒す事はできぬぞ?」

 

 

霞「ぬかせっ!!!」

 

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

 

 

霞は『飛竜偃月刀』を振り向き様に真横に振った

 

 

だが、攻撃はおろか風刻の姿すらいなかった

 

 

それどころか

 

 

 

 

 

ザシュッ!!!

 

ザシュッ!!!

 

 

 

 

霞「くっ!!!」

 

 

再び、風刻の攻撃を受けてしまう始末

 

 

風刻「遅い……遅すぎるぞ」

 

 

風刻は霞の真後ろに移動していた

 

 

霞「(アカン………早すぎるっ!!!)」

 

 

霞は目を見開いて風刻を横目で見る

 

 

霞「(全く捉えられへん……これが最速の絡繰人間かいな……!!!)」

 

 

 

 

風刻「人間が私を捉える事はやはり、無理があるという事だな」

 

 

風刻は残念そうに呟く

 

 

風刻「張遼、貴様には少し期待をしていたのだが…………

いやはや、非常に残念だ」

 

 

霞「…アホか………これ位で、

諦めるウチや…ないわ………!!!」

 

 

霞の目はまだ死んでいない

 

 

ニヤっと笑った霞の表情を見た風刻もまた嗤う

 

 

風刻「そうだな、そうこなくては面白くない」

 

 

霞が風刻の方向へ顔を向けると、先程までゼロ距離いた風刻は数m先に移動していた

 

 

霞「(ホンマに一瞬で移動しよった………)」

 

 

風刻「『制限解除』にも慣れてきたところだ

少しばかり、実力を見せてやろう」

 

 

風刻は『万能眼鏡』に問いかけた

 

 

風刻「『加速・追風』、風力・1から2へ出力増加」

 

 

 

 

ゴオォォォォッ!!!

 

 

 

 

風刻の後方へ先程と比較して量が多い風が放出し始めた

 

 

霞「まだ、加速できるんかいな……」

 

 

風刻「速度の絶望を味わらせてやろう………

私の姿すら見ることが出来ぬ、この速度をなっ!!!」

 

 

霞「っ!!!(来るっ!!!)」

 

 

霞は攻撃の予感を感じ、咄嗟に『飛竜偃月刀』で防御体制をとった

 

 

 

 

ガキンッ!!!

ガキンッ!!!

ガキンッ!!!

ガキンッ!!!

 

 

 

 

『飛竜偃月刀』へ斬撃が直撃し、金属音が鳴り響く

 

 

風刻はその場から動いていなかった

 

 

風刻「予め言っておくが、『疾風』は放っていないぞ」

 

 

風刻は自信満々に言う

 

 

霞「(……つまり、風刻は動いてるが、高速で元の場所に戻っとるんかいな)」

 

 

肉眼では捉えきれないヒットエンドランを繰り返していることで、その場から攻撃しているように見える算段である

 

 

霞「(確かに……攻撃は早いが、威力はそこまでやあらへん……

せやけど、手数が多すぎるわっ!!!)」

 

 

霞は何とか攻撃を受け止めるが、その手数の多さに後退していく

 

 

そして、後方の岩に背中がついてしまった

 

 

風刻「どうした?守ってばかりでは、私を倒せぬぞ?」

 

 

霞「くっ………!!!」

 

 

 

 

真桜「ま、マズイで………

このままじゃ、姉さんが………」

 

 

凪「やめろ、真桜っ!!!霞様が負ける筈がないっ!!!信じろっ!!!」

 

 

真桜「せ、せやけど……凪ぃ……」

 

 

真桜は慌てつつ、泣きそうな表情となりながら凪を見る

 

 

沙和「真桜ちゃん、凪ちゃん………」

 

 

沙和は真桜と凪のやり取りを心配そうに見ていた

 

 

そこへ

 

 

一刀「…………」

 

 

一刀が無言で近づき

 

 

一刀「凪、真桜、沙和」

 

 

3人に声をかける

 

 

凪&真桜&沙和「「「隊長………」」」

 

 

一刀「霞が窮地に立たされているのは紛れもない事実だ、これが現実でもある」

 

 

一刀はそのまま言葉を続ける

 

 

一刀「だが、こういう時の霞は強い………逆境に立たされている霞は特にな

霞は負けないよ、絶対にな」

 

 

真桜「………何で、何で言い切れるんや?

現に姉さんの危機は隊長にも分かるやろ?」

 

 

真桜の疑問に一刀は口角を上げて言う

 

 

一刀「霞自身が諦めていないからだ

俺はそれを信じている……ただそれだけだ

理由は他にないよ」

 

 

凪「隊長…………」

 

 

凪は一刀を見て呟く

 

 

一刀「だから、霞は大丈夫だ」

 

 

一刀は微笑みながら、3人を頭を撫で、霞を見る

 

 

一刀「霞……………信じてるぞ、必ず勝つと」

 

 

 

 

霞「くっ!!!」

 

 

風刻「ふっ、防戦一方だな………

そろそろ、カタをつけるか……」

 

 

風刻は攻撃の手を緩めず、身体に風を纏い始める

 

 

霞「っ!!!何や、嫌な予感しかせぇへん……!!!」

 

 

風刻「弾け飛べっ!!!『突風(とっぷう)』っ!!!」

 

 

 

 

ゴオォォォォッ!!!

 

 

 

 

風刻は風を纏ったまま、霞へ目掛けて突っ込んできた

 

 

霞「体当たりかいなっ!!!」

 

 

霞は右足に力を入れ、左へ飛ぶ

 

 

風刻はそのまま岩へ激突する

 

 

だが、

 

 

 

 

 

ガキンッ!!!

ガキンッ!!!

ガキンッ!!!

ガキンッ!!!

 

 

 

 

岩は風で切り裂かれ、みるみる灰のようになっていく

 

 

そして、最終的にはその岩を貫通して行った

 

 

霞「嘘やろっ!!?あんなん喰らったら、一瞬で大根おろし状態やんっ!!!」

 

 

霞は削られた岩を見て青ざめる

 

 

途中で止まった風刻は振り返る

 

 

風刻「『突風』は自らの身体に斬撃を纏う技

斬撃を纏った私に触れれば、即死だ」

 

 

霞「くっ……………!!!」

 

 

霞は思わずたじろぐ

 

 

風刻「『加速・追風』、風力・2から3へ出力増加」

 

 

風刻は更なる加速を促す

 

 

霞「(これ以上、早くなるんかいな………!!?

流石にもう……目で見られへんぞ)」

 

 

風刻「さぁ………死ねっ!!!」

 

 

風刻が構えたその時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォォォォォンッ!!!

 

 

 

霞の姿はなく、霞の立っていた遥か後方に土煙と轟音が鳴り響いた

 

 

逆に、霞の位置に風刻が構えた状態で立っていた

 

 

霞の行方は

 

 

霞「…ごふっ…………………!!?」

 

 

土煙が舞い上がる場所で岩に叩きつけられていた

 

 

大量の血で辺りを塗らしながら

 

 

 

 

霞「(何も…………わからへん…かった………)」

 

 

霞は呆然としながら叩きつけられた岩から動けなくなっていた

 

 

霞「(気づけば………激痛が……襲って………おった………)」

 

 

霞の目は死にかけていた

 

 

『飛竜偃月刀』は辛うじて右手に持っているが、握る力すら残っていなかった

 

 

霞「(これが………風刻…の……本来の………速度……)」

 

 

霞の身体はピクリとも動かない

 

 

そこへ

 

 

風刻「………勝負あったかな?」

 

 

風刻が一瞬で目の前に現れた

 

 

霞「…………………」

 

 

霞は無言で顔を上げ、風刻を見る

 

 

風刻「戦闘意欲はなし…か…………

勝負あったな……」

 

 

風刻はニヤリと嗤う

 

 

凪「そ、そんな…………霞様……」

 

 

真桜「姉さん………姉さん………!!!」

 

 

沙和「し、霞様………………」

 

 

三羽鳥は目を見開いて、絶望を感じ取ってしまう

 

 

霞「(凪、真桜、沙和……

すまん………ウチ………)」

 

 

霞が心の中で謝ろうとした

 

 

その時、一刀が叫ぶ

 

 

一刀「……霞ーーーーーーーっ!!!」

 

 

霞「っ……………一刀?」

 

 

霞は一刀の声に反応し、顔を上げる

 

 

一刀は霞の顔が上がった事を確認し、眩しい位の笑顔でたった一言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「………信じてるぞ、霞」

 

 

 

 

霞「…………っ!!!」

 

 

一刀の一言で、霞の目に生気が戻る

 

 

霞「………ふっ、全く…………」

 

 

霞はニヤっと笑い、『飛竜偃月刀』を強く握り締め、『飛竜偃月刀』を杖の要領で体重を支えてもらい、ゆっくりと立ち上がる

 

 

霞「そないな…事……言われたら…………立ち上がらへん……訳には………いかへん…やん……」

 

 

風刻「………なに?」

 

 

風刻は眉を顰めて霞を見る

 

 

霞「ホンマ………狡い男やで……

何で……好きになって………しもうたんやろか…………」

 

 

霞はフラフラしながら風刻を見据える

 

 

風刻「貴様………実力差は理解したであろう?

それでも、まだやるのか……」

 

 

霞「…………好いた男に………『信じてる』…言われたら…………頑張るしか………あらへんやろ……?」

 

 

風刻「どうやら、貴様には過度の期待をしていたようだ

心底、がっかりしたぞ……張遼」

 

 

風刻はゆっくり構える

 

 

霞「(………目だけ……視覚だけでは駄目や………

五感の全てを駆使するんや………

僅かな空気の動きを……微かな風刻の匂いを……微小な風の音を………!!!)」

 

 

霞も同様に『飛竜偃月刀』を構える

 

 

風刻「これで、今度こそ終わりにしてやろう………」

 

 

霞は風刻の全てに集中する

 

 

すると

 

 

霞「(…………っ?何や?

何か分からへんが………感じ取れる………)」

 

 

霞は風刻を凝視する

 

 

霞「(風刻から伝わってくるで……

風の流れが………動きが……)」

 

 

霞は気づいていないが、この時、霞の身体からは知らぬ間に大量の気が溢れ出ていた

 

 

そして

 

 

 

 

 

風刻「……………っ!!!」

 

 

風刻が微かに動いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガキンッ!!!

 

 

 

 

 

乾いた金属音が高らかに鳴り響く

 

 

 

 

風刻「………っ!!?」

 

 

霞「………………」

 

 

 

風刻の高速攻撃を霞が受け止めていた

 

 

 

 

風刻「貴様………どうやって私の攻撃を………?

先程まで、動きすら見えなかった貴様が………何故?」

 

 

風刻は驚きを隠せない

 

 

霞「……さぁな?ただ、1つ言えることはあるで………

ウチは人間…………成長するんや」

 

 

風刻「なに……?」

 

 

風刻は眉間に皺を寄せる

 

 

霞「戦いの最中、進化したっちゅー事や

力が漲るんや………今まで以上にな」

 

 

 

 

ギュオォォォッ!!!

 

 

 

 

霞はここで、自らが大量の気を放出していることに気がつく

 

 

霞「成る程なぁ………これかいな……

ようやくやで……やれば出来るもんやなぁ…………」

 

 

霞の身体中の傷がみるみる塞がっていき、肌が露出している所に入れ墨が出来はじめる

 

 

片側の頬にに魏と十の紋章が浮かび上がり、瞳の色が反対色となった

 

 

風刻「一体何が起こっている………!!?」

 

 

霞「ウチも会得したばっかりやから、説明しづらいけど………」

 

 

霞は間を空けて言った

 

 

霞「ウチは今、『限界突破』を発動しとるんやっ!!!」

 

 

 

 

風刻「『限界突破』……だと?」

 

 

霞「そういうこっちゃ………!!!」

 

 

霞は『飛竜偃月刀』に力を込める

 

 

すると

 

 

 

 

 

フォンッ!!!

フォンッ!!!

 

 

 

ザシュッ!!!

ザシュッ!!!

 

 

 

 

風刻「なっ!!?」

 

 

風刻がクロス状に斬りつけられた

 

 

風刻「(ば、馬鹿な………動きを…捉えられなかっただとっ!!?)」

 

 

霞「『神速』の名、欲しいんやったっけ?欲しけりゃやるで?」

 

 

霞はニヤリと笑う

 

 

風刻「な、なに?」

 

 

風刻は少しふらつき、斬りつけられた傷を手で抑える

 

 

霞「元々、一刀から『限界突破』した暁には違う異名を貰う約束をしとるんや」

 

 

霞は『飛竜偃月刀』の刃先を風刻に向け、高らかに宣言する

 

 

霞「ウチのこれからの異名は『神速』を超えた『瞬神』やっ!!!」

 

 

 

 

風刻「………に、人間如きが………っ!!!

この風刻を超える事など出来ぬわっ!!!」

 

 

 

 

フォンッ!!!フォンッ!!!フォンッ!!!

 

 

 

 

風刻は黒色の玉を作り出す

 

 

風刻「死の風を受けよっ!!!『風蝕葬(ふうしょくそう)』っ!!!」

 

 

風刻は『風蝕葬』といわれる風の塊を投げつけた

 

 

だが

 

 

その時、既に霞はそこにいなかった

 

 

その為、『風蝕葬』は空の彼方へ消えていった

 

 

風刻「っ!!?ど、何処へ行ったっ!!!」

 

 

風刻は辺りを見渡す

 

 

風刻「まさか………本当に私を上回る速度をっ!!?」

 

 

風刻は首を横に振る

 

 

風刻「そんな事をあり得るわけがないっ!!!

『加速・追風』、風力・3から最大出力5へ出力増加っ!!!」

 

 

風刻の周囲には、切り裂く程の暴風が放出されていた

 

 

風刻「これこそが、この風刻の最高出力状態っ!!!その名は『魔風(まかぜ)』っ!!!

よく聞け、張遼っ!!!

最早、私の速度は音と同様の速度だっ!!!私こそが最速の武将なのだっ!!!」

 

 

風刻は何処かにいるであろう霞に高らかに宣言した

 

 

そして、片手に風のリングを作り出す

 

 

 

 

風刻「貴様に私を捉える事は不可能だっ!!!」

 

 

すると、風刻の反対側に霞が一瞬で現れる

 

 

霞「………したら、決着つけよか?

どっちが早く、強いか……な」

 

 

風刻「無論………この私だっ!!!

『風天・鎌鼬(ふうてん・かまいたち)』っ!!!はぁっ!!!」

 

 

風刻は風のリング『風天・鎌鼬』を霞目掛けて放った

 

 

『風天・鎌鼬』は異常な速度と周辺を破壊する破壊力を備え、霞へ直進していく

 

 

だが、霞はあろうことか、目を閉じたまま『風天・鎌鼬』を弾き飛ばす

 

 

風刻「なっ!!?おのれっ!!!」

 

 

風刻は『風天・鎌鼬』を次々に放っていく

 

 

于吉の術により、遅く見えている者達でも早すぎて見えない

 

 

于吉「これは興味深いですね………

『遅延術』を駆使しても見えないとは………」

 

 

于吉は少し驚く

 

 

華琳「一刀は見える?」

 

 

華琳は一刀に聞くと

 

 

一刀「まぁ、何とか……辛うじて」

 

 

一刀は苦笑いで答える

 

 

風刻「(何故……何故だ…………?

何故、人間如きが………絡繰人間を超えられるのだ………!!?)」

 

 

風刻は『風天・鎌鼬』を放ち続けながら、葛藤する

 

 

一刀「(今の霞は、音速をも超える力を手にしている

最速が音速の風刻が霞に追い付くのは………事実上、不可能だ)」

 

 

霞「風刻………アンタはもう、ウチに追い付けへんで?」

 

 

霞の一言により、風刻は声を荒げる

 

 

風刻「黙れっ!!!私こそが最速なのだっ!!!」

 

 

 

 

風刻は『風天・鎌鼬』では霞を仕留められないと判断し、攻撃方法を変える

 

 

風刻「ここまで私をコケにしたことを後悔するがいい………

私の最終奥義…………『風神・級長津彦命(ふうじん・しつなひこのみこと)』で奈落へ導いてやる…………!!!」

 

 

風刻からとてつもない暴風が溢れ出る

 

 

卑弥呼「っ!!!級長津彦命様じゃとっ!!?」

 

 

卑弥呼は目を見開く

 

 

一刀「またもや、日本神話の神か………」

 

 

一刀がボソッと呟いた

 

 

風刻「さぁ………これで終わり……!!!」

 

 

風刻が霞を見ようとした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが

 

 

霞は背中を向け、一刀達の元へ歩き出していた

 

 

風刻「な…………!!?」

 

 

一刀「…………霞?何を?」

 

 

霞「……………」

 

 

霞は無言で歩き続ける

 

 

風刻「戦闘の最中、敵に背を向けるとはっ!!!」

 

 

風刻は顔を真っ赤にして怒り出す

 

 

それに対して霞は背中で語り出す

 

 

霞「戦闘は終わった、アンタの負けや

だから、帰っとんねん」

 

 

風刻「何だとっ!!?」

 

 

風刻の怒りは更に高まる

 

 

風刻「貴様………いつ、この私を倒したというのだっ!!!」

 

 

霞「………………」

 

 

霞は一瞬、風刻へ振り向いたあと、一刀へ視線を向ける

 

 

霞「一刀~」

 

 

一刀「な、なに……?」

 

 

一刀は戸惑いながら答える

 

 

霞「技、もろたから♪」

 

 

一刀「え?」

 

 

霞は笑顔で一刀に言い、真剣な表情に切り換え風刻を見る

 

 

そして、『飛竜偃月刀』を大きく横に振る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザシュッ!!!

 

 

 

 

 

風刻「ごふ………………!!?」

 

 

風刻に強烈な斬撃が走り、鮮血が吹き出る

 

 

風刻「ば、馬鹿…な……………!!?」

 

 

風刻はそのまま、前のめりに倒れ込み、動かなくなった

 

 

雪蓮「あ、あれって…………?」

 

 

一刀「…………霞の奴~、やられたなぁ……」

 

 

一刀は驚きのあと、苦笑いをする

 

 

華琳「一刀、今の霞が放った技って………」

 

 

一刀「………あぁ、北郷流奥義の『流神百下・羅魔死斬』だ」

 

 

一刀は小さく息を吐き出す

 

 

一刀「音速を超えた霞だからこそ、『流神百下・羅魔死斬』を再現できたんだろうな………」

 

 

霞は風刻が倒れ込んだ事を確認してから、再び一刀達の元へ歩み出した

 

 

霞「ウチの速度に付いてこられへんようなら、一刀に追い付くなんて夢のまた夢やで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絡繰人間3号『元名』風刻:現在状況…死亡

 

死亡原因:過去の張遼との戦闘により身体に斬撃を与えられ、心臓が損傷し絶命。

 

斬撃の傷により、出血死。

 

 

 

 

 

           ……終……

 

 


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