欧州防衛機構がYSX-24「バーゼラルド」をベースに建造した４番目の独自開発機。ベース機の優れた機動性と運動性能の向上を目的として改修された当機には試作段階の兵装やパーツが各所に搭載されており。その結果、月面機であるフレズヴェルク以上の機動性を確保することに成功した。がその反面、開発等にかかったコストはバーゼラルド５機分相当に値する。
また機体内部には武装運用専用のTCSユニットを搭載。
その外見は黒をメインに部分を赤、フレームは金色。
背部の巨大なブースターは巨大な翼を想起させ、見る人間対して禍々しい印象を与える。

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使用兵装及びオプション
○「試製型ハイブーストユニット」
背中に搭載されている大型ブースターユニット。
驚異的な加速性を与えるために搭載された当ユニットは全開稼働であれば
全FA中最速クラスの加速性を発揮可能。
だがその反面として搭乗パイロットが極度のGに曝されるという諸刃の欠点を持つ。

○「ツヴァイナーゲル」
腰部にマウントされた、貴重レアメタルを惜しまなく使用して鍛え上げられた１対の直剣。その斬れ味はFAのフレームごと切断可能だがその長さ故取り回しには相当の練度が必要となる。

○「ベリルショットスナイパー」
武器職人Mより譲渡された特殊兵装。
月面機が使用しているベリルショットライフルを狙撃銃仕様に変更したもので、超遠距離からの狙撃にも対応可能となっている。

○「試製プラズマクロー」
両腕に装備された兵装で起動すれば２本の鉤爪上のブレードが展開されるようになっている。
近接戦や奇襲などにはクローを展開し、モードを変更すれば小型のビームマシンガンとしても運用が可能。

○「ベリルコーティングハンド」
機体内部のTCSユニットのエネルギーを掌全体に集中し腕自体を武装化する事で運用可能となる実験兵装。
TCSユニットの全てのエネルギー集中している為、攻撃面防御面に於いては驚異的である。