ユクモ村、村長の定位置付近、足湯にて

一刀「それじゃぁ捕獲したナルガクルガは無事だったんですね」

ギルドマスター「左様、お前さん達が派手に暴れ回った御蔭でフィールド各所には虫しから居らんかったからな、ついでにお前さん達を追っかけ見失ってから別の場所へ得物を探しに向かったからのぉ」

村長「ワタクシも此度の件には驚きました、まさか彼の恐暴竜が乱入するなど。観測班の方々はなんと？」

ギルドマスター「突如として現れ止まる事無く真っ直ぐに現場に突撃をかましてくれたと頭をかかえちょる。まぁ件の恐暴竜は集会場上位ハンターを総動員して捕獲した。今頃ギルド本部で調査が進められておるじゃろう」

この前のナルガクルガ狩猟時とその後の事を聞きに来た

恐暴竜、イビルジョー。見つけ次第上位ハンターの中でも精鋭達による討伐ないし捕獲が推奨されるドンドルマではG級危険モンスターとも呼ばれている。その理由は生態系を簡単に壊せるほどの暴食と大型モンスターであろうと生きたまま捕食する狂暴性故にである。ちなみに下位は勿論上位ハンターも見つけたり咆哮を聞いたりしたら形振り構わず逃げろと耳にタコどころか血豆が出来るほど言い聞かされる

一刀がこの二人と話したのは事情聴取的な物と暴食野郎に捕獲したナルガクルガが喰われていないか聞きに来たのも理由の一つだ

話しは終わり安心したところで。村長から新たに二体の牙獣種の狩猟クエストを渡された、場所は渓流と火山である。そしてヤッパリ厄介な相手である事は言うまでも無い

火山にて

一刀「火山に轍（わだち）ねぇ・・・・・みんなピッケルは持って来ているな？」

恋「んっばっちり」しゃきぃん♪

華琳「かずとがしゅにんにあいにいくってきいてきたのだけれど」

蓮華「なぜもんすたーのしゅりょうにつるはしがひつようなのかとおもってみれば」

愛紗「しゅにんとは・・・・・アレでしたか」

そう、今回の狩猟目標は

一刀「ヒャッハー！自分の体まで採掘ポイントにするとかさすがです主任！」カキンッカキンッ

恋「ようがんかいとれた♪」

ウラガンキン『グルォオオオオ！？』スッテンころりん♪

華琳・蓮華・愛紗「「「もんすたーだったのね（ですね）」」」

火山の、特に上位にて炭鉱夫・婦の方々がご存じのウラガンキン主任であります

ココットやポッケ、ドンドルマ辺りで剣士では相手にしたくない熱戦や毒や睡眠ガスを出すヤツ等と違い主任は主任故に尻尾から岩石爆弾を投げ、自身を丸めて転がると言うトンデモ機動力に、爆弾岩で発破をするためにA☆GO☆による叩きつけで爆破し、更に横に成れば我々炭鉱夫（婦）の為に背中の採掘ポイントを使わせてくれる素晴らしい御方なのです！

・・・と言う訳で

一刀「火山に存在する全ての鉱石と護石時々何かの塊に感謝して・・・・・狩猟（採掘）の時間だぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！」

恋「おぉおおおおお・・・・！」御目々キラキラ☆・・・・おや？ピッケルに紅いオーラが？

ウラガンキン『ボゴァアアアアアアアアアアアアア！！？』

華琳「いしころひとつのこらずさいくつするきね」

蓮華「はぁ、このまえのなるかくるにゃのはざいでつくってもらったそうびのでばんがないわ」

愛紗「さて、しびれわなのじゅんびをしなくては」

この主任には失業してもらう、大丈夫です主任！ちゃんと捕獲して主任の素材は端材も一つ残らず活用しますから！

そして次に来る新任の主任が来るまで火山に足しげく通う一刀達であった

数日後、渓流にて

一刀「さっさすがは主任！俺達部下に後を託す為にこんな重い殻を着こんで現場を見回っていたとは！？」ガシャガシャ

恋「むぅ～、おもい。くらい。みえない」トタタタッ？！

華琳「ちがうでしょ」

蓮華「ちがうわね」

愛紗「ちがいますね」

主任の素材で作ったガンナー防具に爆裂タイプの曲射が可能なこれまた主任の素材で作った弓を背負った一刀と防御火力共に高いオトモ武具を身に纏った恋といつからか？最初からか、三人一緒に居る愛紗達は次の目標、☆6へ逝く為の試験（緊急）クエストに来ていた

対象は主任と同じ牙獣種で、こちらも同じく攻撃方法もハンマータイプの重撃によるよるものだ。違うのは主任はA☆GO☆による鎚に対し、今回の相手は二つ名が尾槌竜と呼ばれる尾が槌に成っている

しかもハンマー投げよろしくな攻撃方法も持っているらしい・・・もういやだこの地方のモンスター！！

未だ情報だけで会い見えていないのに戦意が低下する・・・・あ、でも弱点がある背中のコブを壊すとポ〇デライオ〇の襟巻みたいにスタミナの減りが速くなるらしい、主任弓さんよろしくお願いします！

主任弓こと、ブラスコルダⅠは強撃・睡眠・ペイント・減気の瓶が使え更に睡眠瓶強化に火属性まで付いている上に火力も中々、流石です主任！

っと主任が如何に偉大であるかと時折口に出しながら一刀は恋達と共にハチミツと木々が生い茂るエリアへと向かった

そして目に飛び込んで来た破城槌ハンマー投げバージョンが木々を文字通り粉砕しながら飛んで来た

ハッキリ言おう、休む。一週間は農場でのんびり穏やかに過ごす！何だコレ？ふざけるにゃぁああああああああああああ！？

っと逃げながらも滅気瓶を装填した弓で貫通矢を頭部目掛けて放ち、標的を一刀から恋達オトモ姫達に変えた所で強撃瓶に変更して曲射で爆裂矢をコブに撃ち込む、ゲームなら貫通して地面に着弾し爆発するがリアルワールドのモンハンでは着弾した途端に爆発す

尾槌竜の名を冠するドボルベルクは主に木を食べるらしいが・・・・モンスターとは言え草食とは思えない程にかなりの巨体と体力そして異常状態に耐性があるらしい、今回一刀が持って来ている瓶もスタンや睡眠は一度できれば御の字だろう

一刀「アッハハハハハ♪そぉ～れバルスバルス！調合分もタップリ持って来たしピッケルもあるぞぉ？」

恋「ごしゅじんさま、はぁいてんしょぉん？」

一刀「ナハハハハ♪テンション上げなきゃこんな主任よりデッカイ体力オバケの相手なんてやってられるかぁあああああああ？！」

華琳「まぁせんいがなえるよりはましかしら？」

蓮華「せんじょうではしきをちょうせいするのはじゅうようだものね、さがるよりはいいわね」

愛紗「おふたりもしびれわなをしかけてください！わたしひとりではたりまちぇん！・・・・あぅ///」

華琳「かんだわ」

蓮華「かんだわね」

さて戦闘描写？シラナイコデスネ？タイムに入ろう

オトモスキルであるシビレ罠設置と閃光玉でまともに身動きできない様に拘束または妨害をする、牙獣種は足回りを攻撃しても中々転ばないから更に厄介だが事罠で捕えて閃光玉で目を潰せば暴れるかその場に留まる、その隙に残った睡眠滅気瓶を使いつつ強撃瓶を量産し曲射で弱点目掛け爆裂矢を撃ち込む。恋達オトモ姫達も大タル爆弾を近くに設置し離れた所でブーメランや小タルで爆破、更にシビレ罠を干渉しない範囲に複数個効果が切れて壊れるたびに補充する。あはははははは♪ウチにあるアイテムボックスのアイコンが幾つか消える、いや消えた（泣▽き笑い♪）

ナルカクルガの様に飛び回らなかった御蔭で何とか高機動重戦士を封殺し一方的に攻撃を加え続けるも。残り十分針で思い出したかのように恋が一刀のアイテムポーチから捕獲玉を投げつけなければ討伐ないし時間切れに成っていたかもしれない

・・・続くよ？