No.924914

九番目の熾天使・蒼の章 シリーズ "嘘"予告

Blazさん

思い立って作ってみた。
後悔はしていない。

2017-10-04 22:49:34 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:999   閲覧ユーザー数:931

 

 

 

 

 

 「―――人の夢は欲と可能性。あり得ぬ夢想を形とする力。それがもし、現実のものとなるのなら、夢を生み出した人間は「神」という存在になるのかしらね」

 

 

 

 

 

 これは、夢を叶える物語―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 神の視る夢が終わりし世界。

 そこには、かつて一人の人間の夢を現実としたゆりかごが残されていた。

 

 

 「神の視る夢。またの名を「セントラルフィクション」。一人の少女が願いし世界のことだ」

 

 「つまり、セントラルフィクションは神の……そのたった一人の少女の願望だと?」

 

 「そうだ。そして、その夢を現実へと変えた「創造」を司るのが」

 

 

 ―――願望を現実へと変える(ユニット)、マスターユニット・アマテラス

 

 

 「マスターユニットは今もこの世界のどこかに存在している。ジ・オリジンの魂を失った今でも」

 

 「ってことは、アマテラスは……」

 

 「新たな依り代があれば、ユニットは起動する。あれは一つの願い()を無限に増幅させる願望器よ」

 

 「それがたとえ、善であろうと―――」

 

 「悪であろうと。願望さえあれば、アマテラスは起動する。夢を現実とするために」

 

 

 

 「マスターユニットはこの世にあっちゃいけない存在。あれが起動すれば、また終わりのないループに人々は巻き込まれてしまう……」

 

 「そいつがもし、悪人の手に渡れば……考えたくもないな。で、お前はどうしたいんだ?」

 

 「……偽善だってわかってる。けどね。こんなことの為に……失いたくないの。大切な人を……!」

 

 

 

 

 

 ―――今。夢の欠片を求めた、新たな戦いが始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――神の視る夢から覚めた「蒼の世界」。

 そこには創造を司るユニット「マスターユニット・アマテラス」が存在した。

 人の願望を叶え、それを実現するという力。かつてたった一人の少女によって叶えられたという願望は世界を作り替えた。その世界が果てしないループとなったとしても。

 依り代を失い、姿を消したアマテラス。しかしその力を求め、野心と可能性に導かれ、様々な想いを持つ者たちがイシャナへと集う。

 

 

 

 

 

 夢を「叶える」者 No.04 朱音

 

 「あの子が居ない世界なんて、私は欲しくもない。だから、可能性があるのなら―――」

 

 「お前たちが立ちはだかるというのなら、手加減はしないぞ」

 

 

 夢を「叶えさせたい」者 No.06 キリヤ

 

 「悪いな。今の俺は”アイツ”の仲間だ」

 

 「これが悪っていうのなら、俺は喜んで悪人になってやるさ」

 

 

 夢を「観測る」者 No.12 竜神丸

 

 「この世界の正体、そして神にたどり着こうとした力。面白いではないですか」

 

 「例えあなたが望んだとしても、必ずその結果になるとは限りませんよ?」

 

 

 夢を「喰らう」者 No.13 ZERO

 

 「神の夢なんてどうでもいい! 俺はただ戦えるのなら、それでいいんだよ!!」

 

 「俺がなんの目的も無しにここに居ると思うか? 喰らいたいんだよ。ヤツの夢を」

 

 

 

 

 

 and……

 

 

 

 

 

 夢を「求める」者 No.03 デルタ

 

 「夢に願いをかけるのは当然。だが、それは俺の願いじゃない……」

 

 「お前は一体……なにをしようとしているんだ……!」

 

 

 夢を「守る」者 No.16 げんぶ

 

 「悪いが、俺も今は余裕がないのでな。わかっているだろ。お前にも」

 

 「俺にはもう時間がない……だったらせめて、愛する者だけでも守りたいんだ……!」

 

 

 夢を「壊す」者 No.20 Blaz

 

 「当然だろ。あんなのをテメェの手に渡せるかよ。テメェはここでぶった切るッ!!」

 

 「”アイツ”がそうしたように、俺もそうするだけだ。真偽も夢も関係ねぇ!」

 

 

 

 

 

 夢を「創る」者 No.01 クライシス

 

 「私も目的のためなら、少々手荒なことは厭わない……覚悟はしてもらうぞ……!」

 

 「無限の欲望なぞ存在しない。あるのはただ果てのない願望だけだ」

 

 

 

 

 

 ―――隔絶世界

 

 「つまり、ここは……」

 

 「魔道都市の欠片が寄り集まった世界……あなたたちが迷い込んだ世界よ、デルタ」

 

 

 ―――傍観者たち

 

 「朱音さんはご自分の力が失われてもいいと? その力の為に払った代価を―――」

 

 「忘れたとは言わない。それでも、私は助けたい存在(もの)がある!」

 

 「やれやれ、理の外の者たちは自分勝手ですね……」

 

 

 ―――魔導書

 

 「なんで、エース様が”魔導書”なんぞ持ってるんだよ、キリヤッ!」

 

 「お前に教えるとでも思ってるのかよ。……いや、お前は知ってるだろ?」

 

 

 ―――蒼

 

 「まさかげんぶさんが蒼を求めるとは……そうまでして何を成したいというのですか?」

 

 「お前にとっては他愛のないことさ。だが、俺にとっては大切な者なんだよ!」

 

 

 「ようやく蒼の……いや、破壊の力を使いこなせるようになったかBlaz」

 

 「正直、勝てる根拠なんぞ欠片もねぇが……つまむ程度にあるのなら、賭けさせてもらうぜ。アンタを倒すためによ!」

 

 

 

 ここに、紡がれることのない物語が幕を開ける―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 九番目の熾天使・蒼の章 シリーズ

 

 BLAZBLUE編 第二章 「名残の夢」

 

 

 

 

 

 「あなたがラグナ=ザ=ブラッドエッジの因子を受けて誕生したということ。そして、貴方がなぜ、蒼と彼の理から外れてしまったのか。すべての答えは、この奥にありますよ」

 

 「竜神丸。テメェ、まさか―――!」

 

 

 

 「さて。教えてもらおうか、どうして、よりによってお前がディア―リーズを殺したんだ。クスィー……?」

 

 「もう、あの人は必要ないからですよ。この世界に、この力の前では。それはあなたがよくわかってるはずですよね。蒼の欠片さん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……ま。本当にただの嘘予告なのですがね(笑)

 


 
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