No.88084

北郷一刀争奪戦争勃発! 三国騒乱・騒乱胎動編

叢 剣さん

とりあえず、一話目ですだいぶ時間がかかりましたがよろしくお願いします。

2009-08-04 08:02:51 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:20159   閲覧ユーザー数:15092

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注意書き

 今回は設定として、各国のキャラはほとんどが争奪戦シリーズのような感じになっていると思ってください。

 オリジナルの設定は本当は使いたくないのですが、個人的な意見ですが呉EDで三国同盟を結んでいることにしています、子供はまだ誰もいません。

 アンケートの結果が4になったのでとりあえずは、三国騒乱→魏→蜀→呉→三国騒乱・・・・・

と一応回転させるつもりです。

それでは、次からどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三国が統一されて早3年近くが経過した、その間に三国はつながりを深めていた、彼の気付かない水面下では、争いの火花が激しく散っていたがそんな事に気付くわけもなく、三国合意で荊州の統治を任された、本人は嬉しがっていたがその裏では魏、呉、蜀が互いに一刀を我が物にせんと、暗躍を始めていたことなど知る由もなかった。

 

蜀side

「一刀さんは、3日後に荊州につくそうです」

「じゃあ・・・・・・・・」

「桃香様はダメです」

「えぇ!どうして愛紗ちゃん?」

「桃香様には、やってもらわねばならない政務が山のようにありますから」

 思い出したかのように、若干顔を青くした。

「あ、あはは・・・・・」

「では、朱里よ、誰が会いに行くのだ?」

「そうですねぇ・・・・・・紫苑さん、璃々ちゃん、星さん、恋ちゃんにお願いしようと思います」

「なぜ・・・・・・璃々を・・・・」

「あわわ・・・・それは、璃々ちゃんが居た方が一刀さんに近づきやすいと、考えたからです」

 その場に居合わせた全員が納得したように相槌を打った。

「ん・・・・・わかった」

「それでは、皆さん準備をお願いします」

 解散しているときに、愛紗が朱里を呼び止めた。

「朱里、私も行けぬか?」

「はわわ・・・・愛紗さんまで行かれたら・・・・・いえ、愛紗さんにもお願いします」

「そうか!」

 行っていいという指示が出たことに喜びを隠せないようだった。

「ですが、条件があります」

「じょ、条件?」

「はい、絶対に一刀さんと稽古などをなさらない様に」

 誰もがうなずく、その先の情景。

 結局、全員の必死の説得により確証を持つことに成功した。

魏side

「北郷が3日後に荊州に到着するようです、華琳様」

「そう、ありがとう秋蘭」

 顔には笑みが浮かび、これから先のことを考えているのであろう。

「華琳様、誰が荊州に行くのですか?」

「私、秋蘭、霞、風、稟、流琉、凪の7人で行くことにするわ、あなた達、私のいない間の留守をお願いするわ」

「か、華琳様ぁ・・・・・・私も・・・・・」

「いい子にしてたら、可愛がってあげるわよ」

「「頑張って、留守番します!」」

実に分かりやすい二人が、すぐに舌戦から脱落した。

「華琳様、沙和も行きたいの~」

「ウチも行きたいわ~」

 次に異議を出したのは妥当な二人であった。

「沙和、北郷が作っている服を買ってきてあげるわ、真桜、あなたには天界の知識で作ったカラクリを買ってきてあげるわ」

「「どうぞ、行ってらっしゃい!」」

 明らかにものに釣られてはいるが、二人も納得した。

「流琉のご飯が食べられないのか~」

「季衣、天界の料理を教えてもらってくるから、我慢してね」

「そうね、北郷から天界の料理を教えてもらいましょう」

「へっへー、楽しみだなー」

 すでに、帰ってきたときの想像をしている。

 残りの5人が見送る中、7人が出発した。

呉side

「一刀が荊州に行っちゃうの、いやー」

「そ、そんな事言っても、決まったこと何だから仕方ないだろ?雪蓮」

「そうね・・・・・」

「じゃあ、準備があるから、また明日」

 軽く口づけをすると、部屋を出て行ってしまった。

 一刀が準備をしているときに、軍議室では物々しい雰囲気で会議が行われていた。

「今後、問題となるのは魏、蜀の動きだ」

「二国とも、一刀を誘惑しに来るのは間違いなかろう」

「今後の対策ですね~」

「そうだな、どうやって対策をするか・・・」

「難しいでしょうね・・・・・・・」

「そうじゃな・・・・・ずっと張り付いて行くにもいくまい」

「とにかく、行くのは~・・・・・・雪蓮様、冥琳様、祭様、小蓮様、亞莎ちゃんですか?」

「あぁ、そのようなものだろう、ほかの者には留守を頼む、かず・・・・・北郷は必ず守ってみせる」

「冥琳ももっと、素直になればいいのに・・・・・」

 行くものが、立ち上がりすぐに準備に入り、行かないものは一刀との一時の別れを惜しむように準備を手伝っていた。

 

 

 

 ついに始まりを告げる、胎動が始まった、この胎動は徐々に大きくなりどのような被害をもたらすか、今は誰も知る由はない

 


 
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