※もしも直江大和が題名通りの告白を猟犬部隊にしたら?

「何を今さら言っているんだ?」

リザ・ブリンカーは頭に『?』マークを浮かべ、周囲の彼女達も同じく大和の告白に『?』マークを浮かべた。

「つまり・・・今までは遊びだったということですか?」

フィーネ・ベルクマンの眼鏡がキラリと光る。

その威光に恐怖を感じつつも、大和は理由を言いその思いを告白した。

今までは『子孫』を無意識にしていなかったが、今度からは子供を産んでもらいたい前提として付き合いという理由を。

「なんだー、そういうことだっただね」

ジークルーン・コールシュバイザーは安堵する。

「まぁ・・・本命がいるからしょうがないよねー」

コジマ・ロルバッハも理由を聞き、殺気だっていた拳を下した。間違いなく『死』の制裁を実行する前だった。

「私は・・・別に、今さら」

テレマ・ミュラーは少し赤くなっている。

「・・・でも、ちょっと嬉しいかも」

リザの言葉と共に四人全員が大和に抱きつく。

「だって・・・これからは本気で産ませる気で、愛してくれるんだろ?」

すでに四人は愛し合う事柄をこえ、自然に子孫を残すつもりでいたのだ。

ただし・・・。

「・・・・大和」

本命のマルギッテにとっては、わかっていても他の仲間に大和の子供を産ませることは、嫉妬を覚えるのだった・・・。


 
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