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No.865671
みらくる☆さん
落ちていた写真。 このまま持っているのも悪い。俺は先生に 返すことにした
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俺「先生、これ、落ちてたよ」 俺はそっと写真を出す。食事を終えた彼女が その声に振り向いた 先生「え?バッグからなにか落とした?」 そして、俺の手から写真の一部が見えると みるみる彼女の表情が変わっていく 先生「あ、こ、これね。これはね。小学校5年かな? ハイキングに行ったときの奴だね」 先生「ほら、私、この頃髪短かったでしょう? この頃はまだ髪質がサラサラだったのになぁ」 先生「絹枝、髪長いよね。もうこの頃で成長止まってるよね って、本人に言ったら怒るかな?ははは」 彼女がまくし立てるように喋る それでも明らかに中央の幼稚園児くらいの女の子には触れない まるでそこにはいないような感じで話していた 俺「先生…あの、もう」 先生「こ、これね、実は私の写真じゃないの。絹枝のなんだ。 私、家族と折り合いが悪くて、実家にも帰れなくて それでも昔の写真が欲しくて、彼女のアルバムから無理矢理貰って」 先生「もうね、みんな 私が悪いんだ。迷惑ばっかりかけて 家族にも、絹枝にも、キミにもね」 焦って、それもばつが悪そうに話し始める 俺「先生、そろそろ学校行かないと」 先生「うん」 そういうと彼女はお昼を持って家を出て行った とてもじゃないけど、何かを隠すのに必死に取り繕う彼女を ここにおいて置けなかった。この空間から出すこと それが最良の彼女への親切に思えたんだ。 ++++++++++++++++++++++ 1が大多数でしたです。 間が開いてしまい失礼いたしました。 次回から通常営業で何とかいけるかもです~
2016-08-27 00:27:15 投稿 / 2489×1400ピクセル
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落ちていた写真。
このまま持っているのも悪い。俺は先生に
返すことにした
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