ヘレグルックス内でもグルックス本隊への不利な物（民間の目撃者、友軍機を含む）の処理を任されている機体。
機体名称内の”D”はdeleteを示すとされているが、開発段階におけるテストパイロットの異常な損耗率から”disposable”（使い捨て）の頭文字だとも言われている。
強大な火器を迅速に戦線へ届けるために考案された装輪装甲車モードへの変形が可能だがテスト初期は不安定で事故も多く、パイロットを使い捨てにしていると現場から悲鳴が上がった。
この装甲車モードへの変形が安定して可能になった背景には＜ウィルバーナイン＞での実働データが大きく関与しており、直線スピードではナインに軍配が上がるものの、コーナリング速度と後退速度では本機が勝るという力関係になっている。
対象の確実な抹殺という任務のために「delete」の”D”を背負い深緑の死神は戦場を無尽に駆ける！