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No.82473

2009-07-04 19:19:30 投稿

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kanadeさん

~真・恋姫✝無双 魏after to after~side季衣・流琉

after to afterシリーズも残りあとわずか、最後までお付き合いくださいませ。
感想、コメント待ってます。
それではどーぞ

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 ~真・恋姫✝無双 魏after to after~side季衣・流琉

 

 

 

 北郷一刀が覇王・曹孟徳(華琳)と交わした約束の日まで、七日を切ったある日の昼下がりの事。

 「う~・・・ねむいよぉ・・・・・・流琉、おかわり」

 「どっちかにしなさいって・・・言っても聞くわけないよね」

 はい、とおかわりを差し出す流琉。受け取るや否やそれをすごい速さで口に運ぶ季衣。戦いとは無意味なとこでもコンビネーション抜群な二人であった。

 

 「季衣、やっぱり眠れないの?」

 「うん」

 「兄様のところに行ったら?」

 「やだ」

 一刀が帰ってきて以来、二人はほぼ毎日このやり取りを繰り返していた。二人のやりとり、良くも悪くも原因は一刀にあるのだが、一刀も決して馬鹿ではなく、季衣と流琉を誘って街に出かけようとしたことは何度もあったのだ。

 だが、流琉のほうこそ了承してくれていたが、季衣に至っては何かしら用事があるから自分も流琉もいけないと言って、流琉ごと連れて猛ダッシュで一刀の前を去っていくのだった。その後も、一刀が季衣を見つけても逃げられ、季衣が一刀を見つけた時は気付かれないように姿を隠す。この繰り返しなのだ。

 「兄様はちゃんといるのよ?」

 「わかってるよ」

 「だったら・・・兄様のお誘いを断らなくたっていいじゃない」

 「だってやなんだもん」

 「季衣・・・・・・」

 実の姉妹のような関係である流琉には、季衣が頑なに一刀の誘いを断る理由が分かっていた。だからこそ、無理強いを出来ずにいたわけなのだが、正直を言えば流琉は一刀とお出かけをしたかったのだ。

 (兄様にお話すれば、季衣の事をなんとかしていただけるでしょうか・・・)

 信頼できる兄であり愛する人の顔を思い浮かべる。思わず表情が緩んでしまったが。

 思い至ったら即行動。警備隊の詰め所へと足を運ぶことにした。ちなみに季衣は夏侯姉妹と一緒にいるらしい。

 

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