No.81771

真・恋姫†無双 北郷一刀と三羽鳥 No,01

さん

今回は、三羽鳥編です。
楽しんで頂ければ、嬉しいいです。

2009-06-30 01:31:29 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:14561   閲覧ユーザー数:11128

(はじめに)

キャラ崩壊やセリフ間違いがあると思いますが、

温かく読んでやって下さい。

 

この話での一刀君は強く設定しています。主人公をかっこよく魅せる様に

書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。

 

※今回の話しに、一刀君は出ません。ごめんなさい。

 

日がもうすぐ沈み、夜が来ようという時間

3人の少女達は、楽しそうに荒野を歩いている。

 

 

「竹かごが、全部売れてよかったの~。」

 

「せやな~、足を延ばして正解やったな。」

 

「邑の皆も、喜んでくれるだろう。」

 

「でも、もうすぐ暗くなっちゃうの~。」

 

「それは、沙和が集合時間を守らなかったからだろ。」

 

「せやでー。沙和が来んかったから、凪がイライラしてむっちゃ怖かったんやで~。」

 

「あははー。ごめんなの~、凪ちゃん、真桜ちゃん。」

 

沙和と呼ばれた女の子は、全く反省していない様だ。

 

「でもでもー。それには谷よりもふっか~い、理由があるの。」

 

突然、真剣な顔になる沙和。その顔に、2人も真剣に、

 

「「どんな?」」

と揃って質問する。

 

「阿蘇阿蘇で話題になった、占い師さんがさっきの街にいたの~♪」

 

目をキラキラさせながら沙和は言う。

その言葉に、真桜はズッコケ、凪は冷たい眼でジッーと睨んでいる。

そんな事は、気にせず沙和は懐から3枚の紙を取り出し、その内2枚を2人に差し出した。

 

「名前を書くだけで、運命の人が分かるって有名なの。も・ち・ろ・ん♪2人の分もしてあるの。」

 

「そらスゴイな。確率はどんなもんなん?」

 

復活した真桜は、興味津々に聞いている。

 

「なんと・・・・9割なの~♪」

 

「・・・残りの1割は?」

 

「9割か~、そらスゴイな。」

 

「でしょ♪でしょ♪」

 

凪の言葉は、無視された。

 

「だから、残りの1割は?」

 

「も~。凪ちゃん細かすぎるの~。」

 

「せやで凪。こういうのはノリが大切なんや。」

 

いつの間にか、タッグを組んで凪を責める2人。

凪は、そんな2人に「はぁ」と疲れた様に溜息は吐いた。

 

「まだ沙和も中読んでないから、一緒に見るの~。」

 

「ええで~♪ ほな、せ~ので見るで。」

 

「仕方ないな。」

 

「「「せ~の」」」

 

 

紙に書かれていた言葉は・・・

 

沙和 ≪煌めく白き服を纏いし者、あなたの趣味を理解し、協力してくれるだろう≫

 

真桜 ≪煌めく白き服を纏いし者、その者の知識を活かし、さらなる高みに至るだろう≫

 

凪  ≪煌めく白き服を纏いし者、あなたの大切な者を守り、同時に大切な物を穢すだろう≫

 

「「「・・・・・」」」

 

3人は、困惑している。

 

「3人共、出だしが同じやな。」

 

「同じのなの。」

 

「なんで、私だけ穢されるんだ・・・。」

 

凪は、怒りでプルプルと震えている。

 

「凪、気にすなや! ただの占いや! なぁ、沙和!」

 

「そうなの!そうなの!」

 

「・・・ああ、そうだな。」

 

2人の必死な説得により、少し落ち着いた凪。

 

そんな時、空に光の線が流れた。

 

「流れ星なの~。」

 

「ホンマや。綺麗やな~。」

 

「・・・・そうだな。」

 

3人共、流れ星に見惚れている様に見えたが、

「新作の髪飾り、新作の髪飾り、新作の髪飾り・・・」

「新しい工具、新しい工具、新しい工具・・・」

 

「・・・2人共、何してるんだ?」

 

必死に何か呟く二人に、冷静なツッコミを入れる凪。

 

「「流れ星にお願い事をすると叶う【んやで】【の~】」」

 

「・・はぁ。そんな訳無いだろ。」

 

そう凪が、呟くと流れ星の軌道が変わり3人から離れた所に堕ち、一瞬光った。

 

「・・・凪が、夢無い事言うから流れ星が落ちた。」

 

「なっ!? そ、そんな訳無いだろ!!」

 

「兎に角、行ってみるのー!」

 

沙和が歩きだす。

 

「面白そうやし、行ってみよか。」

 

真桜も歩きだした。

 

「お、おい!2人共。・・・・んっ?!」

 

2人を追いかけ様として凪が後ろを振り向く。

 

「・・・気のせいか?」

 

 

「な~ぎぃ~。置いてくで~。」

 

「凪ちゃん。早くするの~。」

 

2人が凪を呼ぶ。

「ああ、分かったから、少し待ってくれ。」

 

凪は慌てて2人の後を追う。

 

 

 

――岩陰side――

 

「危なかった。気付かれたかと思ったぜ。」

 

「アニキ、準備が出来ましたぜ。」

 

「・・準備出来たんダナ。」

 

「よし!それじゃあ、いくぞ!おメェ等!」

 

岩陰の不審な影が三つ動き出した。

 

 

 

 

 

・・・・つづく

 

(あとがき)

どうも猫です。前回の閲覧数と支援数に感動しています。

コメント・メールを下さった皆様、本当にありがとうございました。

これからも応援をお願いいたします<(_ _)>

 

今回で2話目になります。おかしい・・・本当ならこの話しで一刀君と三羽鳥が

出会っていた筈なのに・・orz

自分の文才の無さが恨めしいです。

次の話しで、4人は出会いますので、お楽しみに\(^o^)/

 


 
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