No.79163

恋姫無双~魏の龍~第拾話

タンデムさん

で、出来ましたぁ~~~。
第拾話ですぅ……。
やばい、頭から煙が出そうです……。
こんな時間に投稿したので、矛盾点もしくは、誤字があるかもしれませんが楽しんでくれたら幸いです。
では、本編どうぞ……。

2009-06-15 03:57:45 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:16292   閲覧ユーザー数:12190

~洛陽~

 

宮中を彼は足早に歩いていた。

急ぎのようで呼ばれて居るのか、その顔は思わしくない。

目的の部屋の前につき、戸を叩く。

 

「……誰だ?」

 

弱弱しい、声で返事が返ってきた。その声に彼はハッキリと応える。

 

「何進にございます。 至急用があるとのことで、参りました。」

「……うむ。 入ってくれ。」

「はっ。」

 

またも弱弱しい声が、返ってきた。彼――何進――は、許しを得たので部屋に入る。

病気で床に伏せている帝の部屋に―――。

 

「帝、如何なさいました?」

「此処には朕とそなたしかおらぬ。 二人のときは、堅苦しい言葉は無しでしょう? 八雲義兄上。」

 

ふふっと、帝――乃守(帝の真名)――は、彼―八雲(何進の真名)―にそう笑いかける。

はぁ、と溜息をついて八雲も年上の義弟に笑いかけて表情を和らげる。

先ほどは、上と下というような雰囲気だったものが、家族の様に暖かなものとなった。

 

「全く、乃守様は誰に似てしまったのやら……。」

「くすっ。 良いではないですか。こういう暖かいものの方が……ゴホッ! ゴホッゴホッ!!……。」

「大丈夫か!?」

 

急に咳き込み出した義弟に、八雲が駆け寄る。

見ると、口を覆っていた右の手には、大量の血が付いていた。

 

「!? 直ぐに医者を――。」

「呼ぶなゴホッ!! ゴホッ!!」

 

医者を呼ぼうとした八雲の服の襟を掴んで、乃守は咳き込みながらも彼の行動を止めた。

そんな彼の行動に八雲は黙るしかなかった。

 

「ハァ……ハァ……ハァ…ハァ。 ん。 咳も収まった。 心配は無い。 それにせっかく二人っきりにしたのだ。 最後の言葉を聞いてもらわねば。」

「……っ!」

 

乃守の言葉を聞いて、八雲は言葉を失う。

彼の目を見て見ると、死期を悟ったような目をしていた。

 

「自分の身体のことだ。 誰よりも熟知している。」

「もう、ダメなのですか?」

「多分、もう一週間もたないだろう。 最近、父上の御顔がちらつき始めている。 義弟の……最後の言葉を……聞いてはくれないか?」

「……分かった。」

 

乃守は、振り絞るように声を出す。

それを断腸の面持ちで、八雲は乃守の言葉に耳を傾ける。

 

「私が死した後、協をたのみたい。 この洛陽より何処へでも良い、逃げてくれ。 奴等……十常時の糞爺どもから……協を護ってやってくれ。」

「……。 お分かり申した。 ……最後のときくらいはゆっくりして逝って下され。」

 

そう言って八雲は、乃守の起こしていた身体に手で押して、横にさせる。

横になった乃守の顔はたいそう安心し満足のいった顔だった。

 

「ありがとう。八雲。協に、不甲斐無い父ですまぬと伝えてくれ。……すぅ~……すぅ~。」

 

そう呟いて、乃守は眠りについた。

八雲は乃守が眠りについたのを確認すると、そっとその部屋から立ち去った。

立ち去る間際、八雲は足を止め、乃守の寝台に目をやる。

 

「安心してください。 私は此処を親友に任された。 その親友を裏切るようなまねは絶対にいたしません。」

 

そう呟いて今度こそ八雲は、そっと戸をあけ、部屋を去った。

自分に此処を任した【淡い緑色の髪を持つ龍】を思い出しながら―――。

一方その頃の陣留では―――。

 

「何で僕がこんな事に……。 最近、華琳は僕のことを、何でも屋と勘違いしてるんじゃないのかなぁ?」

 

憎らしい程に青い空を見上げつつ、龍翠はポツリと呟く。

そしてここまでに至った経緯を、そっと振り返った。

 

 

事の始まりは、いつもの如く華琳と閨で目を覚ました時だった。

いつもの如く自分の上に折り重なっている。自分の前では王でも無く、妹でもない、女の子の華琳。

彼女の言葉は朝に弱い自分のまどろんだ頭の中にも、すっと入り込んでくる。

 

『起きた? 兄さん。』

『まだ眠い……。もうチョット寝る……。』

『はぁ……早く起きて。 兄さん。』

 

 

起きてと急かす華琳の声を、龍翠は抱きしめて黙殺する。

 

『兄さん、私にも仕事があるんだけど?』

『そんなの何個か僕が引き受けてあげますよ……。』

 

後で気付いたが、このときの華琳の顔は悪戯が成功したときのような笑顔をしていた。

 

『ふふっ。じゃぁ、兄さんはあの仕事をしてもらうわね? 机にその内容を書いた竹簡を置いておくから見ていてね。』

 

そう言って華琳は、龍翠の抱きしめから、名残惜しそうに出て着替えて部屋を後にした。

そんな華琳を見て仕方なく龍翠も寝台から出て、服装を正すと、机においてある竹簡に目を通して、苦い顔をした。

張三姉妹の世話役兼仲介役と書かれた竹簡を見ながら、先ほどの、愚かな自分を殴り倒してやりたいほどに――――。

 

 

 

「ここか……。」

 

不本意ながら、役目を引き受けた以上、張三姉妹には事情を説明しなくてはならない。

今日の訓練の指導を凪達に一任し、龍翠は3人がよく居ると言う酒家を訪ねていた。

思えば彼女達と直に会うのはこれで3度目となるが、随分久しぶりな気がする。

黄巾党が壊滅状態となってからは残党狩りに忙しく、会う機会は無かったのだ。

 

「さて、彼女等はどこに……。」

 

酒家の主人に事情を説明し、中に入れてもらった龍翠。

辺りを見回すと、すぐにそれらしき姿を確認する事が出来た。

酒家の奥――丸テーブルに3人が着き、昼食を食べている。

 

「ちょっとお姉ちゃん! それちぃのだよ!」

「良いでしょ~♪ お姉ちゃんにも分けてよ」

「2人とも、太らないように注意してよね」

 

龍翠から見て左と中央の少女が料理を取り合い、右の少女が冷静に発言している。

記憶が正しければ左が張宝、中央が張角、右が張梁と言う名前だった。

凪、真桜、沙和と同じく、手綱を握るのが非常に難しそうな感じの三姉妹であった。

正直、最初の三人同様、鬼畏様状態(モード)にならない自信は龍翠には無かった。

 

「あ♪ これ美味しい!」

「だ~か~ら~! これはちぃのだってば!」

「2人とも、もう少し静かに食べて……」

 

この光景を見るだけで、これからの先行きが不安だ。

とにかくこのまま突っ立っている訳にもいかず、龍翠は声を掛ける事にした。

「すみません。」

 

龍翠がゆっくり近づきながら、彼女達に声を掛ける。

すると意外にも、最初に彼に気付いたのは張角だった。

 

「あっ♪ ゴメンなさい。今は私的な時間だから、揮毫は出来ないんで……あーーー!! 竜笛のお兄さんだぁ!」

 

揮毫と言うのは、毛筆で何か言葉や文章を書く事で、所謂サインみたいなものだ。

最初は彼女は、龍翠を応援の1人と勘違いしていたみたいが、あの時共演した人物であるのが分かると、先ほどの作った感じの喋り方ではなく、素の喋り方になっていた。

更に張角に続き、他の2人も龍翠の存在に気付き始めた。

 

「ああっ! ひっさしぶりじゃない!! 」

「どうして、此処に?」

 

ワイワイと騒ぎ立てながら、龍翠に質問してくる。

女三人寄れば、姦しいとはこのことだ、と龍翠は内心思った。

溜め息を吐きながら、思っていることを顔に出さないように、龍翠は彼女達に言った。

 

「僕は、曹操から君達の仲介役兼世話役を頼まれたんだよ。」

 

龍翠の言葉を聞き、彼女達の姦しい質問が止まる。

 

「仲介役兼世話役? 何それ?」

「曹操から……貴方が?」

 

龍翠が頷いた。

 

「そういえば、あの時は何もいわずに立ち去っちゃったから、紹介がまだだったね。僕は姓は曹、名は朋、字は錬鳳というものです。」

 

そう問い掛けると、3人の何を言ったのか分からないというような視線が龍翠を見つめた。

暫く経った後、張梁が徐に口を開き、龍翠に言った。

 

「……そ、曹ってことは若しかして……。」

「ええ、華琳……曹操は僕の義妹です。」

「ふ~ん。そうなんだ~。」

「(な、何て人を仲介役に出してくれてるのよ~っ!!)」

 

張梁に続き、張宝と張角も龍翠の身の上を理解したようだ。

怪訝な顔を浮かべる張宝と違って、他の2人は―張梁は驚いてはいるが―何とも思っていないらしい。

と言うより、張角にいたっては、終始満面の笑顔。

 

「君達を捕まえた僕が世話役ってわけ。華琳のお願い(厄介ごとの押し付け)だから、悪く思わないでね。」

「んふっ♡……んふふふ~♡」

 

邪険に見ているわけではなくむしろ、好きな人を見つめる恋する乙女の眼で、再び龍翠を見つめる張角。

龍翠自身、下から上まで見られているせいか、余り良い気分ではない。

 

「うん! 合格~っ! 貴方が世話役で良いよ~。 と言うか、貴方じゃなきゃ嫌ぁ~。」

「…………何の話?」

 

訳が分からず、龍翠は思わず首を傾げた。

 

「え~っ! お姉ちゃん、ずるいよ! 独り占めしちゃダメ!」

「確かに独り占めは良くないわ。それに、そんなにジロジロ見たら失礼よ。」

 

張宝がぶーぶーと文句を言い、張梁が冷静に同じく文句を言う。

そして龍翠も、彼女たちの話の内容が何となく分かってきた。

 

「……僕達、是で会うのは、3度目のはずですが?」

「合った回数なんて関係ないわ! これからいっぱい会うことになるんだから!」

「「そうそう。」」

 

と、かなり無茶苦茶な事をいう張宝に、同意する二人。

元々自分は、彼女達に余り深く関与しようとは思わなかったのだ。

普通に仲介役をし、普通に世話役をすれば良いはずだったのに、何処で歯車が狂ってしまったのだろうかと考える龍翠。

 

(はぁ……またなんか華琳に嫌味を言われそうだなぁ……。)

「あの……貴方は、魏の龍って噂の人ですよね?」

 

張梁に唐突に問い掛けられ、龍翠は彼女を一瞥する。

 

「……知っているの?」

「貴方は有名だから。 行く先々で貴方の噂を耳にしたから。 それに、こう見えても世の動きには敏感なの。」

「ふぅん。では、此方からも。 君ですね? あの本を読んだのは。」

 

龍翠の言葉に対し、張梁の眼付が一瞬だけ驚きの色に染まる。

 

「……如何して分かったんですか?」

 

不思議そうな顔をする張梁の質問に龍翠は徐に懐から、例の本を出して卓上に広げた。

その本の頁を三人とも何となしに見たが、張梁以外の二人は、驚いた顔をしていた。

 

「何これぇ、お姉ちゃん、全然読めな~い!」

「なんでぇ!? 全く何が書いてあるかさっぱり分かんないんだけど!? しかも何これ、記号しか載ってないじゃない!」

 

そう二人の目に映っているのは、唯の意味不明な記号の羅列。

 

「この本は、本自身が認めた者が読める本だからです。 しかも読む人によって内容は様々に移り変わる。 別名が【移ろいの書】と付いているほどにね。」

「……そして、私はその書に魅入られた……ということですか?」

 

張梁が顔を気まずそうに呟く。

龍翠はそんな彼女を見ながら、さらに説明を続ける。

 

「ええ、幸いに貴女の心が強く保たれ、其処まで執着していませんでしたから、抜け出すことが出来たのですが、完全に書に魅入られ、書の誘惑に耐えられず、書に心を喰われた者は、何時しかこの書無しでは生きていけなくなる。 そして、身につけた書の知識・技術を試したくなって何人もの人に躊躇い無く試し犠牲にする。 そして、それをを阻止しようと書を取り上げると、書を取り戻すために、到底考えられないような行動を起こす。 しかも、書から吸収した知識・技術を使ってね。」

「「…………。」」

「???」

 

龍翠の話の内容を思いつめた面持ちで受け止める張梁と、何となく理解した張宝も黙るしかなかった。

まぁ、張角は何のことかさっぱり分からず、終始首を傾げるばかりだったが―――。

「ま、結果的に其処まで大事に至らなかったわけだから。 余り思いつめた顔をしないでね。」

「はい……。」

 

そう笑顔で言って、張梁の頭を優しく撫でる。

撫でられている張梁も、満更ではないというより、安心した気持ちになった。

撫で終わると、龍翠は掌をパンと叩いて

 

「さて、暗い話は此処まで。 お仕事の話をしましょうか!」

「うん!」

「さぁんせ~!」

「ええ。」

 

三人……張梁と張宝の二人ともまだぎこちないが、笑顔になっているので、さっきよりはましだ。

 

「何の話していたんだっけ?」

「くすっ……僕が、仲介役兼世話役になりましたよってお話ですよ。」

 

張角のボケボケな発言にも苦笑をもらして、ちゃんと応える龍翠。

きっとこの辺りが、彼の印象を良くしているのだろうか―――。

龍翠が姉と話している間妹達はと言うと―――。

 

「ねぇ、人和。」

「何? ちぃ姉さん。」

 

そんな中妹二人が

 

「あの本さぁ、もう一回使えないかな?」

「!? 何言っているの? 今話したばっかりでしょう?」

「…………。」

 

姉の意味の分からない発言に、声を荒げそうになるも、何とか抑えて応える。

今の話の内容で、何故もう一回使おうと思うのだろうか。

龍翠も、彼女の真意を問うべく張角を相手にしている風を装いその話を聞いた。

 

「だって、姉の私が読めないものを妹の、人和が簡単に読んでるから、何だか負けた気がして嫌なんだもん!」

「は?………………………。」

「(へ?………………………。)」

 

だが、姉の回答に張梁は先ほどの感情も何処へやら。張宝も張角に負けず劣らずアホの娘(こ)らしかった。

張梁は一気に気が抜けてしまい、変な返事しか出来なかった。

そして、龍翠も気が抜けて、椅子から転げ落ちそうになった。

張梁は流石にこのままほおって置くのはまずいと、姉の態度を見兼ねた張梁が、眼鏡を上げた後――。

「……読んでも良いけど、多分コレだけど?」

 

手刀を、軽く首にトントンっとする仕草を張宝に見せ付けた。

大人しそうな顔をしておいて、かなり過激な性格らしい。

 

「うう~っ! それも嫌だ……。」

「なら我慢してよね。頼むわよ。」

「うぅ~…………っ!」

 

悔しそうに唸りながら、張宝は身を潜めてしまった。

末っ子であるにも関わらず、張梁には頭が上がらないようだ。

一方、妹たちが、難しい? 話をしているにも拘らず姉の方はと言うと―――。

 

「ねぇねぇ錬鳳さ~ん。」

「あ、真名の龍翠で良いよ? 一緒に仕事をしていくんだから、先ずはお互いを認めないとね。 勿論僕は君たちの事は、認めているから。(でないとあんなに、追っかけとか出来ないし。)」

「じゃぁ、私のことも、天和でいいよ。 で、質問だけど龍翠さんは彼女とか居るの?」

 

めっちゃ抜け駆けしていた。

眩しい笑顔で張角にそう訊かれ、龍翠は毒気を抜かれた気分になった。

 

「駄目よ姉さん。 抜け駆けするなんて、ずるいわ。 私の真名は人和です。よろしくお願いします。 龍翠さん。(昨日の周りの雰囲気を見るに、曹操も入れた武将階級全員が惚れているっぽかったし。)」

「え~…………。」

「え~じゃない! 勝負は公平にするのが当たり前でしょう! あ、あたしは、地和って言うの! ヨロシクね龍翠!」

 

張梁―人和―の言葉を張角―天和―は面白くないと言った感じで、その後を張宝―地和―が追い討ちをかけるように、正論を良い放つ。

ちゃっかり真名を交換し合っていると言うのは、ご愛嬌だろうか―――。

 

「まぁ、それはさて置き、世話役なら何でもしてくれるんだよねえ?」

「…………明らかに無茶な事でなく常識をふまえたものなら。 出来る限り手助けもしてあげる。」

 

そう言うと、天和が眩しいくらいの笑顔を再び浮かべた。

この笑顔は嫌な予感がする―過去に、華琳にも似たような笑顔を受けた事があるからだ。―龍翠は咄嗟にそう思った。

 

「じゃあ私、追加のお菓子が食べたい♪ 龍翠さん、奢って?」

「は……? それくらい自分のお金で頼めば良いじゃない。」

「無茶な事でなければ、世話してくれるって言ったじゃん!」

「…………仕方ないな……」

 

渋々龍翠は給士に注文し、彼女が食べたいと言ったお菓子を持って来させた。

天和が喜んでそれを食べる中、張宝と控えめな声ながらも張梁が次々と龍翠に注文していく。

 

「あっ! ちぃは杏仁豆腐お代わりね! 大至急よ、大至急!」

「私は鉄観音茶をお代わりください……。」

「ま、まって! 1人1回ずつ言って!」

 

そう言いながら、龍翠は彼女達の注文を受けて行った。

華琳達(デート代)と凪達(昼代)の他にも膨大な出費が増えた事に、龍翠は頭を抱えた。

 

「頑張れ♪ 龍翠さん♪」

「龍翠、遅い!」

「龍翠さん、……ありがとう。」

 

この調子では、例え秋蘭でも身体が持たないだろう。

春蘭や桂花は言わずもがな、季衣や流琉では泣き出しそうだ。

 

「曹操さんも気が利くなぁ。こんなにカッコよくて、綺麗で、優しい世話役を付けてくれるなんて」

「それだけ私達に期待しているって事よ。」

「ずっと手伝ってくれても良いかもね。」

 

プチン♪★

 

と彼女達の言葉についに龍翠の鬼畏様スイッチが入ってしまった……。

 

「クスクス……。 どうやらお仕置きが必要なようですね……。」

 

 

その日の夜、龍翠と張三姉妹を見たものは誰も居なかった……。

翌日、張三姉妹はあてがわれていた部屋で、震えているのが見つかった。

その後、三人ともが、龍翠に対して余り我侭を言う事は無くなった。

ただ、龍翠の見ていないところでは、天和と地和は我侭を言っているみたいだが……。


 
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