No.78507

真恋姫無双~薫る空~

こんばんわ、和兎です。
アンケートとったり、予告したりと散々ハードルあげて来ました。(なんて自虐
この話は一重にボクがもっと薫をえがきたかった。それだけのための話です。

はっきり言って誰が主人公とか決めてません!!(おい

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2009-06-12 01:03:02 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:20028   閲覧ユーザー数:15493

注意事項

 

・この作品は和兎の前作「覇王の願い」の世界観を引き継いだ続編になっています。

・蛇足としか言いようの無いものです。

・オリキャラメインなお話が多数存在します。

 

以上の事を踏まえて次へお進みください。 

何度もいいますが、はっきり言って蛇足&作者の自己満足です。(重要)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは

 

 

 

私が望む外史。

 

 

 

私が望む終端。

 

 

 

見せてあげるよ。

 

 

 

 

わが名は司馬仲達。

 

 

 

この世界の星を詠み、全てを知る者。

 

 

 

私の策で、この天下すら呑み込んであげる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【華琳】「流れ星…」

【秋蘭】「あまり吉兆とは言えませんね…。出立を伸ばしますか?」

【華琳】「………いえ、あの流れ星。どこに落ちたのかしら」

【春蘭】「ここより東方に少し飛ばしたところのようですね。華琳さま」

【華琳】「……そう。」

【秋蘭】「華琳様?」

【華琳】「あそこへ…行ってみましょう…」

【春蘭】「賊はどうしますか?」

【華琳】「隊を分けて…そうね、秋蘭お願いできるかしら?」

【秋蘭】「御意」

【華琳】「では、行きましょうか」

【春蘭】「はい!」

【秋蘭】「我らは賊を追う!恐れ多くも我らが曹孟徳のものに手をつけたことを骨の髄まで後悔させてやるぞ!!」

【兵】「「「「「「応!!!!!」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【薫】「痛っぅ………なによもう…」

 

信じられない事態が連続して、起きた上に変な場所に落ちた。

そんな状況でも冷静でいられる自分を少し誇らしげに思いながら辺りを見渡す。

 

【薫】「はぁ…やっぱわかんないかぁ」

 

グニ

 

【薫】「へ?なにこれ」

 

グニグニ

 

【一刀】「……おい」

【薫】「うわぁお!!」

【一刀】「はぁ…人が気を失ってる間に上に乗っかって何独り言つぶやいてるんだよ」

【薫】「あはは~~…、いや、そこにいるって気づかなくてさ。ごめんね!…ていうか、あんた誰?」

【一刀】「俺?…えーと…俺は北郷一刀」

【薫】「ふ~ん…変な名前だね」

【一刀】「ていうか、ここどこだ…。それとそっちこそ誰?なんでこんなとこに…。あぁ、そんな格好してるってことはコスプレ大会か何かあるの?」

【薫】「いっぺんに質問すると嫌われるよ?…どこかはわかんない。私は司馬懿。なんでここにいるかもわかんない。あとこすぷれって何

【一刀】「…は?」

【薫】「相手の話は1回できけ!こすぷれって何!?」

【一刀】「いやいや、それじゃなくて今名前なんていった?」

【薫】「だから、司馬懿っていうの。なに?今更二字姓なんてどこにでもいるでしょ。それとも字もほしい?」

【一刀】「………」

【薫】「話の途中でだまるなーー!」

 

ドゲシィィ!!

 

【一刀】「ぐはぁっ!!」

【薫】「ふん。人の話聞かないからよ」

【一刀】「だからって…みぞおちはやめろ…」

【薫】「で、何考えてたの?」

【一刀】「いや、司馬懿って・・・ほんとに司馬懿?あの仲達?」

【薫】「私まだ、字言ってないんだけど…あんたなんで知ってるの?」

 

本当にあの司馬懿なのか。

軍師としてはあの孔明とほぼ同等の名声を持っている。

この子の雰囲気からしてとても嘘を言っているようには見えないが…

 

 

【アニキ】「おう、兄ちゃん、話し込んでるとこ悪いんだが…」

【薫】「そう思うなら黙ってて。今大事なとこなの」

【チビ】「な!…てめぇ!アニキに向かってなんて口利きやがる!」

 

いきなりまた変な格好した3人組が来た。

ていうか、ほんとにここア○バじゃないのか…ってくらい浮いてるぞ。

…いや、この場合浮いてるのは俺か?

いや、そんなことよりこの子が司馬懿だと信じるなら、ここはあの三国志の世界?

……信じられん。

 

【アニキ】「ガキはだまってな!兄ちゃん、その服と持ってるもん置いていきな。じゃねぇと命まで置いてくことになるぜ」

【薫】「おい、今なんつった」

【アニキ】「ああん?…ひっ!」

【薫】「お前…私にガキって言ったのか…?だったらお前こそ命置いてくか?あ?」

【デク】「ア、ア、、アニキ…」

 

しかし、この子が嘘をついてるようには見えないし…

いや、仮に本当に三国志の時代だったとして、じゃあ俺はタイムスリップしたのか…?

いやいや、それこそありえないだろ。

うーん、考えてもわからんな…。

とりあえず信用してみるか。

 

【一刀】「なぁ…って…なにこれ」

【薫】「ん?馬鹿の残骸」

 

そこにはさっきの3人が無残な姿で打ち伏せられていた。

 

【薫】「それで、私の質問に答えてほしいんだけど」

【一刀】「ええと…なんで知ってるかっていうのは、俺がたぶん、ここの人間じゃないから…かな」

【薫】「??どういうこと?」

 

………。

 

……………。

 

【薫】「ふぅん。変な話だねぇ」

【一刀】「信じられるのか?」

【薫】「って言われても、実際目の前に一刀がいるわけだし、見るからに変だし。」

【一刀】「いや、そこまではっきりと…」

【薫】「でも、『にほん』ねぇ…面白そうだね」

【一刀】「そうでもないさ。」

【薫】「そっか…ん」

 

話し込んでいると、遠くのほうから地鳴りが聞こえる。

 

【一刀】「えーっと…これなんの映画?」

【薫】「何言ってんだか…あれこの辺りの刺史の軍ね」

【一刀】「シシ?」

【薫】「うーん、この辺りを仕切ってる人のことかな」

【一刀】「へぇ」

 

 

【春蘭】「そこの者!おとなしくしろ!」

【薫】「言われなくても動かないわよ」

【春蘭】「なんだと!」

【華琳】「春蘭。」

【春蘭】「華琳様……すみません」

 

急に勢いよく飛び出してきた女性がこちらに叫んだと思ったら、その後ろから女の子が出てきた。

会話から察すると、この子がさっき言ってた刺史なんだろうか。

 

【華琳】「貴方達、この辺りに流星が落ちたらしいのだけど、知らないかしら?」

【一刀】「流星?」

【薫】「流星……あぁ、流星ね」

【春蘭】「知っているのか?」

【薫】「それたぶん、この人のことだと思うよ」

【華琳】「え?……貴方は?」

【一刀】「俺は北郷一刀、フランチェスカの2年で…ってこの流れはまず信じてもらえそうに無いな」

【春蘭】「わけのわからないことを言ってないで、華琳様の質問に答えろ!」

【薫】「この人、天の遣いらしいよ」

【華琳】「は?…天の遣いというのは、あの占い師の?」

【薫】「うん。その占い師、私も話聞いたことあるし、この人の話し聞いてるとどうもそれっぽいのよね」

【一刀】「天の遣いって…そんな大層な…」

【華琳】「ふむ…まぁ、どちらにしても二人とも連れて帰る必要があるわね」

【薫】「私も!?」

【華琳】「当然でしょう。貴女も十分怪しいんだから……そっちの…一刀と言ったかしら。貴方も来て貰うわ」

【薫】「塾さぼって昼寝してただけなのになぁ…なんでこうなるかなぁ~…ブツブツ…」

【一刀】「あぁ、わかったよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、もうひとり女性が加わり、俺達5人は尋問のためにとある店に入った。

 

 

 

【秋蘭】「で、名前は?」

【一刀】「北郷一刀」

【秋蘭】「どこから来た?」

【一刀】「日本の東京」

【秋蘭】「何故あの場にいた?」

【一刀】「わからない」

【秋蘭】「どうやってあそこへ?」

【一刀】「わからない」

【華琳】「…埒が明かないわね」

【一刀】「だから、本当にわからないんだからしょうがないだろ…っていうか、俺まだ君達の名前も聞いていないんだけど」

【華琳】「そういえば、そうだったわね…。私の名は曹孟徳よ。こちらにいるのが夏侯淵。」

【一刀】「な、曹操だって!?」

 

曹操…乱世の奸雄とよばれた、三国志でも主役級の英雄じゃないか…。

司馬懿に曹操…信じるしか…なさそうだな。

でも、司馬懿がいる時代に曹操がこんなに若いなんて、どうなってるんだ…。そもそも女の子だし…。

 

【華琳】「ちょっと、いきなり大きな声を出さないで。…それにしても、名乗っていない私の操という名を知っているなんて、さっきの話、それほど嘘ともいえないわね。」

【秋蘭】「天の遣いですか…?信じられるのですか?華琳様」

【華琳】「完全に信じたわけではないけれど。そうね、一刀と言ったけど、真名を聞いてもいいかしら?」

【一刀】「…真名?」

【秋蘭】「真名もわからないのか」

【一刀】「あぁ、俺のいたところじゃ真名なんて無かったからな」

【華琳】「真名というのはその人物そのものを現す神聖な名前のことよ。」

【一刀】「その人物を現す…」

【華琳】「えぇ。だから簡単に他人に教えてよいものではないし、許可も得ていないのに呼んでしまえばそれこそ首を撥ねられても文句は言えないわ」

【一刀】「…そんなものなのか…なら、俺で言えば一刀ってのが俺の真名になるのかな?」

【華琳】「!?」

【秋蘭】「!?」

【一刀】「ん?そんなに驚くことか?」

【華琳】「貴方…話を聞いていなかったの?私はさっきから貴方のことをその真名で呼んでしまっていたのよ…?」

【一刀】「え?あ、あぁそうなるのかな」

【秋蘭】「なんという…」

【華琳】「はぁ…仕方ないわね。一刀、私のことは華琳と呼びなさい。それから、しばらく私の元で働きなさい」

【一刀】「働くのはいいけど…いいのか?真名なんて。俺のは真名かもしれないってだけだぞ?」

【華琳】「貴方が真名をどう捉えているかは知らないけれど、少なくとも私達にとってそれはそれだけ重いものなのよ。」

【一刀】「そうか…、なら大切にするよ。華琳」

【華琳】「えぇ。秋蘭、あなたも真名を預けなさい」

【秋蘭】「華琳様がおっしゃるなら…。北郷、私は秋蘭という。よろしくな」

【一刀】「ああ、こちらこそ。秋蘭」

【華琳】「さて…こちらはある程度話はついたけど、あっちは…」

 

 

【春蘭】「いい加減にしろ貴様!だからなんであそこにいたんだ!」

【薫】「だから、さっきから言ってるでしょ?し・ら・な・い・の!」

 

【3人】「………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

『薫る風、一閃の刀』プロローグでした~~!

 

パチパチ

 

和兎「いやぁ、まじでストーリーどうしようか悩みましたよ。原作に沿うのもいいけど、魏EDの真っ最中に突っ込むのもおもしろいかなーとか、一刀が消えてる間に薫が華琳とあんなことやこんなことや・・・」

 

薫「私にそんなKYやらGLにはしれってか?」

 

和兎「ないですよね!」

 

薫「うんうん、まぁ、無難なスタートなんじゃない?」

 

和兎「まぁ、半分くらい原作のセリフ回しパクってますしねぇ…」

 

薫「ていうか、これ私のところ、ほんとなら風とか稟の役目じゃないの?」

 

和兎「そこはまぁ、薫さんの登場シーンということで役を譲ってもらって…原作でもそれほど重要な伏線があったわけでもないですし」

 

薫「ふ~ん…まぁ、あんたがそれでいいならいいけどね……にしても私プロローグじゃ真名も出せないんだね」

 

和兎「それはちょっとこの先のストーリーに関わってくるのでご容赦くださいorz」

 

薫「う~ん、ならしょうがないか…まぁ、次も楽しみにしてるよ。で、次いつ?」

 

和兎「え、えーと…正直アイムも続いているのでいつになるかは…」

 

薫「私より華琳をとるってか…?」

 

和兎「い、いや、そういうわけでは…」

 

薫「いいけどね、華琳じゃしょうがないし。じゃ、また次でね~~」

 

和兎「次もよろしくお願いします!(`・ω・´)」

 


 
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