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私が目を醒ますと辺りは真っ白い空間になっていた
「おっ やっと起きたね」
後ろから声が聞こえたので振り返ると自分と同じくらいの年の青年がいた
今の状況を知るため私は青年に尋ねた
「ここはどこなのだろうか、そして私はなぜここに」
冷静にそして淡白な口調に青年は
「へ~、君なかなかだね大抵の人はあわてふためくものなのに」
私自身驚いていないわけではないしかしそれよりも今の自分にとって
優先すべきことをしたまでである
「それでもだよ 君はすごい器があるさて質問の答えだけど
まずここは生と死の狭間 そして君は交通事故死んでしまって
ここに来たんだ」
そういわれると少しだが記憶があった
いつもどうりに高校に行こうとしたとき大型トラックに引かれたのだ
「そうだったか、ということはあなたは.....」
青年は少し笑みを浮かべ
「まあ、君等のところで言う神かな」
予想はしていたが少し驚く神という存在にではなく彼の姿にであった
黒髪に整った容姿ここまではいい しかし彼の格好が問題だった
少し灰色のかかったTシャツに三國志最高と書かれていた そして下は焦げ茶色の半ズボンである
どうみても神には見えなかった
「いや~ さっきまで人間界で恋姫無双のグッズを買ってたらたまたま交通事故を見たからさ
そのままここに連れて来たわけだよ」
まあそういうことだと割りきり一番の疑問を質問した
「あなたはなぜ私をここに 」
その質問に神は笑みを止める
そして神経な顔で言う
「そうだね それが重要だったね まず僕は君という人に興味があった
いままでの会話もそうだけど君は他の人に比べてとても冷静だそして君からは
心の中から希望という炎が見えた」
それは大げさだ
私は一人の人間にすぎない
「かもね でも僕は君に興味を持った それと君の料理はうまいね人間界で一番うまいと思ったよ
まあそういうことも含めて君のような人間をここであの世に送るのは
おしいと思ったんだ」
なぜ神が自分をここまで評価するのかはあまり理解ができないが
ならほかにどのような道があるのだろうか
「ということで 君には転生してもらいます」
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第2話です