No.768183

燭台切

ササさん

隻眼の先に映る燈火に手を伸ばすがそれは己の刃にて斬り落とした燭台に揺らめいていた炎のごとくあっさりと搔き消えた。ただか細く頼り無い白い煙と安寧へと誘う暗闇を残して。

2015-04-01 07:56:03 投稿 / 467×700ピクセル

2015-04-01 07:56:03 投稿
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