No.748422

ガールズ&パンツァー 隻眼の戦車長

『戦車道』・・・・・・伝統的な文化であり世界中で女子の嗜みとして受け継がれてきたもので、礼節のある、淑やかで慎ましく、凛々しい婦女子を育成することを目指した武芸。そんな戦車道の世界大会が日本で行われるようになり、大洗女子学園で廃止となった戦車道が復活する。
戦車道で深い傷を負い、遠ざけられていた『如月翔』もまた、仲間達と共に駆ける。

2015-01-03 12:05:20 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1269   閲覧ユーザー数:1181

 

 

 

 

 story61 パンツァー・フォー!

 

 

 

 激戦だった決勝戦を終え、徹夜で修復された大洗の戦車達が列車から次々と降ろされ、オイ車も修復されて組み上げられていた。

 

 

 その次の日にメンバーはそれぞれの戦車に乗り込み、優勝パレードとして大洗の町を戦車で行進する。

 

 行進は以下の通りに組んで走行している。

 

 

     Ⅳ号   ヘッツァー改

   四式  五式   三式

   八九式 十二糎 九七式

  M3  三突  ルノー

  ポルシェティーガー  フェルディナント

オイ車

 

 

 特にオイ車はかなりインパクトを放っており、歓迎に出ていた住人達が息を呑むほどだったらしい。

 

 余談だが、この優勝パレードが反響を呼んでか、大洗町は観光客や戦車マニアで溢れ返ってマネーが潤いに潤ったとのこと。

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 優勝パレードがあった日から数日が経ち、その間にも多くの事が大洗女子で起こった。

 

 

 

 部費の全カットを言い渡され、試合で結果を残さなければ廃部になると、八方塞だった艦部に多くの入部者が入ってきた。

 多くと言っても五人程度だったが、それでも艦部にとっては後輩が出来て、これで試合にも出場できるようになったのだ。そして最後まで撃破されずに生き残ったという好成績を残し、部費の復活な上に増額が生徒会で決定された。こうして三笠姉妹の悲願の部活存続が叶ったのだ。

 更に新たに入った部員もまた戦車道へ新規加入を果たす。

 

 

 弓道部にも試合後それほど多くは無かったが、新入部員が入って来て廃部の危険が無くなった。

 部費のカットも決勝戦からの参戦とは言えど初陣で好成績を残したので、生徒会の権限で撤回となり、篠原たちの後輩へ残す願いが叶った。

 

 

 バレーボール部も今回の試合で好成績を残したので、悲願のバレー部復活・・・・・・を検討されている。

 さすがに一度廃部にした部活を復活させるのはそう簡単なことではないので、時間が掛かるとの事。しかし決して復活がありえないわけではないと言う。

 それだけでもバレー部にとっては希望を持つ事ができた。

 

 

 今回の全国大会を復活してすぐの出場で優勝を得た効果は絶大であり、戦車道への新規加入者が多く増えた。が、興味本位で入ってきた新メンバーは一年メンバーが最初に味わった恐怖を味わう事となったが・・・・

 メンバー増員で更なる戦車を捜索した所、学園艦のいたるところに多くの戦車が発見された。しかし全てが使える状態だったかと言うとそうでも無かった為、精々2,3台程度しかなかった。

 

 

 

 しかし、良い事ばかりが大洗にあったわけではない。

 

 アヒルチームの八九式は先の戦闘で受けたダメージが大きく、パレードでは何とか走れるまでだったが、オーバーホールしても走行訓練なら大丈夫だろうが、戦闘では支障をきたす程の後遺症が残ってしまった。

 メンバーは今まで共に戦ってきた八九式が使えなくなってしまった残念そうにしていたが、代わりに新たに発見された戦車へと乗り変える事となった。

 

 

 

 戦車道のメンバーが増えたことで賑わいを見せた大洗の戦車道は、更に発展具合を見せて行った。

 

 更に大洗女子へは連日多くのTV局の取材がやってきて、その対応に追われていた。

 

 

 

 そんな毎日が過ぎて、新たな大洗の戦車道が始まったのだった。

 

 

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「優勝おめでとう、翔」

 

「あぁ」

 

 如月は練習の休憩の合間で学園艦内にあるレストランで神楽と食事を取っていた。

 ちなみに神楽はお忍びで来ているらしく、ここに来たのも彼女が祝いの為である。

 

「それにしても、戦車道を復活したばかりの学校が全国大会で優勝するなんて、世の中分からないものね」

 

「全くだ。こうして優勝できただけでも、奇跡に近いのだからな」

 

 そう言って如月はコップに入った水を飲む。

 

「まぁ、私達の所も同じようなものだけど、結局最後まで優勝は取れなかった。これじゃ早乙女流の名が泣くわね」

 

「・・・・・・」

 

「それで、結局廃校の件はどうだったのかしら?」

 

「分かっていて聞いているだろう」

 

「何のことかしら」

 

 わざとらしく神楽はとぼけた様子を見せる。

 

「これは独り言だけど、一応大洗は廃校のリストから外れる予定みたいよ」

 

 そう。優勝したと言っても、大洗女子学園の廃校は必ずしも取り消すと言うわけではない。あくまで考える。それだけだ。

 しかし結果は残ったので、廃校リストに入れられる確率は低くなっている。

 

「そうか。まぁ、それだけでも十分だ」

 

 如月は一口水を飲む。 

 

 

「それで、斑鳩の件はどうなった?」

 

 注文した料理が来てそれを軽く食べながら如月が問う。

 

「早乙女の諜報員に調べさせたけど、あの試合の後斑鳩は黒森峰を退学になったそうよ。と言うより自ら去った、と言った所かしら」

 

「逃げたのか、それとも・・・・実家が関係しているか」

 

「恐らく後者の実家の影響でしょうね。斑鳩は勝てば官軍、負ければ賊軍。それを現したような家だから、敗者には厳しい現実が待っている」

「おおよそ、斑鳩を追放されたのでしょう」

 

「・・・・・・」

 

「それと、自殺した黒森峰の生徒は、やはり斑鳩の息がかかった生徒達による虐めが原因のようね」

 

「やはり、か」

 

 ある程度察しは付いていたが、怒りが込み上げてくるような感じだった。

 

「でも、表立って虐めを行わず裏で脅迫じみた警告をしていたから、虐めの件が表に出ることがなかった」

 

「そして虐めを受けた生徒は、脅しを掛けられて、恐怖のあまり誰にも相談できなかった」

 

「えぇ。それに、調べてみればその生徒の家庭は裕福じゃなかったみたいよ」

 

「それなのに多額の学費を払ってもらって学校に通っていたから、迷惑を掛けられないと虐めの件は言おうにも言えなかった」

 

「その通りよ。そしてあの最悪な結果を出してしまった。それが今回の自殺の全貌かしらね」

 

「・・・・・・」

 

「虐めに関わった生徒は全員退学処分になっているわ。どれも斑鳩の考えに賛同した者達よ」

 

「そうか・・・・・・」

 

「まぁ、まだ問題は残っているでしょうが、それはこっちで片付けるわ。あなたは残りの時間を満喫するのね」

 

「・・・・あぁ」

 

 如月は神楽の言葉の裏の意図に気付き、間を置いた後短く返す。

 

 

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 その後しばらく如月と神楽は話し、神楽は学園艦を降りた。

 

「・・・・・・」

 

 神楽を見送った如月は学園艦の側面にある広場に来て海を眺めていた。

 

 心地よい海風が吹き、彼女の黒い髪を靡かせる。

 

「色々と・・・・・・あったな」

 

 ボソッと、微笑を浮かべてそう呟いた。

 

「・・・・・・」

 

 

 

「如月さん」

 

「・・・・・?」

 

 後ろから呼ばれて如月は後ろに振り返ると、西住が立っていた。

 

「西住か。どうした?」

 

「いえ、ただ、如月さんと話がしたいなぁって」

 

「そうか」

 

 西住は如月の隣に来ると、海を眺める。

 

「・・・・綺麗ですね」

 

「あぁ」

 

 ボソッと西住が呟き、如月は疑問を抱かず肯定する。

 

「・・・・何て言うか、本当にあっという間、でしたね」

 

「そうだな。つい昨日のことに思える」

 

 西住が戦車道の勧誘を受け、戦車を見つける為に学園中を探し回ったり、初めて戦車を動かしての練習試合。他校との初めての親善試合。全国大会での数々の戦い。

 それがつい昨日の様に思えた。

 

「・・・・私、ここに来て良かったです。戦車道の事を深く知る事が出来て、多くの友達や仲間達と出会えました」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・それに、如月さんと一緒に戦えた事。それが一番、嬉しかったです」

 

 西住は如月の方に向き直って笑みを浮かべる。

 

「・・・・そうか」

 

 如月は満更でもなく、笑みを浮かべる。

 

 

「・・・・西住」

 

「はい?」

 

「お前は将来、どうするのだ?」

 

「私は・・・・・・」

 

 西住は少し考えて口を開く。

 

「・・・・私の戦車道を、みんなに知ってもらいたいから、戦車道の・・・・個人流派を立ち上げてみたいです。それと――――」

 

 西住は間を置いて、口を開く。

 

「戦車道の、講師になってみたいです」

 

「・・・・講師、か」

 

 如月は西住の意図をすぐさま察する。

 

「私の様に、戦車道で悩んでる人たちは居ると思うんです。勝利だけが戦車道じゃないって、仲間と一緒に戦う戦車道もあるって、教えて上げたいんです」

 

「・・・・・・」

 

「だから、選手より、教える側に立ってみたいと思っているんです。戦車道は、一つじゃないって事を伝える為に」

 

「そうか。お前らしいな」

 

 如月は微笑を浮かべる。

 

「いつか、叶うと良いな」

 

「はい。如月さんは、どうするんですか?」

 

「私か・・・・」

 

 如月は海を見つめる。

 

「・・・・特に、何も決めていないな」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・まぁ、これ以上何も無いのなら、キッパリと戦車道と縁を切るのも悪くは無いかもな」

 

「如月さん・・・・」

 

 西住はどこか寂しそうな表情を浮かべる。

 

「そう思う時期もあった。だが、まだ辞めるつもりは無いな」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・この身体が持つ限りまで、戦車道を極めたいと思う」

 

「・・・・・・」

 

 西住の表情に影が差し、如月の身体を見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう・・・・・・。如月の身体は戦車道に耐えられる状態じゃなくなりつつあった。

 

 ただでさえ死ぬ一歩手前の瀕死の重傷を負って尚後遺症も無く生活を送れたのは奇跡に近い。だが、戦車道をする度に起こる負担は今の如月にはかなり響くものになっている。

 しかも怪我を負う回数が多いとなると、尚更だ。

 

 このまま怪我を負う回数が多いまま続ければ、身体を壊す可能性が高い。現に左腕は黒森峰戦で受けたダメージが大きく、最悪の場合切断もありえた(今回は運よく骨折程度に済んだが、次はこうもいかない)

 

 その為、如月に残された戦車道の時間はそう長くは無い。

 

「だが、戦車道を極めた時は、お前と一緒に戦車道を教えて行きたいと思う」

 

「如月さん・・・・」

 

「いつか、その時が来たら、宜しく頼む」

 

「・・・・はい!」

 

 

 

 

 しばらく話して、西住は先にグラウンドへ戻る為に、その場を後にする。

 

「・・・・・・」

 

 如月は練習に戻ろうと足を動かそうとした時だった・・・・・・

 

 

「・・・・・・」

 

 如月は建物の陰に隠れる人影に気付き、足を止める。

 

「気付いたか。さすがだな」

 

 と、建物の陰よりある人物が出てくる。

 

「・・・・・・お前か」

 

 如月は警戒色のある声で呟く視線の先には、灰色のジャージ姿で大きめの背嚢を背負い、帽子を深々と被っている焔であった。

 

「そう警戒するな。もうお前にちょっかいを出す理由はない」

 

「・・・・やはり、お前は」

 

「その様子じゃ早乙女から聞いたか。あぁその通りさ」

 

 隠す事も否定する事無く、焔は肯定する。

 

「勝てば官軍、負ければ賊軍。それを体現したような家だからな。敗者にはこんな未来しか無いんだよ」

 

「・・・・・・」

 

「加えて家に泥を塗って、自分で撒いた種だ。それでこれだけで済めば、閻魔様にでも嫌われているってぐらい運がいい」

 

「・・・・・・」

 

「まぁ、これからどうなるか、分からないけど」

 

「・・・・・・」

 

「言っておくけど、今更あんたや西住の妹に謝る気は無いよ。謝った所で許すはずも無いだろうけど」

 

「・・・・まぁな」

 

 こうもはっきりと言われると如月は少しムッとする。

 

 

「まぁ、家は弟に引き継がれるだろうな。最も、名ばかりだろうけど」

 

「お前に弟がいたのか?」

 

「まぁな。比呂って言うんだ。気の弱いやつだけど、根はしっかりしている。案外西住の妹と気が合うかも知れんな」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・あいつに要らん重荷を背負わせてしまったな。私が言えた身じゃないけど」

 

 ボソッと呟き、如月を見る。

 

 

「仲間との絆と、信頼か。強ち、侮れないものね」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・それを捨てた私には、勝てる要素なんか無かったのかもしれないわね」

 

「・・・・・・」

 

「私だって、あんた達の様に仲間を意識していた時期もあったわよ。絆で結ばれて、親友と共に戦ってきた。そう思っていた時は、本当に充実していたよ」

 

 懐かしそうに、焔は昔のことを語りだす。

 

「・・・・でも、人間って言うのは、簡単に裏切るものだよ」

 

「・・・・・・」

 

 すると焔の表情に影が差し、怒りの色が浮かぶ。

 

「とある試合で、親友の指示に従って行動したのに、先で待っていたのは敵の戦車部隊。もちろん一斉砲撃に晒されて全滅し、そして私もその時に傷を負った」

 

 焔はジャージの右袖を引いて腕に残る傷痕を見せる。

 

「そして親友は私を囮にして、フラッグ車を撃破した。自分だけ手柄を手にしてね」

 

「・・・・・・」

 

「そいつから観れば、絆なんてお遊戯なもの。利用出来るものは利用する」

 

「・・・・・・」

 

「そして、現実を知った。人間はいつだって平気で信頼を裏切るんだ・・・・ってね」

 

「・・・・・・」

 

「だから私は切り捨てたんだ。絆を、信頼を・・・・信じられるのは自分だけ」

「・・・・そして、友を」

 

「・・・・・・」

 

 

「でも、捨てた絆と信頼に、私は負けた。これほど皮肉な話はない」

 

「ふっ」と微笑を浮かべる。

 

「結局、西住の妹のやった事は正しかったかも知れないな」

 

「・・・・案外素直に認めるんだな」

 

「斑鳩は負ければ言い訳なんか不要。素直に負けを受け入れる」

 

「・・・・お前個人としても、か?」」

 

「あぁ。グチグチ言い訳を言っても、それは負け犬の吠えだからな」

 

「・・・・・・」

 

 

「じゃぁな。もう二度とお前と会うことは無いだろう」

 

 焔は後ろを振り向き、手を振りながらその場を後にする。

 

「・・・・お前がもし戦車道を続けていれば、いつかどこかで会うだろう」

 

 その後ろ姿に向けて、如月はボソッと呟くと、後ろに振り返ってその場を後にしてグラウンドへ向かう。

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「集まったな」

 

 グラウンドの戦車倉庫の前には新参メンバーを含む戦車道メンバーが集まり、その前に生徒会メンバーと西住、如月が立っていた。

 その後ろにはオイ車以外で、新たに発見された新アヒルチームの『一式中戦車 チヘ』と新戦車2輌を含む戦車が並べられてた。

 

「我が校は様々な苦難を乗り越え、優勝を手にした。それによって我が校の存続も保たれた」

「そして新たなメンバーを多く迎える事ができた」

 

 河嶋が言葉を綴りながら新参メンバーを中心にメンバーを見る。

 

「だが、優勝したからと言って、慢心は出来ん」

「今から一週間後、多くの学校による合同練習試合が決まった」

 

 と、西住へと視線を向けると、少し戸惑う様子を見せるも西住はメンバーを観ると、深呼吸して口を開く。

 

「・・・・み、皆さん!次の合同練習試合も頑張りましょう!新しく入った人たちも、この試合で多くの事を学んでください!」

 

『はい!!』と全員から元気よく返事が返って来る。

 

「それでは!戦車搭乗!!」

 

 西住の号令と共にレギュラーメンバーは素早く無駄の無い動きで戦車に乗り込み、新参メンバーは少しもたついた様子で乗り込む。

 

 

「・・・・・・」

 

 五式に乗り込んだ如月はキューポラの覗き窓から次々とエンジンを始動させる戦車たちを見つめる。

 

(この光景を忘れないように、しっかりと目に焼付けとか無いとな)

 

 いつか見れなくなる光景を忘れない為に、しっかりと見る。

 

(・・・・早瀬、鈴野、坂本)

 

 如月は自分にどこまでも付いて来てくれた後輩達に感謝するように、ボソッと小さく呟いた。

 

 

「・・・・・・ありがとう」

 

 一瞬微笑みを浮かべ、右目を瞑った後、ゆっくりと開く。

 

「各員!異常は無いか!」

 

「操縦手!異常なし!」

 

「砲手。異常ありません」

 

「副砲手!異常なし!!」

 

 早瀬たちの報告を聞き、如月は西住へと準備完了を伝える。

 

 

 

『・・・・・・』

 

 西住は深呼吸をして、勢いよく言い放った。

 

『パンツァーフォー!!!』

 

 号令と共にⅣ号を先頭に各戦車が一斉に進み出し、五式中戦車もⅣ号の後ろに付いて行く。

 

 

 

 

 

 そして今日も戦車と乙女達は、戦場を駆け巡る。

 

 

 

 

 

 

 

後書き

 今回の話でこの作品の一区切りがつきました。続きは劇場版の内容を見てから、ですかね。今後はOVA、もしくはコミックアンソロジーや『もっとらぶらぶ作戦!』的なノリの内容を書く予定です。

 更新は不定期になるかもしれませんが、これからも隻眼の戦車長のことは忘れないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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