No.693301

ノーゲーム・ノーライフ異世界奮闘記第13話

ハールさん

投稿遅くなってすいません。13話です。

2014-06-11 23:07:30 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1203   閲覧ユーザー数:1188

リビングについた龍太といづな。

そこには、おいしそうな料理と、黒い物体があった。

エイミ「龍太さんはこっちです。」

エイミが指差したところは、黒い物体がある席だった。

その席には、黒い物体と、紫色の液体があった。

紫色の液体は、ゴポゴポと変な音を立てて、泡を吹いていた。

龍太「・・・・・・・・」

エイミ「さぁ、こっちです♪」

龍太(俺死ぬの!!?ダークマターくってしぬの!!?)

エイミ「ちなみに、この料理作ったのは、アリエルですよ」

龍太「……まじで?」

アリエル「えへへ、食べてくれますよね?」

龍太「…………」

エイミ「あーあ、かわいそうに龍太さんは食べてくれないんだー(棒)」

アリエル「ええ、食べてくれないんですか?」ジワ

アリエルが涙目になる。

龍太「あ…いやそうじゃなくて…」

アリエル「そうですねよ、こんなもの食べてくれませんよね…」グスグス

龍太「食べます!!食べさせていただきます!!」

アリエル「本当ですか…?」

アリエルの涙目+上目づかい攻撃

龍太「ぐはぁ!!…」

エイミ「よかったですね、アリエル」

アリエル「はい!」

龍太(腹をくくるしかないな。死んだときは、その時だ。絶対あのダークマターを残してはならない。)

アスカ「それでは食べるとするかのう。」

龍太「…いただきます…」

そういってダークマターを食べだした。

龍太(うお!!?なんだこれは!?この酸っぱいような、甘いような、辛いような、カオスな味は!!?…だめだ、このままじゃ死んでしまう)

アリエル「龍太さん、次はスープをどうぞ。」

龍太「…うん…」

龍太はスプーンをスープの中に入れた。

すると、スプーンが溶けた。

龍太(やべぇ!?これの酸性度はいったいどれくらいなんだ!!?スプーンが溶けた!?)

アリエル「今取り替えますね。」

ぶれないアリエル。

そして、新たなスープが出される

龍太(覚悟を決めるしかない。南無三!!)

龍太はスープを飲んだ。

龍太(舌がぁぁぁ…舌がぁぁぁぁぁ!!!)

アリエル「おいしいですか?」

龍太「うん・・・おいしいよ」

龍太は苦笑いをして、答えた。

結局龍太は残さずきっちり食べた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食事を終えた龍太たちはリビングでゆったりしていた、ある人物を除いて。

いづな「おいしかった、です。また作れ、です。」

アスカ「また、機会があったらな」

龍太「…アスカさん…」

アスカ「どうしたのじゃ?」

龍太「先に寝ますね。」

アスカ「うむ。」

龍太はふらつきながら寝室に向かった。

アスカ「…死ぬなよ…」

アスカはそうつぶやいた。

 

 

 

 

 

寝室についた龍太はすぐさまベットに入った。。

龍太「ああ…気持ち悪…まだ死にたくない…てか眠い…ZZZ」

龍太は寝た。

それから数分後、ガチャっという音が聞こえ、ドアが開いた。

龍太が寝ている部屋のドアを開けたのは、アスカだった。

アスカ(今晩は寝る約束をしていたからな…失礼する。)

アスカは龍太が寝ているベットに入った。

アスカ(やばいのじゃ、緊張してきたのじゃ。)

龍太「zzz…アスカさん…zzz」

アスカ「…………」

龍太「zzz…僕まだ…zzz」

アスカ「夢の中で、何をしておるんじゃろうな」

アスカはクスリと笑った。

アスカ「さて寝るかのう。」

アスカは龍太を抱きついた。

アスカ「おやすみなのじゃ。」

龍太「zzz…ん…zzz」

アスカはきっちりと龍太に抱き付いて寝た。

エイミ「!!…ずるい…私も…」

そういって、もう一人入ってきた。

エイミ「フフフ…もう離しません♪。おやすみなさい」

そして、エイミも龍太に引っ付き寝た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍太「…ん…もう朝か」

龍太は目を覚ました。

龍太(手に柔らかなふくらみが…。誰かいるのか!!?)

龍太は勢いよく起き上がった。

アスカ「スゥ…スゥ…」

龍太(アスカさんがなんで僕のベットに!!?てか、隣にも寝息が!!?)

龍太が振り向くとそこにはエイミがいた。

エイミ「スゥ…スゥ…ん…」

龍太(両手に花ってこういうことなんだな)

龍太はベットから起き上がると、二人に掛布団をかけなおし、部屋を出た。

龍太「さて、かなり朝早くに目が覚めたし、散歩でもするか…」

龍太はそういって、洗面所にいった。

 

 

 

 

 

 

洗面所で龍太が顔を洗っていると、あることに気が付いた。

龍太(しまった、ここ数日間は服を変えてないぞ…相談してみるか)

龍太は顔を洗い、洗面所を出た。

龍太がリビングに向かおうとすると、いのがこちらに来た。

いの「おはようございます、龍太殿」

龍太「おはようございます…あ、そうだ、今少し話いいですか?」

いの「かまいませんが…何でございますかな?」

龍太「単刀直入にいいますけど、いづなをもうゲームをやらせないでください。」

いの「……どうしてですかな…」

龍太「あいつは、もうゲームを楽しむことを忘れていた。これ以上やらせるともう後戻りできなくなりますよ。それにあなたなら、気づいていたはずだ。いづながゲームを楽しく感じられなくなっていたことを。」

いの「…………」

龍太「あいつと、ゲームで対戦したとき、楽しんでないよなっていったらなんて言ったか知ってますか?…泣きながら、お前に何がわかるって言われたんですよ。」

いの「…………」

龍太「たしかに僕は、この世界の人類ではないです。けど、子供に何もかも押し付けてじゃだめなんだ。ましてや、いづなはまだ子供ですよ!子供なら、楽しいことをするのが仕事だ。国の政治のことなどをするのが子供仕事じゃない!!」

いの「……うすうす気づいていました…いづながゲームを楽しんでなかったことは…国や土地をかけて勝負していくごとに…」

龍太「…………」

いの「私は、自分のやってきたことが過ちだと、気づいていました…だが、いづな本人からやりたいと申してきたんですぞ。」

龍太「……どうしてその時止めなかったんですか?」

いの「……なぜでしょうかのう…私はあの子に期待をしていたのかもしれません。」

龍太「重い期待を背負わせていたわけですね?」

いの「そうですな。……私はとんでもないことをしてしまった……」

龍太「……………」

いの「それで、折入って頼みがあります。」

龍太「何ですか?」

いのは土下座をしてこう言った。

いの「いづななら、龍太殿といて楽しいはず。だから、いづなを一緒に連れて行ってください。」

龍太「………え……」

いの「いづなは、あなたになついています。だからお願いします。」

龍太「ちょっと、頭あげてください。」

いの「なら、いいんですか?」

龍太「僕は構いませんが、いづなに聞いてみないと…」

いの「わかりました、朝食のとき私が聞きますので、OKがでたらよろしく頼みますぞ。」

龍太「わかりました」

いの「それでは、またあとで」

龍太「ええ、ではまた。」

いのはそのまま洗面所にいった。

龍太(……いづな…か…あの2人にいったらロリコンよばわりじゃ…)

龍太はそんなことを考え、リビングに通じるドアを開けた。

 


 
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