No.681578

ソードアート・オンライン『明星の勇者』第四十五話

赤と青の双龍

2014-04-26 02:02:02 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1292   閲覧ユーザー数:1263

第十八層ザーフィアス ザーフィアス城

 

 

デスゲームが始まってから8ヶ月が経ち現在47層まで攻略されたある日俺はスギナミやアルゴから仕入れた情報をシリカに話していた。

 

シリカ「特殊クエスト?」

 

カイン「ああ、なんでもかなり高難度らしいけど受けられる人は結婚してるしかも夫婦じゃないとダメらしい」

 

シリカ「かなり受ける人限定されますね、それで何がもらえるの?」

 

カイン「それがだな…まあなんだ、取ってからのお楽しみだ、それじゃあ俺はいく支度しとくよ」

 

そういっておれは部屋で支度を済ませシリカと合流してアブソート霊山に向かうのであった。

 

 

42層アブソート霊山

 

特殊クエストを受けることができるアブソート霊山にきた俺とシリカはクリスタルのような綺麗な岩などに見とれながらも出てくるMobを速攻で倒しながらクエスト受理ができる山頂を目指していた。

 

シリカ「いったいどんなクエストなんだろう…なにか知ってる?」

 

カイン「情報によると山頂でボスクラスのモンスターと戦うらしいんだけど誰も倒したことないらしいしその上報酬も…かなりレア物なのは確定らしい…だれも持ってないらしいし」

 

シリカ「え?知らないってキリトさん辺りならなにか知ってそうなんですけど」

 

カイン「確かにあの最強夫婦剣なら知ってても可笑しくはないけど…遠慮してるんだよな…報酬要らないからって」

 

報酬はあれだしキリト達は違うの持ってるしな

 

カイン「まあ、報酬に関しては手にいれれば嫌でも分かるし気にせずにどんどん進んでいこう」

 

そういって俺達はそれぞれの期待をしながら山頂へと歩いていきそそして歩き始めること3時間後遂に山頂に到着する。

 

カイン「此所が山頂ね」

 

シリカ「かなり平面が広いですね明らかにボス戦が待ち構えてるますね」

 

ピナ「キュル!」

 

アリア「クエ~」

 

シリカとピナ達は山頂を見渡すなり広いことからボスが出てくるのを理解する。

 

カイン「おっ!クエストが来たみたいだな」

 

そして突然メニューが開かれそこにはこのクエストの内容が書かれておりそして報酬にもあれが書かれているか確認すると受託した。

 

カイン「シリカ、構えろ来るぞ!」

 

俺とシャルティエを引き抜いて構えシリカもケルベロスダガーを構えてピナとアリアも警戒を強める。

 

そして目の前に青い光が発生するとそこには青い龍と赤い龍がこちらに敵意を剥き出しにしており、そして直ぐに名称が表示される。

 

 

《双龍の赤き龍》《双龍の青き龍》

 

 

まさか、2体出てくるとは思ってもいなかった俺は直ぐにシリカに指示を飛ばす。

 

 

カイン「シリカ、青い方の龍を頼めるか?俺は赤い方を速攻で潰すから」

 

 

シリカ「わかった、でも気を付けてね」

 

 

そう言われてから俺は赤い龍の元へと駆け出し途中炎のブレスを何度か放ってくるも着弾地点や射線を予想して避けていき赤い龍の懐まで接近するとシャルティエで2回切りつける。

 

カイン「よし!これならなんとかなるかも!」

 

 

そうして戦いが始まって二時間半が経ち赤い龍のHPもあと数ドットまでとなり青い龍の方もシリカ達の活躍で半分は切っていた。

 

カイン「よしこれで決める!秋沙雨!」

 

秋沙雨を繰り出して赤い龍は雄叫びを揚げてその場に倒れてそれを確認すると俺は青い龍の方に向かった。

 

カイン「シリカ!待たせた!後はそいつを倒すだけだ!」

 

シリカ「はい!」

 

俺とシリカは一斉に飛び出して一気に決めようとしたとき

 

横からブレスが来るのがわかりぎりぎり回避した。

 

シリカ「な、なんですか!?」

 

シリカはいきなりの攻撃によって戸惑い俺も飛んできた方向を確かめるとそこには倒したはずの双龍の赤き龍がHP4分の1残っている状態で生きていた。

 

シリカ「どうして!?確かにカインくんが倒したのに!」

 

カイン「確かに倒した…もしかしたら復活した!?ただ倒すだけじゃ倒せないのか、もしくは元々復活するのに限度があって、それを越えなければ勝てないとか色々な方法がある…」

 

シリカ「そんな…それじゃあこのまま長期戦になるってこと?」

 

カイン「いや、何かあるはずだ………待てよ…今になって思ったけどなんでボスには双龍なんて名称がついているんだ?それにこのクエストは結婚している夫婦ようするに二人じゃないと駄目なクエスト…こちらはプレイヤー二人…あっちもモンスターが2体…っ!まさか!そういうことか!」

 

シリカ「なにかわかったの!?」

 

カイン「ああ、これはつまりあの2体のボスをタイムラグなしで同時に倒さないといけないのかもしれない!」

 

シリカ「そうか、だから復活したんだ」

 

カイン「そうとわかればこっちのものだ!シリカ、また青い龍は任せる俺は赤い龍の方をぎりぎりHPを削る」

 

シリカ「うん、わかった!」

 

そうして30分ぐらいが経ちまた赤い龍のHPをぎりぎりまで減らしシリカ達のほうを見てみるとあちらもぎりぎりまで減らしていてこちらを伺っていた。

 

カイン「準備はできたな…シリカ!同時に決めるぞ!」

 

そういって同時に動きだし俺は天狼滅牙、シリカはインフィニットを決めて2体を同時に倒しするとポリゴンになってガラスのように砕けた。

 

カイン「…なんとか勝ったみたいだな」

 

直ぐに経験値とコルが表示されラストアタックでドラグニルランスという槍を手にいれた。シャールに渡すか

 

そしてクエストクリアと表示されるとお目当てのものは手に入った。

 

シリカ「カインくん、お目当ての物は手に入ったの?」

 

カイン「ああ、それじゃあ帰ろう」

 

そういってザーフィアスへと戻っていった。

 

ザーフィアス ザーフィアス城

 

帰りにトラブルもなく無事に帰ってきた俺達は俺の部屋にいる。

 

カイン「…よし、シリカ少し目を瞑っていてくれ」

 

シリカ「うん、わかった」

 

シリカが目をつぶったのを確認しアイテムストレージから手にいれた片方を装備しもう片方を取り出すと俺はシリカの指に付けた。

 

カイン「もう目を開けていいぞ」

 

そしてシリカは俺の言葉通りに目を開けて直ぐ自身に身に付けられている物に気がつき頬赤くする。

 

 

シリカ「これって…もしかして指輪…」

 

カイン「うん、ほら俺達、結婚はしたけど指輪してないからさ、そこにアルゴ達からこの双龍の指輪が手に入るクエストを教えてもらったんだ」

 

シリカ「カインくん…大好き!」

 

シリカは嬉しさから俺に抱きついてきてそしてディープキスする。

 

そして余談だがそれから二時間は二人で愛し合ったとかなかったとか…

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

どうも!お久しぶりです!

 

いやー何故かシナリオは想像できてるのに書くのに時間がかかりましたすみません

 

はい今回はぶっちゃけエンゲージリング…結婚指輪を手にいれるお話でした。

 

そして次回…多分物語が進むかな?

 

それではまたお会いしましょうさいなら~


 
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