雛里「・・」カキカキ・・・
ヒナリは家で待っている
兄であるカズトを待っているのだ
ガチャ
「ただいまー」
「ッ!お、おかえり!」
(やっとお兄ちゃんが帰ってきた!)
ヒナリは実の兄であるカズトに恋焦がれていた
(もう我慢出来ない・・お兄ちゃんに好きだって言うんだ・・!)
「どうしたんだヒナリ?難しい顔して」
「ふえっ!?な、何でもないよ!」
「本当かなぁ~・・・よしっ!お兄ちゃんが当ててみせよう!」
むむっ・・と唸っているカズト
カズトはぞくに言う朴念仁というものだ
とても鈍感で鈍いのだ
(お、お兄ちゃんが当てられるわけないよね・・)
「わかった!大きくなれない事に悩んでいるんだろう?」
「ち、違うよ!」
(やっぱり気づかないよね・・)
「あはは!ごめんごめん」
あまりに鈍感過ぎてヒナリはカズトを男色家と思っていた事もあったぐらいだ
(お風呂に一緒に入っても何も言わないぐらいだもん・・ね)
「・・ヒナリ?もしかして傷付いたりしたか?」
「えっ・・ち、違うよ!?ちょっと違うこと考えていただけだよ!」
「・・・・本当に大丈夫か?無理だけはするなよ?」
(・・・・・無理だって・・するよ)
「ヒナリ、もっと甘えてもいいんだからな?」
「・・なら、お兄ちゃん」
ヒナリはカズトに近づき頬を擦りつけながら言った
「思いっきり甘えてもいい?」
「おう、いいぞ!」
妹のヒナリは兄のカズトに甘えてだした
雛里「・・・はふぅ・・//」ケシケシ
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