No.674985

プロローグ

七詩名さん

初めまして、”七詩名(しちしな)”と申します。

今回から、恋姫†無双でクロスオーバーものの物語を書いていこうかと思います。

それに伴い、注意事項をば。

続きを表示

2014-03-31 00:10:46 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1253   閲覧ユーザー数:1144

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七詩名Presents

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真・恋姫†無双 多世界交錯型 二次創作ストーリー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

By Tinami

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??「くそっ!忌々しい――――め・・・!」

 

 

 

 広さのわからないほど、暗い闇の空間の中、一人の男が顔を強張らせて佇んでいる。

 

 

 

??「”奴”を始末する為に、今まで幾度となく策を労してきたというのに、何故こうも悉く失敗するのだっ!?」

 

 

 

 何処を向くでも、誰に向けてでもなく、男は体を震わせながら怒声を放つ。

 

 

 

??「――――――――――左慈。」

 

 

 

 ふいに、”左慈(さじ)”と呼ばれた男の後ろから声をかける男が、また一人。

 

 

 

左慈「・・・于吉か。」

 

 

 

 左慈は首を横に向け、視線だけを後ろにいる”于吉(うきつ)”に向けて、名を呼ぶ。

 

 

 

左慈「ずいぶん長いこと姿が見えなかったが・・・何をしていた?」

 

于吉「おや?もしや私が居なくて寂しかったのですか?」

 

 

 

 左慈の問いかけに、于吉は口元に手を当て、顔を綻ばせながら問い返す。

 

 

 

左慈「・・・殺すぞ、ゲイ野郎っ。我らは一刻も早く”奴”を消し、この永劫続くとも知れん呪縛から解放されねばならんのだぞ!」

 

 

 

 于吉の言葉に、先ほどの怒りを再び溢れさせ、いまにも掴みかからん勢いで怒気を発する左慈。

 

 

 

于吉「ふふ、わかっていますよ。久々にあなたに会えたのが嬉しくて、ついからかってしまいました。」

 

左慈「黙れ、気色悪いっ。本気で殺すぞ・・・!」

 

于吉「やれやれ、相変わらず釣れない御人だ。」

 

 

 

 綻ばせた顔を笑顔に変えて言う于吉は、睨んでくる左慈に対し、残念そうに肩をすくめる。

 

 

 

于吉「実は、今まで”外史宇宙”を飛んでいたのですが・・・。」

 

左慈「”外史宇宙”だと・・・?」

 

 

 

 ――――――”外史宇宙(がいしうちゅう)”。

 

 それは、”外史”の”宇宙”。

 

 ”外史”とは、現実の”正史(せいし)”とは違う世界、または歴史のこと。

 

 異世界や並行世界など、正史の人間の想像・妄想・空想によって生み出され、作り出される存在。

 

 そんな創造世界が星のように散らばり、銀河のように漂い、果てしなく広がっている空間が”外史宇宙”なのである。

 

 

 

于吉「ええ。それでその中に、偶然ではありますが、非常に面白い世界を見つけましてね・・・。」

 

左慈「面白い世界・・・?」

 

 

 

 興味を惹かれながらも、怪しそうに反復する左慈。

 

 

 

于吉「正史の世界で二十年ほど前に創られた外史なんですがね?我らの目的を果たすにはうってつけの世界かと思いまして。」

 

左慈「ほう・・・で、その世界とは?」

 

于吉「その世界の名は・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??「あ~~~~~~、疲れたぁ~。」

 

 

 

 とある部屋で、椅子に座ったまま伸びをする青年が一人。

 

 

 

??「なかなかこの忙しくさに体が慣れてくれないなぁ・・・。まあ仕事の量が量だけに、仕方ないっちゃないんだけど。」

 

 

 

 ―――――”北郷一刀(ほんごうかずと)”

 

『聖フランチェスカ学園に通う、剣道・剣術を得意とする学生』

 

 という外史から、

 

『正史の世界と異なり、登場する武将・文官が全て”女性”となっている三国志演義』

 

 という外史に飛ばされ、仲間と共に”黄巾の乱”から始まる戦乱の世を平定し、天下統一を果たした青年。

 

 現在は、平和の象徴として”皇帝”に即位し、日々の政務に負われている。

 

 

 

一刀「うぅ~、目が、目がぁ~~~。」

 

 

 

 どこかの大佐よろしく、目頭を押さえて唸る皇帝。

 

 ―――以下、一刀視点。

 

 

 

一刀「なんかその内、眼鏡かけることになりそうだなぁ。」

 

 

 

 俺が眼鏡かけるってのもなぁ~。

 

 眼鏡はやっぱり理知的な女の子がかけてこそでしょう!?

 

 詠とか・・・冥琳とか・・・亞沙とか・・・稟とか・・・。

 

 ・・・・・・。

 

 やべ、疲れもあってか愚息がエマージェンシー。

 

 しかし時はすでに丑三つ時、みんな寝てるだろうし。

 

 夜這・・・・・・いやいやいやいやいや!それはなんかアレだし!

 

 というかそれ以前に一刀君の気力(ライフ)はもうゼロよ!?

 

 ・・・素直に寝るか。

 

 机の上の書類を整理するのもそこそこに、寝台へ潜り込む。

 

 

 

一刀「ふう・・・。」

 

 

 

 布団を被り、心地よい脱力感を感じ始めたところで、俺はまた別の思考を巡らせる。

 

 

 

一刀「・・・この世界にきて、もう3年くらい経つか。」

 

 

 

 平凡な学生だった俺が、なんの因果か、気が付けば三国志の世界。

 

 劉備、関羽、張飛と出逢って”天の御使い”になり。

 

 黄巾の乱、反董卓連合、そして魏や呉との戦いを経て・・・。

 

 いま現在”皇帝”やってます。

 

 

 

一刀「・・・俺の人生ヤバくね!?」

 

 

 

 大企業の社長とかいうレベルを遥かに超えてるんですけど!?(驚愕)

 

 総理大臣や大統領ともワケが違うんだよ!?(興奮)

 

 民や臣下に愛されてる三国の皇帝ですよ!?(自賛)

 

 しかも臣下はもれなく美女美少女揃い!!(煩悩)

 

 さらにみんな俺にゾッコンで!!(暴走)

 

 それで~え~っと・・・!(混乱)

 

 つまり、俺!いま幸せです!(結論)

 

 

 

一刀「とはいうものの、あまりに幸せすぎると何かあったときの落差が怖いな・・・。」

 

 

 

 例えば・・・。

 

 

 

一刀「”元の世界”に戻ったり・・・とか?」

 

 

 

 無い話じゃない。

 

 最初に”この世界”に来たときだって、なんの前触れもなかったし。

 

 三国を統一して、大陸は平和になった。

 

 俺の”天の御使い”としての役目は果たされている・・・はず。

 

 考えていなかったワケじゃない。

 

 いつか、元の世界に戻されるんじゃないか、と。

 

 ただ、この世界での生活が当たり前になりすぎて、前より考えなくなっただけで・・・。

 

 いや、考えると不安になるから、みんなと別れるのが怖くなるから、考えないようにしているだけだな。

 

 

 

一刀「やめよやめよっ。考え出したらキリがないよ。」

 

 

 

 そこで俺は思考を不安もろとも吹き飛ばし、それによってようやく襲ってきた眠気に身を委ねる。

 

 

 

一刀「それにどうせ元の世界にもどるなら・・・。」

 

 

 

 それでも最後の足掻きに、理想的な結論を出して安心感を得ようとしていた。

 

 

 

一刀「みんなと一緒が・・・いい・・・な。」

 

 

 

 そして、俺は深い眠りへと落ちていった―――――。

 

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 

 ・・・・・・。

 

 

 

 ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??「・・・・・・さま。」

 

 

 

 ・・・・・・。

 

 

 

??「ごしゅ・・・さま。」

 

 

 

 ん・・・?なんだ・・・?

 

 

 

??「ご主人さまったら!」

 

 

 

 俺を起こす声の主を確認しながら、ゆっくりと覚醒していく。

 

 

 

一刀「ん・・・うぅん、なんだ”桃香”か。あれ?今日はなんか軍議あったけ?」

 

 

 

 だとしたらマズイなぁ。昨夜は疲れと寝る前の考え事で一杯一杯だったからなぁ。

 

 

 

 ――――――”桃香(とうか)”

 

 俺と共に天下統一のため、大徳を以って戦った蜀の王。姓を劉(りゅう)、名を備(び)、字を玄徳(げんとく)という。

 

 桃香というのは”真名”で、”真名”とは、その者の魂の本質を持つ名であり、家族以外では当人が認めた者でなければ呼べず、許しなく呼べば誅殺されてもおかしくないほど、神聖であり、当然の習わしなのである。

 

 

 

 とりあえず”桃香”には先に行ってもらって、俺は急いで着替えを・・・。

 

 と、それを桃香に伝えようとしたが。

 

 

 

桃香「何言ってるのご主人さまっ!それより大変だよっ、周りを見てっ!」

 

一刀「周りって・・・・・・・・・え?」

 

 

 

 何やら慌てた様子の桃香の言葉に、俺はハッと気付き、周囲を見回す。

 

 そこには・・・。

 

 

 

一刀「なんだ、ここ・・・?」

 

 

 

 見慣れぬ草原が広がっていた―――――。

 

 

 

桃香「私も目が覚めたらここにいて・・・城とか街の外でもないみたいだし。」

 

 

 

 たしかに。寝相が悪かったとしてもここまで酷いことはないはずだ。

 

 というか俺は別に寝相は悪くないけど。桃香も別段悪いワケではない。

 

 え、なんで知ってるかって?それは・・・ねぇ?あはは・・・。

 

 

 

桃香「うぅ~ん、ずっと遠くの方に町っぽいのとか、あっちの山の方にも、なんかお城みたいなのは見えるんだけど。見たことない形なんだよねぇ。」

 

 

 

 桃香はアゴに手を当て、遠くを見ながらうんうん唸っている。

 

 言うとおり、遠くにそれらしい町と、”中国っぽい山”ではなく、しっかりした三角の山と城が見える。

 

 そして周りは荒野というより草原といった方がいいくらい草が生い茂っている。

 

 そこで俺の頭に、ひとつの可能性が浮かび上がった。

 

 

 

一刀「もしかして、”違う世界”に飛ばされた・・・?」

 

 

 

 俺が昨夜、寝る前に思ったこと。

 

『元の世界に戻るなら、みんな一緒がいい―――――。』

 

 みんな一緒がいい。

 

 元の世界じゃないにしても、そこだけが反映されたのかもしれない。

 

 

 

桃香「違う世界って・・・ご主人さまがいた”天の世界”じゃなくて?」

 

一刀「いや、俺がいた世界にも、ああいう城とかが過去にあった国はあったけど、いまは残ってるものを重要文化財とか世界遺産として保護してるだけだよ。」

 

桃香「じゃあここは、ご主人さまの世界とはまるっきり違う世界なんだ?」

 

一刀「おそらくね。まいったなこりゃ。」

 

 

 

 前の時のように賊が現れて、桃香たちみたいな有名武将が助けてくれる―――なんて展開は期待できないかもしれないし・・・。

 

 と、経験者としてこれからどうするか考え始めたとき。

 

 

桃香「ん~、とりあえず愛紗ちゃんと鈴々ちゃんが戻ってくるのを待つしかないかぁ。」

 

一刀「え!?愛紗と鈴々もいるのか!?」

 

 

 

 桃香の突然のカミングアウトに、驚いて顔を上げる。

 

 

 

桃香「あれ?私言ってなかったっけ?愛紗ちゃんと鈴々ちゃんも目が覚めたときに近くにいて、今は周りを調べに行ってくれてるんだよ。」

 

一刀「そ、そうだったのか・・・。」

 

 

 

 違う世界に四人一緒に飛ばされたということへの驚きと、四人が一緒に居られるということの嬉しさで、一瞬反応が変なカンジになったが。

 

 さすがは愛紗、こんな状況でもしっかりしていらっしゃる。

 

 そうこうしていると、

 

 

 

??「・・・・・・・・ぉぉぉにぃいいいいいいいいちゃあああああああああんっ!」

 

 

 

 遠くの方から大声で俺を呼ぶ砂塵が、ものすごい勢いで近づいてきて・・・。

 

 

 

 ドグォッ!

 

 

 

一刀「おごっふぅっ!」

 

 

 

 俺の腹部へダイレクトアタックをかました。

 

 

 

桃香「り、鈴々ちゃんっ!?」

 

鈴々「んにゃ?ただいまなのだ、桃香お姉ちゃん!」

 

桃香「うん、おかえり・・・ってそうじゃなくってっ。ご主人さまが・・・!」

 

鈴々「あれ?お兄ちゃんどうしたのだ?」

 

一刀「ぐふぅ・・・。」

 

 

 

 チー・・・ン。

 

 

 

??「はぁ、はぁ、こら鈴々っ!急に凄い勢いで走り出したかと思えば、ご主人さまに突撃するとは何事だっ!」

 

 

 

 俺が伸びているのも気にせず、胴にしがみつく女の子”鈴々”の後ろから、もうひとり女の子”愛紗”が息を切らせながらやってくる。

 

 

 

鈴々「にゃはは、鈴々、お兄ちゃんが目を覚ましたのが嬉しくて急いじゃったのだ、そしたら止まらなくなったのだ。」

 

愛紗「いいから早くご主人さまの上からどけ、介抱もできんではないか。」

 

 

 

 特に悪びれた様子のない鈴々を引きはがす愛紗。

 

 

 

 ――――――”愛紗(あいしゃ)”

 

 桃香と同じく、俺と共に戦乱を駆け抜けた女の子。その美しい黒髪から”美髪公(びはつこう)”とも呼ばれる、蜀の”軍神”。

 

 姓は関(かん)、名は羽(う)、字は雲長(うんちょう)。

 

 

 

 ――――――”鈴々(りんりん)”

 

 こちらも桃香と同じく、共に戦乱を駆け抜けた女の子。虎の顔の髪留めがチャームポイントの元気っ娘で、”燕人張飛(えんひとちょうひ)”の異名を持つ。

 

 姓は張(ちょう)、名は飛(ひ)、字を翼徳(よくとく)。

 

 ちなみに桃香、愛紗、鈴々の三人は、義姉妹の契りを結んでいる。

 

 

 

桃香「大丈夫?ご主人さま?」

 

一刀「ああ、なんとかね。今回はちょっと油断してたよ。」

 

愛紗「まったく、反省するんだぞ鈴々?」

 

鈴々「にゃは~、ごめんなのだお兄ちゃん。」

 

一刀「それより愛紗、鈴々。ここのことなんだけど・・・。」

 

愛紗「ご主人さま、ここが何処かご存知なのですか?」

 

一刀「いや、場所はわからないけど、もしかしたら俺が桃香達の世界に来たときみたいに、違う世界に飛ばされたのかもしれない。」

 

愛紗「なるほど・・・そうすると、さっきのことも理解できなくもないですね。」

 

一刀「ん?さっきって?」

 

愛紗「あ、はい。実は今まで鈴々と共に周辺を探りにいっていたのですが・・・。」

 

一刀「ああ、そういえば桃香がそう言ってたね。」

 

愛紗「それで、」

 

鈴々「お祭りなのだっ。」

 

 

 

 愛紗が説明しようとした矢先、鈴々が割り込んだ。

 

 

 

愛紗「おい鈴々っ。いま私が説明しようとだな・・・!」

 

 

 

 それに対し、愛紗は叱咤しようとするも、鈴々はお構いなしに続ける。

 

 

 

鈴々「あのねあのねお兄ちゃんっ。向こうに見える町でお祭りやってるみたいなのだっ!」

 

一刀「お祭り?」

 

鈴々「そうなのだ!あんまり近くまで行けなかったけど、けっこう賑やかだったのだ!」

 

桃香「へえ、お祭りかぁ。ご主人さま、行ってみようよ?」

 

愛紗「鈴々、桃香さままでっ。今が一体どういう状況なのかお分かりなのですかっ?」

 

桃香「え~だって、ここで考えてても仕方ないでしょ?だったら人が集まるお祭りに行って、情報を遊び・・・じゃなくて集めた方がいいでしょ?」

 

鈴々「そうなのだ!お祭りにがあるのに行かないなんて、賊が来ても戦わないのと同じなのだ!」

 

愛紗「いやそれは話が違うだろうっ。しかしだなぁ・・・。」

 

一刀「まあここでじっとしててもしょうがないのは確かなんだし、特に賊が出てくる様子もないなら行ってみても損にはならないんじゃないかな?」

 

愛紗「それはそうですが・・・。」

 

桃香「大丈夫大丈夫♪私たちは四人で立ち上がって、天下統一までいけちゃったんだから、なんとかなるよ。」

 

愛紗「はぁ・・・。ふ、そうですね、桃園での契りをした私たちです。何があっても乗り越えられるでしょう。”天の御使い”もいることですしね?」

 

一刀「おいおい、今回ばかりは関係ないと思うぞ?」

 

愛紗「ふふ。それでも、そう思うことで”あの時”のように力が湧いてくる気がするんです。だからどんな壁も乗り越えられる。」

 

鈴々「そうそう、お兄ちゃんはいつもみたいにふんぞり返っていればいいのだ♪」

 

桃香「そうそう♪」

 

一刀「いや、俺はいつもふんぞり返ってなんかいないぞ?」

 

桃香「いいのいいの。さ、お祭りに行ってみよ?なんのお祭りなのかな?」

 

愛紗「はい、どうやらこの辺りの国が出来てから千年を祝う祭りだそうなんです。」

 

一刀「へぇ。なんて国なんだろ?」

 

鈴々「え~・・・と、たしか”ガル”・・・・あにゃ、忘れたのだ。」

 

愛紗「”ガルディア王国”だ、まったく、なんのための偵察だったのだ。」

 

一刀「ガルディア・・・はて?」

 

 

 

 なんか聞いたことあるような・・・。

 

 

 

愛紗「祭り自体は”千年祭”と呼ばれているそうです。」

 

 

 

 あ・・・そういや俺が生まれる数年前のゲームでたしか・・・。

 

 

 

一刀「・・・もしかしたら、俺ここ知ってるかもしれない。」

 

愛紗「本当ですか、ご主人さま!?」

 

桃香「なにか思い出したの!?」

 

鈴々「どこなのだ!?」

 

 

 

 ゲーム・・・ってのは説明が難しすぎるな、えっと・・・。

 

 

 

一刀「俺のいた世界の”おとぎ話”であったんだけど。実際にプレ・・・いや読んだことないから内容はわかんないんだけどね。」

 

愛紗「天の国のおとぎ話ですか。名前はわからないので?」

 

一刀「いや、多分覚えてる。たしか・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

于吉「”クロノ・トリガー”・・・さあ!外史崩壊の序曲とまいりましょうかっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真・恋姫†無双 × クロノトリガー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『真・恋姫†無双 ~時の外史~』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時の運命が・・・動き出す――――――。

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
7
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択