No.658578

英雄伝説~光と闇の軌跡~ エピローグ(魔導功殻陣営)

soranoさん

エピローグ(魔導功殻陣営)

2014-01-29 13:21:37 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2001   閲覧ユーザー数:1885

<黄金の覇王> ヴァイスハイト・ツェリンダー 

<紅の暴王> ギュランドロス・ヴァスガン

 

二大国滅亡後、新興の国でありながら”聖地”認定された事や西ゼムリア大陸の領土支配等、さまざまな理由によって、エイドスが元の時代に帰還して1年後クロスベル帝国は東ゼムリアに存在する国々と戦争を繰り広げる事となる。新たな国として始まったばかりのクロスベルが不利と思われていたが、クロスベルはメンフィルと連携して侵攻して来る他国の軍を全て殲滅し、逆に敵国領に進軍して制圧し、ゼムリア大陸全土の国々を驚愕させ、後に東ゼムリア大陸に進軍し、ゼムリア大陸の大半を統べる大国へと発展した。後に二人はリウイと共に”ゼムリアの三皇(さんこう)”と称され、ゼムリア大陸全土の国から恐れられる事となった。ギュランドロスは妻ルイーネとの間に男児と女児2人ずつ恵まれ、子供達両親に可愛がられながらギュランドロス達の跡継ぎとして立派に成長した。ヴァイスは多くの女性達と結婚し、子宝にも恵まれ、結婚した女性達全員や産まれてきた子供達を大切にした。ギュランドロスとヴァイスの子供達は両親のように争う事なく力を合わせてクロスベル帝国を納め、”六銃士”時代の活躍は後にサーガとなり、後世に伝えられる事となる。クロスベル皇帝ヴァイスハイト・ツェリンダーとギュランドロス・ヴァスガン。後世の歴史家によって付けられた二人のあだ名の内、最も代表的であるのは二つ。エレボニアとカルバードの領土問題によって長年虐げられたクロスベルの多くの民達が苦しんでいる中突如現れ、クロスベルの民達を纏め上げてクロスベルを独立させ、二大国と剣を交えて勝利へと導いた”英雄王”。混乱の極みであったゼムリア大陸を纏め上げ、ゼムリア大陸の平定へと導き、クロスベル帝国の全盛期を築いた偉大なる”賢王”。また、二人にはそれぞれ個別のあだ名があった。常識が通じず本能のままに動く”暴王”ギュランドロス。多くの女性達を娶り、幸せにし、更には率先して娼館を建設する計画を出し続けた”好色王”ヴァイスハイト。二人はゼムリアの偉大なる覇王として語り継がれ続けた……………

 

 

<宰相皇妃> リセル・ザイルード

<軍師皇妃> エルミナ・エクス

 

リセルとエルミナは皇帝ヴァイスハイトに正妃として嫁ぎ、リセルは宰相として、エルミナは軍師としてそれぞれクロスベル帝国を支えた。部下達の前では毅然とした態度である2人であったが、心から愛しているヴァイスには弱く、寝室では別人のようにヴァイスに甘え、愛し合った。産んだ子供の数も多く、大勢いるヴァイスが娶った女性達の中でもそれぞれ5人ずつ産んだ。なお二人の仲がよかったが、ヴァイスと寝室を共にする時だけは争い、どちらがヴァイスを満足させられるか頻繁に勝負し、当の本人であるヴァイスは二人の勝負を楽しんでいたという…………

 

 

<謀略皇妃> ルイーネ・サーキュリー

 

ギュランドロスの正妃であるルイーネはさまざまな国家経営に携わり、数々の謀略によって敵対した勢力に痛手を与えた。なお、威圧を纏った彼女の微笑みを見た者達全員は彼女を怒らせないように気を付けていた。ギュランドロスとの夫婦仲も周囲の者達が羨ましがられる程よく、子宝にも恵まれて男児と女児、それぞれ二人ずつ産む。また、普段は真面目に仕事をしているが、ギュランドロスに誘われると頷いて共に行動して予想外な行動をし、周りの者達を困らせていたという…………

 

 

<暴風戦妃> パティルナ・シンク

 

クロスベル帝国軍でも指折りの武将として常に最前線で戦い、味方を鼓舞し、敵には恐怖を叩きつけた。またヴァイスの側室の一人でもあり、後に産んだ双子の男児と女児も母のような戦士として天賦の才があり、ゼムリア大陸でその名を轟かせる武将へと成長する……………

 

 

<蒼銀の妖精妃> アル・ノウゲート

 

軍、政治の両方で優秀な能力を振るって活躍した。ヴァイスの側室の一人でもあり、後に産んだ女児はかつての魔導功殻仲間―――リューン達に可愛がられた。愛娘が母親である自分ではなくリューンに似た性格をしている事にアルは首を傾げてリューンに尋ね、尋ねられたリューンは自慢げに胸を張って説明し、その様子を周囲の者達は苦笑しながら見守っていた…………

 

 

<妖艶妃> フェルアノ・リル・ラナハイム

 

クロスベル帝国の国家経営に関わり、更に魔術研究所の副責任者兼魔術師軍団を率いる者の一人となり、クロスベル帝国を支えた。ヴァイスの側室の一人でもあり、子宝にも恵まれ、4人の子供を産む。最初に産んだ男児と女児の双子にはかつて付けていた転生する前の自分が産んだ子供と同じ名前を付け、厳しさと優しさを持つ立派な母として接し、子供達から慕われていた…………

 

 

<博愛聖妃> マルギレッタ・シリオス

<永遠の聖騎士> リ・アネス

 

マルギレッタはクロスベル帝国の商業関係を担当し、多くの取引を成立させ、クロスベル帝国を栄えさせる。また、イーリュン教の活動にも参加して共に傷ついた人々を癒し、後に”ゼムリア六大聖女”の一人―――”博愛聖女”として称され、多くの人々に慕われる事となり、マルギレッタの成長ぶりをリ・アネスは微笑ましそうに見守っていた。ヴァイスの側室のでもある二人は後にマルギレッタは女児、リ・アネスは男児を二人ずつ出産。二人の子供達は仲が良く、後に結ばれる事となる…………

 

 

<獣人妃> ネネカ・ハーネス

<天理の反逆者> アルフィミア・ザラ

 

ネネカはクロスベル帝国軍の中でも指折りの強さを持つ武将として戦場で活躍し、アルフィミアはそんなネネカを補佐していた。ヴァイスの側室でもある二人はネネカは男児、アルフィミアは女児を授かる。ネネカの子供は優秀な戦士へと成長し、アルフィミアの子供は優秀な魔術師として成長し、仲も良かった為後に結ばれる事となる……………

 

 

<森の妖精妃> エルファティシア・ノウゲート

<交渉皇妃> メイメイ・アンダステーク

 

エルファティシアは魔術研究所の副責任者兼魔術師軍団を率いる者の一人となり、メイメイは外交官兼後方射撃部隊を率いる者の一人となり、それぞれクロスベル帝国を支えた。二人の仲はとてもよく、機会あればかつてのようにお茶を楽しみ、時には二人一緒でヴァイスと愛し合った。ヴァイスの側室でもある二人はそれぞれ子宝にも恵まれ、それぞれ二人ずつ女児を出産し、それぞれの母親が産んだ姉妹は互いに仲がよかった。エルフ族の血を引く二人の子供達は長い年月の間母親達と共にクロスベル帝国を支え続けた……………

 

 

<魔道元帥> オルファン・ザイルード

<鏡の死神> ナフカ

 

オルファンはバリアハートを含めたクロイツェン州を統括する領主、魔術師軍団の元帥兼魔術研究所の責任者、更には政治家としても携わり、ナフカは戦場で多くの兵を率いる立場としてオルファンと共に活躍し、平時はオルファンの護衛を務めた。なお、リセルやリセルが産んだ子供達には二人とも甘かったという………………

 

 

<戦鬼元帥> ガルムス・グリズラー

<鮮血の魔女> ベル

 

ガルムスは元カルバード共和国の多くの領を統括する立場兼クロスベル帝国軍正規軍の元帥として、多くの兵達を率いるベルと共に常に最前線で活躍し、その名をゼムリア大陸中に轟かせた。二人の武に心酔する兵達も多く、二人が直々に鍛えた兵達は皆優秀な武人へと成長した………………

 

 

<魔導元帥> エイフェリア・プラダ

<青き聖女> リューン

 

エイフェリアはノルティア州の多くを統括する領主兼クロスベル帝国軍兵器軍団の元帥、クロスベル帝国の技術開発並びに兵器開発の責任者の立場としてリューンに世話をされながら日夜実験や開発を続け、多くの魔導と導力技術が組み合わさった発明や兵器を開発し、後に魔導功殻を人型の大きさへの改造に成功する。ヴァイスの側室の一人でもあったエイフェリアは後に女児を出産、女児もまた母親のような優秀な技術者へと成長した。後にプラダ家は代々優秀な技術者を輩出する家系としてゼムリア大陸中にその名を轟かした。リューンにとって何よりの楽しみはエイフェリアの世話に加えてエイフェリアの娘やその子孫の成長を見守る事であったという…………

 

 

<極氷の魔法王> クライス・リル・ラナハイム

 

クロスベル帝国軍の武将の一人として、最前線で活躍し続けた。なお、ヴァイスとフェルアノの息子には厳しかったが娘には甘く、その度にフェルアノに怒られ、委縮していたという…………

 

 

<極雷の魔法騎士団長 > ラクリール・セイクラス

 

クロスベル皇帝を守る親衛隊を率いる者として、皇帝である2人を守り続けた。ヴァイスの側室の一人でもあり、後に男児と女児を一人ずつ産み、産まれた子供達は兄妹揃って親衛隊員の中でも指折りの実力持ちへと成長した………………

 

 

<燐武の竜妃巫女 > エア・シアル

 

クロスベル帝国の守護神としてクロスベル帝国の民達に慕われる事になる。ヴァイスの側室の一人でもあり、後に産まれた一人娘もまた母のように凄まじい武人へと成長し、母娘揃って戦場に姿を現すと敵は背中を向けて次々と逃亡するほど恐れられたという………………

 

 

 

<一途な娼婦天妃> ミスティ

 

クロスベル帝国内の各所に建設された娼館を取りまとめる責任者となる。かつては娼婦であったミスティであったがヴァイス以外には決して身体を許さず、ヴァイスだけを一途に愛し続け、後に多くの女性達と共にヴァイスと結婚して側室となり、4人の女児を出産。姉妹共々母親のように魅力的な女性へと成長して多くの男性を魅了したが、娼婦であった母親と違って身持ちが堅く、生涯を共にする男性以外には決して身体を許さなかったという………………

 

 

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
2
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択