No.640183

電の日記

Blazさん

十月辺りに書いた物です。

2013-11-26 20:08:09 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1413   閲覧ユーザー数:1371

注意。(BGM"極めて近く限りなく遠い世界")

 

提督(Blaz)「駆け抜けろみーらいをー・・・」

 

天龍「何歌ってんだよ。」

 

提督「おっといけない・・危うくこのBGMのオンボーカルを熱唱する所だったぜ・・・・」

 

天龍(・・・駄目だこの提督・・早くどうにかしないと・・・)

 

提督「えっと。取り合えずこの話は自分が実際にあった事も"マレ"に入れていますので。」

 

天龍「まれかよ。」

 

提督「あと今回の主役は僕や天龍ではありませんので。」

 

天龍「じゃあどうして出したんだよ・・・」

 

提督「さぁ?」

 

 

 

 

提督「では!諸君!これがシュタインズゲートの選択だっ!!」

 

天龍「はいはい。艦これ日記。始まるぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

10月・ブイン基地・・・

 

ブイン基地の周辺にある木々は既に綺麗な紅や黄色などに染まり秋の雰囲気を醸し出していた。そして今日もブイン基地に駐留している艦娘達は訓練に明け暮れていた。

 

 

ギィッ・・・

 

 

雷「えーっと・・資料どこやったっけ・・・・」

 

基地の一室に入ってきたのは第六駆逐艦の雷。しかし日常では呼びにくい為日常では音読みで"ライ"と呼ばれている。(ちなみに当然電もではあるが)雷はどうやら何かの資料を探しているらしくそれを自室に忘れてきたので取りに来ていた。だが彼女が探す資料は見つからず一旦手を戻すことにした。

 

雷「はぁ・・・何処にやったっ・・け・・・」

 

すると雷は何かに気付き横に顔を向けた。其処には姉妹の電の机がありそこに一冊のノートが置いてあったのだ。雷はそれが気になり近づくと・・・

 

雷「これ・・・電の日記?」

 

雷はそう言い電の日記を持ち開こうとした。だが流石に不味いだろと考えやめようとするが・・・

 

 

雷「・・・・・・・・・・。」

 

 

見たい。

 

 

何となく見たい。

 

 

一度でいいから見てみたい。

 

 

そしてそう考えていると・・・

 

雷「・・・・ごめんっ!」

 

雷はそう小声で謝りノートを適当に開くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十月八日 天気:晴れ 今日のていとくさんの一言 (今回は長いので下に書く。)

「我は空 我は鋼 我は刃 我は一振りの剣にてすべての罪を刈り取り悪を滅する!我が名はハク〇ン 押して参る!!」

 

 

季節はすっかり秋になりブイン基地の椛の木もすっかり赤くなりました。

今日も基地はにぎやかで皆訓練に明け暮れていました。射撃・体力・勉学・・・ココに来て色んな事をして学んで・・・とても楽しいのです。

さて、今日はこれで無事終了かと思いきや・・また赤城さんや扶桑さん達が糧食班の皆さんを困らせていました。どうやら赤城さんは遠征帰りで、そして扶桑さんは昨日の出撃の後疲れてそのまま寝ていたのでとてもお腹が減っていたらしくいつもの三倍を食べていました。・・・・正直凄いというのですかね・・・・あれは。すると提督さんが入ってきて糧食班の人たちがどうにかしてくれと言ってたようですが提督は食料の搬入量を増やすと言う事で糧食班の皆さんを静めました。ですがこれで七回・・・戦艦と空母の胃袋はバケモノなのでしょうか・・・

 

 

 

十月九日 天気:晴れ 今日のていとくさんの一言 「じゃよくほうてんじん!」

 

 

今日は私達第六番艦の四人と提督さんの秘書である叢雲さんそして非番だった天龍さんと龍田さんと一緒に倉庫の整理をしていました。と言っても物置の様なものではなくどちらかと言うと刑事ドラマにありそうな証拠品が置いてありそうな場所です。基本開いている場所に資料とか無理に突っ込むのでパンクしそうな場所があったり余り何も置いてない場所があったり色々ありました。すると天龍さんが何か愚痴をこぼしていたのです。確か「あたし、今日ガレージに用が・・・」と。まぁそれを龍田さんに潰され私達は兎も角整理を開始したのですが・・・・・・正直侮ってたのです。この汚れ具合は。

流石に適当に置いていたので・・・・・・見事に崩れたのです・・・。それを直すのに大変だったのです・・・・・もう眠いのでこれで・・・・

 

 

 

十月十日 天気:曇り 今日のていとくさんの一言 「くっメインブースタがイカれただと!?」

 

今日は非番だったのでのんびりとしようと提督さんに休暇とどけを出そうと思っていました。ですが提督さんは何処にも居らず変わりに叢雲さんに許可してもらいました。

今日は生憎の曇りでしたがみんなで久しぶりにお出かけできたのでよかったのです。

そうそう、それにもう一つ。帰り際に私達第六番艦の面々が近くのペットショップの近くを通ると・・・まるで本当にあったのですかね・・多摩さんが居てその多摩さんのお尻の辺りに尻尾があってフリフリしていたような光景を見ました。その後直ぐに多摩さんに気付かれて「こ・・・これは秘密だにゃ!」と念を押されて言われたのでこのことは私達五人の秘密となったのです。・・・・別に可愛いと思うのですが・・・

 

 

 

 

十月十一日 天気:晴れ 今日のていとくさんの一言 「歓迎しよう、盛大にな!」

 

大変な事になりました。今日かいぐん本部から提督さんがお呼び出しを受けてしまいました。提督さんは「俺なんか悪い事したっけ・・・」と身に覚えの無さそうに言ってたのですが・・・「流石に何かある!」とみんなが言ったので代表として私と天龍さんが後を追うことと成りました。私は天龍さんのバイクに乗って本部の近くにまで行きました。何故本部まで行かないのかと天龍さんに聞きしまたが「んな事したらアイツの身がさらに危ない」と言ったので私達は仕方なく待っていました。その後・・・一時ぐらいでしょうか。提督さんが本部から出てきたので私達も戻りました。どうやら提督さんの顔を見るにそれほど悪いことでもなかったようです。でも・・・・なんだったのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雷「・・・確かに・・・何だったのかしら・・・・」

 

ノートを閉じた雷は内容を見て考えていた。しかしとっさに後ろから何かの気配がすると思い後ろを向くと・・・

 

 

電「・・・・・・・・」プルプルプル・・・

 

 

 

 

 

 

雷「あ・・・・・電"デン"・・・・・その・・・・・・ごめん」

 

電「・・・どこから読んだのですか・・・」

 

雷「えっと・・・・最近の方・・・・」

 

電「・・・・ならいいです。」

 

電は涙目でノートを取り上げどこかに隠した。すると「キッ!」と涙目で雷を睨み雷はそれを見て謝った

 

雷「あ・・・その・・・御免・・本当に・・・・」

 

電「・・・・次から読まないで下さいね。」

 

電はそう言い部屋を後にした。そして雷は「ホッ・・」と一息をつき部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、雷は資料を忘れ提督に大目玉を食らったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

オマケ。

 

第一艦橋メンバー紹介。

 

叢雲

提督の秘書で扶桑たちを除けば上位の実力を持っている。上からの目線は余り変わってないが最初は対立しがちだった提督とは今はいいコンビとなっている。また第一艦橋のメンバーの中では被弾率が少なく変わりに火力がやや足りないのが問題となっている。提督とは上述で書いたとおりだが艦娘達には優しい性格である。現在は改になった。

 

第一艦橋所属。だが近々第二艦橋に移動となる事となっている。これは本人の願いで提督との意見が一致したので現在は第二艦橋に配属されている。被弾率は雷電姉妹に続いて高く変わりに火力はそこそこ。実は提督のロシア語の先生でもある。第二艦橋に移動したい理由は響は「世界をもっと見てみたい」からで提督は「もうあまり無茶をさせたくない。」と言う理由。

 

同所属。性格は少し大人しい性格だったが今では少しずつ明るくなっている。雷とは姉妹だが互いに姉や妹とは使わず普通に名前で呼び合っている。また天龍とも仲が良く天龍自身も悪く思っていない。響で説明したとおり被弾率は姉妹共々高くよく中破する。強さは敵駆逐艦以上、軽巡洋艦未満。提督の事を大切に思っており提督も電が無茶をしないかと心配しているが大切に思っている。現在は改になっている。

 

同所属。性格は変わらずでよく突撃して被弾して戻ってくる。いわゆる突撃隊長。

提督はこの事を改善しようと言ってはいるが雷自信は変えようとせず悩みの種となっている。実は電より配属日が遅れているからか実力は電にやや劣る。第六番艦の中では一番訓練メニューが多い。(大半は提督からの罰)提督からは悩みの種であり優秀な前線隊員で信頼はしているがやっぱり少しは自重して欲しいと思っている。電同様、改になった。

 

扶桑

同所属。現在提督の部隊の中で数少ない戦艦の一人(実質数名だけではあるが)。

ただ提督の運が無いのかそれともなのかと言う事だが。だがやはり戦艦で火力と装甲が高く被弾しても大抵は小破で中破以上は数えるほどしかない。性格はやや後ろ向きだったが今は少し改善されている。ただ未だにネガティブ思考の時が多いので戻すのに苦労しているのだった。提督が馬鹿やらかして改にしてしまった。

 

瑞鶴

同所属。性格は明るく頼もしい存在の一人。攻守共に優れており、被弾しても中破することは滅多に無い。実は娯楽が大好きでゲームなどをよく他の艦娘達としている。また、扶桑同様、数少ない空母の艦娘である為、長い間第一艦橋に所属しMVPをもぎ取っている。

日常ではよく姉の翔鶴に手紙のやり取りをしており結構なインドア派。それでも訓練にはちゃんと顔を出す。だが、休日などは殆ど基地に居るので鳥海などからは「自宅警備員」の称号を送られている。(当然本人は嫌っているが。)

 

高雄

響の後任。デカイ。性格は真面目で明るい。戦力としては申し分なく敵駆逐艦など倒すのに活躍するがやはり重巡洋艦などには互角かそれ以下となる。日常では鳥海の手伝いをしたり基地の清掃を手伝ったりと色々こなす。また、愛宕と居ることが多く、結構一部の艦娘に睨まれる。(理由は察すべし)それでも叢雲とはそれなりの仲。実は能力が平均より高いせいか、未だにMVPを取れない。

 

 

 

 

その他の艦娘。

 

鳥海

事務担当。ただし、戦闘も出来るので重宝されている。瑞鶴を「自宅警備員」呼ばわりしたのは彼女と青葉。

 

青葉

掲示(新聞など)担当。ただし、仕入れてくるネタの八割はロクでもないもので、実際は面一枚の新聞となっている。ただし情報収集能力は高い。

 

 


 
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