No.636344

真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第三十四話 現れた狂気

ohatiyoさん

白いルナの正体
それは……………本編で!!

2013-11-12 18:01:08 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:574   閲覧ユーザー数:567

少し前のお話で、なのは達の体が入れ替わった

 

しかし、1人だけ入れ替わらなかった人物が居る

 

その人の名は上月 ルナ

 

現在は機動六課 セイヴァーの副隊長である

 

そして、彼女には秘密がある

 

カイト以外のメンバーが知らない秘密が………………

 

ルナ「いけない!!!」

 

直線状にはスバルが!!!!!

 

ティアナが、カートリッジ4本も使用し、放った弾丸は、仲間に向けて真っ直ぐに飛んでいく

 

ルナ(あの威力なら、スバルを気絶させてしまう!!!)

 

スバルは、ウイングロードという魔法で足場を創っており、地上よりかなり高い場所に居た

 

スバルが気を失えば、ウイングロードは強制解除され、そのまま地面に落下する

 

そうなれば間違いなく死ぬだろう

 

ルナ(私じゃ間に合わない!!!)

 

スピード自慢のフェイトやカイトなら、ティアナの弾丸より先回りでスバルの所へ行き、弾丸を弾いたり出来ただろう

 

しかし、ルナはそれほど早くない

 

さらに、かなりの距離がある

 

ルナがどうやっても絶対に間に合わないのだ

 

ルナ「どうすれば……………」

 

悩んでいる間も、全速力でスバルに向かう

 

?《手を貸してやろうか?》

 

ルナの頭に響く声

 

念話ではないようだ

 

ルナ「誰があんたの手なんか!!」

 

ルナはその声を忌み嫌っているようだ

 

?《強がっている場合か? 死ぬぞ? あのガキ》

 

ルナ「あんたが殺す可能性がある!!」

 

?《クククク、冗談はよせ…………あんな雑魚に興味は無い》

 

ルナ「…………………………………………」

 

?《諦めろ、お前は俺より弱い………………あのガキを助ける方法はただ1つ! 俺に体の所持権を寄こせ!!》

 

ルナ「……何が目的なの?」

 

?《わかりきったことを聞くな!! 俺は強者と戦えればそれでいい》

 

ルナは黙って謎の声に耳を傾ける

 

?《ここには強い奴の匂いがするぜ!!》

 

ルナ「カイトに復讐するつもりじゃないでしょうね」

 

?《ククククク、何れはな…………………だが、まだその時ではない》

 

ルナ(本当に信用していいのか?)

 

いや、ここでスバルを死なせるわけにはいかない

 

そして、ルナは決断する

 

ルナ「いいわ………………あんたを信じるのはこれが最後よ セレス」

 

セレス《ククククク、さっさと変われ》

 

ルナの髪がどんどんと白く染まっていく

 

セレス「久しぶりだ……………行くぞ レンゲル」

 

レンゲル【グレイサーフォルム!!】

 

バリアジャケットも白く染まり、薙刀は刃がさらに長くなり、持ち手は少し短くなる

 

形式的には太刀に近い

 

セレス「俺の特注だぜ………………さて!!」

 

喋り方は男っぽいが女性である

 

セレスは、ルナとは比べ物にならないぐらい早い速度で移動する

 

そして、ティアナの銃弾が、スバルに当たる前にレンゲルで切り裂く

 

ティアナ「え?」

 

キャロ「だ、誰ですか!!」

 

スバル「………………ルナ……さん?」

 

フォアードのメンバーは、いきなり登場した謎の女性に驚く

 

隣りに居る スバルだけが、ルナであると認識しているようだ

 

セレス「クククク、生憎 俺はルナじゃねぇ……………………セレスという名前だ」

 

スバル「え? す、すみません!!」

 

人違いと思い、慌てて訂正する スバル

 

セレス「ククククク、さて久しぶりの戦闘を楽しむか!!!!!」

 

そう言って何所かに飛び去って行く セレス

 

彼女は一体?

 

ティアナ「今のは一体…………」

 

レイン「…………………………………………」

 

フォアード達は訳がわからず、その場に立ち尽くすしかなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~シグナム視点~

 

シグナム「紫電一閃!!!!」

 

レヴァンティンを振り、ガジェットを倒そうとするが、

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!!」

 

シグナムの攻撃は躱される

 

シグナム「クッ」

 

シグナムは、ガジェットに苦戦していた

 

シグナム「こいつら………………急に動きが変わった」

 

ガジェットは単純な動きしか出来ない兵器

 

今回もあっさり倒せるだろうと踏んでいた シグナムは予想外の展開に焦る

 

決して油断していた訳は無い

 

シグナムが苦戦するほど、ガジェットが強くなったのだ

 

シグナム「クソッ…………他はどうなってるか」

 

特にフォアード達が心配だ

 

シグナム「早急に終わらせねば…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~?~

 

ガジェットが強くなったのには理由がある

 

?A「……………………………………………………」

 

?B「……………………………………………………」

 

?C「……………………………………………………」

 

アグスタの付近に立っている3人

 

1人は、紫色の髪で、小柄の女の子

 

1人は、槍を持った大柄の男

 

1人は、紅い髪の女の子で、リインと同じくらい小さい

 

?C「なぁルールー、もう帰ろうぜ? あんな男の言う事なんか聞く必要ねぇよ」

 

?B「俺もアギトに賛成だな」

 

ルーテシア「…………………………………………………」

 

ルールーと呼ばれる女の子

 

彼女の本名はルーテシア

 

彼女は召喚行使のレアスキルを所持しており、とても小さな虫を呼んだ

 

そして、ガジェットを洗脳し、思いのままに操っているのだ

 

機械的な動きしか出来ないガジェットに知恵を与えた様な物だ

 

ルーテシア「シュテーレ・ゲネデン」

 

無機物を自在に操る虫を支配する少女

 

彼女は一体?

 

アギト「ルールー、あんな男の言うことなんか聞く必要ねぇよ」

 

大男にアギトと呼ばれた少女

 

彼女はルーテシアを止めようとするが…………

 

ルーテシア「来る」

 

アギト「何が?」

 

?B「かなり出来る奴が近づいて来るな」

 

3人の前に現れたのは、

 

セレス「よう!」

 

セレスだった

 

?B「何者だ?」

 

大柄の男は槍を構える

 

セレス「何者だはこっちの台詞だぜ、あの玩具の動きをコントロールしてるのはテメェらだろ?」

 

?B(管理局員か………)

 

ルーテシア「召喚行使」

 

ガリュー「!!!!!!!!!!」

 

ルーテシアは、二足歩行の虫を所管する

 

名はガリュー

 

セレス「ククククク、珍しいな。二足歩行が出来る虫か」

 

ルーテシア「行って、ガリュー」

 

ガリュー「っ!!」

 

ガリューは、セレスに襲い掛かる

 

セレス「虫が………俺に勝てるつもりか?」

 

レンゲル(薙刀)を振るい、ガリューを切り裂く

 

ガリュー「ッ!?」

 

吹き飛ばされ、近くの木に激突する ガリュー

 

セレス「俺は虫に興味はねぇ」

 

セレスは、大柄の男に視線を合わせる

 

?B「………………………………………………」

 

セレス「まぁいい、前菜で虫を縊り殺すか」

 

ガリュー「!!!!!!!!!!!!!」

 

ガリューは再びセレスに襲い掛かる

 

セレス「鈍いんだよ!!!」

 

ザシュッ

 

刃が長い薙刀を軽々と振り回し、ガリューを切り裂いていく

 

もう戦える体ではないだろう

 

ルーテシア「………………………………」

 

?B「ルーテシア、ガリューを下がらせろ」

 

ルーテシア「…………わかった」

 

?B「俺が相手を務める……………異論はないな?」

 

槍を構える大男

 

セレス「無論だぜ」

 

?B「名を聞いておこうか 女」

 

セレス「セレスだ」

 

?B「そうか…………俺はゼスト、お前にはここで散ってもらおう」

 

セレス「ククククク、出来るのならな」

 

次回、決闘

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回はセレスVSゼスト

 

そして、アグスタ編の最後

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択