No.626443

魔法少女リリカルなのはStrikerS 魔導師達のレヴュー 第1話 始まりは突然に・・・

Minosawaさん

続いては魔法少女リリカルなのはとコラボです。

えっ?何でサクラ大戦の後の設定かって・・・

本来私はサクラ大戦シリーズと魔王シリーズとコラボして、続編的にリリカルなのはとのコラボにしようかなと思ったんですが、あまりにも長く、時間が掛かってしまう為、こうなりました。

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2013-10-09 07:50:36 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1619   閲覧ユーザー数:1572

ここは…あの世とこの世と境にあり、様々な種族が住んでいるもう一つの世界・魔界

 

その魔界の首都にそびえ立つ城、『魔帝城』そこには・・・魔界の頂点に立つ存在『魔王』が住んでいる。

 

 

「そうだ・・・帝都に行こう」

 

 

ここは一部の者しか知らないプライベートティールームでコーヒーを飲んでいる男が突然言い出した。

黒髪で少し長めの髪型のこの男こそ、今回の主人公の一人魔王ミノルである。

 

彼は突然年号が太正で蒸気機関が主流の世界の日本・帝都にやって来て、降魔という化け物を退治する帝国華撃団・花組に入隊した。

隊員はミノルと大神一郎という帝国華撃団の隊長以外女性で、表向きは大帝国劇場という劇場で舞台をやっているが、戦いになると蒸気と隊員の霊力で動く『光武』というロボットに乗り降魔を倒すというものである。

ちなみにミノルは大神と同じく劇場のモギリ兼雑用・手伝いをやっていた。

 

ミノルはプロトタイプの光武に自分の魔力を一時的に霊力に変え誕生させた『炎武』に乗り、数々の降魔を倒し『帝都の紅蓮』と呼ばれた。

ちなみにミノルの正体は帝国華撃団全員知っており、現在は帝都・花組副隊長になっている。

 

「何『京都に行こう』みたいなノリで言ってるの兄さん」

 

そのミノルにつっこみをしたショートで金髪の青年、ミノルの弟であり様々な種族が集う騎士団、『魔帝騎士団』の騎士団長であり、団員は軽く数十万人を超える。

 

「何だ?アキラ、お前はパリのシャノワールの皆に会いたくないのか?」

 

アキラはミノルと同じ境遇で1926年、世界で経済・文化共に最高水準を誇るが謎の怪人による事件が頻発していたパリにやって来て、その怪人を倒すために作られた巴里華撃団・花組に入隊した。

平時はテアトル・シャノワールで夜、ステージをやっているが、戦闘時には光武を操り怪人を倒す巴里華撃団になる。

アキラは実験段階で雷に打たれ乗った者に災いをもたらす光武に乗り、光武もまるで意志があるようにアキラを操者と認め、雷武に進化し、『巴里の青き閃光』と呼ばれ、海軍の海外留学でパリにやって来た大神と共に戦った。

巴里・花組のメンバーはアキラの正体を知っており、大神が帝都に行った際アキラが隊長となった。

 

 

「確かに最近会ってないけど・・・ヤマトは?」

 

「自分ですか?」

 

カップケーキを食べながら返事をした茶髪で筋肉質の青年、2人の魔王の親衛隊隊長・魔帝騎士団破壊遊撃隊隊長ヤマトである。

 

「確かに最近会ってないですね・・・たまには顔出さないと忘れられますし」

 

ヤマトは自由と希望の新天地の1928年の紐育(ニューヨーク)にやって来た。蒸気革命により、紐育は世界屈指の大都市へと変貌を遂げたが、当時のアメリカは建国されてからまだ150年あまり。歴史を求め、人々は様々な伝統文化を取り込む。その結果、人々は「魔」なる存在も引き込んでしまった。

それら「魔」から紐育を守るために設立された紐育華撃団・星組に入隊したヤマトと彼の上司の魔王ミノルとアキラと共に戦った大神一郎の甥、大河新次郎と共に「魔」の頭領・織田信長を討ち破った。

 

ヤマトは結界が張っていた謎の光武に乗り、壊武(かいぶ)に変化し、戦線で大活躍し「紐育の金の衝撃」と呼ばれた。

もちろん星組全員はヤマトの正体を知っていて、敵の織田信長とは魔界の時の戦友でもあった。

 

「そういうこった、アキラ・・・」

 

「まあ・・・最近行ってないからね」

 

「決まりでーす!」

 

そう言って三人はティールームを出てある場所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔帝城・研究ホール

 

ここは魔界のあらゆる研究・実験が行われている場所である。

 

そして3人はとある部屋に入った。

 

「来たぞー」

 

「あっ!皆さんお揃いで」

 

「すみませんね散らかっていて・・・」

三人の前に現れたのはマンガでよく見る白衣を着た女性二人、双子の姉妹マルテとラルテである。

 

白色の髪色でセミロングなのが姉のマルテ、ショートが妹のラルテである。

 

「全然大丈夫ですよ」

 

「せっかくだけど・・・例の装置使わせて欲しいんだけど・・・」

 

「空間転移装置ですね」

 

「今、点検しているところなんですが・・・」

 

「終わりましたよ~」

 

装置の裏からやって来たのはブカブカの白衣を着た牛乳瓶の蓋のようなでかいレンズのメガネをかけた小さい子供が現れた。

 

「あれ?見かけない子ですね?」

 

「ど~も、2人の助手のサリーサで~す!」

 

「助手?」

 

「こんなお子ちゃまが?」

 

「おじさんズ、酷いです~」

 

「「「おじ・・・」」」

 

 

サリーサの笑顔たっぷり衝撃発言に何かにヒビが入った3人。

 

『『ヤバい』』

 

心中ヤバイと察したラルテとマルテ。

 

「あるお方は帝都では劇団員のさくらさん以外にフラグ立てまくっている馬鹿王様」

 

「うぐっ!」

 

「またあるお方はパリのシャノワールのスターにフラグ立ててるチャラチャラ騎士団長」

 

「くぐっ!」

 

「それまたあるお方は紐育の舞台女優とフラグを立てた5股でシスコンムッツリ」

 

「ムッ!」

 

サリーサの言葉に黙り込む3人。

 

「しかもその中に子供がいる時点でその3人はロリコンですわね」

 

笑いを堪えながら言うサリーサにあの男が動いた。

 

「小娘、そんなに早死にしたいか?」『ゴゴゴ・・・』

 

ついに極限までブチキレた通称黒アキラになったアキラは手から稲妻を発生させ今にもこの研究所を軽く破壊しようとしていた。

 

それに気づいたミノルとヤマトはアキラを止める。

 

「落ち着けアキラ!それじゃあ自ら認めているようなもんだ!」

 

「離せ!コクリコに会ったこと無く、ましては今日初対面なガキに言われると腹が立って我慢の限界だ!!」

 

「気持ちは死ぬほどわかります!だから今は」

 

「サリーちゃん謝って!」

 

「このままじゃあ私達研究を止められる上に死刑ものよ!」

 

必死にサリーサを説得するラルテとマルテ。

 

「え~面白いからいいじゃないですか?」

 

『いいわけないだろ(でしょう)!!』

 

声を揃えてサリーサにつっこむ一同。

 

何とかアキラの機嫌を取り戻したが、

 

「帰ったら従順になるまで調教してやる」

 

心の中ではまだ黒アキラになっていて、ミノルは兄として心配になるがそんな事は気にせずに3人次元転送装置に乗り込んだ。

 

「それじゃあ」

 

「行きます!」

 

「転送開始」

 

そう言ってボタンを押すと3人の周りに光が集まり、3人の姿がなくなった。

 

「行っちゃったわね・・・」

 

「いいな~って!」

 

マルテはある事に気づき驚いた。

 

「どうしたの!?」

 

「転送先の番号・・・全然違う!!」

 

「あっ・・・番号訂正するの忘れてましたテヘッ」

 

「「ええーーーーーーーーー!!」」

 

あまりの事に叫ぶ双子の姉妹であった。

 

 

 

 

「あれ・・・ここは・・・」

 

3人が目を覚ますとそこは帝都ではなく、見知らぬ場所の森の中だった。

 

「ここは一体」

 

「僕達・・・確か帝都に向かったはずじゃあ・・・」

 

「まさか転送装置に不具合があったんじゃあ・・・」

 

「なっ!!じゃあここは大神達の世界じゃないって事か?」

 

「そうなりますね・・・」

 

「そういえば・・・メンテナンスはアノ小娘がやっていたよね?」

 

ぶるぶると体を震わせながら話すアキラ。

 

「そうだったな・・・」

 

「もう・・・魔界に帰ったら電撃首輪つきで従順なペット調教確定だ・・・」

 

「1話目で何回黒アキラになるんだよ!少しは自重してくれ!兄からのお願い」

 

黒い笑みをしながら言うアキラにメタ発言のツッコミをするミノル。

 

「わかってるよ!・・・ん?」

 

アキラはミノルを見てある事に気づいた。

 

「兄さん・・・いつの間にそんな宝石のペンダント着けてるの?」

 

「えっ?ペンダント?」

 

ミノルが胸元を見るとそこには赤い色の宝石があった。

 

「いや・・・見覚えないが・・・そう言うアキラとヤマトも宝石があるが?」

 

「「えっ??」」

 

2人が一斉に胸元を見ると、ミノルとは色違いでアキラは青、ヤマトは黄色の宝石があった。

 

「これは一体・・・」

 

「綺麗な石ですね」

 

3人がそれぞれの宝石を触り始めると…

 

『『『マスター承認しました』』』

 

「「「!?」」」

 

どこからか声が聞こえ驚く3人

 

「石が・・・喋った!!」

 

『我々は只の石ではありません、デバイスという人工物です』

 

「デバイス?それって一体・・・」

 

『まずは・・・我々に名を頂きませんか?』

 

「名前を?」

 

そう言って3人が名を考えようとした、その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

ポキ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「!!!」」」

 

 

 

茂みの向こうから枝が折れた音がして、3人はその音がしたを振り向いた。

 

そこには・・・近未来的なロボットが数十体現れた。

 

「何だこの機械は・・・新手の降魔か?」

 

「パリの怪人が作った蒸気機関?」

 

「まさか怨霊の類いか?」

 

「違います・・・あれはガジェットというロボットです。あれはI型です」

 

詳しく話すペンダントの言葉を聞くミノル達。

 

「どうします?我々の武器は向こう(魔界)にあるんですよ」

 

『我々の名をつけて下さい・・・さすればあなた方に力を捧げます』

 

「あいつらを倒せる力を僕達に?」

 

『はい・・・』

 

「わかった・・・んでどうすればいい」

 

『宝石を握り、名を唱えた後、セットアップと言って下さい』

 

「わかりました・・・」

 

そう言って三人は自分が持つ宝石を握った。

 

「お前の名は・・・エンテイだ!エンテイ、セットアップ!!」

 

「ライテイ・・・僕に力を・・・ライテイ、セットアップ!!」

 

「ラヴァージ・・・守る者のための破壊の力を俺に・・・ラヴァージ、セットアップ!!」

 

『『『セットアップ!』』』

 

宝石から放った光に包まれる3人、そして一度止まるガジェット達。

 

その光から現れたのは、赤と黒の衣装に赤い剣を持つミノル。

 

青と白の衣装に細長い青い剣を持つアキラ。 

 

黄色と白の衣装に先にハンマーがある長い杖を持つヤマトの三人が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To Be Continued・・・

 


 
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