主人公side
「っ痛!」俺は、目が覚めた瞬間頭に痛みが走った。頭を触ると包帯が巻かれて…ん?
手が小さくなってる!?体のあちこちを触りようやく理解出来た。
「体が縮んでる」どこのチビッ子探偵だよ、と思っていると
『やあ、兵藤君』あの神様の声が聞こえてきた。ん? 《兵藤君》?
『ああ、言い忘れていたよ。君の名前は、《兵藤一誠》という名前。そして、今の君は3歳児だよ』
俺の名前は兵藤一誠か。
「で?なぜ、俺は頭を怪我してんだ?」と誰もいないのに聞く。端から見れば痛い子にしか見えない
『別に、声に出して聞かなくていいよ。話す時は頭で考えるだけでいいから』
「あ、ああ」『これでいいか?』
『ああ、聞こえるよ。そして、君の怪我についてだけど、君は家の階段から落下して頭の出血多量で死ぬ寸前で魂を憑依させた。そして、本当の《兵藤一誠》の魂は元に戻らない』
神様からとんでもないことを言われた。この体に憑依して元の魂は戻らない?
『お、おい!?いいのか!死ぬ寸前の体に憑依して』
『良いも悪いもないんだ。一誠君。君の体が死ぬことは運命、必然だからねえ』
運命、必然?どういうことなんだよ!一体!
『神様の特典で殺す。それがある転生者の特典の一つだよ』
ッつ!?
『今の君はこの世界の主人公だ。それを殺して、代わりになる。そう思う輩もいることなんだ』
そうか。じゃあ、俺が生きてることは
『『幸運EX』』
『そう、君が生きてる理由は、幸運EXが動いてるからなんだ』
そうか。
「イッセー?」
「生きてたのか?」
部屋に入ってきたのは、三人の家族だった。ただ、違和感があったのは俺と同じくらいの年でイケメンだったことだった。
「イッセー?」
「あ、ああ頭が痛いけど大丈夫だよ」
「良かった」父親らしき人がそう言う。
「起きたのは良かったけど、夜ももう遅いからもう寝なさい。おやすみなさい」
「うん、おやすみ」そうして、家族?が帰った
『あの人達が家族?』
『そうだよ、君も今日は休んだほうがいい。まだ混乱してるだろ?』
そう、俺の心を見透かすように聞かれた
『ああ、じゃあまた明日』そうして、俺は慣れないベッドで休んだ
あとがき
先に言います。主人公にブーステッド・ギアはありません
神器の詳しい説明は次回にしようと思います
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ハイスクールD×Dに転生された主人公。
彼は、幸せを掴むことができるのか?