No.619501

真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #96

tokkeyさん

この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
その他にご都合主義・チート・独自ルートで書いています
苦手な人はご遠慮ください
大丈夫な人は駄文にお付き合いください、多分1週間に1回投稿です

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2013-09-14 23:41:17 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:4239   閲覧ユーザー数:3752

~ 第96話 †虎牢関(ころうかん)の戦い† ~

 

 

━━━虎牢関━━━

 

 

「ヘイ州の気合みせたらんかい!」

 

 

張遼(ちょうりょう)の号令と共に駆ける騎兵達

最前線に居る袁術(えんじゅつ)軍を蹴散らす

 

 

「行く・・・!」

 

 

呂布(りょふ)が一人で颯爽と駆け、敵陣深くに切り込む

その一撃一撃で、袁紹(えんしょう)軍の兵士が空に舞う

 

 

「戦場を舞え・・・」

 

 

高順(こうじゅん)が巧みな用兵術で呂布が孤立するのを自慢の陥陣営隊で防ぎつつ

退路を確保しながら袁紹・袁術軍をけん制する

 

 

その様子を俺は城壁から見つめる

 

 

「やはり、恋(れん:呂布真名)殿は無敵なのです!」

 

 

俺の横には呂布の軍師である陳宮(ちんきゅう)が鼻息荒く腕を組み戦況を見ている

他の武将達は今ここにはいない

華雄(かゆう)は董卓(とうたく)の護衛に行かせ

太史慈(たいしじ)はある場所に派遣させた

ホウ徳(とく)は薬を持たせて、馬騰(ばとう)の元へ帰らせた

今回は薬を渡すのと他の仲間との顔合わせが用事だったからだ

ただ、蛮族達が少し活発になってきたみたいだったから孫堅(そんけん)も一緒に行かせた

そんなわけで、この虎牢関には呂布・張遼・高順・陳宮の4人しかいない

俺も居るが、ここでは戦闘に参加するつもりは全く無い軍師的立場だ

この虎牢関でやることはただ一つ・・・

適度に疲弊させる事、特に兵士数の多い袁紹と袁術をだ

 

 

先に到着した俺は上手く功績を手に入れた孫策(そんさく)

次に功績を手に入れた劉備(りゅうび)は後ろに配置される事を予想し

(ちなみに劉備軍は交代制での24時間攻めを献策していた為)

次は最初に威光を見せ付ける為に二つの軍が前面に出てくると予想

その為に向こうが見えたらすぐに仕掛ける事ができるように野戦で待機

それが見事に的中した結果が俺の目の前に広がっている

 

 

「霞(しあ:張遼真名)の騎兵用兵術は本当に神速だな

 何時見ても惚れ惚れするわ」

 

「た、確かにそうですが!

 恋殿の方が素晴らしいですぞ!!」

 

「恋の強さは俺が身に沁みてよく分かってるから大丈夫だぞ音々(ねね:陳宮真名)」

 

「そ、それならばよいのです!」

 

「後は、苧環(おだまき(通称マキ):高順真名)は・・・

 久しぶりに見たけど、あれは異常だな俺でもあれは無理だ」

 

「ねねも見ましたがあのような事は無理です・・・」

 

「800人程度しか居ないが、全員が全員意思を共有してるんだからな」

 

「勝つには圧倒的兵力で押しつぶすか、恋殿みたいな人物がいるのです」

 

「恋も確か挑戦してかなり疲れたとか言ってたよな」

 

「霞は同数でやって騎兵が歩兵に負けたのです」

 

「それは恐ろしいな」

 

 

そんな会話しながら、化け物を相手している連合に同情をする

城壁の上から見ていると連合側は総崩れになっている

流石にマズイと思ったのか、孫策と曹操(そうそう)の部隊が援護に向かってる

ふむ、そろそろ頃合だな

俺は手を挙げて、近くの伝令に銅鑼を鳴らすように言う

 

 

戦場に銅鑼の音が鳴り響くと、さっさと撤退をする董白(とうはく)軍

全員が撤退するのを見た後、俺は労いの為に陳宮と共に下へと降りた

思った以上に連合軍を削れたかなと思っていたが、現実はそう甘くなかった

 

それを知るのは、夜が更けても攻撃の手が止まらない連合軍を見たからだった

 

 

~あとがきっぽいもの~

 

 

自分の中で高順が強すぎかなと思ってしまいました

だけど、陥陣営という名前が好きなので後悔していません!

恋姫の人達って個人武特化+用兵術という感じなので

逆の人がいてもいいじゃない!800人程度しか無理ですけど・・・

この後、虎牢関での戦いはどうなるのでしょうか!

りょ、呂布がきたー!な展開はあるのでしょうか・・・

 

残暑の自然サウナ部屋のおかげで体重が減った駄文ですが次回もよろしく御願いしますm(_ _)m


 
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