これも10年くらい前の漫画。当時でもそうだったが、最近は神社のお祭りなんかの屋台でも外国人をさらによく見るようになった。
先週の新聞記事で2013年3月末時点の人口動態調査で日本の人口減が過去最大で26万人になったと言っていた。総人口は1億2639万人。その一方、3ヵ月超滞在外国人が今回から初の調査対象となり、総人口の1.54％の198万200人でそのうち生産年齢人口の15～64歳が84％と日本社会の中核的な働き手を担っているという。
最近若干出生率が上がったようだが現行の出生率が続くと日本の総人口は50年後に9000万人、100年後には4000万人にまで減ると計算されている。ちょっと想像しにくいが日本の社会の様相は一変するだろう。
この出生率が急に回復するわけもなく結果、若い働き手がいないことになる。特に最大の3K職場である介護の現場は悲惨なことになりそうだ。結局日本で働く外国人は嫌でも増えることになる。これは今のドイツなど欧州諸国の姿だ。やみくもに外国人排斥を訴えてもなんの解決にもならない。うまく彼らを迎え入れて働いてもらう手立てを考えねばならない。