No.614778

恋姫 華陀紀行93

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-01 09:45:46 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1734   閲覧ユーザー数:1631

 

 

 小屋へと入ってきたのは関羽でした。

 

 

 中で倒れている人たちを見て、慌てて介抱しています。

 

 

 そんなことしなくても、ただ眠っているだけなのですが・・・。

 

 

 今のうちに移動しましょう、そうしましょう。

 

 

 隠れていた娘たちのところに行きます。

 

 

 そして、全てが終わったことを伝えると、抱きつかれて喜ばれました。

 

 

 そうだよ!これだよ!これをまってたんだよ!うんうん!

 

 

 数人を巻き込むようにして、抱き締めていると、後ろから声がかかります。

 

 

「お主何者だ!そこの女性たちから離れよ!」

 

 

 ・・・。

 

 

 えっ!?

 

 

 あの・・・関羽・・・?

 

 

 空気読んでくださいよ・・・。

 

 

 

 

「すまなかった」

 

 

「いえ、誤解が解けて何よりです」

 

 

 いきなり、矛を向けてくるなんて思いもしませんでしたよ。

 

 

 見た目、助かって良かった的なお涙頂戴の場面じゃないですか。

 

 

 そこをさっきの一言です。

 

 

 確かに少し暗かったから、分かりにくいかも知れませんが・・・。

 

 

 あの後に、助けた女性の仲介で、関羽の理解を得ることが出来ました。

 

 

 全くもって酷いものです。

 

 

 女性から見たら男はほとんどの敵なんですかね?

 

 

 いや・・・関羽は誰にでも向かってましたか・・・。

 

 

 そういうものだったと思い出しました。

 

 

 なので、認められさえすれば、ある程度は許容する人ですね、イメージ的に。

 

 

 自分の誤解を恥じているようです。

 

 

 まあ、賊を倒したのは関羽ですし、俺は少し尻馬に乗っただけの状況なので、強く言えないんですけどね・・・。

 

 

 

 

 事件は唐突に起きた。

 

 

 俺はなぜこうなってしまったのかを再度考えている。

 

 

 なぜ、関羽は俺に矛を再度向けて怒っているのだろうか?

 

 

 確かあれは・・・。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 そう、自己紹介から始まったんだ。

 

 

「私は関羽と言う。貴方は?」

 

 

「俺は華陀だ」

 

 

 あそこの生活で「私は~」なんて言っていたら狙われたので、言い方を「俺は~」に変えたなんて・・・普通の人には言えない・・・。

 

 

「武芸者として・・・聞いておられるか?華陀殿?」

 

 

 む!?聞き逃してしまったようだ。

 

 

 武芸者と言うことから、素性のことだな。

 

「関羽殿のことはわかった」

 

 

 次は俺の素性だな。

 

 

「あ~医者だな」

 

 

「・・・・・・貴・・・様ぁぁあああ!!!叩き斬ってくれる!」

 

 

 関羽はそう言うと、いきなり矛を向けて斬りかかってきた。

 

 

 周りの女性たちも、これにはついていけないようで立ちすくんでいる。

 

 

 これは、怪我をさせずに無力化は無理だ・・・。

 

 

 流石に軍神と言われただけはある。

 

 

 怒りで我を忘れていなければ、ここまで簡単に避けることは出来なかっただろう。

 

 

 しかし、何が原因なんだ?

 

 


 
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