No.614398

恋姫 華陀紀行86

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-08-31 13:50:28 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1751   閲覧ユーザー数:1629

 

 

「帰ってきたぞぉぉおおお!」

 

 

 思わず叫んでしまいました!

 

 

 やっと望んでいた街道です。

 

 

 ついつい叫んでしまうのも仕方ないでしょう。

 

 

 街道を通る人が、何事かとこちらを見てきますが関係ありません。

 

 

 そして、凪が他人の振りをしようと、少しずつ離れますが、そうはさせません。

 

 

 素早く距離を縮めます。

 

 

「やっとついたな!」

 

 

 気軽に肩を叩きます。

 

 

「知りません!」

 

 

 怒ってしまったようです・・・。

 

 

 何をそんなに怒っているんでしょう?カルシュウム不足ですかね?そんなに強く叩いていないんですが・・・。

 

 

 ここまで来れば、凪の村も近いでしょう。

 

 

 ここからの案内役は凪です。

 

 

 方角的にも同じようですし、先ずは現在地を把握しないといけませんからね。

 

 

 

 

 名前が楽進と聞いてもあまりパットしません。

 

 

 と言うことで、村に到着しました。

 

 

 親に是非とも紹介したいそうです。

 

 

 何だろう・・・これって結婚前に紹介とか言う感じなんでしょうか?いやいや、それはないな、命の恩人と言う立場なだけですね。

 

 

 いつも、先生って言うくらいだから・・・変な期待はするべきではありません。

 

 

 家に着いての母親との再会は、泣いて喜ばれました。

 

 

 感動的なご対面ですね。

 

 

 頑張って夕暮れまでに着くことができて何よりです。

 

 

 結局、街道に出るまでに山で一泊するはめになりはしましたが・・・それはそれ、これはこれです。

 

 

 しかし、母親はいるとして、父親はどこにいるんでしょう?

 

 

 この村の規模から言うと、そんなに遅い時間の仕事があるとは思えないのですが・・・。

 

 

 もしかして・・・凪と別れた後に・・・。

 

 

 

 

 どうやら、今も凪を探し回っているそうです。

 

 

 最近は二日から三日経てば一度帰ってくるとのこと。

 

 

 山に入って探しているそうです。

 

 

 この冬の間中探すとかどんだけ根性あるんですか・・・下手したら死ぬレベルですよ・・・。

 

 

 普通は諦めるなりするかもしれませんが、「絶対生きてる!」と言って聞かなかったそうです。

 

 

 どこからその自信が出てくるのか分かりません。

 

 

 取り敢えず、戻ってくるまで厄介になることになりました。

 

 

 どんな父親か興味があったので・・・これは仕方ないでしょう。

 

 

 それに、目的地はすぐそこです。

 

 

 数日くらいは構わないでしょう。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 その日の夕食の時に帰ってきました。

 

 

 そして今・・・。

 

 

 残ったことを全力で後悔しています・・・。

 

 

 帰ってきた時の父親は、かなり暗い顔でしたが、凪の顔を見るなり泣き叫びながら凪に抱きついていました。

 

 

 何故か殺意が湧きます。

 

 

 ここまでは、まあ親子の再会でよかったんです。

 

 

 その後事情を聞いてこっちにまで抱きついてきました。

 

 

 髭面の男に抱きつかれても、嫌悪感しか湧かないのはなぜでしょう?

 

 

 奥さんならウェルカムなのに・・・しかも、このオヤジなかなか離さないうえに、顔の近くで叫んできます。

 

 

 非常に煩くて暑苦しいです・・・。

 

 

 その後、夕食となりましたが、まさか・・・この家族全員味覚壊れてませんか?

 

 

 もう、この家には泊まりません・・・。

 

 

 私はご両親とはやっていけそうにありません・・・明日の朝食前に旅立とう・・・。

 

 

 これは新手の拷問です・・・。

 

 

 ここにいる『だけ』で精神力が減少する・・・。

 

 


 
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