No.614076

恋姫 華陀紀行82

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-08-30 21:12:04 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2080   閲覧ユーザー数:1723

 

 外は、チラチラと初雪が降っています。

 

 

 今年は早いですね。

 

 

 ちょっとした事件もその数日後に起こりました。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

「駄目だ!寝ちゃ駄目だ!こんなところで寝たら死んでしまうぞ!」

 

 

 真冬に目をつぶったまま開きません・・・。

 

 

 身体も動かそうとしません・・・。

 

 

 昨日まであんなに元気に食べてたのに・・・。

 

 

「熊ぁぁあああ!」

 

 

 ・・・。

 

 

 熊が起きてくれないんです。

 

 

 雪の中の狩りは任せるつもりだったのに!

 

 

 起きてくれよ!頼むよ!お前がいないと駄目なんだ!

 

 

 ・・・。

 

 

 諦めました・・・。

 

 

 雪の中ってきついんですよねえ・・・。

 

 

 女の子にはちょっと呆れられてますが、撫でてやればこの通り恥ずかしがります。

 

 

 さてと・・・行きますかね。

 

 

 

 

 女の子も大分快復してきました・・・診察した分には・・・ですが・・・。

 

 

 動きにくいけど、もう顎の骨とか動かせるはずなんだが・・・。

 

 

 何故にまだ流動食を求めるんです?

 

 

 しかも、恥ずかしそうに・・・。

 

 

 て言うか起こして食べさせるときに、『ピクピク』と身体が動いてますよ・・・。

 

 

 そろそろ、自分で食べれるはずです。

 

 

 顎が使えるなら鍛えないと、衰えていくばかりです。

 

 

 今度から固形物を与えてみよう。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 次の食事時に少し固めの食事をれんげで持っていったんです。

 

 

 ちゃんと煮込んだものにしましたよ、いきなり固形物はきついでしょうからね。

 

 

 そしたら、少し拗ねた顔をして食べました。

 

 

 食べれるのかよっ!って感じです。

 

 

 まあ、いつまでも子供だからと言って甘えは許されません。

 

 

 時間はあるんです、その根性を叩き直しましょう!

 

 

 

 

 あれからしばらくして、女の子は普通に動けるくらいにまでなりました。

 

 

 鍼で治療しながらなので、無理はさせていません。

 

 

 毎日トレーニングに付き添っていたせいか、非常に気の巡りがよかったので、気を操る訓練もしています。

 

 

 これなら、身体を休めている時でも出来ますからね。

 

 

 結構筋もよくて教え甲斐もあります。

 

 

「はい、そこまで」

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

 

 決して興奮している訳ではないですよ。

 

 

 今は体力作りの時間なので、その合間の休憩です。

 

 

「せん・・・せい(はぁはぁ)もう・・・いけ(はぁはぁ)ます!」

 

 

 熱心なのはいいんですが、普通に無理してきます。

 

 

 スポ根に目覚めてしまった感が否めません。

 

 

 ちょっと真面目になりすぎな気もしますね。

 

 

 それと、呼び方が先生になりました。

 

 

 身体だけの成長ではなく、学も多少はあった方がいいに決まってます。

 

 

 知っておいて損はないです。

 

 

 なので、文字を教えていたら先生と呼ばれるようになりました。

 

 

 女の子の名前は「なぎ」と言うらしいです。

 

 

 どこかで聞き覚えが・・・。

 

 


 
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