No.612653

北郷外史伝 黄巾党編~開戦~

ユウヤさん

羽生なのです
ここにきて新たな部隊が出てきますがついてきてほしいです。

では本編どうぞ

2013-08-26 09:51:20 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:6602   閲覧ユーザー数:4895

 人和を救出して一カ月、その間に洛陽では呂布により黄巾党四万の軍勢が壊滅させられたという報が入ってきていた。人和曰く「あれを見たくなくて頑張っていたのに」との事。そして黄巾党本隊が襄陽にあると各諸侯に通達された。

 

 一刀「襄陽か、少し遠いな。」

 

 桂花「それでも行くしかないでしょう。」

 

 風「隠密部隊『絶衆』の報告によると、華琳様は張角の人相をしっかり把握してるようですね~」

 

 『絶衆』上記の通り隠密部隊。察しが付いてると思いますが隊長は明命。部隊人数は三桁止まり。それでもかなり優秀で各諸侯の秘密という秘密はもうすでに握っている。

 

 一刀「・・・・なら天和、地和に関しては華琳に任せよう。」

 

 人和「私もそのほうがいいと思います。この一カ月一刀さんの言う『そろ』活動がうまく軌道に乗りましたから、いきなり3人になるのはふぁんの方達に要らぬ混乱を与えてしまうでしょう。」

 

 璃々「じゃあ本隊殲滅には参加しないの?」

 

 茉莉「まあ、ちょこちょこ五胡がちょっかい出してくるから退屈はしないけど・・・?」

 

 一刀「いや、参加はするが数は出さない。」

 

 深月「ふむ、それなら『闘焔隊』の中堅あたりに訓練として出陣させたほうがいいだろう」

 

 ※『闘焔隊』一般の将が率いる兵訓練用部隊です。白、黒龍隊の訓練で落とされた人がまず入る兵士養成学校みたいなものです。ちなみに教官は凪です。ちなみに通常の部隊はそれぞれ率いる将の名前なので特別な名前は今のところなし。

 

 凪「そうですね・・・・・三千あたりですか?」

 

 風「少し少ないですね~」

 

 桂花「まあ、仕方ないでしょう。足りない分は楽進隊で補えばいいし。」

 

 凪「と言う事は私は出陣決定ですね。」

 

 桂花「あなたの生徒が出るのよ?当然でしょ?」

 

 凪「ですね。」

 

 左慈「それで出陣は闘焔三千に楽進隊、他は?」

 

 一刀「そうだね・・・・」

 

 風「どうせ一度諸侯が顔合わせするでしょうから白龍隊精鋭百ぐらい連れってってちょうどいいんじゃないでしょうかね~」

 

 桂花「そうね、二十倍の五胡兵を圧倒する兵百なら賊如き物の数じゃないでしょ?」

 

 茉莉「倒すなら賊百万連れてきても圧倒でしそうだね~」

 

 深月「さすがにそれは・・・・」

 

 璃々「例えとしてはちょっと言い過ぎかな・・・・」

 

 茉莉「え~」

 

 一刀「はは」

 

 左慈「一刀、決まったのならさっさとしろ。」

 

 一刀「ああ、それじゃあ黄巾党本隊討伐隊は俺の白龍隊の百、楽進隊の五千、闘焔隊三千で出陣する。・・・・・異論はないか!」

 

 一同「問題なし!」

 

 一刀「では出陣前の腹ごしらえだ。流琉!」

 

 流琉「はい!月さんお願いしま~す」

 

 月「メイド隊整列!」

 

 メイド隊「は!」

 

 月「準備開始!!」

 

 その号令と共に月率いるメイド隊はパッと準備を終わらせ料理が長テーブルの上に並べられる。ちなみにメイド隊は月直属の護衛も兼ねているのでかなり強いです。現在の人数は十名、もちろん城には一般の給仕が居ます。

 

 メイド隊「完了です!」

 

 月「お疲れ様です。では私たちも楽しみましょう」

 

 メイド隊「はい♪」

 

 

 そして日は沈み、翌日

 

 一刀「準備はできた?」

 

 凪「はい」

 

 人和「こっちもいいですよ」

 

 一刀「本当に人和も付いてくるの?」

 

 人和「はい、風さん達が五胡の警戒に当たっていますから軍師の変わりは私が勤めます。」

 

 一刀「分かった。でも無理はしないでね」

 

 凪「それ、隊長が言っても説得力無いですね」

 

 一刀「ひどい!」

 

 人和「凪さん、真実は人を傷つけますよ?」

 

 一刀「俺泣いてもいいよね?」

 

 そのやり取りを見ていた他の将達は(説得力無いよ?)と心に思っていた

 

 一刀「ぐすん、それじゃあ出発!!」

 

 こうして、北郷軍黄巾党討伐隊は襄陽にむけて出陣した。

 

 

 

  襄陽 黄巾党本隊天幕

 

 天和「う~地和ちゃん、疲れた~」

 

 地和「分かってるわよ!もう、人和がやってた事全部私に回ってきてるんだから・・・」

 

 天和「そのおかげでお金の事は勉強できたって言ってたじゃない」

 

 地和「うん、人和はこんなに大変なこと一人でやってたんだよね。」

 

 天和「私達・・・・どうなっちゃうんだろう。」

 

 地和「人和の言うとおり天水に行けばよかったね・・・・噂じゃ賊に襲われて・・・・(ブル」

 

 天和「人和ちゃん・・・・・グス」

 

 地和「人和の為にも何とかして生き延びないと!」

 

 天和「うん!」

 

 この時二人は人和の部隊が賊に襲われ壊滅した報告しか受けていないため、人和が生きてい居る事は知らないのであった。

 

 

 一刀出発から半月

 

 一刀「到着だな。」

 

 凪「近くにたくさん旗がありますね」

 

 人和「もうそろそろ絶衆の人が報告に来るかと」

 

 絶衆隊員「申し上げます」

 

 一刀「来たね、報告を」

 

 絶衆隊員「は、現在我らの北には劉、関、張、諸葛、鳳の旗、その少し東に公孫、趙の旗、そのそばに袁、顔、文の旗、そこから南東に曹、夏候が二つ、賈、郭、張、李、于、許の旗、その南には袁、張、紀の旗、そこから西に孫が二つ、周、黄、甘の旗です。」

 

 一刀「ふむ・・・・・凛が華琳のとこに行くの早くないか?」

 

 凪「おそらく風様がこちらに来たことが影響してるものかと」

 

 人和「風さんが抑え役だったんでしょうね。」

 

 一刀「さて・・・・・どう戦局が動くかな」

 

 こうして黄巾党二十万と各諸侯(連携は取ってません)合わせて十五万の戦いが始まったのだ

 

 

あとがき

 

 羽生なのです。

 

 ついに黄巾党本体と激突です。

 

 言っておきますが短いです

 

 白龍隊が出てるんですよ?百でも二十倍の敵と戦えるんですよ?しかも五胡・・・・

 

 賊なんて物の数じゃありませんよ、本当に・・・・

 

 次回は一応他の陣営の視点を混ぜていきたいです。

 

 ではまた次回。バイニ~


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
36
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択