No.610592

恋姫 華陀紀行7

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-08-20 16:31:04 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2242   閲覧ユーザー数:2100

 

 

 母上からの最後の条件とは、元気に五体満足で戻ってくることでした。

 

 

 へんな条件ではなく安心しましたが、少々申し訳なくもあります。

 

 

 というわけで、今の現状はといいますと、抱っこちゃんよろしく祭の腕のなかで寝ております。

 

 

 町を出て数日は、野宿が多く、野盗対策でのため、交代で見張りなんかをしていたのですが、やっと次の町に着くと、飯を食べ酒を飲みすぐに宿を探して布団の中に俺もろともダイブしてしまいました。

 

 

 余程外では気を張っていたのかもしれないです。

 

 

 ちなみに祭はゲームのように巨乳ではなく美乳です。

 

 

 まあ気持ちのいいことに変わりはないので、顔をはさんですりすりしときます。

 

 

 かなりの役得ではあるんですが、身体は子供・・・どうしようもありません。

 

 

 大きくなったらこんなことさせてもらえないとは思いますがね・・・。

 

 

 

 

 

 今は町を出て北に向かっています。

 

 

 徐州から青州を抜けているところです。

 

 

 確かこの辺りって黄巾党かなんかが暴れていたような?翼州だったかな?

 

 

 まあそれほど寂れてはいませんが、賑やかとまではいきません。

 

 

 路銀は結構な額を貰ったようで、当面は心配要らないそうですが、あって困るものではないので貯めてます。

 

 

 貯めてると思いたい・・・山で獲物をとり、枝を拾っては薪として売っているのですが!・・・貯まってきたかな?と思ったらにこやかに酒瓶を持った祭が集合場所である宿に戻ってくるのです。

 

 

 この人金銭感覚があまりにも低すぎるでしょう・・・

 

 

 この調子で使ったのではいくらもらったのか分かりませんが、すぐになくなりそうな気がしてなりません。

 

 

「師匠・・・その酒瓶は何ですか?」

 

 

「これか?」

 

 

 祭はニヤニヤしながら、頬擦りすらしそうな勢いでっていうそばから頬擦りし始めました。

 

 

「行商人と会う機会があってな!色々と話しているうちに商品の味見と言うことで、一口味わってみたが、これが旨い!なので買ってきた!」

 

 

「よくわかりました」

 

 

 このままではアル中になってしまいそうなため、ここは俺自ら何とかするしかないでしょう。

 

 

 最近では、気を目に集中することで、相手の弱っているところが分かるようになってきました。

 

 

 もし、肝臓辺りが弱くなってきたら強制的に断酒させる所存です。

 

 

 理由ないと絶対諦めないもんな・・・理由があっても諦めないような気はするけど・・・。

 

 

 

 

 

 やって来ました幽州!

 

 

 ここまで来るのに二年もかかりましたよ!

 

 

 と言うかそんなに急ぐ目的は無いんですが、ここに来るまでに修行という名の盗賊退治をしたりしてたからなのですがね・・・。

 

 

 流石に人数が多いところには襲撃していませんが、十数名程度であれば軽く行ってしまいます。

 

 

 多対一の戦闘にも無理やり慣らされました。

 

 

 誠に遺憾の意を表明したいです。

 

 

 スパルタです!DV 反対!

 

 

 ということで脱線しましたが、幽州といったら公孫賛ですね。

 

 

 残念ながらどうやらそんな人は居ないようですが・・・。

 

 

 よく考えたら祭がこんなに若いんだし、もしかしたら産まれてすらないかもしれません。

 

 

 ここの太守は劉基と言うそうですが、全く知りません。

 

 

 まあ北からの異民族?との紛争はなかなか解決していないよですが、治安はまあまあよさげです。

 

 

 あくまでも青州と比べたらですが。

 

 

「暫くはこの辺りに腰を据えてみようかの!」

 

 

「路銀を稼がないといけませんしね」

 

 

 こちらの言葉に渋い顔をしてきます。

 

 

「白夜は心配性だの、そんなに心配せんでも私にどんと任せておけばいいのだ!」

 

 

 元が日本人だからでしょうかね、ある程度の貯蓄がないと心配でしかたないのは・・・。

 

 

「それならば、せめていくら持っているのかを教えてください」

 

 

「ええーい!男が細かいことを気にするな!どんと構えておればいいのだ!」

 

 

 物凄く不安です・・・。

 

 

 


 
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