No.606901

貴方と人生を共に 最終新章 ~unofficial history kazuto~君の元へ帰る為 4話

やっとお盆休み・・・長かった・・・と言う事で、

連日貼りしていきます!

ユーザの皆様!お盆を満喫して下さい!では!

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2013-08-09 03:48:00 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:2289   閲覧ユーザー数:2066

nフィールド

 

ラプラス「・・・楽しみにしてますよ・・・ですが・・・(誰があのドール達を・・・)

 

・・・まあ良いでしょう・・・そんなポンコツくらい差し上げますよ。」

 

???「そう・・・楽しみ・・・そうでしょ・・・お姉様。」

 

ラプラス「では、再びヒューマとドール達の人形劇を始めましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

泰山

 

薔薇水晶「・・・ここは・・・」

 

ユーリ「うぉっ!人形が喋った!」

 

薔薇水晶「かずと!」

 

ぎゅっ

 

一刀「え?え?・・・誰?」

 

薔薇水晶は、突如一刀に抱き着いた。

 

薔薇水晶「覚えてないの・・・?」

 

一刀「御免・・・多分俺であって俺では無いと思う・・・かな?」

 

薔薇水晶「・・・そんなの・・・どうでもいい・・・お父様が・・・私を逃がすために・・・

 

やられた・・・雪華綺晶に・・・真紅も・・・皆を逃がす為に・・・やられた。」

 

薔薇水晶は有りの侭の事を一刀に話した。

 

花澄「私が思うに・・・壊れた外史から来たって事かな?」

 

梨花「強ち間違いでは無いと思います・・・それを踏まえると、ドールは全部で7体居ます。

 

そして、唯一アリスゲームから除外されたドールが薔薇水晶・・・」

 

薔薇水晶「ローザミスティカなら・・・ある・・・真紅から貰った。」

 

一刀「ローザミスティカ?」

 

月音「・・・外人?」

 

梨花「ローザミスティカと言うのはドールが動く動力源みたいな物です。」

 

花澄「でも、アリスゲーム除外者である薔薇水晶は槐と言う人が作り出した自動人形よ。」

 

梨花「いったい何があったんですか?一刀様。」

 

一刀「いや、本当に分からないんだ・・・

 

俺はあの時、爆破から皆を守る為に飛ばした所までは覚えてる・・・

 

その後に何かあったのか・・・他の俺かもって事になるね。」

 

薔薇水晶「これ・・・」

 

薔薇水晶は十文字のキーホルダーを見せた。

 

一刀「これは・・・正しく俺のだ・・・」

 

一刀は財布を見たが・・・付いているはずのキーホルダーが付いていなかった。

 

一刀「・・・間違いなく俺のだ・・・(何だ?・・・俺は一体何を忘れてるんだ?・・・えんじゅ・・・

 

いや・・・何か・・・覚えてる気がする・・・けど・・・ダメだ・・・)」

 

薔薇水晶「一刀と月音は・・・雪華綺晶を倒した時に・・・記憶が食べられた。」

 

一刀「それが本当だとすると・・・その雪華綺晶は生きてると?」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

一刀「スマン!頭がこんがらがるから、まずはこの外史の事から決着させよう・・・いい?」

 

薔薇水晶「コクッ・・・手伝う」

 

薔薇水晶は指輪を出した。

 

一刀「これは?」

 

薔薇水晶「契約の指輪・・・」

 

一刀「?嵌めれば良いのかな?」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

月音「あんさ~契約しちゃって良いの?」

 

一刀「だめなのか?」

 

月音「アリスゲームに参加することに・・・」

 

一刀「そんなんやらなきゃ良いだろ?」

 

なのは「それに、薔薇水晶ちゃんはアリスゲームに参加しなくても良いんじゃない?

 

除外されてるならさ。」

 

一刀「まあ、何にせよ・・・雪華綺晶だっけ?倒すのに協力するよ・・・でも、この件が終わったらね。

 

(華琳達にも何時矛先が向くかも分からんしな。)」

 

薔薇水晶「それで良い・・・」

 

そして、一刀は薔薇水晶と契約をした。

 

一刀「あちちっ!」

 

薔薇水晶「何!・・・この力・・・凄い・・・一刀の悲しみ・・・

 

痛みが伝わって来る・・・悲しい・・・」

 

一刀「そんな事まで?」

 

薔薇水晶「コクッ・・・一緒に背負う・・・一刀は薔薇水晶が守る」

 

月音「(うっわ~・・・恋おっかあと心と薔薇水晶の壮絶なバトル模様が・・・)

 

確か、ミーディアムの強さでドールの力が違ってくるんだっけ?」

 

ユーリ「大将と契約したんなら強い所じゃないんじゃないか?」

 

月音「簡単に言うと!おっとうが化け物って事だね(´・ω・`)」

 

一刀「月音は後で俺と鍛錬な。」

 

月音「げっ!」

 

なのは「口は災の元だよ?月音ちゃん・・・」

 

ユーリ「取り敢えず・・・お前の事は忘れないぞ。」

 

月音「えっ!ちょっ!」

 

月「月音・・・お母さんは月音の事忘れないよ。」

 

花澄「あらら~三途の川行きか~」

 

梨花「私は鍛錬場でも・・・」

 

月音「死ぬ前提ですか!」

 

一同『コクッ』

 

一刀「冗談はさて置き・・・俺は力を吸われたって気はしないぞ?」

 

薔薇水晶「・・・力が溢れてくる・・・」

 

一刀「そう言うもんか?」

 

月音「確か色々共有してるから・・・疲れないの?」

 

一刀「いや、全然・・・」

 

月音「だから、それはおっとうが・・・」

 

なのはは直ぐに月音の口を塞いだ。

 

なのは「・・・月音ちゃん・・・本当に三途の川だよ?」

 

月音「コクコクッ!」

 

一刀「ちなみに、鍛錬の話はマジだからな?」

 

月音「むぐmぐうgむう!」

 

なのはは気づいてなかった・・・アームロックを掛けている事に・・・

 

花澄「あのさ、nフィールドに出れば良いんじゃない?」

 

薔薇水晶は大きい鏡(外史を繋ぐ鏡ではありません。)の前に立ったが・・・何も起きない。

 

薔薇水晶「ダメ・・・何故か入れない・・・でも、戦う力はある・・・」

 

一刀「う~ん・・・どうしてもダメだって思ったら力を借りるよ。」

 

薔薇水晶「・・・分かった。」

 

ユーリ「それより、どうすんだ?」

 

一刀「まず状況から・・・俺達は限られた力の中でどうやってこの世界を生き残りながら

 

尚且つ記憶を戻さずにこの世界を守るかだけど、完璧何て無いと思うんだ・・・

 

だから、必ず外の世界に出れる方法がある・・・それと、あいつは分かってない事がある・・・

 

鏡だ。」

 

なのは「鏡?」

 

パンパンパンッ!

 

なのは「?・・・!」

 

なのはは直ぐに月音を離した。

 

月音「・・・おばあちゃんに会って来た・・・本当にあるんだね~三途の川・・・」

 

一刀「さっきも言った様に日蝕中なら出れる可能性はある・・・仮説だから余り頼りにしない方が良い。

 

・・・それと、奴らはこの鏡の使い方は知らないって事は?」

 

なのは「・・・そうか!だから一刀さんは半年って。」

 

一刀「そう・・・約半年後に日蝕が始まる・・・俺達が付け隙はそこだと思う。

 

それまでは出来る限り守ろう・・・(必ず貂蝉達が何とかしてくれる・・・

 

(キモイけど頼りになるしな。)」

 

月音「知らないよ~あのラプラスとか言う奴~・・・おっとうは怒らせたくないね~・・・

 

くわばらくわばら・・・」ブルブルッ

 

こうして、乙女武将達を守る為に行動を開始した。

 

 

翌朝

 

梨花「では、まずは此処から・・・」

 

一刀「いや・・・偽物を潰す!」

 

月音「だね~」

 

梨花「なら、目的地は桃花村でよろしいですね?」

 

一刀「ああ。」

 

薔薇水晶「一刀・・・どうすれば・・・」

 

一刀「付いてこれば良いさ・・・最後まで見てみようよ・・・この物語をさ。」

 

薔薇水晶「分かった」

 

一刀「後は洛陽と此処は・・・」

 

梨花「此処なら心配いりませんよ、滅多に人は近づきませんから。」

 

一刀「なら、俺と薔薇水晶 月音で・・・」

 

???「ふふっなら私も混ぜてもらおう・・・主。」

 

突如そこに現れたのは・・・星だった。

 

一刀「・・・星!」

 

星「主とは長い付き合いですからな・・・先ほど着いた故・・・日程追いつこう。」

 

一刀「・・・なら、俺はそのまま桃花村に向かうよ・・・向かうメンバーは俺、星、薔薇水晶 月音

 

で良いか?」

 

梨花「洛陽組には残りのメンバーをローテーションで行きます。」

 

一刀「そっちは任せるよ・・・俺達の絶対条件は此処に居る三国乙女のガードだ・・・

 

これは最優先で頼む。」

 

花澄「幸い式神や術式程度なら使えるから此処には結界を張って置きましょう。」

 

一刀「月は俺達の帰りを待っていてくれ。」

 

月「分かりました。(・・・私も力が欲しい・・・ご主人様の力になりたい・・・)」

 

一刀「なら出発!」

 

星「(なあ月音よ・・・主は怒ってるのか?)」

 

月音「(色々あったからね~触る神に祟りなしだよ?)」

 

星「(うむ、心得た)」

 

こうして、乙女武将達を守る為に行動を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桃花村

 

薔薇水晶「・・・汚い所。」

 

一刀「まあ、昔の人はこれが当たり前だったんだよ・・・砂が付くから俺に肩に乗りな。」

 

薔薇水晶はそのまま一刀の肩に乗った。

 

星「どうします?主?」

 

一刀「見に行くのさ・・・劉備さんをね。」

 

月音は星の肩に乗っていた。

 

月音「堂々と乗り込むんだね!道場破りじゃー!」

 

パチンッ

 

一刀は月音にデコピンをした。

 

一刀「違うって、別に戦いに来たわけじゃないさ・・・礼儀だけは崩すなよ?」

 

薔薇水晶「・・・するなよ?」

 

月音「グッ!・・・人形にまで言われるとは・・・星~」

 

ぎゅっ

 

星「よしよし~おっかないな~(ふむ・・・幼女とは良い物だな。)」

 

なでなでっ

 

 

庄屋の屋敷

 

一刀「済みません、劉備殿はいらっしゃいますでしょうか?」

 

兵士「劉備様ならついさっき、州境の反乱を止める為に出発致しました。」

 

月音「どうする?」

 

一刀「う~ん・・・月音と星は此処に残ってくれるか?」

 

星「主は何処へ?」

 

一刀「ちょっと反乱軍に挨拶に行ってくるよ。」

 

月音「ええぇえ・・・」(このネタが知らない人はガキ使のゴレンジャイ松ちゃんを見るべし。)

 

薔薇水晶「・・・一緒に行く」

 

一刀「なら、飛ぶぞ。」

 

一刀は壁を蹴るように空中へぴょんぴょん飛んでいった。

 

星「昔はあんなにも可愛かったのに・・・主もつくづく化け物ですな・・・」

 

月音「だね~」

 

そこへ

 

朱里「ーー草にーー草・・・」

 

ドンッ

 

朱里「はわわっ!御免なさい!」

 

鈴々「いくさに~いくのら~」

 

バタンッ

 

朱里「鈴々ちゃん!寝てないとダメですよ!」

 

月音「おっ?鈴々じゃん。」

 

鈴々「んにゃ~つきね~なのら~」

 

朱里「知り合いですか?」

 

星「何、少し旅をしていてな。」

 

朱里「なるほど・・・宜しければしばらくこちらに滞在しませんか?」

 

星「うむ、少々疲れた所だ・・・それに愛紗にも会いたいしな。」

 

月音「お言葉に甘えて~・・・およっ?」

 

月音は謎のカバンを見つけた。

 

月音「これは・・・ねぇねぇ、これ貰って良い?」

 

朱里「え?はい、良いですよ・・・この前の賊の隠れ家に置いてあった物だけど・・・

 

開かないですから・・・」

 

月音はカバンの周りを見渡したが、やはり開かなかった・・・

 

月音「ええぇえ・・・」

 

朱里「それと、こんな紙が挟んであったんですけど・・・字が読めなくてそのままにしてました。」

 

朱里は紙を月音に渡した。

 

星「ふむ・・・まきますか?まきませんか?って・・・どう言う事だ?」

 

朱里「読めるんですか!」

 

星「まあ、私位の武人ならな。」

 

月音「キタ━(゚∀゚)━!」

 

月音は迷わず・・・まきますに○を付けた。

 

ガチャッ

 

月音「(これであたしもドールが!)・・・あった!巻くぞ~!」

 

月音が開けたのは・・・翠星石だった。

 

ギィッギィッギィッ・・・

 

ピカーンッ

 

朱里「はわわ!」

 

ドテンッ

 

朱里は驚いて尻餅を着いた。

 

翠星石「ふぁ~良く寝たのです~・・・こ~んなちんちくりんが次のマスターですか・・・」

 

月音「#ちっちんちくりん・・・かっわいくね~・・・薔薇水晶と大違い。」

 

翠星石「ばっ薔薇水晶!どどどど何処です!

 

(いや、待つです・・・薔薇水晶の事を知っていると言う事は・・・味方の可能性がありますね・・・

 

後々都合が良いです・・・)」

 

月音「はぁ~・・・薔薇水晶ならおっとうと契約して、今は出かけてるよ。」

 

翠星石「まっまあ、しょうがないから、ちんちくりんで我慢するです。

 

さっさと指輪を嵌めるです!この薄鈍。」

 

月音「へいへい・・・(マジかっわいくね~)」

 

月音は指輪に口づけをした。

 

月音「ぐおっ!あっつ!」

 

翠星石「(なっなんです・・・この力は・・・このちんちくりん・・・もしかして凄い奴・・・)」

 

月音は翠星石と契約を交わし、一刀達を待つことに。

 

 

連合軍天幕

 

兵士1「何者だ?」

 

一刀「済まないが通してくれないか?俺も賊退治に協力したいんだが?」

 

兵士2「もしや!噂の子連れの山賊狩りでは?」

 

一刀「まあ、そう呼ばれてるみたいだな。」

 

兵士1「(本当に肩に子供を載せてるのか・・・)」

 

いえ、人形です!by主

 

 

連合軍会議天幕

 

兵士「失礼します!何進将軍、この陣に加わりたいと言う武芸者が来ておりますが・・・」

 

何進「其者はどう言う奴じゃ?」

 

兵士「はっ!最近噂の子連れの山賊狩りだと思われます。」

 

何進「ふむ・・・通せ。」

 

兵士「はっ!」

 

一刀「お目通り、感謝致します・・・我が名は北郷 字は一刀と申します。」

 

薔薇水晶「・・・薔薇水晶・・・」

 

何進「ほう・・・確かに情報通りだな・・・」

 

華琳「(・・・この男・・・只者ではないわね・・・でも何故・・・何故こんなに嬉しいの?

 

強い相手だから・・・違うわね・・・もっと暖かい感じ・・・)」

 

何進「・・・(ほう・・・先ほどの男より良い男よの・・・)良いだろう・・・許可しよう。」

 

一刀「感謝します。」

 

 

劉備陣営

 

愛紗「貴方の大義が何かは知らぬが・・・私には私の志がある・・・

 

私の志は!真に愛するに足る者を守りぬく事だ!」

 

パチパチパチ・・・

 

一刀「素晴らしいよ・・・久し振りだね・・・愛紗。」

 

愛紗「貴方は!」

 

翠「誰だ?」

 

一刀「時間が無いんだろ?ちなみに村は星と月音を置いてきたから大丈夫だと思う・・・

 

だけど、行ってあげな・・・後は俺に任せとけ。」

 

一刀は愛紗にオデコにキスをした。

 

翠「///」

 

愛紗「いっいきなり何を!(でも・・・嫌じゃない・・・むしろ・・・嬉しい・・・)」

 

一刀「まあ・・・お詫びかな・・・さあ、行きな・・・それと、全兵を村に返してあげて・・・

 

この偽物は俺が何とかするから。」

 

偽劉備「さっきから聞いていれば!私が偽物だと!」

 

一刀「ああ!俺は本物の劉備を知っている・・・なら質問だ・・・お前の母親はいつ死んだ?」

 

偽劉備「(この男!)ぎっ義勇兵を募る前だ。」

 

一刀「なら、母親の名は?」

 

偽劉備「何故貴様に名乗る必要がある!」

 

一刀「へ~名乗れないの?」

 

偽劉備「クッ・・・りゅっりゅう・・・」

 

一刀「ちなみに本物の劉備ちゃんは生きてるよ・・・母親もね。」

 

愛紗「では・・・私達は騙されていたと・・・」

 

一刀「ああ、俺はこっちに来てから劉備ちゃんの所に厄介になっててな、

 

剣を盗まれたから取り返す目的もあったんだ。」

 

翠「やいっ!良くもあたしらを騙してくれたな!」

 

ジャキッ

 

翠は偽劉備に獲物を向けた。

 

愛紗「(やはり・・・私はこの人に付いて行きたい・・・この人となら・・・)」

 

一刀「今は良いから!兵を纏めて早く村へ!ここは俺一人で十分だ!」

 

愛紗「・・・必ず・・・帰って来て下さい・・・(私の元へ)」

 

一刀「もちろん。」

 

翠「危うく騙される所だったぜ・・・サンキューな。

 

あたしの真名を預けるよ・・・あたしは翠ってんだ・・・死ぬなよ。」

 

一刀「ああ、翠後は頼んだぞ。」

 

偽劉備「まっまて!待ってくれ!」

 

愛紗達は兵を纏め、偽劉備と一刀を残し、村へと赴いた。

 

一刀「さ~て・・・」

 

たたたたたたっ

 

兵士「もっ申し上げます!賊が直ぐそこまで!」

 

一刀「分かった。」

 

偽劉備「(今だ!)」

 

タタタタタタタタタッ

 

薔薇水晶「・・・逃げた・・・」

 

一刀「何時でも捕まえれる、今は賊だ・・・そこの兵士さん・・・頼みが有るんだけど。」

 

兵士「はい?」

 

連合軍会議天幕

 

兵士「申し上げます!先ほど子連れの山賊狩り殿が出陣なされました!」

 

華琳「何ですって!」

 

春蘭「華琳様!」

 

華琳「ええ!直ぐに援軍を・・・」

 

兵士「いえ!援軍は要らないとの事です!自分の攻撃で犠牲者が出るからと・・・」

 

華琳「(ただの猪武者なのかしら・・・でも面白そうね・・・)春蘭!私達も見に行きましょう。

 

兵は要らないわ・・・」

 

春蘭「ですが!」

 

華琳「春蘭。」

 

春蘭「・・・はっ!」

 

 

賊の頭「奴らはこの先だ!」

 

賊達『おおお!』

 

薔薇水晶「・・・させない」

 

地面から水晶の柱が無数に突き刺し、賊達を閉じ込めた。

 

そして、一刀は水晶の上で立っていた。

 

賊の頭「なっなんだ!この氷は!」

 

一刀「悪いけどさ、降伏してくれないかな?」

 

一刀は剣をくるくる回しながら、ものすごい殺気を出し、半数以上が気絶した。

 

賊の頭「・・・クッ!・・・分かった・・・降伏する・・・だからこの者達だけは助けてくれ。」

 

一刀「交渉成立だな・・・(謀反の状況を作ったこっちも悪いんだけどね。)」

 

残りの賊は武器を捨て、次々に降伏していった。

 

 

連合軍会議天幕

 

何進「素晴らしい!どうじゃ、妾の側近にならぬか?」

 

一刀「お断りします・・・では戻るのでこれで失礼します。」

 

一刀は華琳の方を向いて一礼をし、急いで村へと戻って行った。

 

華琳「(欲しいわ・・・あの力・・・あの覇気・・・絶対に物にしてみせるわ・・・でも・・・)」

 

春蘭「華琳様!何処か怪我をなさったんですか!?」

 

華琳「何を言ってるのかしら?」

 

秋蘭「ですが・・・涙が・・・」

 

華琳は自分でも知らず知らずの内に目から涙が出ていた。

 

華琳「!(どうして!・・・あの男と目が合った瞬間・・・私は・・・何・・・この安心感は・・・)」

 

 

道中

 

薔薇水晶「・・・泣いてるの?」

 

一刀「・・・これは汗だよ。」

 

薔薇水晶「・・・そう」

 

一刀「急ごう。」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

こうして、一刀と薔薇水晶は桃花村へと急ぐのであった。

 

続く・・・

 

 

次回

 

 

 

 

 

ラプラス「では、ここで一枚カードを切りましょう。」

 

パチンッ

 

???「・・・悪趣味・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星「ええい!(これだけの数、いったい何処に潜んでいたのだ!)」

 

翠星石「スィドリーム!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月音「っち!気色悪い人形め!吹っ飛べ!」

 

ブォンッ

 

ドゴーーーンッ

 

 

 

 

 

次回『桃花村攻防戦』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のキャラはなのは様です。

 


 
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